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Fターム[4E004NC04]の内容

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Fターム[4E004NC04]に分類される特許

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【課題】連続鋳造機における矯正時の鋳片の横割れを防止することができる連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳型から引き抜いた鋳片を下部矯正帯において曲げ戻す連続鋳造方法において、前記下部矯正帯9cに鋳片が到達するまでの間に当該鋳片に、一回当たりの歪量が2%以上5%未満の歪を十回以上付与する。これにより、鋳片の結晶粒が微細化し、延性が向上するので、下部矯正帯での鋳片の横割れを防止することができる。付与回数を二十回以上とすることで、Cr,V,B,Ti等を添加した割れ感受性の高い鋼種においても延性回復効果を享受できる。 (もっと読む)


【課題】従来の技術では製造することが困難であった、引張強度が590MPa以上で曲げ性に優れる鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.20%、Si:0.005〜2.0%、Mn:1.2〜3.0%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.003〜1.0%、N:0.01%以下、Bi:0.0001〜0.05%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、残留オーステナイトを2.0〜20面積%含有する鋼組織を有し、鋼板表面から板厚の(1/20)深さ位置において、圧延方向に展伸したMn濃化部の圧延方向に対して直角方向における平均間隔が300μm以下である高強度鋼板である。 (もっと読む)


【課題】 鋳造される鋼鋳片のオシレーションマーク深さを予測する指標を新たに設定し、該指標に基いて鋳型振動条件を設定することによって、鋳型の振動波形が正弦波形または偏倚正弦波形の何れであっても、鋳片のオシレーションマーク深さを表面欠陥の原因とならない範囲内に浅くすることのできる、連続鋳造用鋳型の振動方法を提供する。
【解決手段】 鋳型を正弦波形または偏倚正弦波形で振動させて鋼を連続鋳造するにあたり、鋳型振動のネガティブストリップ距離をNSL、ネガティブストリップ時間をtn、ポジティブストリップ時間をtpとしたときに、NSL、tn及びtpにより下記の(1)式によって定義される特性値Zが、経験的に鋳片の表面品質上で問題のない値以下となるように、鋳型の振動条件を設定する。
特性値Z=NSLA×(tp/2+tn)0.5…(1) (もっと読む)


【課題】連続鋳造される鋳片の表面性状を改善するとともに、鋳片に含まれる気泡や介在物を減少させる。
【解決手段】連続鋳造装置1は、一対の長辺壁と一対の短辺壁を備えた鋳型2と、鋳型3内に溶鋼3を吐出する浸漬ノズル4と、一対の長辺壁に沿って配置され、鋳型2内の溶鋼3を攪拌する電磁攪拌装置5を有している。電磁攪拌装置5は、溶鋼3のメニスカス10位置において、溶鋼3に作用する電磁力24が鋳型の内側向きになり、且つ鋳型2の長辺壁の表面において上向きの攪拌流を形成するように配置されている。 (もっと読む)


【課題】板厚の大きな非晶質合金箔帯を工業的な規模で製造することができる非晶質合金箔帯の製造装置および非晶質合金箔帯の製造方法を提供する。
【解決手段】非晶質合金箔帯Sの製造装置1において、断熱帯を介して一対の冷却帯13aおよび13bを備えた冷却ロールと、この冷却ロールを回転させる駆動手段11と、冷却帯13a、bの外周面に対して交互に合金溶湯Aを供給するための坩堝14と、を設ける。坩堝14はレール16に沿って移動可能とする。冷却帯13aおよび13bは相互に離隔して配置し、その間に断熱帯18を設ける。そして、冷却帯13aおよび13bを回転させるとともに水冷しながら、冷却帯13aおよび13bに対して、交互に合金溶湯を供給する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高品質の製品鋼材を得ることの可能な溶鋼の連続鋳造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】水冷鋳型に溶鋼を連続的に注入し、別途投入したモールド・パウダで該溶鋼を覆うと共に、該溶鋼を電磁力で攪拌し、生成した凝固殻を前記鋳型から下方に引き抜きながら冷却を続け、完全に凝固した長尺の鋼鋳片とするに際して、モールド・パウダの溶融層の厚みを常時測定し、該測定値を予じめ定めたモールド・パウダの溶融層の厚みと該鋼鋳片もしくは該鋼鋳片を圧延して得た製品鋼材の欠陥発生率との関係に照らし、該鋼鋳片もしくは製品鋼材の欠陥発生率が所望値以下になるように、前記水冷鋳型での溶鋼の鋳造条件を変更してモールド・パウダの溶融層の厚みを調整する。 (もっと読む)


