説明

Fターム[3J006AD02]の内容

弾性リップ型 (4,136) | 潤滑、冷却 (111) | シール単体の単一配置部 (103) | シール単体自体が潤滑、冷却構造を持つ (75)

Fターム[3J006AD02]に分類される特許

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【課題】密封装置は、デファレンシャル装置で潤滑油が充填されているキャリヤケースに固定され、入力軸の周面やスリンガに摺動する弾性体からなるリップを備えている。潤滑油が外部に漏洩することを抑制している主リップは、強く圧接しているため、潤滑油が供給されにくく、摩擦抵抗が大きく、磨耗しやすい課題が生じる。そこで、トルクを大幅に低減できて、寿命も長い密封装置を提供することにある。
【解決手段】主リップ121の液体側傾斜面134に第一リブ141を設けるとともに、主リップ121の空気側傾斜面135に第二リブ142を設ける。 (もっと読む)


【課題】厳しい運転スペックや環境下でも、歯車装置内で発生した磨耗粉等の異物がシール装置に侵入することを確実に防止し、良好なシール性を備えた歯車装置を提供する。
【解決手段】内歯歯車と、内歯歯車に噛み合う外歯歯車と、外歯歯車に係合してこれを偏心揺動させるクランク軸と、クランク軸を回転自在に支持する支持体と、内歯歯車の内周面と支持体の外周面との間に設けられ外歯歯車の軸方向両側に配置された一対の軸受と、内歯歯車の内周面と支持体の外周面との間に設けられ一対の軸受のうち少なくとも一方の軸受の軸方向外側に配置されたシール装置とを備え、内歯歯車及び支持体が相対的に回転する歯車装置において、シール装置115の一方の軸受113側にプレート136が配置され、且つ、シール装置とプレートで構成される空間に、歯車装置を潤滑するための潤滑剤とは異なる性質の高粘度グリース160が充填されている歯車装置。
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【課題】シールリップ摺動部に対する潤滑油の供給機能を高め、もってシールリップの耐久性を向上させる密封装置を提供する。
【解決手段】ハウジングの軸孔内周に装着されて軸孔に挿通する軸の周面に摺動自在に密接する密封装置であって、ハウジングの軸孔内周に固定される筒状の固定部および軸の周面に摺動自在に密接するシールリップを一体に有する密封装置本体と、固定部の内周側に嵌合される筒状の嵌合部および嵌合部から径方向内方へ向けて設けられたフランジ状の油供給部33とを一体に有する油供給部材31とを備える。油供給部33は、シールリップの先端よりも密封流体側に配置されるとともに、油供給部33の内周縁部33bに径方向内方へ向けて突起38が設けられ、突起38の先端部へ向けて油伝達溝37が設けられている。 (もっと読む)


【課題】耐ダスト性、耐泥水性に優れたオイルシールを提供する。
【解決手段】機内A側へ延び、回転体2の外周面に摺動可能に密接される主シールリップ13と、この主シールリップ13の根元13aから機外B側へ延び、回転体2の外周面に摺動可能に密接されるダストシールリップ14とを備え、ダストシールリップ14の外周面にガータスプリング16が嵌着され、ダストシールリップ14の摺動面143に円周方向へ連続した所要数の潤滑溝143aが形成され、この潤滑溝143aに潤滑剤が保持される。ガータスプリング16によって回転体2に対するダストシールリップ14の摺動面143の面圧が高まると共に、摺動面143に潤滑剤が介在することによって、ダストや泥水等に対する密封性が向上し、前記潤滑剤によって摺動面143の摩耗が抑制され、ダストや泥水等に対する優れた密封性が長期間にわたって持続される。 (もっと読む)


【課題】シールリップ2の断面積を小さくしたり、低摩擦材料の使用等によらずに摺動トルクの低減及び摺動発熱の低減を図ることが可能なオイルシールを提供する。
【解決手段】シールリップ2の摺動シール面21及び大気側円錐面23のうち少なくとも一方に円周方向所定ピッチで凹凸条24が形成され、各凹凸条24が、回転体10の回転方向へ向けてこの回転体10の外周面との間隙を狭める方向へ相対的に緩勾配で傾斜した第一斜面24aと、前記間隙が狭まった部分から第一斜面24aより相対的に急勾配で立ち上がった第二斜面24bとからなる。このため、凹凸条24による回転体10との間隙へ導入される密封対象流体の一部が、回転体10の回転に伴って前記間隙の狭まり方向へクサビのように介入して動圧を発生し、厚い流体潤滑膜を形成するので、回転体10の外周面との摺動抵抗が減少する。 (もっと読む)


【課題】ネジ部のポンピング作用によって優れた密封性能を発揮することができ、しかも軸停止時に密封流体が漏洩することもない密封装置を提供する。
【解決手段】軸に対する緊迫力増大のための金属スプリングを有さないゴムリップ単体シールであって、一枚のシールリップ6に密封流体側リップ端10および大気側リップ端7を含む複数段のリップ端が設けられている。密封流体側リップ端10には、軸回転時に密封流体に対するポンピング作用をなすネジ部17がリップ先端縁18に達するように設けられており、大気側リップ端7は、全周に亙って軸31に接触してシールダムをなすように構成されている。 (もっと読む)


