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Fターム[3J044CB29]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | ピストンリングの形状、構造 (582) | 協働する環状体を備えるもの (132) | 環状体がエキスパンダリング (104)

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【課題】ピストン下降時においてリングが捩れ変形することによって燃焼室側へのオイルの漏出を抑制しつつ、当該捩れ変形に起因したリングの耐久性の低下についてもこれを好適に抑制することのできるコンプレッションリング及び内燃機関を提供する。
【解決手段】トップリング4はピストンの外周面に形成された第1リング溝に装着されている。また、トップリング4は、リング本体40と、リング本体40の内周側に位置してリング本体40を外周側に付勢するエキスパンダ51〜53とを備えている。また、リング上面41には、トップリング4の径方向に沿って延びる基部42と、基部42の内周側に位置する部位であって内周側ほど軸線方向Cにおいてクランクケース側に位置するように傾斜した傾斜部43とが形成されている。また、傾斜部43は基部42に対して曲面状にて接続されている。 (もっと読む)


【課題】車両に搭載される油圧緩衝器にあって、シリンダ内に挿入されるピストンに形成の環状溝とこの環状溝に収容される合成樹脂材からなるピストンリングとの当接音たる打音を発生し難くする。
【解決手段】シリンダ1内に挿入のピストン3に装着される合成樹脂材からなるピストンリング10であって、シリンダ1の内周面に摺接する外周面13と、ピストン3の外周側部に形成の環状溝3bにおける一方の側壁面3cに当接可能に対向する一端面11と、環状溝3bにおける他方の側壁面3dに当接可能に対向する他端面12と、環状溝3bにおける内底面3eに対向する内周面17とを有し、一端面11の一方の側壁面3cへの接触面積および他端面12の他方の側壁面3dへの接触面積のうち一方または両方を、軸線方向から見る端面の面積たる軸線方向投影面積よりも小さくしてなる。 (もっと読む)


【課題】組合せオイルリングのサイドレールとスペーサエキスパンダの固着を防止する。
【解決手段】上下一対のサイドレール11,12と、それらの間に配置するスペーサエキスパンダ13とを備え、前記スペーサエキスパンダ13は軸方向及び周方向に離間して周方向に交互に多数配置された上片14及び下片15と、隣接する上片14と下片15とを連結している連結片16と、前記上片14と下片15の内周側端部に起立形成され、サイドレール11,12を押圧するための耳部17,18とを有している組合せオイルリング10において、前記上片14の上面と下片15の下面の少なくとも一方の面に溝19,20が形成され、前記溝19,20が連通する貫通孔17a,18aが前記耳部17,18に形成されている。 (もっと読む)


【課題】2ピース形の組合せオイルリングに回り止め機能を付与し、かつ、組付性を良好にする。
【解決手段】上下2本のレール13,14を柱部15で連結した断面略I字形のオイルリング11と、このオイルリング11を半径方向外方に押圧付勢するコイルエキスパンダ12とからなり、前記オイルリング11の上面11b及び下面11aの少なくとも一方に回り止め部材21が固定され、この回り止め部材21が、ピストン1のリング溝4面に形成されてピストン1の外周面3に開口している凹部22に挿入可能である組合せオイルリング10において、前記回り止め部材21がオイルリング11の内周端から半径方向内方に突出している。 (もっと読む)


【課題】良好なシール性の長期維持と、組付け容易なピストンリングを提供する。
【解決手段】ステップカット形状の合い口が形成されたシールリング11の内側にバックアップリング12を組み込んで、シールリング11の内径面に弾性接触させる。バックアップリング12の外径面に膨出部17を設け、その膨出部17のリング周方向の両端面に切欠部18を形成する。その切欠部18にシールリング11の合い口を形成するリップ部15を係合させ、その係合により、シールリング11とバックアップリング12の相対的な回転を防止し、シールリング11とバックアップリング12の合い口が重なり合うことのないようにする。また、リップ部15と切欠部18の係合により、シールリング11とバックアップリング12を相対的に軸方向に位置決めして、ピストンのリング溝に対する組付け後において、両リング11、12の相対的な軸方向の位置調整作業を不要にする。 (もっと読む)


