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Fターム[3G023AF03]の内容

内燃機関燃焼法 (11,295) | 対象とする機関 (203) | 過給機関 (78)

Fターム[3G023AF03]に分類される特許

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【課題】熱効率が高くかつエミッション性に優れた燃焼を高負荷域まで適正に継続させる。
【解決手段】少なくともエンジンの温間時における高負荷域で選択される過給HCCIモードでは、過給機35の過給により多量の空気を燃焼室5に導入することで混合気の空気過剰率λをλ≧2に設定するとともに、このλ≧2のリーンな混合気を圧縮上死点付近から自着火により燃焼させる制御が実行される。一方、上記過給HCCIモードよりも高負荷側の運転領域で選択されるリタードSIモードでは、混合気の空気過剰率λをλ=1に設定するとともに、インジェクタ10からの20MPa以上の噴射圧力による燃料噴射と、点火プラグ11による火花点火とを、圧縮行程後期から膨張行程初期までの期間内に実行することにより、圧縮上死点を所定期間以上過ぎてから混合気を火炎伝播により急速に燃焼させる制御が実行される。 (もっと読む)


【課題】副室内の圧力を検出せずに、他のパラメータを用いて簡易にさらなる安定燃焼を可能にする。
【解決手段】主室68に燃料ガスgを供給する主室ガス供給分岐管28aには主室ガス圧力調整弁48aが設けられ、副室72に燃料ガスgを供給する副室ガス供給分岐管28bには副室ガス圧力調整弁48bが設けられている。コントローラ50により、主室燃料ガス圧Pmと給気圧Psとの差圧ΔPmと、副室燃料ガス圧Ppと給気圧Psとの差圧ΔPpとの比ΔPp/ΔPmを制御することで、副室内空気過剰率λを理論空燃比となるように制御する。これによって、主室68の安定燃焼を可能にする。 (もっと読む)


【課題】燃焼室の壁温を好適に低下させることが可能なエンジンを提供することを目的とする。
【解決手段】エンジン50Aは、燃焼室Eに対して設けられた複数の吸気弁54を備え、複数の吸気弁54のうち、一部の吸気弁である第1の吸気弁54Aで燃焼室Eに新気を吸入するとともに、複数の吸気弁54のうち、他の吸気弁である第2の吸気弁54Bで燃焼室Eから吸入した新気を掃気する。エンジン50Aは、吸気行程において複数の吸気弁54で新気を吸入および掃気する。複数の吸気弁54で新気を吸入および掃気するにあたっては、具体的には第1の吸気弁54Aに対応させて、燃焼室Eに吸入する新気を加圧する過給機30のコンプレッサ部31を設けている。 (もっと読む)


【課題】ディーゼルエンジン1の制御装置において、予混合燃焼モードを実行可能な運転領域を、高負荷側に拡大する。
【解決手段】EGR率制御手段は、エンジン本体1の負荷の増大に伴い、所定負荷までは気筒11a内のO濃度が次第に低下する一方、所定負荷以上ではO濃度が次第に上昇するように、エンジン本体の負荷に応じてEGR率を調整し、噴射制御手段(PCM10)は、気筒内のO濃度が最も低い所定負荷を含む低負荷の運転領域においては(黒四角又は黒丸)、燃料噴射を圧縮上死点前に終了し、その後、燃料を着火及び燃焼させる予混合燃焼モードとする一方、予混合燃焼モードの運転領域よりも負荷が高い運転領域においては、燃料の噴射と当該燃料の着火及び燃焼とを並行して行う拡散燃焼モードとする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内燃機関に関し、簡単な構造で、均質燃焼運転と成層燃焼運転とをそれぞれ良好に行うことを目的とする。
【解決手段】内燃機関10は、吸気ポート14の内部に燃料を噴射する遠位燃料インジェクタ22と、吸気ポート14の内部であって遠位燃料インジェクタ22より下流側の位置で燃料を噴射する近位燃料インジェクタ24とを備える。近位燃料インジェクタ24は、吸気弁16が開いているときに燃料を噴射した場合にその燃料の噴霧によって点火プラグ20の近傍に濃混合気層を形成可能な位置に配置されている。内燃機関10は、燃料の全部または大半を遠位燃料インジェクタ22から噴射し、燃焼室全体に均質な混合気を形成して燃焼させる均質燃焼運転と、燃料の少なくとも一部を近位燃料インジェクタ24から吸気弁16が開いているときに噴射し、点火プラグ20の近傍に濃混合気層を形成して燃焼させる成層燃焼運転とを実行可能である。 (もっと読む)