【課題】板厚の大きな非晶質合金箔帯を工業的な規模で製造することができる非晶質合金箔帯の製造装置および非晶質合金箔帯の製造方法を提供する。
【解決手段】非晶質合金箔帯Sの製造装置1において、禁制帯18を介して一対の冷却帯13aおよび13bを備えた冷却ロールと、この冷却ロールを回転させる駆動手段11と、冷却帯13a、13bの外周面に対して交互に合金溶湯Aを供給するための坩堝14と、を設ける。坩堝14はレール16に沿って移動可能とする。そして、冷却帯13aおよび13bを回転させるとともに水冷しながら、冷却帯13aおよび13bに対して、交互に合金溶湯を供給する。 (もっと読む)


【課題】 鋳片の表層部にアルミナクラスターなどの非金属介在物による欠陥が少なく、清浄で高品質の鋳片を、生産性を損なわずに、安価に且つ安定して鋳造する。
【解決手段】 Cを0.003質量%以下含有する極低炭素鋼鋳片の連続鋳造方法であって、溶鋼成分における、44853×[質量%Ti]と2661750×[質量%S]と4709863×[質量%O]との和が25000を超える場合は、凝固殻前面での溶鋼流速が下記の(1)式の範囲内となるように制御して鋳造する。但し、(1)式において、Vは、凝固殻前面での溶鋼流速(m/秒)、[Ti]は、溶鋼のTi濃度(質量%)、[S]は、溶鋼のS濃度(質量%)、[O]は、溶鋼のO(溶存酸素)濃度(質量%)である。
(1/41)×[7-10000/(44853×[Ti]+2661750×[S]+4709863×[O]-25000)]≦V…(1) (もっと読む)


【課題】 モールドパウダーの流入不良や不均一流入に起因する拘束性ブレークアウトを抑制すると同時に、凝固シェルのバルジングに起因するバルジング性湯面変動を抑制して、炭素含有量が0.07質量%以下の炭素鋼及び極低炭素鋼を2.5m/min以上の鋳造速度で安定してスラブ鋳片に鋳造する。
【解決手段】 塩基度(質量%CaO/質量%SiO2)が1.0以上1.2未満であるモールドパウダーを用いて、炭素含有量が0.07質量%以下の炭素鋼及び極低炭素鋼を2.5m/min以上の鋳造速度でスラブ鋳片に鋳造する。 (もっと読む)


【課題】高強度で優れた耐孔あき腐食性を有し、安価に製造できることから、特に自動車のシャーシ、バンパーや足廻り部品に代表される構造部材の素材として用いるのに最適な熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.01%以上0.35%以下、Si:0.01%以上2.0%以下、Mn:0.1%以上3.0%以下、P:0.3%以下、S:0.01%以下、Al:0.005%以上2.0%以下、N:0.01%以下およびTi:0.01%以上0.25%以下を含有し、残部Fe及び不純物からなる鋼組成を有するとともに、鋼板表面から板厚方向50μm深さ位置までの鋼板表層部の板厚方向断面における粒径5μm以上の介在物、晶出物および析出物の合計の数密度が50個/mm以下である熱延鋼板である。 (もっと読む)


【課題】鋳型直下におけるブレークアウトを一層確実に回避する新規な方法を提供する。
【解決手段】中炭素鋼を高速鋳造するに際し、狭面側シェルのバルジングに起因する著しい凝固遅れの検知を以下の方法で実施する。即ち、各鋳型狭面の熱流束q[MW/m]を鋳型下端近傍で夫々1箇所ずつ測定する。少なくとも何れか一方の鋳型狭面の熱流束q[MW/m]について、少なくとも5sec分の熱流束q[MW/m]の標準偏差σ[MW/m]が0.04以上である、という条件を満足したとき、著しい凝固遅れが発生したものとする。好ましくは、著しい凝固遅れを回復させる手段を講じる。 (もっと読む)


