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Fターム[3G024GA32]の内容

内燃機関のシリンダブロック、ケーシング (17,598) | 製造方法 (1,714) | 固着 (461) | 溶接 (35)

Fターム[3G024GA32]に分類される特許

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【課題】エンジン運転が長期に渡り、上記ガス室に高圧燃焼ガスの導入、保持、排出が繰り返されても、ガス室にはカーボンの付着、堆積が発生しない往復動エンジンを提供すること。
【解決手段】往復動エンジン1は、ピストン2のトップリング5、セカンドリング6、セカンドランド7及びシリンダ内面8によって囲まれたガス室4に、膨張行程の初期においてシリンダ内面8のスラスト側10の上部位22に設けたガス通路23からピストン上方の高圧燃焼ガス12を導入し、この導入した高圧燃焼ガス12によってピストン2をスラスト側10から支持するようになっており、上記ガス室4内に、当該ガス室4内に沿って伸びた掃除部材13が上下方向に隙間20をもって上下動自在に挿入され、ピストン2の往復運動による掃除部材13の上記隙間20分の上下移動によってガス室4内に蓄積される異物が掃除されるようになっている往復動エンジン。 (もっと読む)


【課題】高い熱伝導性と肉盛り性とを兼備した、肉盛り溶接したエンジン用シリンダブロック、その製造方法および肉盛り材を提供する。
【解決手段】上面に銅系合金の肉盛り部を設けたアルミニウム合金から成るエンジン用シリンダブロックにおいて、上記銅系合金が5.0〜8.0%Ni、0.8〜1.0%B、残部Cuおよび不可避不純物から成ることを特徴とするエンジン用シリンダブロック。上記のエンジン用シリンダブロックの製造方法であって、上記銅系合金の溶加材を用いてレーザ肉盛り溶接により、アルミニウム合金のエンジン用シリンダブロックの上面に上記肉盛り部を形成することを特徴とする。上記の銅系合金から成ることを特徴とするアルミニウム合金製エンジン用シリンダブロック上面用の肉盛り材。 (もっと読む)


【課題】作業性を向上させることができるとともに、クロスヘッドを介して摺動板に伝達されるサイドフォースによる摺動板の変形を低減させることができる架構を提供すること。
【解決手段】シリンダ間を仕切るとともに、幅方向における中央部分を形成する第1の板と、この第1の板の燃料ポンプ側および排気側にそれぞれ位置して、燃料ポンプ側部分および排気側部分を形成する第2の板とを備えた隔壁13と、前記第1の板と前記第2の板との間に配置されて、クロスヘッドをガイドする摺動板12とを備えた架構3であって、燃料ポンプ側に位置して隣り合う前記摺動板12同士、または排気側に位置して隣り合う前記摺動板12同士を、補強部材14により連結した。 (もっと読む)


【課題】樹脂製のヘッドカバーにヘッドカバーの内壁面と離間して対向する上面を有するバッフルプレートを振動溶着する場合において、経年的に溶着部分が剥離することのない確実な溶着方法を提供する。
【解決手段】ヘッドカバー2の内壁面とバッフルプレート3の上面の一方に、その面から延設される仕切壁4を設け、その延設端6を他方の面に振動溶着する構造において、仕切り壁4の側端部8に柱状部10を形成し、他方の面に仕切壁の両面に対向する縦壁を有する溝形状13を設けることにより、振動溶着する際の仕切壁4の過大な振動を防止する。 (もっと読む)


【課題】溶接工数を低減させ、製造に要する工期を短期化させて、製造コストを低落させるとともに、溶接部にクラックが発生するリスクを低減させること。
【解決手段】内部に掃気が導入される内燃機関のジャケット1であって、第1の貫通穴11aおよび第2の貫通穴12aに挿入されてタイボルト10を収容するタイボルト収容パイプ14を備え、前記第1の貫通穴11aの気密性が、前記タイボルト収容パイプ14の上端部に設けられたフランジ部の下面と、前記フランジ部を受け入れる凹所の底面とのメタルタッチにより、または前記フランジ部と、前記凹所との間に配置されたO−リングにより確保され、前記第2の貫通穴12aの気密性が、前記タイボルト収容パイプ14の下端部と、前記第2の貫通穴12aとの間に配置されたO−リングにより確保されるようにした。 (もっと読む)