【課題】過給圧を高めるための専用の装置が不要な内燃機関を提供する。
【解決手段】火花点火燃焼と圧縮自己着火燃焼とを切り替え可能なエンジン1は、吸気通路20と、吸気通路20に設けられた機械式過給機21と、過給機21よりも下流側に位置するように、吸気通路20に設けられたコレクタ25と、過給機21とコレクタ25との間に設けられた充填空間28と、火花点火燃焼から圧縮自己着火燃焼に切り替える際に、過給機21によって圧縮された吸気を充填空間28内に充填し、当該充填された圧縮吸気をコレクタ25に開放するように制御するECU60と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】混合気の自着火時期を制御することにより、幅広い負荷領域にて使用可能な予混合圧縮着火式内燃機関を提供する。
【解決手段】シリンダ2と、シリンダ2の内部を往復運動するピストン3と、シリンダ2とピストン3との間に形成される燃焼室4と、排気弁32の開閉によって燃焼室4との連通・非連通が切り換えられる排気路31と、第1吸気弁12の開閉によって燃焼室4との連通・非連通が切り換えられる第1吸気路11と、第2吸気弁22の開閉によって燃焼室4との連通・非連通が切り換えられ、第1吸気路11から燃焼室4に供給される流体よりも高い圧力で流体を燃焼室4に供給可能に構成することにより燃焼室4内の圧力を調整可能な第2吸気路21と、を備えた。 (もっと読む)


本発明は、燃焼チャンバを有するターボチャージャ付き往復ピストンエンジン、およびその作動方法に関する。燃焼チャンバは、少なくとも1つの吸気バルブ10と、1つの排気バルブ13と、ターボラグを回避するために圧縮空気をさらに供給する追加のチャージバルブ11とを有する。すべてのバルブ10、11、13は、カムシャフトを介してクランクシャフトに接続され、クランクシャフトへのチャージバルブの接続が作動停止されうることで、少なくとも1つのチャージバルブ11が閉じた状態にされる。化学量論的または準化学量論的な燃焼混合気用の空気の正確な計量は、ターボチャージャ4、およびスロットルバルブ8によってさらに達成される。圧縮空気タンクから空気を取り除く代わりに、チャージバルブ11が開いた瞬間の変位によって、円筒状の燃焼チャンバから圧縮空気タンク14内へ空気が注入される。 (もっと読む)


本発明の目的は、少なくとも1個の圧縮機シリンダと、少なくとも1個の作動シリンダと、圧縮燃料を圧縮機シリンダから作動シリンダへ誘導する少なくとも1個の圧力管路を備える軸方向ピストンモータの効率を向上させることである。これを目的として、軸方向ピストンモータは環状のカバーを有する少なくとも1個の圧縮機シリンダ入口弁を備える。 (もっと読む)


