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Fターム[3J051EC06]の内容

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Fターム[3J051EC06]に分類される特許

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【課題】高周波焼入れによってディスクに生じる硬化層同士の間の境界部がディスクの低応力部位に設定されるように硬化層が形成されるため、高周波焼入れが施されるべき部位が確実に焼入れ処理されて成る残留引張応力を伴わない適正な硬度分布を有するトロイダル型無段変速機のディスクおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】このトロイダル型無段変速機のディスク3は、変速機の運転時にディスク表面に発生する応力が相対的に低くなる低応力部位100a,100bと相対的に高くなる高応力部位102a,102b,102cとを有し、高周波焼入れによってディスク3に生じる硬化層130A,130B,130C同士の間の境界部120A,120Bが低応力部位100a,100bに設定されるように硬化層130A,130B,130Cが形成されて成る。 (もっと読む)


【課題】出力側ディスクにおいて、内側面側と内周面側とを別々に高周波焼入れする場合に、必要十分は有効硬化層深さを確保しつつ、焼割れの発生を防止できるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】このトロイダル型無段変速機は、一対の出力側ディスクを一体に設けた一体型出力側ディスク71を備える。一体型出力側ディスク71が、内側面71aと、内周面71bとに別々に高周波焼入れが行われる。内側面71aの高周波焼入れの有効硬化層74は、内側面のロー側からハイ側に向うにつれて、浅くなっている。これにより、内側面71aの有効硬化層74と、内周面71bの高周波焼入れによる有効硬化層73とが重ならない。 (もっと読む)


【課題】ローラ間を軸線方向複数箇所で接触させて面圧低下を図り、ローラ間滑り速度に対するトラクション係数の負勾配特性を、ジャダーの防止が可能なように改善する。
【解決手段】相互に摩擦接触して動力伝達を行う第1ローラ21および第2ローラ22のうち、第2ローラ22の外周面22aは円筒面に形成するが、第1ローラ21の外周面21aは、軸線方向に中高となった3個の凸曲面21b,21c,21dより成る波形に形成して、第1ローラ21の外周面22aを凸曲面21b,21c,21dの頂点位置に対応する軸線方向3箇所α1,α2,α3で第2ローラ22の外周面22aに接触させる。これによりローラ間の面圧が低下して、ローラ間滑り速度に対するトラクション係数の変化特性を、負勾配領域が小さくて負勾配の緩やかなものにすることが可能で、ローラ間にジャダーが発生するのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】ショットピーニング加工、研削加工および超仕上げ加工を必ずしも行わなくても大きなトルクを伝達でき、製造コストと製造工数とを削減できるトロイダル型無段変速機のローラを製造できる装置を提供する。
【解決手段】2つの支持棒61,61によって複数のローラ11を挟持し、2つのピストン62,62によってメディアをローラ11の回りの第1の隙間S1に流動させる。メディアは、第1の隙間S1を通過するとき、ほぼローラ11の軸方向の速度成分のみを有した状態で、ローラ11の外周面11aに接触する。このため、ローラ11の外周面11aに、ほぼローラ11の軸方向に沿った溝20を、形成できる。この結果、ローラ11の軸方向の粗さを小さくでき、かつ、ローラ11の周方向の粗さを大きくできる。 (もっと読む)


【課題】駆動損失の増大を抑えること。
【解決手段】変速比を無段階に変化させる無段変速機構10と複数の回転要素(リングギヤ31,サンギヤ32,遊星ギヤ33,遊星ギヤキャリア34)を有する差動機構30とが入力軸101と出力軸102との間に配設された無段変速機100の駆動制御装置1において、無段変速機構10の第1アウトプットディスク13と第2アウトプットディスク14を同じ回転数に制御可能であること。ここで、その無段変速機構10は、第1アウトプットディスク13と第2アウトプットディスク14の間の回転数の比を無段階に変化させるものであり、且つ、差動機構30は、第1アウトプットディスク13と第2アウトプットディスク14に対してサンギヤ32とリングギヤ31を1対1の関係で係合させたものである。 (もっと読む)