【課題】ボア間領域に溝部と蓋部とで形成する冷却媒体通路の設定自由度を高めることが可能なシリンダブロックの冷却構造を提供する。
【解決手段】エンジンの冷却構造1Aは、複数のボア13が形成されたシリンダブロック10Aのうち、隣り合うボア13間の部分に形成された溝部11Aと、溝部11Aとともに冷却媒体通路であるクーリングチャンネル20Aを形成する蓋部12Aと、を備える。蓋部12Aは、溝部11Aに対して材料を供給し、レーザービームで溶融することで設けられている。溝部11Aに蓋部12Aを設けるにあたっては、シリンダブロック10Aを適宜移動させるとともに、必要に応じてシリンダブロック10Aの姿勢の変化させることで、材料の供給位置およびレーザービームの照射位置を変えることができる。 (もっと読む)


【課題】ディーゼルエンジンの大型化および重量化を招くことなく、タイボルト穴の近傍に位置する天板、およびガイドバーと天板との接合部に集中する応力を低減させることができ、これら天板および接合部に亀裂が生じるのを防止することができる架構を提供すること。
【解決手段】シリンダ間を仕切る中央仕切り板11と、その両側に配置されたカム側の隔壁および排気側の隔壁と、これら中央仕切り板11および隔壁の上側に配置されるとともに、タイボルト穴17の形成された天板15,16とを備えた架構6であって、前記タイボルト穴17の近傍に位置する天板15,16に、前記タイボルト穴17に近づくことなく前記天板15,16の外方および前記タイボルト穴17から遠ざかる方に向かって1/4円弧を描き、前記天板15,16の内方および前記タイボルト穴17から遠ざかる方に向かって1/4円弧を描いて延びる切欠部18が設けられている。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のシール性能を向上させる。
【解決手段】シリンダヘッド2及びシリンダブロック1のウォータジャケット7を貫通するヘッドボルト6により、シリンダヘッド2がシリンダブロック1に締結されている。そして、シリンダヘッド2のロアデッキ4のヘッドボルト外周部に形成された環状の凹部18に、ヘッドボルト6の外周面及び凹部18の内壁面に密着する環状のシール部材19が挿入されている。これによって、ヘッドボルト6周囲からシリンダブロック1のウォータジャケット7への潤滑油の流入や、ヘッドボルト1周囲からシリンダヘッド2側への冷却水の流入が抑制され、内燃機関の稼働時におけるシリンダブロック1、シリンダヘッド2及びヘッドボルト6間のシール性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 穴の内周面に簡便かつ迅速にライニングを行う方法を提供する。
【解決手段】 円形の断面を有する穴が形成された母材12のその穴の内周面に、円筒形状をなすライニング材14をライニングする方法であって、母材の穴の内周面とライニング材との間に間隔を設けるようにしてそれら母材およびライニング材をセットし、その間隔内に円筒形状をなすインサート材が挿入された状態で、そのインサート材と母材およびライニング材とを相対回転させ、発生する摩擦熱を利用して、インサート材を介して母材の穴の内周面とライニング材の外周面との接合を行う。このライニング方法は、アルミニウム合金製の本体に形成されたボアの内周面への鉄合金製のライナのライニングに、適用できる。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックの冷却性能の向上を図る。
【解決手段】シリンダボア21を構成するシリンダ壁22と、シリンダ壁22を囲み、シリンダ壁22の気筒間に位置する部分と対向する開口部28を有するウォータジャケット壁23と、シリンダ壁22の上端とウォータジャケット壁23の上端とを連結してなるトップデッキ部25と、を備えたシリンダブロック本体部2がダイカスト成形され、シリンダブロック本体部2とは別体の閉塞部材3を開口部28に挿入接合することでウォータジャケット24が形成された内燃機関のシリンダブロック構造において、気筒間位置におけるウォータジャケット24には、閉塞部材3に形成された膨出部30によって、閉塞部材3とシリンダ壁22との間の冷却水流路幅が狭められる流路幅減少部31が形成されている。 (もっと読む)


