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Fターム[3H039AA03]の内容

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Fターム[3H039AA03]に分類される特許

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【課題】ラップ内外の圧縮室に給油を行うことが可能なスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】スクロール圧縮機は、それぞれの鏡板の一方の面に螺旋状のラップ24b、26bが設けられた固定スクロールおよび可動スクロールを備える。固定スクロールのラップ24bと可動スクロールのラップ26bとを互いに組み合せることにより、隣接する固定スクロールのラップ24bと可動スクロールのラップ26bとによって囲まれる空間にそれぞれ圧縮室を形成する。固定スクロールよび可動スクロールの少なくともいずれか一方のラップ24b、26bにその基端から先端まで貫通する給油孔82が形成し、給油孔82の先端から各々の圧縮室40a、40bへの流路長および/または流路断面積に差をつけることにより油の流路抵抗に差をつける。 (もっと読む)


【課題】転覆耐力を弱めることなく、摺動損失を低減可能なスクロール圧縮機を提供すること。
【解決手段】スクロール圧縮機は、潤滑油を貯留する潤滑油溜まり20と、互いにラップが向かい合う固定スクロール12と旋回スクロール13とを少なくとも含み、潤滑油溜まり20からの潤滑油が供給されると共に、電動機3からの動力により該旋回スクロール13が旋回して、吸入された冷媒ガスを圧縮する圧縮機構2と、潤滑油溜まり20から供給された潤滑油の一部が溜まる凹部13cとを備え、凹部13cは、旋回スクロール13の鏡板面上であって、該旋回スクロール13の鏡板上のラップ巻き終わりから離れた位置に形成され、固定スクロール12の鏡板のみに接する。 (もっと読む)


【課題】冷却用流体をポンプによって固定スクロールおよび旋回スクロールへ供給するスクロール圧縮機において、固定スクロールおよび旋回スクロールに対する冷却用流体の供給量を充分に確保する。
【解決手段】スクロール圧縮機(171)には冷却用流体回路(180)が設けられる。冷却用流体回路(180)は、冷却用流体としての冷凍機油が貯留される油溜め部(130)と、油溜め部(130)に浸漬される油ポンプ(120)と、油ポンプ(120)の吐出側に接続される上流側冷却器(181)とを備える。油ポンプ(120)は、油溜め部(130)の冷凍機油を直接吸い込んで上流側冷却器(181)へ押し出す。上流側冷却器(181)で冷却された冷凍機油は固定スクロール(30)の固定側通路(40)と旋回スクロール(50)の旋回側通路(60)へ供給される。 (もっと読む)


【課題】両スクロールの摺動に用いられる潤滑油の量を低減して、油切れの発生を抑制するスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】可動スクロール20の油通路25は、可動スクロール20の旋回時に、ボス部23内部と固定スクロール10の油溝15とを間欠的に連通して、ボス部23内部の潤滑油を、固定スクロール10の油溝15に間欠的に供給する。このため、固定スクロール10の油溝15に供給する潤滑油を低減できる。 (もっと読む)


【課題】旋回スクロール部品のラップ端部及び背圧室へ冷凍機油が過剰に供給されることを防ぐことにある。
【解決手段】旋回スクロール部品24の旋回運動中に、固定スクロール部品26に設けられた連通窪み63は、旋回スクロール部品24に設けられた第1連通孔61及び第2連通孔62の一方又は両方と周期的に連通する。これにより、油室52は、旋回スクロール部品24の旋回運動中に、第1連通孔61、第2連通孔62及び連通窪み63を介して、圧縮室40及び第2空間37bと周期的に連通する。従って、油室52の内部の冷凍機油が、圧縮室40及び第2空間37bに間欠的に供給される。 (もっと読む)


