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Fターム[3J063CD26]の内容

Fターム[3J063CD26]に分類される特許

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【課題】遊星歯車機構のリングギヤをケースに対して固定しているブレーキを良好に潤滑・冷却する。
【解決手段】変速装置30では、第1リングギヤ31rを固定可能なブレーキB1の第1ブレーキハブ43が第2リングギヤ32rの外周側に配置されると共に第2リングギヤ32rを固定可能なブレーキB2の第2ブレーキハブ53が第1リングギヤ31rの外周側に配置され、ブレーキB1の第1摩擦板42には、第2リングギヤ32rに形成された複数の第2潤滑油供給孔323rと第1ブレーキハブ43に形成された第1潤滑油流通孔43oとを介して潤滑・冷却油としての作動油が供給されると共に、ブレーキB2の第2摩擦板52には、第1リングギヤ31rに形成された複数の第1潤滑油供給孔313rと第2ブレーキハブ53に形成された第2潤滑油流通孔53oとを介して潤滑・冷却油としての作動油が供給される。 (もっと読む)


【課題】相互に軸方向に隣接するプラネタリギヤセットのインターナルギヤ同士が連結された自動変速機において、連結されたインターナルギヤの軸方向の位置を規制するためのプレート部材を備えつつ、自動変速機の軸方向のコンパクト化を達成する。
【解決手段】第2のインターナルギヤ64側に向かって軸方向に延びる第1のインターナルギヤ54の延設部54bと、第1のインターナルギヤ54側に向かって軸方向に延びる第2のインターナルギヤ64の延設部64bとを介して第1のインターナルギヤ54と第2のインターナルギヤ64とが連結され、連結されたインターナルギヤ54、64の軸方向の位置を規制するためのプレート部材100が、インターナルギヤ54、64同士の連結部Aと軸方向にオーバーラップする位置において、連結部Aの内周側に組み付けられている。 (もっと読む)


【課題】電動機と遊星歯車装置との間にトルクリミッタ装置が設けられる場合であっても、部品点数および部品の加工工数を増加させずに遊星歯車装置へ潤滑油を効率的に供給することができる車両用動力伝達装置を提供する。
【解決手段】トルクリミッタ装置26のカバー部材66およびプレート部材68は、軸心C1に平行な一直線方向にそれぞれ貫通し、それらカバー部材66およびプレート部材68を同心とするために用いられる位置決め穴76をそれぞれ有し、その位置決め穴76の内周側からカバー部材66とプレート部材68との間に供給される潤滑油によって相互間の摩擦部位が潤滑され、且つ位置決め穴76を通じて遊星歯車装置24側へ流出した潤滑油によってその遊星歯車装置24が潤滑されるようにした。 (もっと読む)


【課題】攪拌損失を小さくして動力伝達効率を向上させることができ、かつブレーキ装置の潤滑、冷却も効率よくできる駆動装置を提供すること。
【解決手段】ケース19およびカバー11で覆われた内部には、外部からの動力によって駆動されるドリブンギヤ13、ドリブンギヤ13の出力を駆動輪に伝達するシャフト17、および制動力を生じさせるブレーキ装置30の押圧用可動ディスク31が収容されているとともに、潤滑油が充填されている駆動装置10であって、ブレーキ装置30の押圧用可動ディスク31は、カバー11に対して近接離間する方向に進退自在に設けられ、カバー11と押圧用可動ディスク31との間の空間は、ドリブンギヤ13で掻き上げられた潤滑油が入り込む油貯留部42になっており、押圧用可動ディスク31には、進退方向に貫通して該押圧用可動ディスク31の表裏両側を連通させる連通部が設けられている。 (もっと読む)


