説明

Fターム[4C093EB26]の内容

放射線診断機器 (83,329) | X線検出部、受像部 (10,367) | グリッド (392) | 支持、揺動機構 (82)

Fターム[4C093EB26]に分類される特許

1 - 20 / 82



【課題】ノイズがない精細な位相微分画像を得る。
【解決手段】X線撮影装置10は、X線源11、X線検出器13、格子部12、位相微分画像生成部40、アンラップ処理部41、ノイズ除去部43を備える。X線源11は、被検体に向けて放射線を射出する。X線検出器13は、X線源から射出されたX線を検出して画像データを生成する。格子部12は、X線源とX線検出器との間に配置される。位相微分画像生成部40は、X線検出器により得られた画像データ51,52に基づいて位相微分画像を生成する。アンラップ処理部41は、位相微分画像にアンラップ処理を施す。ノイズ除去部43は、被検体Hがない場合のオフセットノイズを表すオフセット画像を、被検体Hを撮影して得られる被検体画像から減算したときに、被検体画像に残存するノイズであるトレンドを被検体画像から除去する。 (もっと読む)


【課題】アンラップエラーによって生じる筋状のノイズを除去した位相微分画像を得る。
【解決手段】X線画像検出器により得られた画像データに基づいて、幅αを有する所定の値域に画素値が畳み込まれた位相微分画像を生成する位相微分画像生成部40と、位相微分画像にアンラップ処理を施すアンラップ処理部41と、アンラップ処理のエラーを補正する処理単位としてアンラップ処理済みの位相微分画像内に定められる小領域について、画素値の統計演算により最頻値を求める統計演算処理部44と、最頻値と各画素の画素値の差分Δがnα−α/2≦Δ<nα+α/2を満たす整数nを画素毎に算出し、各画素の画素値から整数nと幅αの積を減算することにより、アンラップ処理のエラーを補正する補正処理部45と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 光軸から離れた領域におけるX線位相コントラストの計測精度を従来のX線撮像装置よりも向上させることが可能なX線撮像装置を提供する。
【解決手段】 X線撮像装置は、X線源からの発散X線を回折することで干渉パターンを形成する回折格子と、干渉パターンの一部を遮蔽する遮蔽格子と、遮蔽格子を経たX線を検出する検出器と、角度可変手段とを備える。
角度可変手段は、回折格子と遮蔽格子と検出器と、光軸とがなす角度を変化させる。また、検出器は、角度可変手段による回折格子と遮蔽格子と検出器と、光軸とがなす角度の変化に応じてX線の検出を行う。 (もっと読む)


【課題】同一のブッキー装置でCRカセッテとFPDカセッテのいずれかを装填して撮影可能とされた環境下で、操作者によって連続撮影や動画撮影が設定された場合などに、不適切なカセッテを用いて放射線画像撮影が行われることを自動的かつ的確に防止することが可能な放射線画像撮影システムを提供する。
【解決手段】放射線画像撮影システム1は、放射線発生装置4と、ブッキー装置3と、ブッキー装置3に装填した状態でまたは単独で被写体を連続撮影可能で、通信手段を備える可搬型FPDカセッテ2aと、可搬型FPDカセッテ2aがブッキー装置3に装填されたことを検出する検出手段と、警告を発する警告手段10、31とを備え、警告手段10、31は、検出手段が可搬型FPDカセッテ2aのブッキー装置3への装填を検出したにもかかわらず、可搬型FPDカセッテ2aとの通信が成立しない場合に警告を発する。 (もっと読む)


【課題】モアレのビジビリティ低下を抑制することができ、高画質な位相像や微分位相像を取得することが可能となるトモシンセシス撮像装置及びトモシンセシス画像の撮像方法を提供する。
【解決手段】被検査物内部の奥行き情報を取得するトモシンセシス撮像装置であって、
遮蔽格子は、透過部と遮蔽部とが周期的に配列され、これらの周期が互いに異なる周期を有する、少なくとも2つの部分遮蔽格子の積層によって構成され、
2つの部分遮蔽格子を周期の方向に移動させ、積層による部分遮蔽格子間の各遮蔽部の重なり状態を制御する制御手段を備え、
電磁波源の回転による電磁波源の入射方向に応じて、制御手段により各遮蔽部の重なり状態を制御し、
電磁波源から出射され遮蔽格子の透過部を透過する電磁波が、各遮蔽部による遮蔽を抑制する。 (もっと読む)


【課題】アンラップエラーによる軟部組織の画像化の阻害を防止する。
【解決手段】X線画像検出器は、X線源から放射され第1及び第2の格子を通過したX線を検出して画像データを生成する。位相微分画像生成部は、画像データに基づいて位相微分画像を生成する。OK/NG領域検出部は、位相微分画像においてアンラップエラーが生じやすいNG領域を検出するとともに、それ以外の領域をOK領域として検出する。アンラップ処理部は、OK領域中に起点SPを設定し、この起点SPを基準点として隣接画素をアンラップ処理した後、アンラップ処理が行われた画素に基準点を変更しながらOK領域内の画素を順にアンラップ処理する。 (もっと読む)