【課題】側板の板厚を増大させることなく、サイドスラスト圧荷重等の増加に耐え得る架構を備えた。
【解決手段】ディーゼルエンジン22は、クランク軸を収容する台板部と、クランク軸を連動させるコネクティングロッド及びクロスヘッドを上下動させるガイド部を備えた架構部23と、クロスヘッドに連接されたピストンをシリンダに収容したジャケット部とを備えた。架構部23は、シリンダを仕切る二重隔壁15,16に断面I字状の鋼材からなる梁部材24を間隔を開けてスポット溶接で固定する。構造材を構成する梁部材24、24間には板厚の薄い側板25を梁部材24のフランジ部上に載せて溶接等で固定した。シリンダの内圧荷重やサイドスラスト圧荷重を梁部材24で受ける。 (もっと読む)


【課題】動力装置から発生する騒音を、動力装置に設けられるオイルパンを用いて効果的に低減できるようにする。
【解決手段】オイルパン1は、動力装置側に開放する形状に形成されて該動力装置を循環するオイルを貯留するオイル貯留部10と、オイル貯留部10内にチャンバーRを区画形成するチャンバー形成部20とを備えている。チャンバー形成部20の壁部には、オイル貯留部10に臨むように開口してチャンバーRに連通する開口部B1〜B6が形成されている。チャンバーRは、動力装置からオイル貯留部10に向けて放射される騒音を共鳴効果によって低減するように構成されている。チャンバー形成部20はオイル貯留部10の壁部に一体化されている。 (もっと読む)


【課題】樹脂製のオイルパンにおいて、高い剛性を有するとともにオイルパン内に貯留するオイルの温度を効率良く調節できるオイルパン構造とする。
【解決手段】オイルパン1は、エンジンEg各部を循環するオイルを貯留するオイル貯留部2aを有するオイルパン本体2を有している。またオイルパン1は、オイル貯留部2aに貯留するオイルの温度を調節する熱媒体を通過させる熱媒体通路Rを上記オイル貯留部2a内に区画形成する区画形成壁部3を有している。区画形成壁部3は、分割された上側通路形成部31と下側通路形成部5とを組み合わせて構成され、上側通路形成部31がオイルパン本体2と一体に形成されている。 (もっと読む)


【課題】内部に吸排気ポートを貫通させて収容するウォータジャケットの形成に好適なシリンダヘッド及びその製造方法を提供する。
【解決手段】シリンダヘッド側の燃焼室5を構成すると共に燃焼室5の壁面を貫通させて夫々設けた貫通孔11,12に吸排気バルブが着座するバルブシート13,14を圧入して備え、上面側にウォータジャケット空間6の下側部分を構成するよう一体若しくは接合して構成した周壁3を備える下部デッキ2と、一端部が前記下部デッキ2のウォータジャケット空間6側における前記各貫通孔11,12の周縁に接合され、他端部が前記周壁3を貫通した状態で接合される中空筒状の吸排気ポート21,22と、前記周壁3の下部デッキ2から離れた端部に接合されてウォータジャケット空間6の上側部分を構成する上部デッキ4と、を備える。 (もっと読む)


【課題】合理的な溶接構造の大型クロスヘッド・ディーゼル・エンジンを提供する。
【解決手段】クランクシャフト3を受け入れるためのベースプレート2と、2つの外壁4を含み且つベースプレート2の上に配置されるスタンド5とを有する大型クロスヘッド・ディーゼル・エンジン1に関する。シリンダ部分6がシリンダを受け入れるためにスタンド5の上に配置されて、ベースプレート2、スタンド5、及びシリンダ部分6は、スタンド5の領域内で横方向支持壁8に沿って延びるタイロッド7によって相互に連結されている。横方向高さHTの滑動表面9が、上死点OTPと下死点UTPとの間で行程経路HSにわたって往復動可能に配置されるクロスヘッド10を支持するために支持壁8の上に形成される。支持要素を、その横方向範囲が滑動表面9の横方向高さHTよりも小さいように、支持壁8に部分態様で配置する。 (もっと読む)


