説明

Fターム[4E002BC07]の内容

金属圧延一般 (9,037) | 圧延条件 (1,433) | 圧延温度 (475)

Fターム[4E002BC07]に分類される特許

141 - 160 / 475


【課題】建築鉄骨用途では高強度クラスに位置する引張強度:590MPa級の鋼管について、高強度のまま円形鋼管固有の課題である、引張応力場となる鋼管外面側の硬さを低減することにより、耐震性向上に寄与できる円形鋼管を提供する。
【解決手段】本発明の円形鋼管は、所定の関係式を満足しつつ化学成分組成を調整すると共に、下記(A)〜(C)の要件を満足するものである。
(A)鋼板のミクロ組織は、少なくともアスペクト比が3以上のベイナイトの面積分率が50%以上であり、転位密度ρが1.0×105(m-2)以上、6.0×105(m-2)以下である、
(B)鋼板の表・裏面の夫々から深さ2mmまでの表層部を除く中央部の平均ビッカース硬さHvが180〜280である、
(C)鋼板の表・裏面の夫々から深さ2mmまでの表層部の平均ビッカース硬さHvが、前記中央部の平均ビッカース硬さHvの1.4倍以下である。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】 土木,建築,橋梁等の分野で使用される590MPa以上の引張強さと80%以下の降伏比を有するとともに、超大入熱溶接によって高靭性のHAZが得られる超大入熱溶接熱影響部靭性に優れた低降伏比高張力厚鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 所定量のC,Si,Mn,P,S,Al,Cr,Nb,Mo,V,B,Ti,Ca,N,Oを含有し、さらにCuおよびNiのうちの1種以上を含有し、かつCeqが0.44〜0.49を満足し、Pcmが0.21以下を満足し、ACRが0.2〜0.8を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼素材を、1000〜1250℃の温度に加熱し、圧延仕上温度を850℃以上とする熱間圧延を施して厚鋼板とし、引き続き加速冷却処理を施し、さらに(Ac1+20℃)〜(Ac1+80℃)の2相域温度に加熱して30分以上保持した後、2相域焼入れ処理を施し、さらに400〜600℃の温度に加熱して保持する焼戻し処理を施す。 (もっと読む)


【課題】板厚:25mm以上の厚肉鋼材あっても、高強度、低降伏比および高靭性を有し、高い衝撃吸収エネルギーと高変形性が得られる鋼管用鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.04〜0.08%、Si:0.01〜0.50%、Mn:1.5〜3.0%、P:0.030%以下、S:0.010%以下、sol.Al:0.003〜0.100%、Nb:0.010〜0.040%およびTi:0.010〜0.020%を含有させ、かつCu、Ni、Cr、Mo、VおよびBのうちから選んだ1種または2種以上を含有させ、さらに0.38≦{[%C]+[%Mn]/6+([%Cu]+[%Ni])/15+([%Cr]+[%Mo]+[%V])/5}≦0.60を満足させ、ベイナイトと島状マルテンサイトの合計の面積率が90%以上で、かつ該島状マルテンサイトの面積率が5〜15%を満足させ、さらに該島状マルテンサイトの平均粒径を1.5μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】鋼線又は鋼棒に加工した後、これに熱処理を施さずに冷間圧造及び転造若しくは切削加工又は切削主体の加工等によりねじ及びボルト等の締結部品又は軸類等の成形品に成形しても、リセス割れないしその類似欠陥が発生することなく、しかもこの冷間圧造等による成形後のねじ及びボルト等の締結部品又は軸類等の成形品に調質処理を施さなくても、鋼線又は鋼棒の段階で既に所望の高水準強度を有するという線材又は棒材、更に広範囲に当該棒材又は線材を含む鋼を提供する。
【解決手段】セメンタイトの体積分率が0%であるフェライト組織であって、前記フェライト組織は、圧延方向に垂直な断面の平均粒径が1μm以下のフェライト組織であり、引張強さTSが600MPa以上で且つ絞りRAが70%以上の機械的性質を有し、球状化焼なまし処理が行なわれていないことを特徴とする冷間圧造用鋼。 (もっと読む)