【課題】冷却用流体を固定スクロールおよび旋回スクロールへ供給して被圧縮ガスを冷却するスクロール圧縮機において、被圧縮ガスに対する冷却効果を高めることにある。
【解決手段】スクロール圧縮機(171)には、油溜め部(130)に冷却用流体として貯留される冷凍機油を固定スクロール(30)の固定側通路(40)と旋回スクロール(50)の旋回側通路(60)とへ供給する冷却用流体回路(180)が設けられる。固定側通路(40)および旋回側通路(60)は、冷凍機油が流通するラップ内通路(41,61)と鏡板内通路(42,62)を有する。そして、固定側通路(40)および旋回側通路(60)は、ラップ内通路(41,61)を流通する冷凍機油の一部がラップ(33,53)の先端から圧縮室(23)へ漏れ出るための漏出口(48,67)を有する。 (もっと読む)


【課題】クランクピン軸でのガスブロー時においても軸受部分へ安定して給油し、軸受損傷を防ぐことができるスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】
スクロール圧縮機1は、可動スクロール26と、固定スクロール24と、軸方向に給油孔17aが貫通して形成されたクランクピン軸(17)とを備えている。可動スクロール26のボス26c内部におけるクランクピン軸17の上部の第1空間Aと、ボス26c外部の第2空間Bとが形成されている。クランクピン軸17内部の給油孔17aから吸い上げた油の一部を第1空間Aから可動スクロール26と固定スクロール24との接触面84に供給する供給路81が、可動スクロール26内部に形成されている。第1空間Aと第2空間Bとの間は、クランクピン17bとボス26cとの隙間である軸受隙間Gよりも大きな流路径を有する連通路86によって連通させている。 (もっと読む)


【課題】スクロール部材の背面に設ける背圧室の圧力を安定化することで、一方のスクロール部材が他方のスクロール部材に付勢される付勢力の変動を低減してスクロール圧縮機の高効率化を図る。
【解決手段】一方のスクロール部材の歯底で、両系統の圧縮室を臨むような位置に、背圧連通路の圧縮室側連通口を設け、圧縮室側連通口を設けたスクロール部材の内線が形成する圧縮室の圧縮開始を先行させるような歯形とする。これにより、圧縮室側連通口と連通する圧縮室の圧力変動幅が小さくなり、これにともなう背圧の変動幅が小さくなる。この背圧変動の抑制により、スクロール部材の変形変動が抑制され、両スクロール部材間の隙間におけるシール性改善による漏れ損失低減と、干渉の抑制による摩擦損失の低減で、全断熱効率を向上できる。 (もっと読む)


【課題】圧縮途中の圧縮室から吸入室および圧縮開始から終了までの行程における圧縮室間の漏れを抑えることにより、性能低下が起こることなく、信頼性の高い高効率なスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】旋回スクロールのラップ上面と固定スクロールのラップ溝底面との間のスラスト方向隙間が、内周側から外周側へと漸次増加するように、旋回スクロールのラップ上面の外周巻き終わりから最大180°までの範囲内にラップ高さが減少するように傾斜面を設け、この傾斜面に開口する給油孔を形成したもので、給油孔と固定スクロールのラップ溝底面との隙間をラップ上面の傾斜で容易に調整して、給油孔から供給されるオイルを必要最小限に調整して供給することができ、旋回スクロールと固定スクロールで双方向に形成される圧縮室に、1つの給油孔で圧縮開始直後からほぼ均等に給油することができ、シール性の向上を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】スクロール圧縮機において、リリース弁の開き遅れを防止し運転負荷を低減して圧縮機性能を向上できると共に、安定したリリース弁機能を量産的に得られるようにすること。
【解決手段】スクロール圧縮機は、圧縮室11で作動流体を圧縮する圧縮機構部と、圧縮された作動流体が吐出される吐出圧室2fを形成する密閉容器とを備える。固定スクロール5は、圧縮室11の圧力が設定圧力より上昇した場合に、圧縮室11と吐出圧室2fとを連通するように開路するリリース弁装置15を備える。リリース弁装置15は、リリース流路15iと、リリース流路15iを開閉するように設けられたリリース弁15dと、リリース弁15dに弾性押圧力を付加する弁押圧体15hと、リテーナ16とを備える。弁押圧体15hは、リリース弁15dがリリース流路15iを閉じた状態でフリーになり且つリリース流路15iを開いた状態で圧縮される弾性部15eを有する。 (もっと読む)