【課題】低速圧縮点火2サイクルエンジン内のピストンシリンダライナユニット用の動作パラメータを定める方法を提供すること。
【解決手段】低速圧縮点火2サイクルエンジン内のピストンシリンダライナユニット用の動作パラメータを定める方法は、シリンダライナから全ての断熱要素を除去するステップと、ターボ過給器の前の過給気の温度と相対湿度、および冷却器の後の過給気圧力、ならびにエンジンルーム内の大気圧を測定するステップと、冷却器の後の過給気の露点の温度を決定するステップと、給気の温度が露点よりもわずかに高く維持されるために、入口における空気冷却水の最小温度を決定するステップと、シリンダライナの当接面の温度を連続的に監視するステップと、シリンダライナの当接面の温度がシリンダオイルの引火点の温度より低く保たれるように、入口のシリンダ冷却水の温度を調整するステップとを含む。 (もっと読む)



【課題】圧縮自己着火燃焼による燃費改善やNOx低減等の効果をより高める。
【解決手段】本発明の過給機付き直噴エンジンは、吸入空気を加圧する過給機(25,30)と、燃焼室5に直接燃料を噴射するインジェクタ10とを備えており、このエンジンの少なくとも一部の運転領域には、圧縮自己着火による燃焼が行われるHCCI領域Aが設定されている。さらに、上記HCCI領域Aの高負荷側の一部に、過給条件下での圧縮自己着火燃焼が行われる過給HCCI領域(A2)が設定され、この過給HCCI領域(A2)では、上記過給機(25,30)による過給量が負荷に応じて増大されることにより理論空燃比よりもリーンな空燃比が維持されるとともに、圧縮行程中を含む複数のタイミングで上記インジェクタ10から燃料を噴射させる分割噴射が実行される。 (もっと読む)


圧縮行程のない独立したガス供給系を有する内燃機関が提供される。内燃機関は、本体、入力ユニット、出力ユニット、および排気ユニットを含む。本体は少なくとも1つの燃焼室を有する。入力ユニットは燃焼室に接続され、燃焼室に高圧燃料を投入し、燃焼室内に予め定められた圧力を生成する。出力ユニットは燃焼室に接続され、高圧燃料の燃焼により生成されたパワーを出力する。排気ユニットは燃焼室に接続され、高圧燃料の燃焼により生成された排ガスを排出させる。予め定められた圧力は、燃焼室に高圧燃料を投入することによって燃焼室内で直接生成され、その後、燃焼行程が行われる。本発明の内燃機関によれば、各出力は燃焼行程および排気行程を必要とするのみであるため、エンジン動作は比較的円滑であり、エンジンの回転速度を著しく増加し得る。
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【課題】圧縮自己着火モードで運転可能な領域をより高負荷側まで拡大しつつ、異常燃焼やエンジン出力の低下を防止する。
【解決手段】エンジンの運転状態が、圧縮自己着火モードが選択されかつ過給機23が使用される過給HCCI領域A2にあるときに、気筒2内の既燃ガス量を制御するEGRを行うとともに、吸気弁11の閉じ時期(IVC)を圧縮行程の下死点よりも遅角させて圧縮開始時期を遅らせ、かつ、エンジン負荷が高いときほど上記EGRの量および吸気弁11の閉じ時期の遅角量を増大させる。 (もっと読む)


【課題】筒内燃料噴射装置と吸気通路内燃料噴射装置とを具えた燃料噴射式内燃機関において、冷態始動時において安定した燃焼と、排気ガス中に含まれるHC成分を低減できる燃料噴射制御方法を提供すること。
【解決手段】内燃機関は、吸気通路内燃料噴射装置と、燃焼室内に噴射する筒内燃料噴射装置とを具えている。冷態始動時、開始から第1経過時間Aが経過したとき、筒内燃料噴射装置による圧縮スライトリーン燃焼を行う。その後第2経過時間Bが経過すると、圧縮スライトリーン燃焼に加え、吸気通路内燃料噴射装置による燃料噴射を行わせる。そして第3経過時間Cが経過すると、通常制御に移行させることとした。 (もっと読む)