【課題】耐震性に優れた高強度UOE鋼管を提供する。
【解決手段】C:0.03%以上0.10%以下、Si:0.05%以上0.50%以下、Mn:1.50%以上2.2%以下、P:0.025%以下、S:0.002%以下、Cu:1.0%以下、Cr:1.0%以下、Ni:2.0%以下、Mo:1.0%以下、Nb:0.1%以下、V:0.1%以下、Ti:0.025%以下、Al:0.06%以下、N:0.0050%以下、Ca:0.0050%以下を含有するとともにTi/N:4.0以上であり、残部Fe及び不純物からなる鋼組成を有し、フェライト及びベイナイトからなる金属組織、または、フェライト、ベイナイト及びマルテンサイトからなる金属組織を有するラインパイプ用高強度UOE鋼管である。 (もっと読む)


【課題】クラッチプレートやリング、クラッチディスク等に用いて好適な、高い硬度を備え、また打ち抜き加工時における端面性状および温度上昇時における平坦度に優れた冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.15%、Si:0.03%以下、Mn:0.10〜0.70%、P:0.025%以下、S:0.025%以下、Al:0.01〜0.05%およびN:0.008%以下を含有し、かつこれらの成分が、(C%)+0.15×(Mn%)+0.85×(P%)≧0.21の関係を満足し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成にすると共に、フェライト平均粒径が2〜10μmで、未再結晶率が25%以上90%以下の部分再結晶組織とすることにより、硬度をロックウェル硬さHRBで83以上とする。 (もっと読む)


【課題】各結晶方位関係を適切に規定することによって、高強度を確保しつつ、歪時効特性をも良好な高強度厚肉鋼板、およびこうした鋼板を製造する有用な方法を提供する。
【解決手段】本発明の高強度厚肉鋼板は、:C:0.10〜0.16%、Si:0.15〜0.30%、Mn:1.30〜1.60%、Al:0.015〜0.05%、Cu:0.15〜0.35、Ni:0.10〜0.30%、Mo:0.10〜0.25%、V:0.030〜0.05%、Nb:0.005〜0.015%、Ca:0.005%以下(0%を含まない)およびN:0.002〜0.008%を夫々含有し、残部が鉄および不可避不純物である鋼板であって、2つの結晶の方位差が15°以上の大角粒界で囲まれた結晶粒の平均円相当径Dが35μm以下であると共に、結晶方位分布差から測定されるランダム粒界分率Rが50面積%以上である。 (もっと読む)


【課題】比較的厚さが薄く、幅が狭い帯鋼又は鋼板を製造するための、小規模な設備で、かつ少量多品種の製品から大量で特定の品種の製造までに利用可能な方法を提案する。
【解決手段】市販されている炭素鋼又はフェライト系ステンレス鋼若しくはオーステナイト系ステンレス鋼からなる鋼線材若しくは鋼線又は棒鋼をスタート材とし、冷間温度域において最終厚さまで平ロール2で圧延する方法、又は、先ず孔型ロール2で冷間温度域で圧延した後、冷間温度域で平ロールで最終厚さまで圧延するか若しくは先ず孔型ロールで温間温度域で圧延した後、冷間温度域で平ロールで最終厚さまで圧延するか、のいずれかとし、スタート材から中間材及び最終材の所定の段階までに、大ひずみを導入する。 (もっと読む)


【課題】量産しても安定して540MPa以上の高強度および優れた曲げ性を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える溶融亜鉛めっき鋼板である。この鋼板が、C:0.03〜0.11%、Si:0.005〜0.5%、Mn:2.0〜4.0%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.01〜1.0%、N:0.01%以下を含有し、さらに、Ti:0.50%以下およびNb:0.50%以下の1種または2種を、Ti+Nb/2≧0.03を満足する範囲で含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、表面における圧延方向に展伸したMn濃化部の板幅方向の平均間隔が300μm以下であり、フェライトの面積率が60%以上であり、フェライトの平均粒径が1.0〜6.0μmであり、さらに、フェライト中に粒径1〜10nmの析出物を100個/μm以上含有する鋼組織を有し、引張強度が540MPa以上であり、曲げ性に優れる、高強度溶融亜鉛めっき鋼板である。 (もっと読む)


【課題】高温強度、靭性及び耐再熱脆化特性に優れた耐火鋼材並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001%以上0.020%以下、Si:0.05%以上0.50%以下、Mn:0.8%以上2.0%以下、Mo:0.15%以上0.60%以下、Ti:0.005%以上0.040%未満、N:0.0001%以上0.0050%未満、Al:0.005%以上0.030%以下を含有し、P:0.03%以下、S:0.02%以下に制限し、C、Mo、Ti、Nの含有量が、C−Mo/15.47≦0.005、2≦Ti/N≦12を満足するものとし、また、その製造方法において、鋼片を1100〜1350℃に加熱し、1000℃以下での累積圧下率を30%以上として熱間圧延する。 (もっと読む)