【課題】スラッジの付着を抑制でき、かつ、耐摩耗性に優れたエキスパンダを有する組合せピストンリングを提供する。
【解決手段】ピストンリング5と、ピストンリング5をシリンダ内周面2aに押し付けるエキスパンダ4とからなる組合せピストンリングにおいて、エキスパンダ4は少なくともピストンリング5との接触部分に1.0〜20.0at%のフッ素を含む複合硬質炭素系皮膜7を有し、前記皮膜7の硬度が600HV〜2500HVである。前記エキスパンダ4は、組合せピストンリングが装着されるピストン1のリング溝3に面する部分に前記複合硬質炭素系皮膜7を有することが好ましい。組合せピストンリングは板バネエキスパンダとピストンリングとの組合せ圧力リングの他に、サイドレールとスペーサエキスパンダとの組合せオイルリングがある。 (もっと読む)


【課題】ピストン本体にオイルリング溝とピストン本体の内側の空間とを連通するオイル戻し孔を設けることなく、内燃機関おいてオイル消費の増大を抑制することが可能なピストンを提供する。
【解決手段】ピストン本体10の外周面には、上下のサイドレール41,42と、各サイドレール41,42を外周方向に付勢するエキスパンダ43とによって構成されるオイルリング40が装着されるオイルリング溝13が設けられている。下側のサイドレール42の下面42aがオイルリング溝13の下側の壁面13cに当接可能となっている。ピストン本体10の外周面には、オイルリング溝13に連通し且つピストン本体10のスカート側に開放するオイルスリット18が少なくとも1つ形成されている。オイルスリット18の最深部18aの壁面18bとサイドレール42の内周面42bとの間には、クリアランスC1が設けられている。 (もっと読む)


【課題】製造を容易にすると共に、仕様の異なるピストンリングに対してピストンの共用を可能にして、製造コストを削減することができるようにする。
【解決手段】ピストン3のリング溝22内に嵌挿されてこのリング溝とピストンリング15と間に介在する内側リング21を有し、この内側リングが、ピストンよりも耐摩耗性が高い材料にて、内径がリング溝の底面の外径より小さくなるように円弧状に湾曲した形状に形成され、組み付け状態でC字形状に拡径変形することによる弾性力によってリング溝の底面に圧接するように設けられたものとする。 (もっと読む)


【課題】温度上昇に伴う熱膨張によって摺動抵抗が大きく変化することを避けることができるようにする。
【解決手段】ピストン3のリング溝23内に嵌挿されてシリンダボア2aに摺接するアウタリング21と、このアウタリングとリング溝の底面との間に介装されてアウタリングを径方向外向きに付勢するエキスパンダ22とから構成されるピストンリングにおいて、エキスパンダが、内周側部材25と外周側部材26とを貼り合わせてなり、内周側部材が熱膨張率が大きい材料で、外周側部材が熱膨張率が小さい材料でそれぞれ形成されたものとする。 (もっと読む)


【課題】ピストン上昇行程時のオイルを掻き上げない機能とピストン下降行程時のオイルを掻き落とす機能との両立を向上する。
【解決手段】ピストン3に設けられたリング溝に受容されたアウタリング16とプレートエキスパンダ17とによりピストンリングを構成し、リング溝の底面13aとプレートエキスパンダとの互いに接触する部分に高摩擦係数の摩擦材18を塗布する。ピストン上昇行程と下降行程との間でエキスパンダの張力変化に摩擦材の影響によるヒステリシスが生じる。これにより、ピストン下降行程時にはエキスパンダの張力増大によりアウタリングが付勢されるためオイルの掻き落とし能力が向上し、ピストン上昇行程時には下降行程時に対してエキスパンダの張力低減によりオイルを掻き上げないようにすることができ、燃焼室へのオイル流入を減らしてオイル消費量を低減できる。 (もっと読む)


