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Fターム[3H072CC85]の内容

水力タービン (3,090) | 構成 (1,109) | パラメータ (32)

Fターム[3H072CC85]に分類される特許

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【課題】水車運転時、ランナベーンの後縁に改良を加え、ポンプ運転時の動力水の逆流防止と相俟って水車運転時の部分負荷効率の向上を図ったフランシス形ポンプ水車を提供する。
【解決手段】フランシス形ポンプ水車は、ランナベーン20が、正圧面31および負圧面30をともに内側に向って膨出状の湾曲24に形成するとともに、クラウン22側の肉厚をtcとし、バンド21側の肉厚をtbとし、翼高さ方向の中央部における最小肉厚をtとするとき、最小肉厚tを、t/{(tc+tb)/2}≦0.90の範囲内に設定した。 (もっと読む)


【課題】キャビテーションの抑制を図った軸流水車およびそのランナを提供する。
【解決手段】一実施形態に係る軸流水車のランナは,軸を中心に回転可能であり,この軸上の点を中心とする第1の球面の一部に対応する第1の面を含む周面を有する,ランナボスと,前記軸の内周側に配置され,前記第1の球面の一部に対応する第2の面を含む内周面と,前記軸の外周側に配置され,前記点を中心とする第2の球面の一部に対応する第2の面を含む外周面と,前記内周面と前記外周面の間に配置され,水流により負圧が印加される負圧面と,前記内周面側の前記負圧面上に配置される,凹面形状または平面形状の領域と,を有するランナベーンと,を具備する。 (もっと読む)


【課題】吸出し管の出口での流速をより低減し,エネルギー効率の向上を図った軸流水車およびそのディスチャージリングを提供する。
【解決手段】一実施形態に係る軸流水車のディスチャージリングは,第1の軸を中心として回転可能なランナボスと,このランナボスの外周に配置され,この第1の軸と異なる第2の軸を中心として,このランナボスに対して回転可能であり,球面状の外周面を有するランナベーンと,を備えるランナを覆う,ディスチャージリングであって,前記外周面に対向して配置される,球面状の内周面を有する球面部と,上流側に配置され,かつ前記第1の軸を含む面上で,第1の円弧をなす,第1の内周面と,下流側に配置され,かつ前記面上で,前記第1の円弧の半径より小さい半径の,第2の円弧をなす,第2の内周面と,を有し,前記球面部と吸い出し管とを接続する,スロート部と,を具備する。 (もっと読む)


【課題】 小川の落差個所に設置され、落水で水車を回して発電する簡易型の発電機であり、落水を効果的に受けて水車の回転効率を上げるとともに、設置及び維持のコストが安い発電用水車を提供する。
【解決手段】 河川の落差個所に、落差面にほぼ沿って据え付けられる外周に羽根を取り付けた軸を有する発電用水車であり、軸の半分側の羽根の上を遮蔽するとともに、軸を傾斜させる。 (もっと読む)


【課題】コンパクトな形状で軽量であり、効率良く水流のエネルギーを回転力に変えて、高い変換効率を得ることができ、運転時の安全性を高めることができる水力変換装置を提供する。
【解決手段】本発明のFRP製水力変換装置1は、水路4に配置されたFRP製水力変換装置1であって、1枚以上のFRP製円盤部16と、前記FRP製円盤部16と一体または別体として成形され前記FRP製円盤部16に固定されたFRP製パドル部20と、前記FRP製円盤部16の中心に固定された水車軸18とからなる水車12と、前記水車12が水流の水力により回転運動するように前記水車軸18を軸支するとともに前記水路4中に配置されたFRP製導水装置14と、前記FRP製導水装置14内に設置された増速機19bと、を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】回転部と静止部との間のシール部からの漏流の流量を低減し、機器の体積効率を向上させることができる流体機械を提供する。
【解決手段】実施形態の流体機械において、回転部を構成するランナ12のランナバンド15と、このランナバンド15に対向するように設けられた、固定部であるシールライナ22との間には、円環状の微小間隙からなるシール部31が形成されている。シール部31を構成するシールライナ22の表面24には、断面形状が四角形の溝40が周方向に形成されている。溝40の溝形成方向に対して垂直な断面において、溝40の、漏流の流れ方向に対して最も上流側の辺WUと、溝40の、シールライナ22の表面24の延長線上となる辺W0とのなす角θは15度以上40度以下に構成されている。 (もっと読む)