【課題】延性に優れた高強度高靱性ラインパイプ用鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.12%、Si:0.05〜0.9%、Mn:0.50〜2.50%、P≦0.02%、S≦0.005%、sol.Al:0.005〜0.100%、N≦0.009%およびO≦0.005%を含有するとともに、「C+(Si/30)+(Mn/20)+(Cu/20)+(Ni/60)+(Cr/20)+(Mo/15)+(V/10)+5B」の値が0.15〜0.22を満たし、残部はFeおよび不純物からなる化学組成を有し、ミクロ組織がビッカース硬さで190以下のフェライトと硬質組織との混合組織からなり、引張強度が590MPa以上、−20℃でのシャルピー吸収エネルギーが100J以上であるラインパイプ用鋼板。更に、Cu、Ni、Mo、V、Nb、B、Cr及びTiを含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】低温靭性、成形性、断面成形加工後の耐ねじり疲労特性も優れた自動車構造部材用高張力溶接鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Alを適正範囲とし、Mn:1.01〜1.99%、Nb:0.001〜0.15%を含有し、P、S、N、Oを所定値以下に調整した組成を有する鋼素材に、加熱温度と、仕上圧延圧下率、仕上圧延終了温度を適正範囲とした熱間圧延と、熱間圧延終了後、750〜650℃の温度範囲で徐冷したのち、660〜510℃の巻取り温度で巻取り熱延鋼帯とし、該熱延鋼帯に、幅絞り率を10%以下とする電縫造管工程を施し、溶接鋼管とする。これにより、管表層が、1.5〜60nmのNb炭化物が析出した微細フェライト相とそれ以外の第二相からなる組織を有し、管最外表面または管最内表面から肉厚方向に50〜200μmの範囲の表面領域の硬さが制御された高張力溶接鋼管を得る。 (もっと読む)


【課題】スケールと地鉄との界面に微細な割れが発生しないスケール密着性に優れた鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.20%、Si:0.80%以下、Mn:0.4〜2.5%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al:0.15%以下を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる鋼片を950℃以上に加熱後、熱間圧延を施し、800℃以上で仕上げ圧延終了後、直ちに、圧延仕上げ温度から750℃以下までの冷却過程において、冷却温度幅が50℃以下の冷却と5秒以上の復熱過程とからなる熱サイクルを2回以上繰り返して、鋼板表面温度を750℃以下まで冷却することを特徴とするスケール密着性に優れた鋼材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】Z方向のアレスト特性に優れた高強度厚肉鋼板を低コストで提供する。
【解決手段】C:0.01〜0.12%、Si≦0.50%、Mn:0.4〜2%、P≦0.05%、S≦0.008%、Al:0.002〜0.05%、N≦0.01%、Nb:0.003〜0.1%を含み、〔C+(Mn/6)+(Cu/15)+(Ni/15)+(Cr/5)+(Mo/5)+(V/5)〕:0.32〜0.40を満たし、残部はFeと不純物の化学組成を有し、板厚中心部における有効結晶粒径≦25μmで、C断面における板厚1/4位置を中心として、Z方向で特定長さを有する任意の直線と交差する有効結晶粒の粒界数NzとC方向で前記と同じ特定長さを有する任意の直線と交差する有効結晶粒の粒界数Ncとの比Nz/Ncが1.05以上のZ方向のアレスト特性に優れた高強度厚肉鋼板。但し、有効結晶粒は、EBSP法を用いて15゜以上の方位差を有する境界を結晶粒界とみなした場合の結晶粒を指す。更に、Ni、Cu、Cr、Mo、V、B、Ti、Ca、Mg及びREMを含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】伸びおよび加工後の伸びフランジ特性に優れた高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、mass%で、C:0.08%以上0.20%以下、Si:0.2%以上1.0%以下、Mn:0.5%以上2.5%以下、P:0.04%以下、S:0.005%以下、Al:0.05%以下、Ti:0.07%以上0.20%以下、V:0.05%以上0.20%未満を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。そして、組織は体積占有率で60%以上95%以下のフェライトと、第二相として5%以上35%以下のベイナイトである。さらに、大きさが20nm未満の析出物に含まれるTiは450mass ppm以上1800mass ppm以下、Vは350 mass ppm以上1200mass ppm未満である。ベイナイト相の硬度(HVS)とフェライト相の硬度(HVα)の差(HVS−HVα)が300以下である。 (もっと読む)