【課題】圧縮室内の冷媒ガスが所定の圧力に到達したにも関わらず、吐出口に至る連通経路が狭いために、過圧縮損失が発生し、性能悪化を引き起こす恐れがある。
【解決手段】第1の圧縮室15aが離間する時の前後でほぼ同時に、吐出口18が旋回スクロール13のラップ13aをまたいで第1の圧縮室15aに入り込む構成とすることで、直接吐出口18が第1の圧縮室15aに開口するため、両スクロールのラップ間隙間に加え、連通経路を十分に確保することができ、過圧縮損失を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】近年の冷凍空調機器の高効率化と、二酸化炭素などの高圧冷媒の適用に伴い、スクロール圧縮機における固定スクロールと旋回スクロールの鏡板が摺動するスラスト面での摺動損失低減が課題となっていた。
【解決手段】旋回スクロール13の鏡板13a内部に、一方の開口部が固定スクロール12と旋回スクロール13の鏡板13aとのスラスト摺動面40に開口し、もう一方の開口部が固定スクロール12の鏡板12bの背面の吐出空間31に開口する通路80を設けることにより、スラスト摺動面40にオイルを供給することができ、摺動損失を低減し、圧縮効率向上および高信頼性化を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】旋回スクロールの背面雰囲気が作動流体の吸入温度よりも高温の流体であることに起因して発生する旋回スクロールラップの倒れ込みによるラップ同士の側面接触を抑制する。
【解決手段】旋回スクロール9のラップ内壁側圧縮室の圧縮開始点9a−0からさらに中心側に至るまでの範囲に亘り、旋回スクロール9のラップ先端側の内壁曲線と固定スクロールのラップ根元側の外壁曲線からなる最小ラジアル隙間Da−1を他の部分における最小ラジアル隙間Da−2、Dbよりも必要最小量の範囲で大きく形成する。これにより、旋回スクロールの鏡板が背面の高温流体により加熱され、吸入した作動流体と直に接する旋回スクロールのラップ部が冷却されて鏡板との間に熱膨張差を生じ、冷却された部分の旋回スクロールのラップが中心側へと倒れ込んでも、ラップ間の接触を抑制しつつ、最小ラジアル隙間の均一化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】旋回スクロールの背面雰囲気が作動流体の吸入温度よりも高温の流体であることに起因して発生する旋回スクロールラップの倒れ込みによるラップ同士の側面接触を抑制する。
【解決手段】固定スクロール6のラップ外壁側圧縮室の圧縮開始点6b−0からさらに中心側に至るまでの範囲に亘り、固定スクロールのラップ根元側の外壁曲線を内側にオフセットする。これにより、旋回スクロールの鏡板が背面の高温流体により加熱され、吸入した作動流体と直に接する旋回スクロールのラップ部が冷却されて鏡板との間に熱膨張差を生じ、冷却された部分の旋回スクロールのラップが中心側へと倒れ込んでも、ラップ間の接触を抑制しつつ、最小ラジアル隙間の均一化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】リリース弁装置の設置場所の制約を受けず、コンパクト且つ構成部品点数の少ない低コストなリリース弁機能を備えたスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】圧縮室11側に配設されたリリース穴15aと吐出圧室2f側に配設されたリリース弁室15cとが連続して構成されたリリース流路15iが配設された固定スクロールの前記リリース弁室内に、ガイド部材15fと、弁押圧体15eと、リリース弁15dが配設され、前記圧縮室と前記吐出圧室との連通が遮断されるように弁押圧体15eによってばね付勢されたリリース弁15dが、弁押圧体15eのばね付勢に抗して前記圧縮室と前記吐出圧室とを連通することによって過圧縮または液圧縮を防止するためのリリース機能を有するスクロール圧縮機において、前記リリース弁室15c内にガイド部材15fを固定した。 (もっと読む)