【課題】コンパクト化を図ることができる車両の最終減速装置を提供することを課題とする。
【解決手段】最終減速装置30は、静止体である右側ケース部材65と回転体である差動ケース56との間に掛け渡され、車軸方向に押圧力をかけ摩擦力を発生させて差動ケース56を制動させる第1摩擦ブレーキ81と、差動ケース56と右の車軸54との間に掛け渡され、車軸方向に押圧力をかけて摩擦力を発生させ回転差により差動機構55をロック状態にする第2摩擦ブレーキ82を有する。第1摩擦ブレーキ81の半径方向内側に第2摩擦ブレーキ82が配置されている。
【効果】コンパクトになり最終減速装置の車幅方向の長さを短くすることができる。結果、コンパクト化を図ることができる車両の最終減速装置を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】油圧によりトルク容量が制御され、かつ、潤滑油が供給されて潤滑または冷却される係合装置において、製造コストの増加を抑制することの可能な潤滑装置を提供する。
【解決手段】油圧によりトルク容量が制御され、かつ、潤滑油が供給されて潤滑または冷却される係合装置B1と、係合装置B1に潤滑油が供給される経路で潤滑油にマイクロバブルを混入させるマイクロバブル発生装置27とを有する潤滑装置において、係合装置B1のトルク容量を制御する油圧の伝達経路である第1油路62と、第1油路62の油圧が伝達されて動作し、かつ、潤滑油をマイクロバブル発生装置27に供給する通路70を開放および遮断する切替弁64とを備えている。 (もっと読む)


【課題】動力被伝達軸側の要求トルクが設定トルク以上になると、動力伝達軸から動力被伝達軸への動力伝達を抑制して、変速機構等を保護しながらも、動力伝達を抑制した後の復旧作業が不要な動力伝達機構を提供する。
【解決手段】環状の摩擦プレート21と加圧プレート22が動力被伝達軸37の軸心周りに配置され、動力伝達軸34からの伝達動力により摩擦プレートと加圧プレートの何れか一方が回転駆動され、他方が両プレートの摩擦力で回転駆動されて動力被伝達軸に動力伝達するように配置され、動力被伝達軸側の要求トルクが設定トルク以上になると摩擦プレートと加圧プレートが滑り、設定トルク未満になると摩擦プレートと加圧プレートが一体に回転して動力被伝達軸に動力伝達されるように加圧プレートを摩擦プレートに圧接する加圧機構を備えたトルクリミッタが動力伝達機構に組み込まれている。 (もっと読む)


【課題】回転トルク伝達に必要な部品剛性を確保しつつ質量を十分に軽減でき、嵌合用の複数の歯の形状精度を高めた筒状体とそれを用いる摩擦係合装置を提供する。
【解決手段】嵌合用の複数の歯11sを周方向等間隔に有する筒状壁部11と、筒状壁部11の軸方向一端部に一体に結合する環状板部12とを備え、環状板部12に複数の質量軽減用の穴13が形成された筒状体10であって、複数の質量軽減用の穴13が、筒状壁部11の複数の歯11sの歯数の1/4以上の穴数で、筒状壁部11と同心となる特定の円周13c上に等間隔に形成されている。 (もっと読む)


【課題】自動変速機におけるブレーキ装置において、リターンスプリングの配設構造を改善することにより、該自動変速機のコンパクト化を図る。
【解決手段】変速機ケースを構成するエンドカバー120に、ケース本体110内に突入する筒状のブレーキ収納部122が設けられ、該収納部122内に、ブレーキ80、90を構成する摩擦板81a、81b、91a、91bが配設された構成において、前記ブレーキ80,90のピストン83、93を油圧による押圧方向と反対方向に付勢するリターンスプリング86、96を、前記摩擦板81a、81b、91a、91bの外周側に配置する。 (もっと読む)


【課題】冷間時において、早期にオイルの温度を上昇させることが可能な動力伝達装置を提供する。
【解決手段】動力伝達装置20は、変速機構40からの機械的動力を、リングギア66で受けて左右の駆動軸8に分配可能な差動機構60を有する動力伝達装置20であって、前記リングギア66の回転を制動可能な摩擦ブレーキ機構80を備え、摩擦ブレーキ機構80のうち少なくとも一部は、当該摩擦ブレーキ機構80の作動時において、動力伝達装置20内を循環するオイルに浸漬するよう構成されている。摩擦ブレーキ機構80が作動するときの摩擦熱によりオイルの温度を上昇させる。 (もっと読む)


