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Fターム[3J006AE09]の内容

弾性リップ型 (4,136) | 構造 (2,736) | シール単体の構造、シール単体からなる密封 (2,060) | 遠心力利用型 (24)

Fターム[3J006AE09]に分類される特許

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【課題】機内油の漏洩を防止すると共に機外Aからの泥水の浸入を防止する密封装置1において、耐油性及び耐泥水性の双方を満足した構造とする。
【解決手段】第一の金属環11に対油シールリップ13が一体に成形されると共に前記第一の金属環11に機外A側に面して第二の金属環15が密接嵌合され静止側2に取り付けられるオイルシール10と、このオイルシール10の機外A側に位置して回転側3に取り付けられるダストカバー20と、前記第二の金属環15及びダストカバー20のうちの一方に一体に成形されると共に前記第二の金属環15及びダストカバー20のうちの他方に摺動可能に密接される対泥水シールリップ16を備える。 (もっと読む)


【課題】回転体102とスリンガ2との金属嵌合部を介して油脂類など内部流体が外部へ滲み出すのを抑制する。
【解決手段】静止側101に取り付けられる複数のシールリップ12,13と、スリーブ21で回転体102に金属嵌合されるスリンガ2を備え、シールリップ12,13がスリンガ2に摺動可能に密接されることにより機内への外部流体の浸入及び機外への内部流体の漏出を阻止する密封装置において、スリーブ21に、シールリップ12,13の間の密閉空間Cに開口した複数の小孔21aが円周方向所定間隔で設けられる。スリーブ21と回転体102との金属嵌合部の微小間隙δへ滲み出した内部流体は、回転停止時の温度低下により負圧になる密閉空間Cへ小孔21aを介して捕捉されるので、機外への滲み出しが抑制される。 (もっと読む)


【課題】トランスミッションとトランスファとに潤滑油を独立して封入された動力伝達装置への潤滑油の供給を容易にする。
【解決手段】差動機構5を収容するトランスミッションケース7内に第1潤滑油90を封入し、トランスミッション9と、駆動軸61が挿入される中空軸11を備えた変換機構13を収容してトランスミッションケース7に連結されるトランスファケース15内に第2潤滑油91を封入し、トランスファ17と、デフケース3と中空軸11とを連結する連結部19と、第1潤滑油と第2潤滑油とを区画するシール手段と、中空軸11の空間S3内とトランスファケース15内とを連通し、空間S3内に第2潤滑油91を供給する供給路37と、中空軸11と駆動軸61の間に、駆動軸が回転するまでは非供給状態で、駆動軸61が回転すると中空軸11の空間S3内に供給された第2潤滑油を連結部側へ排出する潤滑油調整手段100とを有する。 (もっと読む)


【課題】互いに相対的に運動可能な2つの構成部分間のシール装置であって、位置不動の転がり軸受軌道輪の環状溝内に位置決めされていて、シールリップ、ひいてはシールの耐用年数を向上させる。
【解決手段】半径方向の第1のシールリップ11及び軸方向の第2のシールリップ12を含んでおり、各シールリップはそれぞれ、シールエッジ14,16でもって間接的若しくは直接的に、回転する1つの機械構成部分に支持されている形式のものにおいて、シールリップのシールエッジにより画定された空室19が、潤滑剤リザーバとして形成され、少なくとも1つのシールエッジが、直接に前記機械構成部分の支持面に対するシールエッジの接触区域22,23の領域に、若しくは接触区域からずらされた領域に潤滑剤リザーバ20,21を有している。 (もっと読む)


【課題】シャフト7停止時には十分なシール力を確保し、シャフト7回転時には抵抗を低減、または無くし、もって駆動のロスを低減させることができるセンターベアリングサポートを提供する。
【解決手段】車体側に固定される外環4の内周側に弾性体5を介して連結されるとともにセンターベアリングを保持する内環1と、前記センターベアリングに挿通するシャフト7側に固定されて前記シャフト7と同時回転するダストカバー8,9とを有するセンターベアリングサポートにおいて、前記ダストカバー8,9は、前記内環1の外周側に配置される円筒部を有し、前記円筒部の先端にシールリップ10,11が設けられ、前記シールリップ10,11は、前記シャフト7の停止時に前記内環1の外周面に所定の緊迫力をもって密接するとともに前記シャフト7の回転時に遠心力によって前記緊迫力を低減させ、または、前記外周面から離間し、シール力を確保する。 (もっと読む)