【課題】運転状況に拘わらず、可動スクロールにそのスラスト荷重に対して最適な背圧を作用させ、スラスト荷重に起因した可動スクロールが受ける摩擦抵抗を低減させることができるスクロール型流体機械を提供する。
【解決手段】スクロール型流体機械は、可動スクロール(34)の背面側に形成された背圧室(52)と、この背圧室(52)を可動スクロール(34)の径方向に関して区画可能とするシール装置(61)とを備え、このシール装置(61)は、可動スクロール(34)の径方向に互いに離間した大径及び小径のシールリング(62、62’)と、これらシールリング(62、62’)の一部を分断して形成され、そのシールリングの内外を連通させる一方、シールリングの熱膨張により閉じられる開口部(70、70’)とを含み、内外のシールリングの線膨張率が同一の場合、大径のシールリングの開口部はその開口幅が小径のシールリングの開口部よりも狭くされている。 (もっと読む)


スクロール圧縮機に組み込むことができる逆止弁を提供する。逆止弁は、逆止弁ハウジング内に設けられたバルブディスク部材とリテーナ部材との間の静的な結合固着力を阻止するように構成される。かかる静的な結合固着力は、逆止弁ハウジングのバルブディスクとストッププレートとの間で薄い潤滑剤の膜を生成するようなスクロール圧縮機内に生じるオイルミストに起因して特に発生し易く、ストッププレートからのバルブディスクの引き離し(取り外し)を行うときに吸着タイプの静的な結合が発生する。リテーナとバルブディスクとの間に逃がし領域を設けて、かかる静的な結合固着力を大きく低減する及び/又は除去する極小の接触表面領域を構成する。例えば、バルブディスクを皿形状に設けて、リテーナ要素としてのストッププレートに対面する凹面を有するように構成することができる。
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【課題】比較的容易に加工ができ、低コストで、高信頼性・高性能を実現することができる電動回転機械を得る。
【解決手段】複数の鋼板2aを積層して構成された固定子2が容器1の内部に固定された電動回転機械7において、固定子2を積層方向に挟持する固定部材5及び固定部材6を備え、固定子2の外径を、容器1の内径以下に形成し、固定部材5及び固定部材6で固定子2を挟持し、固定部材5及び固定部材6を容器1の内部に固定して、固定子2を容器1の内部に固定する。 (もっと読む)


支持部をライニングする軸受複合材料部は、熱可塑性適合材料と砥粒との組み合わせを含み、軸受とその一部が回転可能に取り付けられるシャフトとの間のミスアライメントによって生ずる可能性を有するエッジ荷重(集中荷重)による影響を改善する、組み合わされた効果を提供する。適合材料は、記憶性を有することなく、コールドフロー並びにクリープを生じるようなPTFEで設けてもよい。結果として、ミスアライメントの問題並びにエッジ荷重は、エッジ荷重の位置における駆動シャフトからの金属材料の研削による除去と全体としてより大きな軸受接触面をもたらすことができるエッジ荷重の位置における適合材料のクリープとの組み合わせによって改善される。
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【課題】コスト低減効果を維持しつつインジェクション部での逆流を抑制して圧縮効率の向上を図ることができるスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】端板上に渦巻き状ラップ45,49を立設して構成され、相互に噛み合うことにより冷媒を圧縮する複数対の対向する圧縮室Cを形成する固定スクロールおよび旋回スクロールを備え、ラップ45,49には、先端面とボトム面とにそれぞれ外周側の渦巻き状ラップ高さを内周側の渦巻き状ラップ高さよりも高くする段差部51,53および段付部63,65が備えられ、冷媒を圧縮中の対向する一対の圧縮室の一方に、外部から供給された冷媒を供給するインジェクションポート17が設けられたスクロール圧縮機であって、インジェクションポート17は、段差部51,53および段付部63,65から内周側に向かって30°の位置から外周側に向かって10°の位置の範囲に設けられている。 (もっと読む)


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