【課題】ピストン温度の低減を図り、板バネの張力の熱減退を低減し、板バネ付きピストンリングの耐久性向上を図る。
【解決手段】熱伝導率が100W/m・K以上の板バネ4がピストンリング5の内周面5a及びピストン1のリング溝3の底面3aに当接して、ピストンリング5をシリンダ2の内周面2aに押圧する。ピストン1のリング溝3底における上下の角部曲率半径をRa、板バネ4内周における上下の角部曲率半径をRb、ピストン1のリング溝3底の軸方向直線部長さをLa、板バネ4内周の軸方向直線部長さをLbとしたとき、Ra≧RbかつLa≧Lbである。また、ピストンリング5の熱伝導率が100W/m・K以上、ピストンリング5及び板バネ4の少なくとも一方の材質がクロム銅又はベリリウム銅、ピストンリング5及び板バネ4の少なくとも一方に銅めっき又は銀めっきが被覆されていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングを外周側に張り出す力を適正に保つことができ、しかもピストンのリング溝上面側のシール性を良好にできるピストンリングとピストンの組合せを提供する。
【解決手段】ピストンリング1の背面を斜め下方より押圧する付勢手段5を有し、付勢手段5がピストン2のリング溝3の底面3aに設けた凹部6に挿入されている。ピストンリングは、セカンドリングの他、コイルエキスパンダ付きオイルリングも含む。コイルエキスパンダ付きオイルリングの場合、付勢手段がコイルエキスパンダの斜め下方を押圧する。付勢手段としては、円周方向に間隔を置いて複数のハンプを有する板ばねでリング溝底に設けられた凹部の底面に接触しているもの、軸方向波型のエキスパンダ、半径方向波型のエキスパンダ、あるいはコイルエキスパンダが使用される。 (もっと読む)


【課題】改善された走行挙動および高い耐摩耗性を有する大型2ストローク・ディーゼル・エンジン用のピストンを提供すること。
【解決手段】本発明のピストンは、ピストン・リング・パック2を形成するオイル収集リング1を含む。ピストン・リング・パック2は、シリンダ5の燃焼室6の最も近くに位置し且つ第1走行面701を有する第1ピストン・リング7と、収集リング走行面101を有するオイル収集リング1とを含む。第1走行面701および収集リング走行面101が動作時にシリンダ壁4のシリンダ走行面401と摩擦接触するように、第1ピストン・リング7およびオイル収集リング1はピストン3の第1ピストン・リング溝702内および収集リング溝102内に配置される。ピストン3は、収集リング溝102の近くに潤滑用オイル・アパーチャを有し、そこを通して潤滑オイルがピストン3の内側からシリンダ走行面に塗布されるように設計される。 (もっと読む)


【課題】組合せオイルリングにおいて、温度変化に応じた適正なオイルコントロール機能を確保すると共に張力減退率の抑制を図る。
【解決手段】ピストン14の外周面にリング溝44,45,46を形成し、このリング溝44,45,46にトップリング51、セカンドリング52、オイルリング53を嵌合し、このオイルリング53にて、リング形状をなす上下のレール61,62を有するオイルリング本体63に、このオイルリング本体63を径方向外方に押圧付勢する形状記憶合金からなるコイルエキスパンダ64を装着すると共に、芯金として冷媒Cが封入された円筒リング65をこのコイルエキスパンダ64の中心部に貫入する。 (もっと読む)


【課題】シール性に優れオイル消費量の少ない新規なピストンリング構造体の提供。
【解決手段】ピストンリング構造体1は、シリンダ2の内壁面2Aに摺接するアウタリング9と、リング溝5の底壁面5Aに当接し、支点13で拡開する一対のインナレール10,11からなるインナリング8とを有する。径方向外側へ向けて断面略V字状に開いた両レール10,11間のV型溝21に嵌合するバネ部材12により、両レール10,11を径方向内側へ付勢し、両レール10,11の径方向外側の端部10B,11Bを、径方向内側へ向けて断面略V字状に傾斜するアウタリング9の一対の傾斜面18A,18Bにそれぞれ摺接させ、2つのインナリング8とアウタリング9とにより、シリンダ内壁面2Aとリング溝5の底壁面5Aの双方をシールする。 (もっと読む)