【課題】外部からの泥水等に曝されやすい部分の軸周等を密封する密封装置1において、オイルシール10の摺動部へ泥水等が浸入するのを極力防止し得る構造とする。
【解決手段】非回転のハウジング2の開口端部2aの内周面に取り付けられたオイルシール10と、回転体5にオイルシール10の軸方向外側に位置して取り付けられるスリンガ20と、ハウジング2にオイルシール10の外径側に位置して取り付けられ径方向に展開する外径フランジ11aとを備え、軸方向に互いに対向するスリンガ20と外径フランジ11aの間に外径側ほど狭くなる絞り隙間Gが設けられ、スリンガ20に、オイルシール10の補強環11に形成された筒部11c又は外径フランジ11aに形成された筒部11bの外周面と摺動可能に密接され遠心力により締め代が低下する外周リップ23が設けられる。 (もっと読む)


【課題】ローター室内の結露水や試料等の液体が、回転軸付近から駆動装置内部に浸入することを防止し、ベアリングやモーターの劣化、腐食、絶縁不良等の不具合を防止し、長寿命で信頼性ある遠心分離機を提供する。
【解決手段】
ローターを収容するローター室を構成する容器と、容器の外部に設けられる駆動装置と、駆動装置から容器を貫通してローター室内に伸び、先端にローターが取り付けられる回転軸21を有する遠心分離機において、容器には回転軸21を貫通させる貫通部(5)が形成され、開放端を有する弾性部材4を回転軸21のローター室側に設け、弾性部材4の開放端4bが、ローターの停止時に貫通部(5)と接触し、ローターの回転時に遠心力によって貫通部から離れるように構成した。また、貫通部(5)にはローター室側に突出する円錐状の凸部5aが形成され、弾性部材4の開放端4bが凸部5aに接触する。 (もっと読む)


【課題】 転がり軸受装置において、密封部材と外輪部材との嵌合面に、雨水や泥水が浸入しにくくなるようにすることである。
【解決手段】 ハブユニット100において、転がり軸受を密封する密封部材4に隣接させて、外輪部材1にガイド部材7を嵌合(圧入)させる。ガイド部材7の芯金部29の密封部材4の側を、軸線6に対する所定角度で屈曲させ、この屈曲部29aの内周面と外周面とをゴム材より成るシール部31で覆う。更に、シール部31に、密封部材4の芯金部26に密着する突条32を設ける。ハブホイール2が回転したときに周囲にはじき飛ばされる雨水や泥水は、ガイド部材7に遮られて、密封部材4と外輪部材1との嵌合面に浸入しにくくなる。 (もっと読む)


【課題】外部からの泥水等に曝されやすい部分の軸周等を密封する密封装置1において、対油シールリップ13の摺動部Sへ泥水等が浸入するのを極力防止し得る構造とする。
【解決手段】非回転のハウジング2の開口端部2aの内周面に取り付けられるオイルシール10と、ハウジング2に挿通された回転体5にオイルシール10の軸方向外側に位置して取り付けられるスリンガ20と、ハウジング2にオイルシール10の外径側に位置して取り付けられる外径フランジ11aとを備え、オイルシール10が、回転体5の外周面に摺動可能に密接される対油シールリップ13を有し、外径フランジ11aに、その外径端部からハウジング2の開口端部2aと反対側を向いて延びる外径筒部11bが延在され、スリンガ20の外径部に、外径筒部11bの内周面と対向する多数のフィン23aが円周方向所定間隔で設けられる。 (もっと読む)


【課題】高速回転条件でも発熱や摩耗が抑えられると共に優れた密封性を発揮できる回転用オイルシールを提供する。
【解決手段】ハウジング110に密接固定され、密封空間A側を向いた内周リップ13が回転体120に摺動可能に密接される非回転の第一シール1と、それより密封空間A側に位置して回転体120に密接固定され、密封空間Aと反対側を向いた外周リップ23が遠心力によって外径側へ変位して静止側部材11に摺接可能な第二シール2とを備え、静止側部材11と外周リップ23との間に回転によって流体を密封空間A側へ送る螺子ポンプ3が形成される。回転速度が速くなると外周リップ23が静止側部材11と近接することによって螺子ポンプ作用が増大するので、第一シール1と第二シール2との間の空間Cの圧力が低下し、内周リップ13の緊迫力及び外周リップ23の押し付け力を緩和する。 (もっと読む)