【課題】トラニオンと外輪との間の摩擦力により押圧装置から離れた側のディスクとパワーローラとの押し付け力が低下するのを防止できるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】トラニオン15には、枢軸14方向に沿って並んで配置され、外輪28を挟むように互いに対向するとともに外輪28の外周面にそれぞれ対向する一対の案内面45,45が形成されている。案内面45,45は、パワーローラ11に作用する接線力を外輪28の外周面に接触して支持するとともに、外輪28を両ディスク2,3の回転中心軸方向に沿って案内する。一対の案内面45,45は、これらの間隔が押圧装置12の押圧力の作用方向の先側に向かうにつれて広がるように両ディスク2,3の回転中心軸方向に対して傾斜している。 (もっと読む)


【課題】軸方向の反力が、カムディスクを支持する部材に作用することを抑制できる遊星ローラ機構を提供すること。
【解決手段】動力を伝達する遊星ローラ機構20であって、ピニオンローラ24の軸方向の両側に配置された一対のリングローラ22,23とピニオンローラとが接触している部分が、径方向の外側から内側へ向けて軸方向に拡大するテーパ形状であり、一対のディスク部26b,26cが、一対のリングローラを挟んで軸方向に互いに対向し、かつリングローラの径方向外方で接続され一体に形成されたカムディスク26と、ディスク部とリングローラとの間に配置された転動体28とを有し、リングローラの動力によりディスク部からリングローラに対して転動体を介してピニオンローラに向かう軸方向の押圧力を作用させるトルクカム25を備え、カムディスクは、一対のリングローラの周方向に複数配置され、かつ、支持部材にそれぞれ固定されている。 (もっと読む)


【課題】高摩擦特性を維持しつつ、摩擦時に基板面に対して平行方向にかかる荷重によるカーボンナノチューブの剥離や基板面に対して垂直方向にかかる荷重によるカーボンナノチューブ自体の過度な変形を抑制し得る摩擦材、摩擦材の製造方法、並びにその摩擦材を適用したブレーキ部材、クラッチ部材及び駆動装置を提供すること。
【解決手段】摩擦材は、基板と、該基板上に配設された接着層と、該基板上に配設された複数のカーボンナノチューブとを有する。複数のカーボンナノチューブは、一端部が上記接着層に埋設され、該接着層の表面に対してほぼ直立した状態で固定され、他端部が該接着層から突出し、曲成されて該接着層の表面にほぼ沿った状態で配向している。 (もっと読む)


【課題】優れた耐摩耗性を有し、自動車および産業機械の歯車、プーリー、シャフトなどとして用いるのに好適な摺動部品の提供。
【解決手段】浸炭または浸炭窒化された摺動部品であって、摺動面の表面から深さ10μmまでの表層部において、セメンタイト粒子の平均粒子径:0.6μm以下、摺動面に対して垂直方向の断面におけるセメンタイト粒子の数密度:1個/μm2以上、かつ、摺動面の表面からの深さ10μmにおけるビッカース硬さ:700以上、を満たすとともに、摺動面の表面粗さが、Rz:4.0μm以下、Rpk/Rk:1.0未満、を満たす摺動部品。なお、Rzは、JIS B 0601(2001)で規定された「最大高さ粗さ」を表し、また、RpkおよびRkはそれぞれ、JIS B 0671−2(2002)で規定された「突出山部高さ」および「コア部のレベル差」を表す。 (もっと読む)


【課題】誤差のバラツキなどがあっても、伝動中は、偏心継手をなす全ての組の凸部と凹部が接触するようにして、伝達可能最大トルクが低下するのを回避する。
【解決手段】偏心継手41は、回転体15aに突設した円錐テーパローラ42と、これら円錐テーパローラ42が遊嵌するよう、回転体32に設けた円錐窪み43とで構成する。円錐テーパローラ42は、回転体32に向け先細の円錐形状とし、円錐窪み43は、回転体15aに向け拡開した円錐形状とする。円錐テーパローラ42を回転体15aに突設するに際しては駆動ピン44を用い、これら駆動ピン44は、回転体15aに回転自在、且つ、軸線方向変位可能に貫通する。回転体32に近い駆動ピン44の端部に円錐テーパローラ42を固設し、円錐テーパローラ42を弾性部材47により円錐窪み43の円錐内周面に接触させた状態に保つ。 (もっと読む)