内燃機関のシリンダ(C)内において往復運動するピストン(P)の個々の溝(10)の側壁の間に取り付けられる、内燃機関のためのオイルコントロールリングが、該オイルコントロールリングが、2つのリングセグメント(20)と、該2つのリングセグメント(20)の間に配置された環状のエキスパンダ(30)とを、前記2つのリングセグメントを半径方向でシリンダ(C)に対して、かつ軸方向で溝(10)の隣接する側壁(11)に対して押し付けるために有しており、前記エキスパンダ(30)が、それぞれのリングセグメント(20)のための着座平面を規定する支持ボディ(31)を有しており、さらに、エキスパンダ(30)の支持ボディ(31)から軸方向に、リングセグメント(20)の着座平面のうちの少なくとも1つの着座平面を越えて突出した、少なくとも1つのエキスパンダ部分(40)が設けられており、リングセグメント(20)のうちの少なくとも1つのリングセグメントに設けられた、エキスパンダ(30)に対して前記リングセグメント(20)を回転方向でロックするために、個々のリングセグメント(20)の厚さに含まれるようにかつ少なくとも1つのエキスパンダ部分(40)と干渉するように寸法決めされた、少なくとも1つの表面凹凸(50)が設けられている。
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【課題】 リング本体が傾いてもシール効果あるいはオイルの掻き落とし効果を十分に確保することができるピストンリングを提供する。
【解決手段】 シリンダ壁2に接触可能な上下一対の環状摺動部13を有するピストンリング1Aのリング本体10に、複数の環状溝14をリング軸線方向に間隔を空けて設ける。各環状溝14には、シリンダ壁2に接触可能かつリング本体10に対して摺動可能な状態でサイドレール15を装着し、リング本体10に内周側から当接してリング本体10を半径方向外方に付勢する環状のエキスパンダ11を装着する。 (もっと読む)


【課題】 シリンダ内面への追従性が良く、ピストンリングの気密性能やオイル掻き取り性能を向上することが可能なピストンリングを提供する。
【解決手段】 オイルリング1は、シリンダ内面と接して摺動する金属製のアウタリング10と、アウタリング10を背面41からシリンダ内面に向けて付勢するエキスパンダ30とを備える。エキスパンダ30は、3枚の形状記憶合金製のプレートエキスパンダ31から構成される。各プレートエキスパンダ31は、同径であり、アウタリング10の摺動方向に沿って同軸状に配置されている。 (もっと読む)


【課題】 内燃機関の運転時、ピストンリングの浮上現象を常に防止することができるピストンリングを提供する。
【解決手段】 リング溝下面に密着可能なリング下面を有し、リング溝内の外周側に配置される外リングと、外リングの背面に接触してピストン軸方向に移動自在にリング溝内の内周側に配置される内リングと、断面形状略「く」の字型の環状スペーサーとからなり、環状スペーサーは、周方向の少なくとも一箇所に内リング背面とリング溝底面との隙間であるバッククリアランスと筒内を連通するガス通路を有し、内リング、外リングの上面に跨りかつ接触するように配置され、内燃機関の運転時、内リングの慣性力を外リングのリング上面に伝えることが可能に構成されている。 (もっと読む)


【課題】 ピストンの上昇時における良好なオイル上がり、および、ピストンの下降時における良好なオイル切りを実現可能とする、オイルリングを提供することにある。
【解決手段】 オイルリング10の最上面側には、上側レール12の傾斜角度が緩い上側傾斜面12aが位置している。また、オイルリング10の最下面側には、下側レール13の傾斜角度が鋭い下側傾斜面13bが位置している。これにより、ピストン100の上昇時には、良好なオイル上がりを実現させることができる。また、ピストン100の下降時には、この下側レール13の下側傾斜面13bが第1に面することになるため、十分にシリンダ200の内壁面のオイル300を掻き落とすことができる。また、上側レール12の下側傾斜面12bも傾斜角度が鋭いことから、2段階においてシリンダ200の内壁面のオイル300を掻き落とすことができる。 (もっと読む)


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