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Fターム[3G024BA02]の内容

Fターム[3G024BA02]に分類される特許

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【課題】実質的に重量増加を抑えながら、有効にクランクケースの剛性強化を実現する内燃機関のクランクケース構造を提供する。
【解決手段】クランクケース11内にベアリングを介してクランクシャフト12を回転自在に支持し、ベアリングを嵌合保持するベアリング保持部30が形成される。ベアリング保持部30におけるクランクシャフト軸線を通りシリンダ軸線の方向に沿った第1の断面よりも、クランクシャフト軸線を通りシリンダ軸線と直交方向に沿った第2の断面S2の断面積が大きく設定される。 (もっと読む)


【課題】ポートウェットを効果的に抑制することのできる内燃機関の吸気ポートを提供する。
【解決手段】下流部分を2つの通路1,2に分岐させる分岐壁3と、その分岐壁3の上流に設けられたインジェクター取付部4と、を備える内燃機関の吸気ポートにおいて、吸気ポートの上壁5と下壁6とを繋ぐ隔壁7をインジェクター取付部4の上流に設ける。こうした吸気ポートは、隔壁7により剛性が高められるため、通路1,2の分岐位置Pを下流側に移しても、十分な強度を維持できる。そのため、隔壁7をインジェクターから離して、インジェクターから噴射された燃料の隔壁7への付着を抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】フィンによる冷却性能向上に加え、排気ポート内隔壁自体の熱伝導効率を向上させることで、冷却性能の更なる向上を図った排気ポートを有するシリンダヘッドを提供する。
【解決手段】排気ガス流路3bが隔壁6を介して隣接した排気ポート3を有するシリンダヘッド10であって、前記排気ポート3内部の排気ガス流路3b上流側に、排気ガスを冷却するとともに整流するためのフィン11を設け、当該フィン11により整流された排気ガスが前記隔壁6と衝突する部分の隔壁厚さを、その部分以外の隔壁厚さよりも厚くした。 (もっと読む)


【課題】カムシャフトの軸受け部分の重量増加を可及的に抑えながら支持剛性を良好に確保できる内燃機関のカム軸受け構造を提供する。
【解決手段】シリンダヘッド5bを立設するシリンダブロック5aのシリンダ軸線C2方向に沿ってカムシャフト38の中心点C3を通る直線L4を基準として、バルブスプリング33eの反力の作用方向L2に沿ってカムシャフト38の中心点C3を通る直線L3が直線L4に対して偏倚する側の第2カムジャーナル43の幅寸法を、直線L4を挟んで反対側に位置する第2カムジャーナル43の幅寸法よりも大きく設定する。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックとの熱伝導性が優れる鋳包用シリンダライナを提供する。
【解決手段】高さが0.3〜1.2mmで括れ部6を有する突起5を20〜80個/cm形成した外周面4に溶射層7を被覆した鋳包用シリンダライナ2において、前記溶射層7が鉄系材料からなり、前記ライナ外周面4の一定領域における溶射層7表面の表面積と前記領域面積との比が12〜23である。前記溶射層の厚さが0.01〜0.2mmであることが好ましい。前記溶射層がワイヤー状の溶射材料を用いて形成されることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】シリンダボア全体において、冷却性能をシリンダボア毎に略均等化すること。
【解決手段】スペーサ10は、(1番気筒♯1を覆う排気側及び吸気側におけるスペーサ10の断面積の和)≒(2番気筒♯2を覆う排気側及び吸気側におけるスペーサ10の断面積の和)≒(3番気筒♯3を覆う排気側及び吸気側におけるスペーサ10の断面積の和)≒(4番気筒♯4を覆う排気側及び吸気側におけるスペーサ10の断面積の和)、という等式の関係が成立するように設定されている。 (もっと読む)


【課題】ピストンの変位速度に対応してシリンダボア壁の効果的な保温及び冷却ができると共に、ピストンの摺動抵抗を低減すること。
【解決手段】スペーサ10は、ピストン摺動範囲の中間領域をピストンの摺動方向の所定範囲にわたって近接して覆う中間部100と、前記中間部100から上死点側に向けてシリンダボア側壁から徐々に離間すると共に肉厚を漸減する上傾斜部102aと、前記中間部100から下死点側に向けてシリンダボア側壁から徐々に離間すると共に肉厚を漸減する下傾斜部102bと、上傾斜部102aから上死点側に向けて延在する上延出部104aと、下傾斜部102bから下死点側に向けて延在する下延出部104bとを有する。 (もっと読む)


