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Fターム[4E004NC04]の内容

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Fターム[4E004NC04]に分類される特許

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【課題】より効率的に鋳片の表面割れを防止する鋼の連続鋳造方法を提供すること。
【解決手段】断面が矩形となる鋳片を鋳型から垂直方向に引き抜いた後、さらに水平方向に引き出す鋼の連続鋳造方法において、鋳片の表面温度が910°Cを下回ってから300秒を経過するまでに、水平方向に引き出された場合に鋳片の側面となる短辺の一端から他端に向けて30mmとなるまでの範囲および他端から一端に向けて30mmとなるまでの範囲がオーステナイト単相からフェライト単相組織、パーライト組織またはベイナイト組織のいずれかに変態するように、短辺の一端から他端に向けて30mmとなる範囲および他端から一端に向けて30mmとなるまでの範囲を前後で対となり、左右で対となる短辺冷却用スプレーでスプレー冷却するようにした。 (もっと読む)


【課題】鋳片の幅方向の温度偏差と表面の過冷却とを抑制して、鋳片の内部割れ防止と表面割れ防止の両立を図り、良質の鋳片を製造可能な鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳型10と、その下流側に配置された二次冷却帯11を有する連続鋳造機12を用い、鋳型10から、Siを1.0質量%以上、又はCrを10質量%以上、又はCを0.5質量%以上含む鋳片13を引き抜き、鋳片13を二次冷却帯11に設けられた多数の冷却用ノズルで冷却する鋼の連続鋳造方法であり、鋳型10内に供給するパウダーの消費量Pwを0.2〜0.6kg/mとし、かつパウダー中のCaOのSiOに対する質量%の比CaO/SiOを0.90〜1.45として、二次冷却帯11のうち、鋳型10の直下から、鋳造方向に1.2mまでの冷却範囲で、冷却用ノズルから鋳片13に吹き付けられる冷却水の水量密度Wを300〜700リットル/m/分とする。 (もっと読む)


【課題】鋳片の幅方向の温度偏差と表面の過冷却とを抑制して、鋳片の内部割れ防止と表面割れ防止の両立を図った鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳型10と二次冷却帯11を有する連続鋳造機12を用い、Siを1.0質量%以上、又はCrを10質量%以上、又はCを0.5質量%以上含む鋳片13を二次冷却帯11の冷却用ノズルで冷却する鋼の連続鋳造方法であり、鋳型10内に供給するパウダーのCaO/SiOを0.90〜1.45とし、二次冷却帯11のうち、鋳型10の直下から、鋳造方向に0.6mまでの冷却範囲R1と、鋳型10の直下から鋳造方向に、0.6m〜1.2mの冷却範囲R2で、冷却用ノズルから鋳片13に吹き付けられる冷却水の水量密度P1、P2が、以下の条件を満足する。150リットル/m/分≦P1≦280リットル/m/分、300リットル/m/分≦P2≦700リットル/m/分 (もっと読む)


【課題】連続鋳造鋳片の凝固組織および凝固二次組織の微細化および均一化を図ることが可能な連続鋳造方法およびこの連続鋳造方法による鋳片を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03%-0.20%,Si:0.005%-2.0%,Mn:0.2%-3.5%,P:0.1%以下およびS:0.01%以下を含有し、Bi,SnおよびTeのうちから選ばれた第1の構成元素の1種以上を合計で0.0001%-0.03%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる鋳片の連続鋳造方法であって、前記鋳片の厚さ方向中心における結晶粒径をdとし、前記第1の構成元素を合計で0.0001%未満含有し、かつ圧下しないで鋳造した連続鋳造鋳片の厚さ方向中心における結晶粒径をd0とした場合に、dとd0の比の値d/d0が0.1-0.8となるように鋳片の厚さ方向中心部が凝固した直後に圧下することを特徴とする鋳片の連続鋳造方法、およびこの方法で得られた鋳片。 (もっと読む)