【課題】軸方向にコンパクトに構成される自動変速機のクラッチユニットを提供する。
【解決手段】第3のクラッチC3と第4のクラッチC4とは、軸方向にオーバラップして構成され、内径側の第4のクラッチC4は、ピストン29と、クラッチドラム26との間にプレート部材32を設けている。プレート部材32は、クラッチドラム26との間に間隙32aを有しており、この間隙32aを介してクラッチドラム26の円筒部26bの外に位置した第3のクラッチC3のキャンセル油室41にオイルが供給される。 (もっと読む)


【課題】
多段自動変速機の入力継ぎ手を廃止し、シンプルな構造で車両のクリープと発進性能を確保し、燃費を向上させる。
【解決手段】
複数の遊星歯車列と油圧クラッチ及びブレーキからなる多段自動変速機の入力軸1に回転変動吸収ダンパ10を介して原動機を連結し、発進段となる前進1速と後進段で締結するブレーキB1に電子油圧制御による断接及び滑り制御を行い、ブレーキB1が滑っている間のみドライブプレート51とドリブンプレート52の同一径円周部の摩擦面に設けた複数の貫通穴X,Yに、両プレートを挟み押圧する端部側面から調圧された冷却油を供給する。

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【課題】自動変速機用トルク伝達機構において、湿式摩擦材の外周に油溜まりが発生して攪拌トルクが大きくなる場合においても、確実により大きな引き摺りトルクの低減効果を得ることができ、更なる燃費向上を実現できること。
【解決手段】自動変速機用トルク伝達機構21においては、自動変速機ケース18の内周の複数のスプライン溝18A以外の部分20の半径は、湿式摩擦材としてのセグメントタイプ摩擦材22のコアプレート23の外周の半径よりも2.0mmだけ大きく設定されている。これによって、湿式摩擦材22のコアプレート23の外周と自動変速機ケース18の内周20の間に広い間隙が確保されて、湿式摩擦材22の外周に潤滑油が流れるスペースが充分に存在するため、非締結状態において湿式摩擦材22がいずれかの方向に空転したときに、外周に油溜まりを発生して引き摺りトルクが上昇する事態を確実に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 ミッションケース内に設ける制動機構の配置構造を工夫して、ミッションケース全体の左右幅、ならびに上下方向寸法の削減を図る。
【解決手段】 分割ケースで構成されるミッションケース内の制動機構8を、可動側の摩擦板81と、固定側の摩擦板82と、押圧装置45,55とで構成し、押圧装置45,55を両摩擦板80の位置よりも合わせ面30から遠い側のケース内部に装着し、押圧装置45,55の押圧作用に抗して両摩擦板81,82の合わせ面30側への移動限界を規定するための止めリング84を、両摩擦板80の位置よりも合わせ面30に近い側のケース内部に着脱可能に設けてある。 (もっと読む)


【課題】潤滑回路の作動油量を適正にして内燃機関から駆動輪へのトルク伝達効率の悪化を防止するとともに、変速機の冷却および暖気性能を向上させる変速機の潤滑装置を提供する。
【解決手段】内燃機関のウォータージャケット65からの温水または冷却水によって作動油の温度を調整する温度調整器64と、温度調整器64の下流側に設けられ、潤滑回路67に接続された潤滑用配管68と、温度調整器64の下流側に設けられ、潤滑用配管68から分岐して潤滑回路67に並列に配置され、作動油をオイルパン29に還流するドレン配管70と、潤滑用配管68に設けられた絞り弁76と、ドレン配管70に設けられた絞り弁77とを設け、温度調整器64に供給される作動油量が潤滑回路67に供給される必要潤滑油量を超えた場合に、必要潤滑油量を超えた量の作動油がドレン配管70にドレンされるように絞り弁76および絞り弁77の開度を設定する。 (もっと読む)