【課題】グリッドを用いてステレオ撮影を行う放射線画像撮影方法および装置において、グリッドによる放射線のケラレの影響を低減するとともに、散乱線によるボケの影響も低減する。
【解決手段】2つの撮影方向のうちの一方の撮影方向についてはグリッド30を用いて撮影を行い、他方の撮影方向についてはグリッド30を用いずに撮影を行うとともに、グリッド30を用いた撮影を行う際の放射線の焦点よりもグリッド30を用いない撮影を行う際の放射線の焦点の方が小さくなるようにする。 (もっと読む)


【課題】グリッドを移動させるための動力をグリッドに伝達する伝達機構が、グリッドの退避動作を妨げることを抑制する。
【解決手段】載置面と放射線検出器との間の第1位置に配置され、放射線の乳房への透過により発生する当該放射線の散乱成分が前記放射線検出器へ入射するのを阻止するグリッドと、撮影台に対して正対した状態における被験者から前記グリッドが離れるように、当該被験者の前方に向けて前記第1位置から第2位置へ前記グリッドを退避させる退避機構と、当該被験者の左右方向に沿って前記グリッドを移動させるための動力を発生させる動力発生機構と、前記動力発生機構と結合して当該動力発生機構からの動力を前記第1位置におけるグリッドへ伝達し、前記グリッドの退避動作に伴って前記動力発生機構と離間して当該動力発生機構からの動力を前記第2位置におけるグリッドへ伝達不能となる伝達機構と、を備える。 (もっと読む)


【課題】縞走査法を用いて被検体の位相微分画像を生成する放射線撮影装置において、格子の移動精度を向上させる。
【解決手段】X線源とX線画像検出器との間に第1の格子21と第2の格子22とが対向配置されている。走査機構は、第1の格子21に対して第2の格子22を、格子線に直交する方向(x方向)に対して角θをなす方向に相対的に並進移動させ、第1の格子21に対する第2の格子22の相対位置を複数の走査位置に順に設定する。X線画像検出器は、各走査位置において、第2の格子22により生成されるG2像を検出して画像データを生成する。位相微分画像生成部は、X線画像検出器により生成される複数の画像データに基づいて位相微分画像を生成する。第1及び第2の格子21,22に代えて、線源格子を上記方向に並進移動させてもよい。 (もっと読む)


【課題】曝射回数を抑えながらも鮮明な位相画像を得ることを可能とする。
【解決手段】X線源11とX線画像検出器20との間に第1及び第2の格子21,22が対向配置されている。移動機構23は、第2の格子22を、格子線に直交する方向に格子ピッチの半分に相当する距離だけ離れた第1の位置と第2の位置とに移動させる。画像平均部14aは、第1の位置でX線画像検出器20により生成された第1の画像データと、第2の位置でX線画像検出器20により生成された第2の画像データとを平均することにより吸収画像を生成する。減算処理部14bは、第1の画像データから吸収画像を減算することにより表示用画像を生成する。 (もっと読む)


【課題】被写体有りの撮影と被写体無しの撮影との間で撮影条件が変化したことにより生じる画質の低下を抑制し、診断に良好な被写体再構成画像を提供する。
【解決手段】本発明に係るX線撮影システムによれば、X線撮影装置1において撮影された被写体有りのモアレ画像と被写体無しのモアレ画像に基づいてコントローラ5において作成された被写体再構成画像に対して、被写体有りのモアレ画像を撮影したときと被写体無しのモアレ画像を撮影したときの撮影条件の差異に起因するアーチファクトの補正を行う。 (もっと読む)


【課題】 X線管球とグリッドとの位置合わせを容易に実現できるようにする。
【解決手段】 X線を照射するX線照射部と、前記X線照射部より照射されたX線を検出する電子カセッテと、X線の散乱線を除去するグリッドとを有する撮影部と、を備えるX線撮影装置であって、前記グリッドに線対称に傾斜配列された鉛箔の対称線の、前記電子カセッテに対する位置を算出するために用いられる情報と、前記グリッドに対する前記X線照射部の焦点距離とを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された情報に基づいて算出された、前記対称線の前記電子カセッテに対する位置と、前記取得手段により取得された前記焦点距離と、により規定される位置に前記X線照射部が配置されるように、前記X線照射部または前記撮影部を移動する移動手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】第1の格子と第2の格子の2つの格子を平行に配列し、この格子を用いて位相コントラスト画像を取得する放射線画像撮影装置において、1回の撮影によって位相コントラスト画像を取得し、かつ位相情報以外の情報を取得する。
【解決手段】第1および第2の格子のいずれか一方の格子を画素部の単位で構成された単位格子UG1〜UG5を複数配列したものとし、位相コントラスト画像の1つの画素に対応する所定の範囲内の複数の単位格子UG1〜UG5を、他方の格子の延伸方向に直交する方向について互いに異なる距離だけ平行にシフトして配置し、その各単位格子UG1〜UG5に対応する画素部から読み出された検出信号に基づいて位相コントラスト画像を構成する1つ画素信号を生成するとともに、単位格子UG1〜UG5以外の範囲に対応する画素部から読み出された検出信号に基づいてたとえば吸収画像を生成する。 (もっと読む)