【課題】良好な接合品質を確保し、且つ剛性に優れたクローズドデッキ型シリンダブロック及びその製造方法を提供する。
【解決手段】クローズドデッキ型シリンダブロック10は、ブロック本体16と、前記ブロック本体16に設けられた孔部14a〜14cと、前記ブロック本体16に設けられたウォータジャケット部20とを備え、前記ウォータジャケット部20のガスケット面12側が閉塞部材22により閉塞されている。そして、閉塞部材22によって閉塞された後、摩擦撹拌接合にて、前記閉塞部材の外周部はブロック本体16と突き合わせ接合し、前記閉塞部材22の内周部はブロック本体16と重ね合わせ接合する。 (もっと読む)


【課題】クランクシャフトを受け入れる接地板と、該接地板に配置され、2個の外壁を有するスタンドと、シリンダを受け入れるシリンダ区画を含むクロスヘッド型の大型ディーゼルエンジンにおいて、スタンドの二重壁設計の支持要素の欠点を排除し、作動モードにおける負荷の下でのクロスヘッドの支持を安定させる。
【解決手段】接地板と、スタンドと、シリンダ区画とをクロスヘッドの摺動シューを支持する摺動面に沿って前記スタンドを延在するタイロッドによって相互に接続させることにより、スタンド周りの構造をより簡素化しスタンドの溶接を容易にすると共に、クロスヘッド支持を確実にする。 (もっと読む)


【課題】ブローバイガスの流れにより、通路部の内壁を伝って流れるオイルが、エンジンの吸気系へと運ばれないようにし、さらに、通過するブローバイガスの圧力損失を小さくできる構造とする。
【解決手段】シリンダヘッドカバー1には通路部2が設けられている。通路部2にはブローバイガス中に含まれるオイルを捕捉するオイル捕捉部7と、通路部2の内壁に付着し、ブローバイガスの流れによって、ブローバイガスの流れ方向下流側へ流れるオイルを止める突条部39とが形成される。突条部39はオイル捕捉部よりブローバイガス流れ方向下流側に位置し、通路部2を通過するブローバイガスにおける主流部Mfを回避するように形成される。 (もっと読む)


【課題】オイル捕捉板を互いに近接した状態で通路部に結合した後、シリンダヘッドカバー本体部と通路部とを振動溶着により溶着しても、オイル捕捉板の結合部近傍における破損等を防止できる構造のシリンダヘッドカバーを提供する。
【解決手段】ブローバイガスが流れる通路部2に、上流側オイル捕捉板4と下流側オイル捕捉板5とをブローバイガス流れ方向に交差するように近接して設ける。上流側オイル捕捉板4には貫通穴41aが形成され、下流側オイル捕捉板5には上流側オイル捕捉板4に形成された貫通穴41aに対向する位置からずれた位置において貫通穴51aが形成される。通路部2の壁には、上流側オイル捕捉板4の上流側支え板42と、下流側オイル捕捉板5の下流側支え板52とが係合する上流側凹部31と下流側凹部32とが形成され、上流側支え板42と上流側凹部31とが溶着され、下流側支え板52と下流側凹部32とが溶着される。 (もっと読む)


【課題】底駒とその上側を埋める肉盛溶接とでウォータジャケット13の上部を一体に繋いで、品質及び耐久性に優れたセミクローズドデッキ型シリンダブロックを製造すること。
【解決手段】オープンデッキ型シリンダブロック11のシリンダボア12の周囲のウォータジャケット13の内周壁面19と外周壁面20とを、底駒15と肉盛溶接16,17,18で一体に繋いでセミクローズドデッキ型シリンダブロック10を製造する方法である。オープンデッキ型シリンダブロック11には、一対の底駒収容用凹部21、22を備える。底駒15を、底駒収容用凹部21、22の対向面下部及び段部底面に嵌合するように収容する工程と、MIG溶接機により肉盛溶接16,17,18を行う溶接工程と、を実施する。 (もっと読む)


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