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Fターム[3G066AA03]の内容

燃料噴射装置 (54,956) | 前提となる機関の型式、用途 (4,454) | ガソリン、オットー機関 (2,061) | 渦流(スワール、タンブル)式機関 (90)

Fターム[3G066AA03]に分類される特許

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【課題】筒内直噴型の内燃機関であって、タンブル流を好適に利用し気筒内により均質な混合気を形成する内燃機関を提供する。
【解決手段】筒内直噴型内燃機関において、内燃機関において吸気行程の所定時期に気筒内に発生するタンブル流について、想定される該タンブル流の渦中心と燃料噴射装置の噴射口をむすんで形成される仮想渦中心線と気筒の径方向に延在する基準面とが為す角が渦中心角と定義され、燃料噴射装置から噴射された燃料噴霧の、気筒の縦方向における広がりにおける中心線と基準面とが為す角が噴射角と定義される。そして、燃料噴射装置は、気筒内において基準面よりも下方に燃料噴射を行い、渦中心角に対する噴射角の比率は0.7以下に設定される。 (もっと読む)


【課題】燃焼室20の混合気を燃焼室20での圧縮によって着火させる自着火燃焼制御時に失火が生じると、次回の燃焼サイクルにおいて燃焼を再開させることが困難となること。
【解決手段】イオン電流検出部62によって検出されるイオン出力値の最大値に基づき、完全失火が生じたと判断された場合、その直後の圧縮行程において、筒内噴射弁52から燃料噴射させ、点火プラグ36に放電火花を生じさせる処理を行う。一方、上記イオン出力値の最大値に基づき、部分失火が生じたと判断された場合、上記処理に加えて、吸気バルブ42が開弁するまで筒内噴射弁52及びポート噴射弁28の双方の燃料噴射を禁止させる処理を行う。 (もっと読む)


【課題】従来より、吸入空気のスワール流が発生している燃焼室内に、多噴口構造の燃料噴射ノズルから燃料を直接噴射して複数の燃料噴霧を形成するディーゼルエンジンでは、タイミングリタードによってNOx生成量は低減できるが、不完全燃焼が著しく、安定した燃費の向上と黒煙発生量の低減が難しく、特に、スワール流が大きいと、燃料噴霧が重なって燃料濃度が局部的に上昇して、更に不完全燃焼が著しくなる、という問題があった。
【解決手段】隣設する噴口34a・35aからの燃料噴霧45・46の重なりを減少する重複回避構成を備え、該重複回避構成として、前記燃焼室15内に空気を吸入する吸気弁3c・3cの閉弁動作の開始点である時期29a・50a・51aを吸気下死点B前に設定するバルブタイミング機構17を設けた。 (もっと読む)


【課題】 気筒内において温度分布をつけるとともに燃料濃度を均一化することにより、着火後の圧力上昇率の低い緩慢燃焼と二酸化窒素の発生を抑制する燃焼を実現し、HCCI運転可能領域を拡大できるHCCIガソリンエンジンを提供する。
【解決手段】
前記気筒1a内に、主として新気からなる低温ガス層T2と主としてEGRガスからなる高温ガス層T1とを層状をなすように形成する層状化機構70を備え、筒内燃料噴射弁24の特性及び配置構造を、噴射燃料が前記低温ガス層T2を通過後に前記高温ガス層T1に到達するように設定した。 (もっと読む)


【課題】圧縮行程で気筒内へ燃料を噴射して成層燃焼を実施する筒内噴射式火花点火内燃機関において、燃料噴射時の筒内壁面への燃料付着を抑制することで排ガス性状を改善するとともに、点火時点で成層燃焼を実施するのに良好な混合気を形成することを可能とする。
【解決手段】マルチホールインジェクタ6の取り付け角度θI、噴口の傾き角θN、噴口形状特性L/D、燃圧、および噴口配置角度θPの設定により、マルチホールインジェクタ6より噴射される燃料噴霧の自身運動エネルギーによる噴霧到達距離が、筒内に形成される縦旋回主流の内部領域となるように燃料を噴射する。 (もっと読む)