【課題】 鋳片の中心偏析を軽減するべく、鋳片に軽圧下を付与しながら溶鋼を連続鋳造するにあたり、鋳片下面側の冷却を調整することにより、鋳片下面側の凝固組織を制御し、それにより軽圧下の効率を高め、中心偏析の軽微な鋳片を安定して製造する。
【解決手段】 複数対の圧下ロールからなる軽圧下帯16を備えた湾曲型または垂直曲げ型連続鋳造機1を用い、鋳片12の厚み中心部の固相率が0.4以下の時点から前記軽圧下帯にて0.5〜1.5mm/分の範囲内の圧下速度で鋳片の圧下を開始し、少なくとも鋳片の厚み中心部の固相率が0.7以上になる時点まで鋳片の圧下を継続して鋼の連続鋳造鋳片を製造するに際し、少なくとも前記軽圧下帯にて鋳片に圧下力を付与する期間は、鋳片下面側の表面温度を鋳片上面側の表面温度よりも低くする。 (もっと読む)


【課題】sol.Al濃度が0.1質量%以上の高Al鋼を連続鋳造する場合にも安定して鋳造でき、熱延粗圧延直後のスケール除去を十分に行えるようにする。
【解決手段】sol.Al濃度が0.1〜1.5質量%、Si濃度が0.3〜2.0質量%、C濃度が0.05〜0.18質量%である普通鋼の連続鋳造に用いるモールドフラックスである。CaO含有率をSiO2含有率で除した比(CaO/SiO2)が1.0〜2.0で、P2O5が1.0〜8.0質量%、B2O3が0.5〜5.0質量%のうちの1種または2種を含有し、かつ、凝固温度が1050〜1200℃、1300℃における粘度が0.5〜2.5dPa・sで、一旦溶融させたフラックスを毎分10℃の速度で冷却した常温試料中の主な結晶相がカスピダインである。
【効果】sol.Al濃度が0.1質量%以上の高Al鋼を連続鋳造する場合にも、高圧水等によるスケール除去を促進でき、島状スケールの少ない熱延鋼板が得られる。 (もっと読む)


【課題】 鋳片の中心偏析を軽減するために設けた軽圧下帯が矯正帯の範囲に重なり合った場合であっても、矯正帯での鋳片矯正による中心偏析への悪影響を少なくし、軽圧下の効果を高め、中心偏析の軽微な鋳片を製造する。
【解決手段】 円弧状の鋳片を平板状の鋳片に矯正するための矯正帯16の範囲に、鋳片に凝固収縮量に見合った量の圧下量を付与するための複数対のロール群17が重なって設置された連続鋳造機1を用いて連続鋳造鋳片11を製造するにあたり、前記矯正帯を通過する時点の鋳片厚み中心部の固相率が0.3以下または0.7以上となるように鋳造条件を調整するとともに、鋳片厚み中心部の固相率が0.4以下の時点から鋳片厚み中心部の固相率が0.7以上の時点まで、前記複数対のロール群を用いて0.5〜1.5mm/分の圧下速度で鋳片を圧下する。 (もっと読む)


【課題】継目無鋼管用丸鋳片の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】円形鋳型による連続鋳造中の丸鋳片9に、該丸鋳片の凝固完了前に、一対の圧下ロール6aにより圧下を加えて、鋳片とする。この際、一対の圧下ロールとして、カリバー底の開き角度δが75°以上105°以下であり、かつ丸鋳片に接触する部位に、突起13aを有する鞍型ロールを使用する。突起としては、少なくとも1条のロール円周方向に連続する突条、あるいは少なくとも一列のロール円周方向に離散的に分布した複数の突起とすることが好ましい。これにより、少ない圧下量で且つ丸鋳片の断面形状を損ねることなく、Cr含有鋼などに生じやすい軸心部のポロシティや軸心割れの発生を抑制でき、製造コストの削減や、継目無鋼管の品質向上等に寄与できる。 (もっと読む)