【課題】板厚50mm超えの厚鋼板として好適な大入熱溶接部靭性および脆性き裂伝播停止特性に優れた高強度厚鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:1.0%以下、Mn:1.0〜2.0%、Al、P,S、Nb:0.005〜0.017%、Ti:0.005〜0.02%、N、Ca:0.0005〜0.0030%、B:0.0005〜0.0020%、かつ、Ca,O,Sが、下式を満たし、必要に応じてCu、Ni、Cr、Mo、Vの1種または2種以上、板厚中央部における圧延面での(100)面X線強度比が1.5以上、板厚1/4部の圧延面での(110)面X線強度比が1.2以上の集合組織を有し、かつ板厚1/4部におけるシャルピー破面遷移温度が−40℃以下である鋼板。0<(Ca−(0.18+130×Ca)×O)/1.25/S<1、ただし、Ca,O,Sは各成分の含有量(質量%)をあらわす。 (もっと読む)


【課題】安価なTi系汎用鋼板を用い、引張強度(TS)が540〜780MPaで、強度バラツキの小さい強度均一性に優れた高強度熱延鋼板を提供する
【解決手段】成分組成は、質量%でC:0.05〜0.12%、Si:0.5%以下、Mn:0.8〜1.8%、P:0.030%以下、S:0.01%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下、Ti:0.030〜0.080%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。そして、組織はベイニティックフェライトが70%以上の分率で存在し、かつサイズ20nm未満の析出物中に存在するTiの量が、下式(1)で計算されるTi*の値の50%以上である。Ti*=[Ti]−48÷14×[N]…(1)ここで、[Ti]および[N]はそれぞれ鋼板のTiおよびNの成分組成(質量%)を示す。 (もっと読む)


中低速磁気浮上式列車軌道用形鋼であって、この形鋼の横断面がF形であり、斜脚1、直脚3、腹板2及び水平の突出部4を有している。ここで、斜脚1の中心線と腹板2の下部表面とのなす角を有し、直脚3が、腹板2と水平の突出部4との連結部に配置されており、水平の突出部4の上下両表面が、それぞれ腹板2の上下両表面と互いに平行又は面一となっている。当該形鋼の圧延方法は、粗圧延工程、仕上圧延工程、冷却工程及び矯正工程を順次に含み、粗圧延工程では、2ロール可逆式圧延機を用いて圧延を行い、この圧延機の最大圧延荷重が、8000〜10000KNであり、圧延変形量が、総変形量の60〜90%を占めている。また、仕上圧延工程では、3台のユニバーサル連続圧延機列を用いて連続圧延を行っている。本発明では、大きなH形鋼の熱間圧延生産ラインを用いて、最終製品を生産することができる。 (もっと読む)


【課題】 高い強度と良好な加工性とを併せもつ新しい低合金・高強度の鋼板およびその製法を提供する。
【解決手段】 特定の化学成分を有する圧延鋼板をA1〜(Ac3+20)℃の温度範囲に焼鈍後、A1〜(A1−100)℃の温度範囲まで10℃/sec以下の冷却速度で徐冷、引続き500℃付近まで60℃/sec以上の冷却速度で急速冷却後、引き続き、400℃付近での保定をせず、250℃以下まで10〜30℃/secの冷却速度で冷却を行うことで、複合組織鋼板と同程度の低合金組成で高強度、かつ優れた延性を鋼板に同時に付与することが出来きる。 (もっと読む)


【課題】 強度を維持または向上しつつさらなる高導電率を達成した銅合金導体、およびそれを用いたケーブルならびにトロリー線、ならびにその銅合金導体の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の一実施の形態に係る銅合金線17は、酸素を0.01〜0.1質量%(100〜1000質量ppm)含む銅合金導体であって、錫を前記酸素の含有量に対して2.5倍以上〜4.5倍以下の質量比で含有し、かつ前記錫の酸化物を当該銅合金導体の結晶組織中に80%以上の体積分散率で平均粒径1μm以下の微小酸化物として分散してなる銅合金導体を加工してなるものである。 (もっと読む)


141 - 160 / 475