【課題】成層燃焼および均質燃焼のそれぞれの燃焼形態に対し、最適な混合気を形成できる筒内直接噴射式内燃機関およびそれに用いられる燃料噴射弁を提供することである。
【解決手段】筒内直接噴射式のガソリンエンジン10に搭載されている燃料噴射弁40より圧縮行程期間中に燃料が噴射される場合では、第一、第二燃料噴霧70、80がピストン30の凹部32に衝突し、その後、凹部32に衝突した第一、第二燃料噴霧70、80が凹部32の表面に沿って進行し、凹部32の周縁部より点火部91に向かい、吸気行程期間中に燃料が噴射される場合では、第一燃料噴霧70が吸入空気の流れに乗るように、かつ第二燃料噴霧80がピストン30の凹部32に衝突し、その後、吸入空気の流れに乗るように、第一、第二燃料噴霧70、80の方向が設定されている。 (もっと読む)


【課題】噴孔11の位置に影響されることなく噴孔11内に良好な液膜Eを形成する。
【解決手段】燃料流入路33に、周方向において部分的に断面積が大きくなる窪み部15を噴孔入口11a周りに設けるとともに、窪み部15にはシート部32から噴孔11へ向かう方向において断面積が大から小へと変化する領域15aを設け、この領域15aと、噴孔入口11aとが、ノズル全体の中心軸方向に見て重なるように配置する。
これにより、燃料流入路33の流路面積拡大部となる窪み部15を介して上流のシート部32側から噴孔11へ流入する燃料の流れが強化される。噴孔11へは、上流のシート部32側からの燃料流れが主流となり、この主流が噴孔11内の内側壁面に衝突し、テーパ形状の噴孔11の内壁に沿って薄く延ばされることにより、噴孔11内には良好な薄い燃料液膜Eが形成され、微細化された液体燃料を噴霧することができる。 (もっと読む)


【課題】均質燃焼時には良好なタンブル流を形成する筒内噴射式火花点火内燃機関において、成層燃焼をすべきときに、成層燃焼に適した可燃混合気を形成することが可能な筒内噴射式火花点火内燃機関を提供する。
【解決手段】成層燃焼をすべきとき、第1の燃料噴射によって噴射された燃料の噴霧50が、燃料噴射弁18に対向するシリンダボア部分に衝突後、その一部分が燃焼室5下方において正タンブル流51を形成すると共に残りの部分が燃焼室5上方において逆タンブル流52を形成する。形成された正タンブル流及び逆タンブル流は、ピストン4の上昇に伴って、正タンブル流が燃料噴射弁18側に上昇すると共に逆タンブル流がシリンダボア部分側に下降する。第2の燃料噴射によって噴射された燃料の噴霧54が、正タンブル流51によって点火プラグ10近傍に導かれ逆タンブル流52と衝突し、点火プラグ10近傍に可燃混合気55を滞留させる。 (もっと読む)


【課題】燃焼室4内での燃料のオクタン価の分布を機関運転状態に適したものとし、低負荷域での確実な着火と高負荷域での燃焼騒音抑制等を図る。
【解決手段】燃焼室4の上部中心に2つの燃料噴射弁が配置され、各々の円錐形の噴霧は、噴霧角が異なる。高オクタン価燃料F1は噴霧角が狭く、低負荷、中負荷では、圧縮行程後半にピストン3のキャビティ17内に噴射される。低オクタン価燃料F2は、噴霧角が広く、その噴射時期によって圧縮着火時期が制御されるが、低負荷域では、キャビティ17に衝突した高オクタン価燃料F1と干渉しない時期に噴射され、中負荷域では、キャビティ17から上昇した高オクタン価燃料F1と干渉する時期となり、一部が混合して、中間のオクタン価を有する燃料となる。高負荷域では、吸気行程中に高オクタン価燃料が噴射され、後から噴射された低オクタン価燃料F2と混合する。 (もっと読む)