【課題】吸気ポートから燃焼室内に流入する吸気の流動を改善できるエンジンの燃焼室構造を提供する。
【解決手段】燃焼室11は、ペントルーフ頂部を境に、吸気側斜面15と排気側斜面16とを有している。吸気側斜面15に吸気ポート20a,20bが形成され、排気側斜面16に排気ポート21a,21bが形成されている。吸気側斜面15には、排気ポート21a,21bから遠い側にシュラウド部40が形成されている。吸気側斜面15から排気側斜面16にわたって吸気流動加工部50が形成されている。吸気流動加工部50は、ペントルーフ頂部を境に吸気側斜面15と同じ側に形成された吸気フロー面51と、ペントルーフ頂部を境に吸気フロー面51とは反対側に形成された排気側ガイド面52とを有している。排気側ガイド面52は排気側斜面16の一部をなす排気面53に連なっている。 (もっと読む)


【課題】カムハウジングに作用するカムの押圧力を低減することによってカムハウジングを小型化することのできる車両用エンジンを提供する。
【解決手段】車両用エンジン10は、シリンダヘッド50の上部に固定されるカムハウジング12と、カムハウジング12の上部に固定されるカムキャップ14と、カムハウジング12とカムキャップ14との間で回転可能に支持されるカムシャフト16と、カムシャフト16に設けられたカム18によって押圧されるロッカアーム20と、ロッカアーム20の一端を下方から支持するラッシュアジャスタ24を備えている。ラッシュアジャスタ24を装着するための円筒状のボア部36がカムハウジング12に対して一体的に設けられている。また、シリンダヘッド50には、ラッシュアジャスタ24の下面部を支持するベース部40が一体的に設けられている。 (もっと読む)


【課題】 スペーサによるピストンおよびシリンダボア間のフリクション低減効果を維持しながら、ピストンの上部からシリンダボアへの放熱性を確保する。
【解決手段】 スペーサ14がシリンダボア12aのウオータジャケット13の深さ方向中間部位を周方向全周に亙って覆うので、シリンダボア12aの中間部位が他の部分よりも高温になり、熱膨張によってピストン18との間のクリアランスが増加することで、フリクションを低減して内燃機関の燃費向上に寄与することができる。しかもシリンダボア12aの中間部位が他の部分よりも高温になることで、その部分を潤滑するオイルが温度上昇して粘性が低下するため、フリクションの低減効果が更に高められる。また冷却水がスペーサ14に遮られずに流れることができるシリンダボア12aのシリンダ軸線L2方向上部および下部は充分に冷却されるため、ピストン18の高温になり易い頂部およびスカート部18bの冷却性能を確保して過熱を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 シリンダ列線方向に並置された複数のシリンダボアの温度をウオータジャケットの内部に配置したスペーサにより均一化する。
【解決手段】 内燃機関のシリンダブロックのシリンダボアの周囲を囲むように形成されたウオータジャケットの内部に配置されるスペーサ14の高さHを、シリンダ列線L1方向中間部で段差t分だけ低くすることで、シリンダ列線L1方向両端部に位置する比較的に低温の端部シリンダボアと、端部シリンダボアを除く比較的に高温の中間シリンダボアとのうち、中間シリンダボアの冷却性能が端部シリンダボアの冷却性能よりも高くなり、中間シリンダボア冷却効果を高めて全てのシリンダボアの温度を均一化することができる。スペーサ14の厚さT1を、中間シリンダボアに臨む部分で薄くして端部シリンダボアに臨む部分で厚くしても、同様の作用効果を奏することができる。 (もっと読む)


【課題】 ウオータジャケットにスペーサを装着したシリンダブロックの各気筒のシリンダボアおよびピストン間の隙間を均一化してオイル消費量の増加を抑制する。
【解決手段】 シリンダ列線L1に直交する断面において、中間シリンダボア12a′および中間ピストン18′間の隙間ε′を端部シリンダボア12aおよび端部ピストン18間の隙間εよりも小さく設定したので、比較的に高温となる中間シリンダボア12a′が比較的に低温となる端部シリンダボア12aよりも大きく熱膨張しても、中間シリンダボア12a′および中間ピストン18′間の隙間ε′と端部シリンダボア12aおよび端部ピストン18間の隙間εとが均一になるようにし、オイルの消費量が増加するのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロック1とタイミングケース2との間に設けられた壁体4に、当該壁体4を貫通する鋳抜き部5を開設することで、厚肉による引け巣の発生を防止可能なタイミングケース一体型シリンダブロックを提供する。
【解決手段】シリンダブロック1とタイミングケース2を、鋳造にて一体成形してなるタイミングケース一体型シリンダブロックにおいて、前記シリンダブロック1と、前記タイミングケース2との間に設けられた壁体4には、前記壁体4を貫通する鋳抜き部5が開設されてなる。 (もっと読む)


【課題】直列多気筒内燃機関のシリンダブロックにおいて、両端のシリンダの間に位置する中間のシリンダの横断面が燃焼による熱膨張力で楕円形に変形するのを抑制する。
【解決手段】クランク軸Lの方向に関して両端に位置するふたつのシリンダ#1、#4の間に中間のシリンダ#2、#3を配置した内燃機関のシリンダブロック1において、中間のシリンダ#2、#3のクランク軸Lと直交する方向の壁厚を両端のシリンダ#1、#4のクランク軸Lと直交する方向の壁厚より大きくする。 (もっと読む)