【課題】ツインキャスティングのみならずシングルキャスティングにおいても短片のカブレ疵の発生を防止して連続鋳造する。
【解決手段】タンディッシュに収容される炭素濃度が0.10〜0.13%である溶鋼を、浸漬ノズルを介して、鋳型幅方向へ移動可能に配置される短辺銅板を有することにより鋳片幅を変更することが可能な連続鋳造鋳型へ供給して連続鋳造する際に、ΔT・Q/d・(1−0.0001・B)≦320の関係を充足する条件で連続鋳造することで、短片のカブレ疵の発生を防止する。ただし、ΔTはタンディッシュ内での溶鋼過熱度(℃)であり、Bは浸漬ノズルから供給される溶鋼の吐出流に印加する磁場強度(G)であって、鋳型内の溶鋼厚み中央位置において前記吐出流にかかる磁場強度の最大値であり、Qは浸漬ノズルからの溶鋼の供給量(ton/min/本)であり、さらに、dは鋳型上端における浸漬ノズルの中心から短辺銅板表面までの最短距離(m)である。 (もっと読む)


【課題】ウォラストナイトを主原料とし、CaO/SiO比を増加するための配合原料を加えたCaO/SiO=1.1〜2.0の連続鋳造用パウダーにおいて、モールドパウダーの使用時にノズルの周りに閃光が発生する問題を無くする。
【解決手段】CaOおよびSiOをCaO/SiO=1.1〜2.0の範囲で含有する連続鋳造用パウダーにおいて、配合原料として天然鉱物のウォラストナイトを20〜70%使用し、さらにCaO/SiOをウォラストナイトより大きくする配合原料を加えることによりCaO/SiOを前記の範囲に調整するに際し、ポルトランドセメントを5%以下、炭酸カルシウムを13%以下とする。 (もっと読む)


【課題】高炭素鋼を鋳造する湾曲型ビレット連続機において、鋳型下の二次冷却条件を適正化することにより鋳片の内部割れの発生を防止し、且つ、中心偏析が良好な連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】断面の1辺の長さが160mm以下で、炭素含有量が0.6〜1.0質量%の高炭素鋼ビレットを、湾曲型連続鋳造機を用いて鋳造する際に、鋳型下湾曲部の二次冷却帯での冷却を2段階で行う連続鋳造方法において、まず、1段階目の水量密度を0.01〜0.03m3/m2/secの範囲とし、次に、2段階目の二次冷却帯の水量密度を0.002m3/m2/sec未満として、湾曲部矯正位置での鋳片の凝固シェル厚みを30mm以上確保し、且つ、湾曲部矯正位置での鋳片表面温度を1150〜1200℃の範囲に制御することを特徴とするビレットの連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】中厚スラブから普通厚スラブにおけるスラブ表層欠陥の発生を防止する。
【解決手段】一対の長辺(30a)面と一対の短辺(30b)面で形成され、溶鋼8の入口側及び出口側が開放されている連続鋳造用鋳型30において、入口側の断面積が出口側の断面積より大きく、長辺鋳型間距離が鋳造方向に縮小し、メニスカス位置における外側にふくらんだ長辺面線長L1と長辺鋳型間距離の縮小が終了する位置の長辺面線長L2の比と、鋳造する鋼の固相線温度での密度ρ1と長辺鋳型間距離の縮小が終了する位置の鋳片凝固シェルの密度ρ2の比が、次の関係式
1.00<L1/L2≦(ρ2/ρ1)(1/3)
を満足し、出口側は矩形形状であり、出口側の相対する長辺鋳型間距離T2が150mm以上、500mm以下であり、入口側の相対する長辺鋳型間距離が、出口側の相対する長辺鋳型間距離T2と同じか、大とされている。 (もっと読む)


本発明は、重量%で、C:0.03〜0.13%、Si:0.1%以下、Mn:0.7〜2.0%、P:0.05〜0.15%、S:0.2〜0.5%、B:0.001〜0.01%、Cr:0.1〜0.5%、Ti:0.05〜0.4%、N:0.005〜0.015%、及びO:0.03%以下、並びに残部Fe及びその他の不可避不純物を含む無鉛快削鋼に関し、上記無鉛快削鋼は、線材の圧延方向の断面において、粒子サイズ5μm以上のMnS介在物が300〜1,000個/mmの範囲で存在することができる。また、本発明は、鋼材製造段階において全酸素量を段階別に適切に制御して環境に優しい無鉛快削鋼を製造する方法に関する。
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