【課題】回転部材の回転数が低速であっても密封性を確保することができ、さらに、回転部材の回転数が大きくなった場合に、シールリップとシール面との間の焼き付きや摩耗を抑えることができる密封装置を提供する。
【解決手段】内輪12に取り付けられるシール本体1を備えている。シール本体1は、内輪12が低速で回転している状態で、ケーシング20のシール面9に摺動可能なシールリップ8と、弾性変形部とを有している。弾性変形部は、内輪12と共に高速回転することで作用する遠心力によって、シールリップ8をシール面9から離すように弾性変形可能である。また、重量部3がシール本体1に周方向に間隔を有して設けられており、当該重量部3は、作用する前記遠心力を増大させる。 (もっと読む)


【課題】2液分離形のオイルシールにおいて、リップ間負圧や潤滑不足によりシールリップの摺動摩耗が促進するのを抑制し、もってシール性が早期に低下するのを抑制する。
【解決手段】リップ端7aを軸方向一方へ向けたエンジン側シールリップ7およびリップ端8aを軸方向他方へ向けたポンプ側シールリップ8を有するオイルシール本体2と、各シールリップ7,8が摺動自在に密接するスリンガー11との組み合わせよりなる2液分離形のオイルシール1であって、エンジン側シールリップ7は、スリンガー11の径方向部端面13aに密接する端面リップよりなり、ポンプ側シールリップ8は、スリンガー11の筒状部外周面12aに密接するスプリング付きリップよりなる。スプリング付きリップの摺動部には摺動材としてフッ素樹脂系部材10が設けられている。 (もっと読む)


【課題】 回転速度に応じて軸受密閉性を適宜自己調整することができ、ひいては低速回転時における高密閉性と、高速回転時の低回転トルク化とを両立することができる軸受用密封装置を提供する。
【解決手段】 軸受用密封装置において副シールリップ94は摺接面94a’が円環帯状に形成され、軸受の回転速度が増すほど、その遠心力により摺接面94a’の幅が半径方向に縮小するので、摺動摩擦を効果的に軽減でき、高速回転時の軸受トルク増大を防止することができる。また、遠心力がある程度大きくなっても、摺接面94a’の幅が縮小するのみで摺接状態を維持でき、副シールリップ94が内輪側スリンガ10から浮き上がる不具合を生じにくい。さらに、スリンガ内面の法線方向に先端側から面当たりするのではなく、摺接エッジ94eから線当たりする形で弾性屈曲変形しつつ円環帯状の摺接面94a’を形成するので、遠心力により摺接面94a’の幅が多少縮小しても密封性が損なわれにくい。 (もっと読む)


【課題】 軸受の高密閉性と、高速回転時の低回転トルク化とを両立することができる軸受用密封装置を提供する。
【解決手段】 軸受用密封装置において摺動シール部8のアキシャル基面8bから副シールリップ94がアラジアル方向外向きに斜めに立ち上がる形で形成されている。該副シールリップ94には、ラジアル方向内周面から内輪側スリンガ10の内面に向けて分岐する補助シールリップ95が、外輪4が非回転のときは内輪側スリンガ10の内面との間に所定量の補助シール隙間βを形成する延出長さにて一体形成されている。遠心力の増大により副シールリップ94がアキシャル基面8b側に大きく倒れ変形すると、補助シールリップ95は補助シール隙間βを縮小しつつ該副シールリップ94と一体移動し、内輪側スリンガ10内面との間に新たな摺接状態を形成する (もっと読む)