【課題】リップ摺動部近傍のオイルがスラッジとなってリップ摺動部に固着するのを抑制し、もってシールリップの耐久性およびシール性を向上させる。
【解決手段】軸31の周面に摺動自在に密接するシールリップ5を有するオイルシール1において、シールリップ5のオイル側Aに位置して補助リップ11を設け、補助リップ11に、シールリップ5の摺動部5aにオイルを供給するためのポンピングネジ部12と、供給したオイルを排出するための切欠状の排出口13とを設け、ネジ部12のポンピング作用によってオイルを循環させる。 (もっと読む)


【課題】シールリップ摺動部に対する潤滑油の供給機能を高め、もってシールリップの耐久性を向上させる密封装置を提供する。
【解決手段】ハウジング41の軸孔42内周に装着されて軸孔42に挿通する軸43の周面に摺動自在に密接する密封装置1であって、ハウジング41の軸孔42内周に固定される筒状の固定部12と、軸43の周面に摺動自在に密接するシールリップ14とを一体に有する密封装置本体11を備え、また固定部12の内周側に嵌合される筒状の嵌合部32と、嵌合部32から径方向内方へ向けて設けられたフランジ状の油供給部33とを一体に有する油供給部材31を備える。油供給部33は、シールリップ14先端よりも密封流体側に配置されるとともに、油供給部33の内周縁部における軸43の上方部位に、油供給部33に付着する油を集めて軸上に滴下させるための突起状の案内部37が設けられている。 (もっと読む)


【課題】回転部材の外周面に摺接する摺接部に生じた摩擦熱を充分に低下させることができ、簡単な構造で、摺接部の摩耗が少ない耐久性に優れたオイルシール構造を提供すること。
【解決手段】内部に潤滑オイルLが封入されたケース12とクランクシャフト13との間をシールするオイルシール構造10において、クランクシャフト13を囲んでケース12とクランクシャフト13の間に位置し、ケース12の内部に開口する開口端を有してケース12に支持された環状のオイルシール11を設け、オイルシール11が、摺接部を有する放射内方側壁と、嵌合部を有する放射外方側壁と、開口端に対向して放射内方側壁と放射外方側壁とを連結する連結側壁とを有し、放射内方側壁と放射外方側壁との間に潤滑オイルLを滞留させるオイル溜まり35を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】スリンガー等の相手部材に摺動自在に密接するサイドリップを有する密封装置において、サイドリップの接触状態を安定化させることができ、しかもそのうえで、リップしめしろが最大となったときにサイドリップの摺動抵抗を低減させることができる密封装置を提供する。
【解決手段】サイドリップ6の接触部6aは、その接触面6cの断面が自由状態においてストレートな形状とされている。サイドリップ6の非接触部6bには、接触部6aへ供給するグリースを保持するためのグリース保持部11が設けられている。このサイドリップ6の非接触部6bに設けられるグリース保持部11は、接触部6aの幅Wおよびリップしめしろが最大となるときに接触部6aと非接触部6bとの境界となる位置に配置される。グリース保持部11は、環状の溝12または放射状の溝よりなる。 (もっと読む)


【課題】グリースの漏洩を防止すると共に、高温環境でも安定したシール性能を維持することができるオルタネータ用軸受を提供する。
【解決手段】オルタネータ用軸受としての深溝玉軸受21は、オルタネータの回転軸を支持する軸受であって、回転側軌道輪としての内輪22と、非回転側軌道輪としての外輪23と、内輪22および外輪23の間に配置される複数の転動体としての玉24と、内輪22および外輪23の間の隙間を密封する密封部材としての密封シール26とを備える。密封シール26は、外輪23に固定される固定部26cと、内輪22に当接する接触リップ部としての中間リップ部26eと、中間リップ部26eより軸方向内側で内輪22と所定の隙間を設けて配置される非接触リップ部としての内側リップ部26dと、内側リップ部に設けられた開口部としての切欠き部26gとを含む。 (もっと読む)


【課題】シール材の摺動部が摩耗して隙間が生じた場合でも、潤滑剤の漏れを確実に防止すること。
【解決手段】駆動力や操舵力を伝達する車両用ハブユニット軸受に於いて、当該車両用ハブユニット軸受のシール部材12aは、芯金14と、スリンガ15と、シール材16とから成る。シール材16は、ゴムの如きエラストマー等の弾性材により造られて、外側、中間、内側の3本のシールリップ21、22、23を備え、上記芯金14にその基端部を結合固定している。シール材16は、撥油剤をカプセル全重量に対して30質量%以上内包したカプセルが成形後前記シール材全量に対して2質量%以上50質量%以下配合されている。 (もっと読む)