【課題】亜包晶鋼でかつ低合金鋼の連続鋳造において、鋳型内の初期凝固現象に起因した縦割れを防止する。
【解決手段】垂直曲げ型の連続鋳造機を使用する亜包晶鋼でかつ低合金鋼の連続鋳造方法である。CaO,SiO2,アルカリ金属酸化物,および弗素を基本成分とし、CaOのSiO2に対する質量濃度比としての塩基度(CaO/SiO2)が1.6以上、凝固点が1250℃以上、1300℃における粘度が1poise以下であるモールドフラックスを使用する。鋳型より鋳片の引抜き方向下流側で、曲げ部より鋳片の引抜き方向上流側の垂直部において、二次冷却の比水量を0.20リットル/kg以下にする。
【効果】亜包晶鋼でかつ低合金鋼の連続鋳造時に、鋳型内の初期凝固現象に起因した縦割れを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】鋼の連続鋳造において、特に鋳片引き抜き後の曲げ矯正点付近での表面割れの発生を防止するための手法について提案する。
【解決手段】溶鋼を、鋳型に装入し、該鋳型から直接鋳片を引き抜く連続鋳造方法において、前記鋳型の直下において、前記溶鋼の連続冷却変態線図における、フェライト−パーライト変態終了温度未満かつベイナイト変態開始温度を超える温度域まで鋳片の表層部を冷却し、その後、前記連続冷却変態図におけるフェライト−パーライト変態のノーズを通る冷却曲線と交差するまで、フェライト−パーライト変態終了温度未満かつベイナイト変態開始温度を超える温度域に保持する。 (もっと読む)


【課題】設備負荷を増大させることなく、ザク欠陥を低減する。
【解決手段】スラブ鋳片の幅方向一端から0.75T[mm]離れた位置の板厚中心の固相率が0.7である位置から下流側8mの範囲内において、スラブ鋳片の幅方向両端から、それぞれ、0.5T[mm]離れた位置から幅方向中央側に400[mm]以内の2つの領域A、Dに、総圧下量が3mm以上30mm以下の圧下部11A、11Dが形成されるようにスラブ鋳片を圧下すると共に、スラブ鋳片の幅方向両端から、それぞれ、2.5T[mm]離れた位置から幅方向中央側に300[mm]以内の2つの領域B、Cに、総圧下量が3mm以上30mm以下の圧下部11B、11Cが形成されるようにスラブ鋳片を圧下する。圧下部11A、11Dの幅は80mm以上400mm以下であって、圧下部11B、Cの幅は80mm以上300mm以下である。 (もっと読む)


【課題】スラブの表層から離れた位置における気泡や介在物を低減し、気泡や介在物に起因する製品欠陥の発生を回避する。
【解決手段】鋳型内溶鋼に鋳型幅方向の電磁攪拌流を付与する連続鋳造において、鋳型4長辺の外側に配置する電磁攪拌コイル1における磁極鉄芯1aのメニスカス2位置より鋳造方向下流側の長さLが、浸漬ノズル3の吐出孔3aから鋳型長辺の下端までの長さNの0.8倍以上とした電磁攪拌装置で、鋳型内溶鋼に電磁攪拌を行いながら鋳造することで、炭素含有率が0.004質量%以下の極低炭素鋼薄板用鋳片に対し、面積が0.005mm2以上の気泡及び非金属介在物の、鋳片表層から10〜50mm以内の鋳片中に存在する数の合計が0.020個/mm3以下である鋳片を製造する。
【効果】表面品質に優れたスラブを安定して製造することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造時に発生する鋳片表面欠陥を抑制しながら高マンガン系非磁性鋼を生産性高く製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で,C:0.45〜1.3%,Si:0.05〜0.5%,Mn:10〜19%,P:0.10%以下,S:0.02%以下,Al:0.003〜0.1%,N:0.005〜0.30%を含有する化学組成を有し,透磁率が1.1以下である高マンガン系非磁性鋼を連続鋳造法により製造する方法であって,鋳造温度Tが式(1)を満たすよう制御するとともに,鋳造速度Vc(m/min)を下記式(2)の範囲に選定することを特徴とする非磁性鋼の製造方法:
a≦T≦a+50 ・・・(1)
Vc≧0.02×(T−a) ・・・(2)
ここで,aは鋼の組成から下記式(3)により決定される値である。
a=1557-{53×(%C)+4.5×(%Mn)+45×(%P)} ・・・(3) (もっと読む)