複数のタービンブレードを備えるタービンアセンブリであり、各ブレードは、当該ブレードのスラスト係数が第一回転速度に達するまでは当該タービンアセンブリの回転速度と共に増加し、第一回転速度を超えると当該タービンアセンブリの無拘束速度に達するまでは顕著に減少するような、設定角度分布を有している。
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【課題】水車運転時のみならず、起動停止時及び試運転時においても、ランナ背圧室からの漏水の抑制が簡易な構造で可能な主軸封水装置を得ること。
【解決手段】主軸2が上カバー3を貫通する部分において、主軸の軸方向に間隔を介して設置された複数のシール部4と、複数のシール部の間に主軸と対向して設けられた射出口21と、ランナの回転に伴って水圧が上昇するランナ背圧室5に開口された取水口19と、取水口と射出口を接続する給水管7と、給水管の中途に設置された給水タンク9とを備え、取水口は、ランナ背圧室内において、水車運転中にランナ背圧室内の水を給水タンクに汲み上げることが可能な圧力が発生する位置に設置されており、給水タンクは、水車運転中のシール部のシールに最低限必要な圧力の水を重力によって射出口から射出するために必要な高さ以上の位置に設置されている。 (もっと読む)


【課題】ガイドベーン流路の閉塞、ガイドベーン出口の流れの不均一化を抑制することができる水車及びこれを用いた海水淡水化プラントを提供する。
【解決手段】圧力水頭をランナに作用させる水車において、複数のランナ翼3を有するランナ1と、このランナ1の径方向外側にランナ1と同心状に複数のガイドベーン13を配置してなる内側翼列8と、この内側翼列7の径方向外側にランナ1と同心状に内側翼列8より多数のガイドベーン11,12を配置してなる外側翼列7とを備える。 (もっと読む)


本発明はハイドロダイナミック式省エネ冷却タワーに応用される1種の直連結低速小型混流式水車に関し、1つの入水のための渦巻き型シェル(1)と、単列ガイドベーンが配置される1つの環状のソケットリング(2)と、ランナ(12)と、1つの直錐形状の出水管(9)と、1つのサイド出水箱(10)とを含み、前記ソケットリング(2)は渦巻き型シェル(1)の内側に取り付けられ、ソケットリング(2)中のガイドベーン間の出水口は曲面ブレード(4)との間で形成される入水口と連通され、曲面ブレード(4)の間に形成される出水口は直錐形状の出水管(9)の入水口と連通され、直錐型出水管(9)の出水口はサイド出水箱(10)の入水口と連結されており、その特徴は、前記ランナ(12)上にベアリングブロック(6)が取り付けられ、ベアリングブロック(6)中にシャフト(7)が取り付けられ、シャフト(7)上に冷却ファンのブレードが直接装着されており、ユニット回転速の値は28〜42である。本発明は小サイズ、高効率、ローノイズの優位性を有する。
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水流から電力を生成するための発電装置が記載されている。発電装置は、発電機、選択された方向からの流水に応じて選択された方向に回転するように発電機に動作可能に取り付けられた第1ブレードセットと、回転するように発電機に動作可能に取り付けられ、第1ブレードセットに動作可能に接続した第2ブレードセットであって、第1ブレードセットと同軸上であり、第1ブレードの下流又は後流領域に配置される第2ブレードセットと、を備え、発電機は、ブレードセットの少なくとも1つにより駆動されるように適用され、発電機は第1ブレードセットと第2ブレードセットとの間で概ね同軸上に配置されている。 (もっと読む)


【課題】
従来の小型水力発電装置は、水力を回転運動に変換する装置に、問題が有った。それは螺旋状の羽根を円筒形の軸に対する取り付と羽根のピッチと羽根の角度が円筒本体の中心に対しての角度により充分に発揮できない為であった。
【解決手段】
短冊状の1枚の板をひねる事で羽根に成り羽根全体で水力を受ける2枚羽根の構造と成って、羽根のピッチを円筒本体の内径の1.3〜2.1倍にした事で円筒本体の中心に対して羽根の角度が30°〜50°にしたので、これにより羽根の上面の水力は羽根を押し下げる力と反対側の裏下の羽根には水力で押し上げる力が同時に両面で回転力と成って更に回転力を増大させる効率の良い小型発電装置を提供できる。
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本発明は、水体からエネルギーを利用するための装置に関連するものであり、その装置は、−少なくとも二つのダリウス・ロータブレードを有するダリウス・ロータを含み、−中央軸とダリウス・ロータブレードとを連結する少なくとも二つの連結アームを含み、そこでダリウス・ロータブレードごとに連結アームの第1の近位部分が中央軸に連結され、近位部分の離れたところにある連結アームの位置はダリウス・ロータブレードの第1の位置に連結され、−少なくとも第1の近位部分の離れたところにある連結アームとダリウスブレードの第1の位置との間の連結はヒンジ可能な連結であり、−少なくとも一つの連結アームのすべてのダリウス・ロータブレードで、連結アームと中央軸間の近位部分の間の連結は堅固な連結である。 (もっと読む)