【課題】圧縮行程初期に吸気ポート内へ筒内ガスが吹き返された時の吸気ポート内の吸気弁近傍の温度を正確に推定して、吸気弁及び吸気ポートの吸気弁近傍へのデポジットの生成を十分に抑制することができる内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】圧縮行程初期に気筒内から吸気ポート4内へ吹き返される筒内ガスの温度を、この時の吸気ポート内の吸気弁7近傍の温度として推定し、推定された温度が高いほど、圧縮行程初期に吹き返される筒内ガスの最小限界空燃比を大きく設定し、燃料噴射制御として、所望燃焼空燃比が最小限界空燃比以上である時には、筒内ガスの空燃比を所望燃焼空燃比とし、所望燃焼空燃比が最小限界空燃比より小さい時には筒内ガスの空燃比を最小限界空燃比とし、所望燃焼空燃比を実現するのに必要な残りの燃料を吸気弁閉弁後に気筒内へ噴射する。 (もっと読む)


【課題】燃料の霧化効率の向上を図ることができるエンジンを提供する。
【解決手段】本発明のエンジン120は、シリンダブロック122と、エアを吸気弁開口128を通して燃焼室Cに導入する吸気ポート131が形成されたシリンダヘッド121と、吸気弁開口128に向けて燃料を噴射する噴射口171を有する燃料噴射装置170と、噴射口171が内部に位置するチャンバ174と、スロットルボディ160とチャンバ174とに連通する副通路180と、噴射口171を取り囲みつつ噴射装置170の噴射方向(軸線S1方向前方)に延出してチャンバ174を径方向の内外に区画する筒状壁部11を有し、かつ筒状壁部11の噴射口171近傍部位に連通口15が形成されたアダプタ10と、連通口15を軸線S1方向の前後に挟む位置で、チャンバ174を構成する壁面137aとアダプタ10の外面との間を封止する第1・第2の封止部31、32とを備える。 (もっと読む)


【課題】気筒内壁面に近い部分の気流を制御して、燃焼室中央部分を旋回するタンブル流の主流の旋回を強化する。
【解決手段】内燃機関の燃焼室内に流入した吸気が、燃焼室内で所定の旋回吸気流となるように、燃焼室内に吸気を流入させる、筒内直接噴射式内燃機関において、ピストンが下降し、かつ吸気弁が開いている場合には、気筒上部円周部の、吸気流入側から燃料を噴射するように配置した筒内噴射燃料弁から、気筒の両側内壁面に沿った方向に燃料を噴射し、気筒内壁面に沿った吸気流の流れ方向を、気筒中央部分を旋回するタンブル流の主流方向に誘導し、タンブル流の主流を強化する。 (もっと読む)


【課題】高圧ポンプの過剰吐出異常が発生した場合に、燃料供給システムが破損するのを防止するとともに、内燃機関の運転性が低下するのを抑制する。
【解決手段】エンジン10には、燃料タンク25内の燃料を加圧する低圧ポンプ部30と、低圧ポンプ部30から吐出される燃料を更に加圧する高圧ポンプ部40と、高圧ポンプ部40から吐出される高圧燃料を蓄えるデリバリパイプ35とを介して燃料が供給される。ECU60は、燃料調量弁43により高圧ポンプ部40の燃料吐出量を制御することでデリバリパイプ35内の燃料圧力を制御する。一方、高圧ポンプ部40からデリバリパイプ35に対して高圧燃料が過剰吐出される状態であることが検出される場合には、高圧ポンプ部40の燃料吐出量を低圧ポンプ部30で制御する。 (もっと読む)


【課題】点火装置の耐用期間を長くし、ひいては保守整備間隔を長くすることが可能なエンジンを提供する。
【解決手段】本発明に係るエンジンでは、予燃焼室(4)は少なくとも1つの開口部(5)を介して主燃焼室(2)と連通されており、予燃焼室(4)には少なくとも1つの燃料ガスノズル(7)の噴射方向が向けられている。燃料ガスは予燃焼室(4)内に存在する希薄な燃料ガス・空気混合気と混合され、少なくとも1つの点火装置(6)によって、濃度が増大した燃料ガス・空気混合気に点火を行う。主燃焼室(2)と予燃焼室(4)とを連通させる単独のまたは各開口部(5)は、予燃焼室(4)の接線方向に概ね延在しており、それによって主燃焼室(2)から予燃焼室(4)へ流入する希薄な燃料ガス・空気混合気は、予燃焼室(4)内で渦流の作用を受ける。 (もっと読む)