【課題】MHF点変化、冷却水水温、鋼板成分等の影響因子をより簡便、高精度に評価することを可能とする方法を確立し、鋳片の割れ欠陥の発生無しに高速鋳造を達成することにある。
【解決手段】連続鋳造における二次冷却の冷却強度を定量化して評価するにあたり、あらかじめバーナーで所定温度に加熱した断面積サイズが20〜100cm、厚み0.5〜1.5cmの鋼板サンプルをスプレイ等で冷却する際の、鋼板サンプルに設置した熱電対の温度変化より算出される熱伝達率を用いて定量化することを特徴とする二次冷却強度評価方法である。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工時に表面でのすじ模様が発生しにくく、めっき密着性の良好な鋼板用の素材として使用できる連続鋳造鋳片およびその連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】(1)質量%で、C:0.03%-0.20%、Si:0.005%-2.0%、Mn:0.2%-3.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、N:0.01%以下、Al:0.001%-1.5%、Sn:0.01%を超え1.5%以下およびBi:0.0001%-0.05%を含有し、残部がFeおよび不純物からなることを特徴とする高強度鋼板用の連続鋳造鋳片。(2)溶鋼中に浸漬させた浸漬ランス内に、Biを含有する金属ワイヤーを挿入することにより、浸漬ランス内で少なくともBiの金属蒸気を発生させ、キャリアガスとともに溶鋼中に供給することを特徴とする連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】 鋼の連続鋳造鋳片の中心部に発生する中心偏析を低減する。
【解決手段】 鋳片10に圧下力を付与するための軽圧下帯14を備えた連続鋳造機1を用い、少なくとも鋳片の厚み中心部の固相率が0.3の時点から0.7の時点に至るまで鋳片を圧下しながら連続鋳造するにあたり、鋳片の厚み中心部の固相率が0.3の時点から0.7の時点に至るまでのロール間バルジング量の平均値B(mm)を非定常伝熱凝固計算によって求めると共に、鋳片の厚み中心部の固相率が0.3の時点から0.7の時点に至るまでの圧下量を実測し、実測した圧下量に基づいて厚み中心部の固相率が0.3の時点から0.7の時点に至るまでの有効圧下速度A(mm/min)を計算によって求め、計算によって求めた有効圧下速度Aと前記平均値Bとの比(A/B、単位:1/min)を鋳片の断面毎に求め、求めた比(A/B)の値が8.0以上となるように鋳造条件を調整する。 (もっと読む)


【課題】鋳片の幅方向全体に亘って高品質なスラブを鋳造する。
【解決手段】1つのロール群Iは、2分割された5本の基準側ロールと、3分割された5本の基準側ロールとから構成されている。2分割された基準側ロールは、1個の非接触部を有し、3分割された基準側ロールは、2個の非接触部を有する。1つのロール群Iには、所定数以上の非接触部が、互いに異なる幅方向位置に配置されている。鋳片の全ての幅方向位置において、非接触比率が、0%以上且つ20%以下である。 (もっと読む)


【課題】タンディッシュ内壁へのスラグの付着を抑制する。
【解決手段】アルミキルド鋼及びアルミシリコンキルド鋼の少なくとも一方を連続鋳造する際に、タンディッシュを熱間で繰り返し使用する連続鋳造方法において、タンディッシュ内に添加されるフラックスは、CaOが70質量%以上且つ80質量%以下であり、Alが5質量%以下であり、SiOが5質量%以下であり、CaFが20質量%以下であり、MgOが10質量%以下である組成を有する。そして、フラックスを、鋳造開始時に、タンディッシュ内の溶鋼深さが0.8mになるまでの間に、タンディッシュ内に添加する。鋳造終了時には、タンディッシュ内のスラグの組成を、MgOが3質量%以上且つ5質量%以下であり、SiOが5質量%以上且つ15質量%以下であり、Fが4%以下であり、CaO/Alが0.9以上且つ1.2以下とする。 (もっと読む)


【課題】 溶鋼汚染などの点で問題となる金属発熱材や低級酸化物酸化剤を一切使用しない連々鋳の開始時の鋳造初期に使用するモールドパウダーであるフロントパウダーを提供する。
【解決手段】 炭素含有量が、質量%で、0.1〜1.5%である鋼を連続鋳造する際の連々鋳の開始時の鋳造初期に使用する、図1に模式的に示す、フロントパウダー1で、このフロントパウダー1のパウダー基材3およびフリーカーボン2の混合体は、質量%で、パウダー基材3がSi、Al、Ca、Mg、Na、Liの酸化物系化合物およびF化合物の100%と、この100%に対してフリーカーボン2〜8%との混合体からなり、これらのパウダー基材3およびフリーカーボン2からなる混合体は1300℃における粘度が0.1〜5.0Pa・sである連々鋳の開始時の鋳造初期に使用するモールドパウダーとしてのフロントパウダー1である。 (もっと読む)