【課題】軸方向往復動する軸に対する主リップ11の姿勢を安定化させると共に摩擦特性の向上を図ることの可能な往復動軸用密封装置1を提供する。
【解決手段】ゴム状弾性材料からなる主リップ11の内周面に、軸の外周面に全周が摺動可能に密接されることにより摺動シールをなすシールエッジ11aと、その軸方向外側にあって軸の外周面に接触されることにより主リップ11を安定させる支持エッジ11bと、この支持エッジ11bから円周方向所定間隔でシールエッジ11aと反対側へ向けて延び、良好な潤滑性を確保するための複数の溝11cが形成される。 (もっと読む)


【課題】シール材の摺動部が摩耗して隙間が生じた場合でも、潤滑剤の漏れを確実に防止すること。
【解決手段】内輪及び外輪から構成される両輪と、両輪の間に転動自在に配設された複数の転動体と、両輪のいずれか一方に取り付けられ、前記両輪の間に介在されたシール材と、を備える転がり軸受であって、シール材は、撥油剤をカプセル全重量に対して30質量%以上内包したカプセルが成形後シール材全量に対して2質量%以上50質量%未満配合されている。 (もっと読む)


【課題】リップ部の回転側軌道輪への押し付け力を調整して、密封性の低下を防止した転がり軸受を提供する。
【解決手段】転がり軸受31は、回転側軌道輪としての内輪32と、非回転側軌道輪としての外輪33と、内輪32および外輪33の間に配置される転動体としての複数の円錐ころ34と、内輪32に当接する円環形状のリップ部36d、およびリップ部36dの内輪32への押し付け力を調整するリング部36cとを含み、外輪33に固定される密封部材としての密封シール36とを備える。また、リング部36cは、形状記憶合金により形成される第1のリングを含む。そして、第1のリングは、形状回復温度を超えると拡径する。 (もっと読む)


【課題】接触しながら回転するゴム製のシール材自体が軸受内部から発生した熱を吸収し、外部に熱を発散させやすくして、長時間にわたりシール材の機能及び軸受の機能を維持すること。
【解決手段】内輪及び外輪から構成される両輪と、両輪の間に転動自在に配設された複数の転動体と、両輪のいずれか一方に取り付けられ、両輪の間に介在されたシール材と、を備える転がり軸受であって、シール材は、直鎖アルキル、アルコール、有機酸のいずれかがカプセル全重量に対して30質量%以上内包され、一次粒径が1μm未満であるカプセルを成形後シール材全量に対して2質量%以上50質量%未満配合されている。 (もっと読む)


【課題】ハウジング2内で軸方向に往復動する金属環3にゴム状弾性体製のシール4を設けるとともに金属環3にストローク一端限にてハウジング2に当接する基準突起3eを設けてなる密封装置1において、軸方向に往復動する金属環3の外周縁部に鍔部を設けなくても金属環3をハウジング2に対して廻り止めすることができる密封装置1を提供する。
【解決手段】
基準突起3eに対応してハウジング2の受け面に凹部2aを設け、基準突起3eを凹部2aにストローク自在に挿入するとともに基準突起3eを凹部2aに対して円周方向に係合することによりハウジング2に対する金属環3の廻り止め機構5を設定する。基準突起3eの高さa、凹部2aの深さb、金属環3のストローク長さhは、a>b>hの関係とする。 (もっと読む)


【課題】熱負荷によるシールリップ11,12の劣化を抑え、長期にわたって密封性能の健全性を維持する。
【解決手段】ハウジング2に密嵌状態に固定される金属環14と、この金属環14に一体的に設けられて、ハウジング2に挿通された軸3の外周面に全周が摺動可能に密接されるゴム状弾性材料からなるシールリップ11,12とを備える密封装置1において、ハウジング2の外部へ露出される金属環14の外側面に、複数の凹凸14a,14bを形成することによって、金属環14の放熱面積を増大させ、熱の蓄積を防止又は抑制する。 (もっと読む)


【課題】耐久性及び信頼性が確保され、その上、消費動力及び材料原価の削減が図られる高圧流体機械に好適な軸封装置を提供する。
【解決手段】流体機械において高圧域と低圧域との間を仕切る軸封装置80は、回転軸60及びケーシング12のうち一方の被摺接側部材のシート面に摺接するシール部88を有する弾性部材86と、弾性部材86を支持するケース82とを備える。弾性部材86は、高圧域側に位置付けられるシール部88の高圧側境界に連なる第1弾性部と、低圧域側に位置付けられるシール部88の低圧側境界に連なる第2弾性部とを有し、ケース82は、シール部88から離間した第1弾性部及び第2弾性部の部位を拘束する。 (もっと読む)


運動用シールが、漏れた潤滑剤を捕捉して、シールの潤滑剤側へと流体力学的に送り返すために、シールの有効側または有効面の溝を有効的に利用する。溝は、潤滑剤側に面するシールの前端の手前で終了しており、したがって溝の終了点とシールの縁との間に固定された堰が形成されている。固定された堰の付近において溝内の流体の圧力がシールリップの開き圧力を超えると、溝内の潤滑剤が、シールの潤滑剤側へと送り返される。溝は、流体の圧力の上昇が緩やかである誘導ゾーン、および流体の圧力の上昇が誘導ゾーンよりも比較的急である増圧ゾーンを有することができる。増圧ゾーンは、固定された堰に隣接して配置される。
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