【課題】燃料の噴射でタンブル流がより強化されるようにして燃焼室内における混合気の均一分散化をより促進させる。
【解決手段】マルチホールインジェクタ15が燃焼室5に直接燃料を噴射するように配設されている。燃焼室5内にタンブル流が生じるように、吸気口6から吸気が燃焼室5内に導入される。ピストン3の頂面3aには、排気側に偏在するキャビティ3dが凹設されている。吸気行程ではピストンの下降中に燃料噴射が終了し、その燃料噴射の終了時である吸気工程における上死点後140度のクランク角度のときに、最も下向きの下方噴霧23fが排気側の端部よりも吸気側でキャビティ3dに衝突する。最も上向きの噴霧21fは、点火プラグ13に接触しないようになっている。 (もっと読む)


【課題】トーチ火炎がピストン冠面やシリンダヘッド等へ衝突するのを抑制して、冷却損失を低減することができる副室式内燃機関を提供する。
【解決手段】副室12は、シリンダ軸方向と直交する面内の一方向に長く延びて形成され、連通路13a,13bは、トーチ状の火炎をシリンダヘッド1とピストン3との間に噴出させるような状態で、副室12の長手方向に複数並んで形成されている。 (もっと読む)


【課題】ピストン冠面に付着して点火直前まで残留する付着燃料を低減することの可能な燃料噴射装置を提案する。
【解決手段】運転状況に応じて複数の吸気弁1,2のうちのいずれかを停止させる吸気弁部分停止制御を実行する直噴式内燃機関の燃料噴射装置において、点火プラグ近辺に向けた噴霧及びピストン冠面に向けた噴霧を形成する複数の噴口10を有し、該複数の噴口10のうち、少なくとも、吸気弁部分停止制御中に動作させる吸気弁1の下方のピストン冠面6へ向けて噴霧を形成する噴口10cについて、他の噴口10a,10bよりも口径を小さくした燃料噴射装置を提案する。 (もっと読む)


【課題】燃焼空間内へ直接燃料を噴射する燃料噴射手段のみを用いて、燃料と空気との均質化を促進すること。
【解決手段】内燃機関1は、シリンダヘッド1H側では、シリンダヘッド1Hに開口する吸気口3ioからシリンダヘッド1Hに開口する排気口3eoへ向かうタンブル流TFが形成される。また、直噴噴射弁10によって燃焼空間Bに直接燃料が噴射される。直噴噴射弁10は、吸気上死点と吸気下死点との中間よりも吸気上死点側で、ピストン頂面5Tとシリンダ内面1Swとが交差する部分に向かって燃料を噴射し、その後に再び燃焼空間Bへ燃料を噴射する。 (もっと読む)


【課題】最大噴射量を低減することなく、最小燃料噴射量を低減できる燃料噴射制御装置を提供することにある。
【解決手段】駆動回路56は、燃料噴射弁の開弁時に、高電圧電源から電流を燃料噴射弁53に供給し、弁体を開弁させた後、低電圧電源VBに切り替えて電流を供給し、開弁の保持を行う。マイコン57は、燃料噴射弁の開弁時に、高電圧電源VHから電流を燃料噴射弁53に供給後、急速に電流を放電させ、弁体の開弁を保持できない第1の電流値Ihold1以下まで低下させた後、開弁を保持できる第2の電流値Ihold2を供給するように、燃料噴射弁53に供給する電流を制御する。 (もっと読む)


【課題】吸気弁の開弁時において、好適にタンブル流を形成することができる内燃機関を提供することを課題とする。
【解決手段】燃焼室16に連通する吸気通路30を閉塞する閉弁位置から吸気通路30を開放する開弁位置まで前進可能であると共に、開弁位置から閉弁位置まで後退可能な吸気弁34と、吸気弁34の開弁時において、吸気弁34の前進方向の前方における燃焼室16の圧力を上昇可能な圧力上昇手段45と、を備えた。これにより、吸気弁34の開弁時において、吸気弁34の前進方向直下における燃焼室16の圧力を上昇させることにより、燃焼室16内の圧力差を低減することができるため、吸入した空気が吸気弁34直下付近に引き寄せられることなく、好適にタンブル流を形成することができる。 (もっと読む)


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