【課題】セタン価とアロマ成分の含有量の間に反比例関係がない燃料が使用されるときも、燃焼音やエミッションの悪化を防止するようにした圧縮着火式内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】運転状態に応じて燃焼方式を予混合燃焼と通常燃焼の間で切り替え自在なエンジン(圧縮着火式内燃機関)において、燃料のセタン価を検出するセタン価検出ブロック(セタン価検出手段)60aと、燃料中のアロマ成分の含有量を検出するアロマ成分含有量検出ブロック(アロマ成分含有量検出手段)60bと、それぞれ個別に検出されたセタン価とアロマ成分の含有量に応じて燃焼方式を補正する燃焼方式補正ブロック(燃焼方式補正手段)60cとを備える。 (もっと読む)


【課題】パージに起因する燃焼状態の悪化を抑制することのできる圧縮着火式内燃機関を提供する
【解決手段】このエンジン10は、燃料タンク内71に発生する蒸発燃料を吸気装置40にパージする蒸発燃料処理装置80を備え、予混合圧縮着火燃焼を行う。そして、予混合圧縮着火燃焼とこれとは別の通常燃焼とを切替えるとともに予混合圧縮着火燃焼時にのみパージを行う制御手段を備える。 (もっと読む)


水噴射装置は、火花点火又は圧縮点火タイプの内燃機関の各燃焼室に取り付けるためのプラグ末端を有し、多量の水又は他の不燃性流体が、燃焼室内に噴射される。各燃焼室の温度及び燃焼圧、並びに大気の温度、圧力及び湿度が監視され、燃焼室内に噴射される水量を制御されるために使用され、エンジンが、標準的なISO定格大気条件で生じる内燃条件と同等な内燃条件で作動し、大気条件に関係なくISO定格出力を伝送する。ノズルが、所定の空間的噴霧パターンで、燃焼室内に水又は他の不燃性流体を噴射するための複数の開口を含む水噴射装置のプラグ末端に取り付けられている。火花点火エンジン用に、高エネルギー前室が、水噴射装置と一体化され、水が圧縮サイクル中に噴射された場合点火を促進する。ディーゼルエンジン用に、水噴射ノズルが、気筒内部のディーゼル噴射装置の空間的噴霧パターンを補完する空間的噴霧パターンを備えてもよい。エンジン内に噴射される少なくとも少量の流体を予熱するための外気熱交換器を用いると共に、燃焼を制御し圧縮工程中の効率を向上するための低温での流体の第一噴射と、非ISO条件の高定格出力を維持するために膨張行程中の実質的により高い温度での流体の第二噴射とを組み合わせることで、エンジン効率がさらに向上され得る。
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【構成】セタン価がきわめて低い燃料材料の燃焼方法である。混成チャージ圧縮点火式エンジンの燃焼シリンダーに燃料材料を噴射し、エンジンの実質的に全運転時間にわたって実質的に周囲温度より高い温度で燃焼空気または作動流体をシリンダーの導入口に供給する燃焼方法である。この方法に使用する圧縮点火式エンジン、このエンジンを使用して燃料を燃焼させる方法も提供される。 (もっと読む)


【課題】予混合圧縮着火を実施するガソリンエンジンにおいて、ターボ過給機により過給していると、予混合圧縮着火から火花点火に切り替える場合、ノックやプレイグニッションを生じる場合があった。
【解決手段】ターボ過給機と可変動弁装置とを備えて、運転領域に応じて予混合圧縮着火と火花点火とを切り替えて実施するガソリンエンジンにおいて、過給圧の低下を抑制しながら過給圧調整手段を制御して予混合圧縮着火を実施し、負のオーバーラップ期間を多くとも予混合圧縮着火の場合より短く形成して火花点火を実施するようにガソリンエンジンの運転を制御するものであって、予混合圧縮着火による運転領域から火花点火による運転領域に移る場合は、負のオーバーラップ期間を短縮し、吸気圧センサにより検出した吸気圧に基づいてノックの発生を抑制し得る過給圧の範囲内で過給圧を低下させるように過給圧調整手段を制御する。 (もっと読む)


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