【課題】摩擦板の枚数が弾性部材により制限されないようにすることを可能とする。
【解決手段】デフ・ケース3とサイド・ギヤ7との間に、締結によりサイド・ギヤの差動制限を行う摩擦多板を設けたデファレンシャル装置1において、デフ・ケース3の外部に、弾性部材31,32の取付部37を取り付け、弾性部材31の弾性アーム39を、デフ・ケース3の外周部の開口19,20からデフ・ケース3内に臨ませてサイド・ギヤ7の前面48に弾接させサイド・ギヤ7を介して摩擦多板30に締結力を付与すること特徴とする。 (もっと読む)


【課題】多板ブレーキのレイアウトの自由度を向上すること。
【解決手段】入力軸の軸方向に延びるスプラインが内周面に形成された変速機ケースと、該変速機ケース内に収容された変速ギヤ機構と、前記変速ギヤ機構を構成する回転要素と前記変速機ケースとを断続する多板ブレーキと、を備えた自動変速機において、前記多板ブレーキが、前記入力軸と同軸回りに形成されたブレーキ外筒部と、前記入力軸と同軸回りに形成され、前記回転要素に連結されたブレーキ内筒部と、前記ブレーキ外筒部と前記ブレーキ内筒部との間に配設され、前記入力軸の軸方向に前記ブレーキ外筒部又は前記ブレーキ内筒部を摺動可能な複数のブレーキプレートと、前記スプラインに嵌合する嵌合部を有し、前記嵌合部から前記入力軸の径方向内方に延びて前記ブレーキ外筒部に連結された支持部と、を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】車両等のエンジンに連設されるツインクラッチ式変速機において、メインシャフトの端部を、より確実に、かつコンパクトに保持し、変速機の効率的な作動に寄与する。
【解決手段】油圧式の第一及び第二ディスククラッチ51a,51bを互いに同軸に隣接配置し、前記各ディスククラッチ51a,51bに同軸二重構造をなすメインシャフト28の内外シャフト43,44をそれぞれ同軸に連結したツインクラッチ式変速機23において、前記内シャフト43の左端部は、ミッションケース22にホルダプレート75により固定されるボールベアリング73に貫通支持されると共に、該左端部の先端側に螺着されるロックナット74により前記ボールベアリング73に締め付け固定される。 (もっと読む)


【課題】インプットギヤをミッションケース内に安定的に支持し、ドライブギヤとの間で異音が発生したり、ギヤが摩耗したりするのを防止するとともに、組立てを容易とする。
【解決手段】電気駆動ユニット27側のインプットシャフト28に嵌合されているインプットギヤ31の両端部に、軸方向を向く支持軸30a,30bを突設し、両支持軸30a,30bの外周面を、ミッションケース3の内部により回転自在に支持する。 (もっと読む)


【課題】多板クラッチ機構(LowクラッチC1)を備えた自動変速機において、多板クラッチ機構のクラッチプレート23,24同士を所定のスリップ率で相互に滑らすような制御をエンジン始動後早期に行えかつクラッチプレートの過熱を確実に抑制する。
【解決手段】クラッチドラム21の周壁21aの外周側表面へ潤滑油を噴射する噴射ユニット30が、クラッチプレート23,24の温度が第1所定温度よりも低いときには、潤滑油の噴射範囲を、上記外周側表面においてクラッチプレート列設領域に対応する部分におけるクラッチドラム回転軸方向の全範囲に設定して、該潤滑油を加熱媒体として噴射する一方、クラッチプレートの温度が、上記第1所定温度以上に設定された第2所定温度以上であるときには、上記潤滑油の噴射範囲を、上記対応部分における上記回転軸方向の略中央部に設定して、該潤滑油を冷却媒体として噴射するように構成する。 (もっと読む)


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