【課題】プレ撮影と本撮影との間でのモアレ縞の変化によるアーチファクトの発生を低減する。
【解決手段】モアレ縞変化検出部24は、本撮影とプレ撮影との間で、第1及び第2の位相微分像に生じるモアレ縞の変化を検出し、該変化に対応した特性量を算出する。この特性量は、本撮影時に得られる第1の位相微分像から、プレ撮影時に得られる第2の位相微分像を減算して得られる補正済み位相微分像に生じるアーチファクトの周期である。システム制御部18は、この周期とX線画像検出器20の視野サイズとを比較し、該周期が視野サイズより小さい場合には、プレ撮影の再実行を促すメッセージをモニタ17bに表示させる。プレ撮影が再実行された際には、上記第1の位相微分から、プレ撮影の再実行で得られた第2の位相微分像が減算され、補正済み位相微分像が生成される。 (もっと読む)


【課題】第1および第2の格子と放射線画像検出器とを備えた放射線画像撮影装置において、第1および第2の格子において格子に入射した放射線のケラレを低減し、また第1および第2の格子を透過した放射線に欠損を生じることなく放射線画像検出器によって検出し、より適切な位相コントラスト画像を取得する。
【解決手段】放射線源から射出された放射線を通過させて第1の周期パターン像を形成する第1の格子と、第1の周期パターン像が入射されて第2の周期パターン像を形成する第2の格子と、第2の格子によって形成された第2の周期パターン像を検出する放射線画像検出器とを備えた放射線画像撮影装置において、第1および第2の格子を透過した放射線が放射線画像検出器内に納まるように放射線画像検出器の検出面内方向の位置を調整する検出器位置調整機構を設ける。 (もっと読む)


【課題】第1の格子に対する第2の格子の走査中に振動が生じた場合でも、再撮影を行わず精度の良い位相微分画像を生成可能とする。
【解決手段】撮影部12には、X線画像検出器20、第1及び第2の格子21,22、走査機構23を保持する筐体に加わる振動を検出する振動センサ24が設けられている。システム制御部18は、第2の格子22を並進移動させながら行う一連の撮影動作中に、振動センサ24から入力された振動の検出値が所定の閾値を超えた場合には、これ以降のX線源11及び撮影部12の動作を停止させる。このとき、位相微分画像生成部14aは、閾値以上の振動が検出される以前にX線画像検出器20により生成された複数の画像データに基づいて位相微分画像を生成する。 (もっと読む)


【課題】小型化、及び位相コントラスト画像の画質の向上を図る。
【解決手段】X線源とX線画像検出器との間に第1及び第2の格子ユニットが配置される。第1及び第2の格子ユニットは、大きさが異なること以外は同様の構成である。第1の格子ユニットは、X線透過性の材料からなる格子基板30を備える。格子基板30には、複数の溝33aからなる格子部33、格子部33の一端に接続された第1の集合流路34、格子部33の他端に接続された第2の集合流路35が形成されている。第1の集合流路34には、X線吸収材供給部が接続されており、第2の集合流路35にはX線透過材供給部が接続されている。格子部33は、X線吸収材供給部から流体状のX線吸収材が供給されることによりX線に対する格子として機能し、X線透過材供給部から流体状のX線透過材が供給されることによりX線透過部として機能する。 (もっと読む)


【課題】格子を通過した周期パターン像を放射線画像検出器によって検出する放射線画像撮影装置において、キャリブレーションを簡略化して撮影時間の短縮化を図る。
【解決手段】放射線画像検出器に起因する検出器補正データと第1および第2の格子に起因する格子補正データとを別々に記憶する補正データ記憶部62,63と、補正データ記憶部62,63に記憶された検出器補正データと格子補正データとを別個に独立して更新する補正データ更新部60aとを備えたものとする。 (もっと読む)


【課題】複数枚の薄型グリッドを高精度に積層することにより、高アスペクト比のX線吸収部を備えたグリッドを提供する。
【解決手段】小グリッド22は、X線照射方向に積層された複数の薄型グリッド30〜33からなる。各薄型グリッドは、例えば第1の薄型グリッド30の支持層37に設けられた凹部40aと、凹部40a内に設けられた第1の接続パッド40bと、第2の薄型グリッド31の上に形成された第2の接続パッド40cと、第1の接続パッド40bと第2接続パッド40cとを接続する接続部材40dとからなる接続構造部40により接合されている。接続部材40dは、各薄型グリッドよりも融点の低い金属からなり、溶融時の表面張力によるセルフアライメント効果により、第1の接続パッド40bと第2接続パッド40cとが正対し、かつ第1の薄型グリッド30と第2の薄型グリッド31とが当接するように両者を接合する。 (もっと読む)


1 - 20 / 82