【課題】低コスト化・軽量化・コンパクト化を達成しながら、増速比を含む高い変速比の設定自由度を持つ変速機能と、トルク伝達/遮断を切り替えるクラッチ機能を併せて発揮することができると共に、変速比に応じた最適な挟持押圧力の付与により耐久性の向上を図ることができる変速機を提供すること。
【解決手段】入力軸3に設けられた円板状の入力ディスク15と、出力軸4に設けられた円板状の出力ディスク16と、入出力ディスク15,16の重合領域のうち、入力軸3の軸心O3と出力軸4の軸心O4を結ぶ軸心連結線CL上に沿って移動可能に設けられ、要求変速比に応じた位置にて両ディスク15,16を挟持押圧する一対の押圧ローラー17,17と、を備え、一対の押圧ローラー17,17は、両ディスク15,16の挟持押圧力として付与する皿バネ22による付勢力を、変速条件に応じた最適な挟持押圧力を得るように調整するテンプレート28,28とカムフォロワ29,29と、を有する。 (もっと読む)


【課題】加工が容易であり、コスト低減を可能とする。
【解決手段】固定側のハウジング3に周回状に形成された固定側インターナル当接面23と、固定側インターナル当接面23よりも周長が短く形成されて固定側インターナル当接面23に内包されるように配置され径方向の撓みにより固定側インターナル当接面23に周方向部分的に当接すると共に当接位置を変化させ得るフレックス・リング5と、フレックス・リング5に内接し内接位置を変化させてフレックス・リング5の当接位置を変化させる複数のボール7と、各ボール7にリング状配列の内周側から外接し入力軸45の入力回転を各ボール7に伝達する太陽輪9とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】トラクション性能と耐久性との両立を図る。
【解決手段】インプットシャフトに接続された円錐形状のインプットコーン34とアウトプットシャフトに接続されたアウトプットコーンとを互いに逆向きに平行に配置し狭圧力調節機構によりアウトプットシャフトに作用するトルクが大きいほど大きな狭圧力をもって両コーンでリングを狭圧する変速機において、インプットコーン34の側面に円周回りを周回するよう溝を形成し、その溝により形成される凸部にアール(R)を形成すると共にアール(R)の曲率半径を減速比が小さくなる位置に形成された凸部ほど小さくなるよう形成する。凸部のアール(R)により凸部に過大な応力集中が生じるのを抑制すると共に減速比が小さく狭圧力調節機構によりリングに作用する狭圧力が小さくなる場合でもインプットコーン34とリングとの間の必要な面圧を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】トラクション係数の向上を図る為の凹溝17、17の形成を低コストで行なえる構造を実現する。
【解決手段】上記各凹溝17、17を、ディスク15の片側面16の法線方向から見て、このディスク15の円周方向に対し角α、βをなしている。言い換えれば、上記片側面16に表れる、上記ディスク15の中心軸をその中心とした仮想同心円Xと上記各凹溝17、17とが、角α、βをなしている(角度を有する)。そして、このなす角α、βを、上記ディスク15の外径側に比べて内径側で大きくしている(α<βとなる様にしている)。尚、選択図では、凹曲面である上記片側面16を平面で表している。 (もっと読む)


【課題】弾性リングの疲労強度を向上させたトラクションドライブおよびその表面処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】トラクションドライブ1は、太陽ローラ5の外周面周りに隣接して配置される複数の遊星ローラ7と、これら遊星ローラ7に隣接し、これら遊星ローラ7のそれぞれを押圧しつつ内包する弾性リング9とを備え、弾性リング9は、遊星ローラ7と接する転走面11、および、転走面11から半径方向外側に延びる両側面13に、ショットピーニング加工が施された後にキャビテーションショットレスピーニング加工が施されている。 (もっと読む)