【課題】スリンガの開口部からの異物の侵入を抑止し、シールとスリンガの間に侵入した異物を軸受外部へ排出できる、より一層密封性が向上した転がり軸受用密封装置を提供し、転がり軸受の信頼性を更に向上させる。
【解決手段】転がり軸受用密封装置は、外輪14に固定され外輪14と共に回転するシール20と、シール20の外側に配設されたスリンガ30とを備えている。そして、シール20のスリンガ30に面する側面25には軸受外側に向かって拡径しスリンガ30に接触する円錐状のアキシアルリップ26が形成され、アキシアルリップ26の付根部にはシール20の側面25との間に周方向に離間して複数の板状のひれ28が形成されている。そして、シール20の回転によるひれ28の回転作用により、径方向外方のシール20とスリンガ30の間の気圧が外気よりも高くなり、軸受外部からの異物の侵入が抑止される。 (もっと読む)


【課題】フリクションの低減を可能とした密封装置を提供する。
【解決手段】回転体と静止部との間をシールする密封装置であって、前記回転体側に固定されて回転体と一体となって回転するシール本体1は、シールリップ8が大気側に向かって傾斜する傘型形状に形成されており、静止部側には、前記回転体の回転軸2に対しほぼ直交する面とされたリップ受け面15が形成され、該リップ受け面に前記シールリップの先端部9が所要の締め代をもって摺接されている。回転体が回転すると、該回転体と一体となって回転するシール本体のシールリップの遠心力により傘型形状のシールリップは傘が開くように弾性変形し、回転軸に対しほぼ直交するリップ受け面に対する締め代が減少するように作用し,また、回転数が上昇するほど遠心力も大きくなり、リップの締め代が減少するように作用するのでフリクションは大幅に低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】回転軸の停止状態において、オイルミストが環境を悪化させることを防止する構造を有するオイルミスト潤滑型軸受装置を提供する。
【解決手段】回転軸10の回転状態においては、回転軸10の回転に伴いシール部材19および錘16が回転するため、錘16は遠心力F1を受ける。この遠心力F1は、バネ15を介して、第2の円筒部12に伝えられ、円筒部12は遠心力F1の方向に向けて付勢されるともに、回転軸10の径方向において外方に移動するため、第2の円筒部12から延設されている端部14も回転軸10の径方向において外方に移動し、給油路22が開かれる。一方、回転軸10の停止状態においては、上述のようにシール部材19の端部14が芯金5に接触しているため、給油路22が閉じられており、オイルミストは軸受6に供給されない。 (もっと読む)


【課題】オイルシールにおいて、簡単な構成で回転体の停止時及び低回転時から高回転時にわたってオイルの漏洩を防止可能とする。
【解決手段】基端部がクランクシャフト13側に固定されるシール本体17と、このシール本体17の先端部に設けられてクランクシャフト13の停止時及び低回転時にリテーナ12に接触して隙間を密封する停止・低回転用リップ18と、シール本体17の先端部に設けられてクランクシャフト13の高回転時にリテーナ12に接触して隙間を密封する高回転用リップ19とによりリテーナ12とクランクシャフト13との間の環状の隙間を密封可能なオイルシール11を構成する。 (もっと読む)


【課題】歯車装置の軸封構造において、シールリップ部を低回転域は非接触とし、高回転域のみに遠心力によって接触させる事により、エネルギー損失をなくし、シールの長寿命化と発熱低減が可能となる軸封構造を提供する。
【解決手段】該回転軸の軸端周りに設けたシール押さえ(2)と該シール押さえ(2)に対向する摺動環(5)の間に形成され、該回転軸の軸端周りの環状空間と該環状空間に格納され、該回転軸に嵌着された該摺動環(5)と低速回転域では非接触状態を保つと共に高速回転域では遠心力の作用により接触状態を保つシールリップ部を有するシール手段から構成されことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】回転軸の高速化に対応するシール性の向上を図るとともに、回転時の摩擦抵抗およびトルクの低減を図る。
【解決手段】回転軸1と一体に回転する内側部材2と、ハウジングに固定される外側部材15とを備え、前記内側部材には前記外側部材の内周面に弾性的に摺接する弾性体製のシールリップ10を有し、該シールリップは、前記内側部材の回転時の遠心力によって前記外側部材の内周面に押し付けられるように作動するとともに、前記外側部材との摺接面側にフッ素系樹脂層12を有する構成とした。また、前記のリップが摺接する外側部材のリップ摺接面に密封側への吸い込み方向のリードを形成した。 (もっと読む)


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