【課題】通常のランナに対して整流板および翼長が短い中間羽根の両方を付加したランナは、ほかの従来型ランナよりも非設計点での効率向上が見込まれるが、水力損失を低減する上でまだ十分とはいえない。
【解決手段】ランナクラウン2と、ランナバンド3と、ランナ羽根4と、ランナクラウン2およびランナバンド3間の流路に沿うように設けられ、かつ、各ランナ羽根4と交差する整流羽根6と、ランナクラウン、整流羽根6および隣接するランナ羽根4で形成された流路に設けられ、ランナ羽根4よりも翼長が短い短翼ランナ羽根5a、5bと、を備え、ランナ外周側のランナクラウンと整流羽根との距離をB1、ランナクラウンと整流羽根で形成される側のランナ羽根入口部でのランナ羽根間の距離をL1、ランナ羽根の圧力面から短翼ランナ羽根の負圧面までの距離をL11、としたとき、式(1)を満たすようにランナクラウン2と整流羽根6との距離B1を設定した。
0.8×L11≦B1≦1.2×L11 ・・・ (1) (もっと読む)


【課題】キャビテーション性能や水車性能の向上を図った水力機械のランナを提供する。
【解決手段】本発明による水力機械のランナ1において、ランナ羽根4を、出口側において主軸9に対して直交する平面に投影した場合に、回転中心点Poと、第2羽根7の後縁8がバンド3と交わる交点P2bとを結ぶ第2バンド側線分L2bと、回転中心点Poと、第1羽根5の後縁6がバンド3と交わる交点P1bとを結ぶ第1バンド側線分L1bとのなす角をθ1とする。また、回転中心点Poと、第2羽根7の後縁8がクラウン2と交わる交点P2aとを結ぶ第2クラウン側線分L2aと、回転中心点Poと、第1羽根5の後縁6がクラウン2と交わる交点P1aとを結ぶ第1クラウン側線分L1aとのなす角をθ2とする。このとき、θ1≧θ2となるように、θ1およびθ2が設定されている。 (もっと読む)


小型水力発電システムは、外側ハウジングおよび内側ハウジングを含む。外側ハウジングは、所定範囲の圧力で第1の方向に流れる液体流動を受容し得る。液体流動は、所定量の圧力および速度だけ増加し、取入口ノズルによって内側ハウジングに含まれる水力発電機に誘導され得る。液体流動における運動エネルギの水力発電機への伝達時に、内側ハウジングは回転し得る。次いで、液体流動は、非層流特性を最小化して、第1の方向にハウジングから誘導され得る。
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【課題】運転効率を低下させることなく運転可能な落差幅改善量が増大することにより、運転可能領域を拡大することができるフランシス水車ランナを提供する。
【解決手段】本発明によるフランシス水車ランナは、クラウン1と、バンド2と、クラウン1とバンド2との間に介在された複数のランナ羽根3とを備えている。各ランナ羽根3は、水の流れの入口側に位置するランナ羽根入口部分4と、水の流れの出口側に位置するランナ羽根出口部分6との間に位置し、厚みが最大となるランナ羽根中間部分5を有している。さらに、ランナ羽根中間部分5は、クラウン側中間部分5aとバンド側中間部分5bとの間に位置する中央側中間部分5cを含んでいる。このうちクラウン側中間部分5aおよびバンド側中間部分5bの厚みは、中央側中間部分5cの厚みよりも厚く形成されている。 (もっと読む)


【課題】揚水発電用水力機械のポンプ運転時であって、ガイドベーン3からステーリング2に向かって水が流れる時に、流路内で剥離流れが発生することを防止すること。
【解決手段】本発明の揚水発電用水力機械は水力を用いて発電する。揚水発電用水力機械は、ケーシング1と、ケーシング1内に配置された環状のステーリング2と、ステーリング2の内周側に配置されたガイドベーン3と、ステーリング2とガイドベーン3との間に配置されたシートライナ7と、を備えている。ステーリング2、ガイドベーン3およびシートライナ7は、横断面が略円形状の流路10を形成している。流路10の中心10cからシートライナ7のステーリング2側の端部7aまでの半径方向の距離Z1と、流路10の中心10cからステーリング2のシートライナ7側の端部2aまでの半径方向の距離Z2との関係は、Z2≧Z1となっている。 (もっと読む)


【課題】吸出し高さが浅くキャビテーションの発生領域が大きいサイトでもランナベーンの壊蝕や振動を低減することができる軸流水車およびその運転方法を提供する。
【解決手段】主軸のまわりに放射状に取付けられた複数のランナベーン6aを備えた軸流水車において、ランナベーン6aの負圧面の下流側に翼肉厚が薄くなる様に段差17がつけられている構成とする。 (もっと読む)


【課題】非設計点で発生する2次流れによる水力損失発生を効率よく抑制することができる。
【解決手段】本発明のフランシス型水車は、クラウン9と、バンド10と、クラウン9とバンド10との間に配置されるとともに、水が流入する側に設けられたランナ羽根入口端部18pと、水が流出する側に設けられたランナ羽根出口端部18qとを有する複数のランナ羽根18とを備えている。ランナ羽根18の側面には、ランナ羽根入口端部18pからランナ羽根出口端部18q側に向かって延在する整流羽根14が設けられている。ランナ羽根入口端部18pにおけるランナ羽根18の高さ方向の寸法Hと、ランナ羽根入口端部18pにおける整流羽根14のクラウン9からの高さ方向の距離hとの関係は、0.1≦h/H≦0.3となっている。 (もっと読む)


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