【課題】 Tiを含有する耐摩耗鋼を連続鋳造するにあたり、溶鋼中のTiがモールドパウダー中のSiO2を還元してモールドパウダー中のSiO2が減少しても、モールドパウダーの粘度の上昇を抑えることのできる耐摩耗鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】 C:0.05〜0.35質量%、Si:0.05〜1.0質量%、Mn:0.1〜2.0質量%、B:0.0003〜0.0030質量%、Al:0.002〜0.1質量%、Ti:0.1〜1.0質量%、Cr:0.1〜1.0質量%、Mo:0.05〜1.0質量%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる溶鋼を連続鋳造機で鋳造するにあたり、連続鋳造用鋳型の振動条件を、振幅:3.0〜9.0mm、振動数:60cpm以上120cpm未満とし、0.1〜5.0質量%の脂肪酸を配合したモールドパウダーを使用して、0.6〜1.0m/minの鋳造速度で鋳造する。 (もっと読む)


【課題】Ca含有量が15ppm以上のAl−Siキルド鋼を連続鋳造するに際し、拘束性ブレークアウト予知信号が多発している。本発明は、拘束性ブレークアウトの予知信号発生を少なくすることのできる連続鋳造用パウダー及び連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】Caを添加したAl−Siキルド鋼では、鋳造中のパウダーフィルム中への気泡の発生やフィルム厚の増大により、凝固殻から鋳型壁への抜熱量が減少、またばらつきも大きく、拘束性ブレークアウト予知信号多発につながっている。そこで、パウダー中のCaOの増加によってパウダーフィルム中のOHイオンを溶鋼中に還元し、気泡発生を防止する。すなわちCaを15ppm以上、Siを0.1質量%以上、Alを0.015質量%以上0.035%未満の鋼の連続鋳造に用いる、塩基度Bが1.5以上であることを特徴とする連続鋳造用パウダー及び当該パウダーを用いた連続鋳造方法である。 (もっと読む)


【課題】良好な延性と曲げ性とを有する溶融めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板表面に溶融めっき層を有する溶融めっき鋼板において,鋼板は,質量%で,C:0.03〜0.35%,Si:0.005〜2.0%,Mn:1.0〜4.0%,P:0.0004〜0.1%,S:0.02%以下,sol.Al:0.0002〜2.0%,N:0.01%以下を含有する化学組成を有し,濃化部平均間隔が1000μm以下であり,表層領域における鋼組織が,フェライトを90面積%以上含有し,内部領域における鋼組織が,面積率で,フェライト:20〜90%,マルテンサイト:1〜30%及び残留オーステナイト:0.5%以上を含有するとともにフェライト平均粒径が1.0〜20μm以下であり,界面における深さが3〜10μmであるクラックの数密度が3〜1000個/mm以下であり, TSが590MPa以上,TS×El値が9000MPa・%以上である。 (もっと読む)


【課題】表面割れなどの表面欠陥の発生が抑制された高品質な高マンガン含有鋼を生産性高く製造する方法を提供する。
【解決手段】高マンガン含有鋼を連続鋳造法により製造する方法であって,鋳型に給湯する直前の溶鋼容器内の溶鋼温度T(単位:℃)が下記式(1)を満たすように制御するとともに,鋳造速度Vc(単位:m/min)を下記式(2)の範囲に選定することを特徴とする高マンガン含有鋼の製造方法:
a≦T≦a+50(1)
Vc≧0.02×(T-a)(2)
ここで,aは鋼の組成から下記式(3)により決定される値であり,式中の(C%)等はそれぞれ前記化学組成におけるC等の含有量(単位:質量%)である。
a=1562-{62×(C%)+6×(Si%)+4.1×(Mn%)+1.5×(Cr%)}式(3) (もっと読む)


【課題】極低炭素鋼の鋳造において、注入管に含まれた炭素が溶鋼に混入することを防止する。
【解決手段】連続鋳造工程において、取鍋の溶鋼をタンディッシュ内に注入するときに溶鋼流を通過させるために使用される注入管において、注入管の組成が、C:28〜34%、SiO:19〜25%、Al:41〜49%であり、注入管の前記タンディッシュ内の溶鋼に浸漬される部位の厚みが、40〜60mmである。溶鋼中の炭素含有量が40ppm以下の極低炭素鋼を鋳造するに際して、極低炭素鋼を鋳造する直前のチャージに前記注入管を使用して、注入管の下部を前記タンディッシュ内の溶鋼に浸漬する。直前のチャージの溶鋼成分の炭素含有量は、0.3%以下である。直前のチャージの溶鋼に注入管の下部を浸漬させる浸漬時間は、60分以上である。 (もっと読む)


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