【課題】スラスト力の作用する向きが反転することで発生するピストン打音を低減できる内燃機関のシリンダ構造を提供すること。
【解決手段】シリンダライナ1と、シリンダライナの径方向内方を軸方向に往復運動するピストン2とを備える内燃機関のシリンダ構造であって、ピストンに作用する径方向のスラスト力の向きは、ピストンが下死点BDCから上死点TDCに向けて運動する間に、スラスト力が作用する方向であるスラスト方向の一方に向かう向きF1から他方へ向かう向きF2に反転し、スラスト方向において互いに対向するシリンダライナの内周面のうち、ピストンよりも一方の側に位置する一方側の内周面5aには、径方向内側に向けて突出するガイド部6が形成され、ガイド部の設置位置は、スラスト力の向きが、一方に向かう向きから他方へ向かう向きに反転するときに、ピストンと径方向に対向する位置である。 (もっと読む)


【課題】シリンダヘッドと別体のロアカムホルダ及びカムキャップを用いてカム軸をシリンダヘッドに支持する内燃機関の動弁系回転軸の固定構造において、ヘッドカバーの特別な振動・騒音対策を不要とした上で、該ヘッドカバーのコストアップ、大型化及び重量増を抑える。
【解決手段】ヘッド外周壁106が、ヘッド中段面105に固定されたロアカムホルダ41の周囲を覆うように、前記ヘッド中段面105よりもヘッドカバー3側に延出してなり、このヘッド外周壁106の先端部にヘッドカバー3の外周壁3aの基端部を当接させて接続する。 (もっと読む)


【課題】シリンダライナのホーニング加工時に、凝着の発生がなく、シリンダライナの摺動面部に傷がつかないホーニング加工がなされるとともに、シリンダヘッドガスケットのシール性が維持されるシリンダライナおよびそれを備えたシリンダブロックを提供すること。
【解決手段】エンジンのシリンダブロック12に設けられ、ピストンを摺動させる摺動面部31とピストンと非接触の非摺動面部32とを有するシリンダライナ30において、摺動面部31が円筒体の内壁面で構成されるとともに、非摺動面部32が円筒体の端部30tで内壁面から半径方向の外方に徐々に拡径される拡径内壁傾斜面32kで構成され、円筒体の端部30tが、端部30tの外壁面30gから半径方向の内方に徐々に縮径される縮径外壁傾斜面30kを有し、拡径内壁傾斜面32kと縮径外壁傾斜面30kとが交差するよう円筒体の端部30tが形成されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ノックセンサがノッキングに起因する振動と他の機械ノイズとを区別してノッキングセンサがノッキングの振動を検知可能な内燃機関を提供する。
【解決手段】内燃機関は、ピストン19が収容される気筒18を内部に規定するシリンダブロック12と、シリンダブロック12上に配置され、気筒18と連通する燃焼室孔16が形成されたシリンダヘッド13と、シリンダブロック12の側面90,91のうち、一方の側面91に設けられたノッキングセンサ61とを備え、シリンダブロック12には、気筒18の周囲を取り囲むように延びるウォータジャケット30が形成され、シリンダブロック12は、気筒18とウォータジャケット30とを区画するライナ35を含み、ライナ35のうち側面91側に位置する部分の剛性を、他方の側面91側に位置する部分の剛性よりも低くする。 (もっと読む)


【課題】 バルブリフト可変機構を備えた内燃機関での中高負荷時における吸気効率の向上等を実現した内燃機関の燃焼室構造を提供する。
【解決手段】 シュラウド41は、バルブシート13の直下に位置する円環状のシュラウド面51と、シュラウド面51の下端に連続する凹曲面52とを有している。
シュラウド41は、バルブシート13の直下に位置する円環状のシュラウド面51を有しており、シュラウド面51の下端には、シュラウド面51に連続する凹曲面52が形成されている。中リフト状態(実線で示す状態)においては、凹曲面52と傘部11aとが対峙しながら、リフト量が大きくなるに従って、その距離L(すなわち、吸気流路53の断面積)が漸増する寸法形状となっている。また、シュラウド面51と凹曲面52とは鈍角をなしているため、該部には鈍角のエッジ54が形成される。 (もっと読む)


【課題】エンジンの実働時に生じるシリンダの熱4次歪を、効果的に低減する。
【解決手段】シリンダブロック20は、端気筒のシリンダボア16Bの肉厚Tに対し、中気筒のシリンダボアの16Aの肉厚Tが、全体的に厚く形成されていることにより、ライナ鋳包み時のシリンダボア冷却工程中の中気筒16Aの剛性が、端気筒16Bと比較して高くなる。そして、中気筒の収縮力が端気筒の収縮力を上回り、中気筒に係るシリンダボアの形状が冷却完了時まで優先的に維持されることから、ボア間が凹むことによる、中気筒のライナの熱4次歪の発生が抑えられる。 (もっと読む)


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