【課題】背面に支持部材を配置されることで入力軸や出力軸といった回転軸に固定される入力側ディスクもしくは出力側ディスクにおいて、前記ディスクと支持部材との間でのフレッチング磨耗を防止する。
【解決手段】入力軸1に支持部材としてのローディングナット9により入力側ディスク2が固定される。入力側ディスク2の背面とローディングナット9との間には、円環状で板状の板状部材51が配置される。板状部材51の両側面、すなわち、入力側ディスク2との当接面およびローディングナット9との当接面には、放射状に油溝が形成され、潤滑油をそれぞれの当接面に供給可能となっている。そして、潤滑油を供給することにより、フレッチング磨耗を防止する。 (もっと読む)


【課題】摩擦係数μを大きく設計できないトラクションドライブ式無段変速装置における問題点を除去する。
【解決手段】無段変速装置は、ハウジング10に回転自在に支持された第一の軸7と、ハウジング10に回転自在に支持された第二の軸6と、第一の軸7に支持され溝幅が可変の一対のプーリ4と、外周を支えられ両側面にてプーリ4と接触する歯付きリング3と、第二の軸6回りに歯付きリング3を移動させるための機構とから構成され、プーリ4の接触面4aに油膜を切るための溝4bが形成してあり、前記溝4bはプーリ4の接触面4aの半径位置によってピッチが変化する。 (もっと読む)


【課題】トロイダル型無段変速機のディスクトラクション面研磨加工後におけるディスクキャビティ径を簡単且つ効果的に精度良く測定する。
【解決手段】このディスクキャビティ径測定方法では、ディスク2(3)を測定器の基盤200にセットし、ディスクの中心軸O´の高さでトラクション面2a(3a)の第1の面αに触針202を接触させるとともに、第1の面に接触された触針を回転軸206を中心に回転させながら第1の面に沿って移動させることにより、第1の面の曲率Rαを測定する。その後、キャビティ径に相当する長さのゲージを用いて、触針に対してディスクをキャビティ分だけ移動させた後、トラクション面の第2の面βに触針を接触させ、触針を回転軸を中心に回転させながら第2の面に沿って移動させることにより、第2の面の曲率Rβを測定する。測定により得られた第1の面の曲率および第2の面の曲率からキャビティ径が演算される。 (もっと読む)


【課題】強度や耐久性に優れ、伝動装置の作動時に発生する騒音を低減し得る動力伝達部品及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】金属製であり、軸中心に回転し、相手部品と転がり接触等して動力を伝達する動力伝達部品。相手部品と転がり接触等する表面を有する表面部位に、体心立方格子から成る相やマルテンサイト相から成るマトリックス中に析出物を含有する析出物含有組織部を有し、表面部位以外の少なくとも一部に、マルテンサイト相を含有する双晶組織部を有する。動力伝達部品の製造方法である。略動力伝達部品を用意し、これを加熱し体心立方格子から成る相単相となる温度域で保持し、これの相手部品と転がり接触等する表面を有する表面部位を徐冷や時効処理して析出物含有組織部を形成し、表面部位以外の少なくとも一部を急冷して双晶組織部を形成する。 (もっと読む)


【課題】ヨークと傾転軸受との間に生じる摩擦力を低減することにより、変速制御の安定性やトラニオンおよびヨークの耐久性の向上を図るとともに、形状の複雑化や位置管理の必要性などの問題を招くことがない小型で安価なトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】このトロイダル型無段変速機では、傾転軸受であるラジアルニードル軸受30とヨーク23A,23Bとの接触面に摩擦係数を低減するための低摩擦材120,121がコーティングされている。そのため、パワーローラ11のスラスト荷重に起因するヨーク23A,23Bとラジアルニードル軸受30との間に生じる摩擦力が低減され、変速制御の安定性やトラニオン15およびヨーク23A,23Bの耐久性の向上を図ることができる。 (もっと読む)


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