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Fターム[4F071AH15]の内容

高分子成形体の製造 (85,574) | 用途 (7,994) | 電気、電子用 (3,541) | 電極反応(電解)用隔膜(電解還元、電池) (481)

Fターム[4F071AH15]に分類される特許

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【課題】燃料電池用隔膜として、前記メタノール非透過性等に優れる架橋型のイオン交換膜を用いた場合において、触媒電極層との接合性が高く、両部材間のイオン伝導性に優れ、高い出力電圧が長期間維持できるものを開発すること。
【解決手段】架橋型のイオン交換樹脂からなる固体高分子電解質膜の少なくとも一方の表面に、該イオン交換樹脂の有するイオン交換基とは逆極性の荷電基を有する重合体溶液を接触させた後、得られた表面に逆極性の荷電基を有する重合体が付着する固体高分子電解質膜を、該逆極性の荷電基を有する重合体を溶解可能な有機溶媒で洗浄することにより得られる、上記逆極性の荷電基を有する重合体が、30℃の50質量%メタノール水溶液に膜を浸漬した際に、浸漬の前後でその付着量に実質的に差がない状態で付着されてなる直接メタノール型燃料電池用隔膜。 (もっと読む)


【課題】高分子電解質膜にイオン伝導性を付与することが可能であり、高分子電解質膜から容易に離脱しない固体酸、これを含む高分子電解質膜及びこれを採用した燃料電池を提供する。
【解決手段】カリックスアレーンまたはカリックスレゾルシンアレーンのコア部を有し、カリックスアレーンまたはカリックスレゾルシンアレーンが有しているヒドロキシ基のうち少なくとも一つが、末端に陽イオン交換基を有している有機基によって置換されたイオン伝導性化合物である固体酸を含む高分子電解質膜である。これにより、メタノールクロスオーバーを減少させ、かつイオン伝導度を高く維持させることができる。したがって、このような高分子電解質膜を採用すれば、効率が改善された燃料電池を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】高分子電解質膜にイオン伝導性を付与でき、高分子電解質膜から離脱しにくいデンドリマー固体酸と、上記のデンドリマー固体酸を含む高分子電解質膜、膜電極接合体および燃料電池を提供する。
【解決手段】表面にイオン伝導性の末端基を有するデンドリマー固体酸と、イオン伝導性の末端基をイオン伝導に必要となる最小限にとどめスウェリングを抑制し、デンドリマー固体酸を均一に分布させることによって、イオン伝導度を補完した高分子電解質膜が提供される。本発明の高分子電解質膜は、イオン伝導性の末端基の数を最小化してスウェリングを抑制した高分子マトリックスを使用することによって、メタノールクロスオーバーを最小化し、表面にイオン伝導性の末端基を有し、体積が大きく、流出しにくいデンドリマー固体酸を均一に分布させイオン伝導度を顕著に向上させることによって、無加湿条件でも優秀なイオン伝導度を持続的に表す。 (もっと読む)


【課題】高分子電解質膜にイオン伝導性を付与することができ、高分子電解質膜から容易に離脱しないオリゴマー固体酸及びそれを含む高分子電解質膜を提供する。
【解決手段】(i)末端にイオン伝導性末端基を有するオリゴマー固体酸巨大分子、及び(ii)イオン伝導性末端基をイオン伝導に必要な最小限に保有してスウェリングを抑制し、オリゴマー固体酸を均一に分布させることによって、イオン伝導度を補完した高分子電解質膜である。該高分子電解質膜は、イオン伝導性末端基の数を最少化してスウェリングを抑制した高分子マトリックスを使用することによって、メタノールクロスオーバーを最小化できる。また、表面にイオン伝導性末端基を有し、体積が大きくて、よく流出されないオリゴマー固体酸巨大分子を均一に分布させてイオン伝導度を著しく向上させることによって、無加湿条件下でも優れたイオン伝導度を持続的に表す。 (もっと読む)


【課題】 無水又は低湿度かつ高温度で優れたプロトン導電性があり、燃料電池に応用され得るプロトン導電性燃料電池用膜を提供する。
【解決手段】 以下の工程、(1)溶媒を用い、パーフルオロカーボンスルホン酸ポリマー(A)100重量部に対して、ベンズイミダゾール(B)20重量部〜200重量部、または1,2,4-トリアゾール(C)20重量部〜100重量部を配合したワニス状高分子電解質用前駆体を添加・混合し、高分子電解質膜用前駆体(ワニス)を調製する工程;(2)基板上に前記ワニスを膜状に展開・延伸する工程;(3)溶媒及び水分が揮散する温度に加熱する工程;(4)必要に応じて、基板上に形成された燃料電池用高分子電解質膜を基板から剥離する工程;を経て、燃料電池用高分子電解質膜を得る。 (もっと読む)


【課題】燃料電池用膜−電極接合体で膜と電極との間の接着性を向上させて、セル稼動中に触媒層高分子が溶出することを防止し、高分子電解質膜に対する親和性が優れていて界面特性を向上させ、水素イオンの伝達率が優れており、特に触媒被毒現象を防止することのできる燃料電池用バインダを提供する。
【解決手段】本発明は、燃料電池用バインダ、これを含む触媒層形成用組成物、及びこれを利用した燃料電池用膜−電極接合体とその製造方法に関するものであり、前記膜−電極接合体は、互いに対向して位置するアノード電極とカソード電極、及び前記アノード電極とカソード電極との間に位置する高分子電解質膜を含み、前記アノード電極とカソード電極のうちの少なくともいずれか一つは、電極基材、及びこの電極基材に形成され、架橋された構造の水素イオン伝導性基を有するバインダを含む触媒層からなる。 (もっと読む)


【課題】供給ガスの加湿条件によらず、高い発電性能を有し、長期間にわたって安定した発電が可能な固体高分子形燃料電池用の電解質膜の提供。
【解決手段】プロトン導電性のイオン交換基を有するポリマーからなる陽イオン交換膜からなる電解質膜であって、セリウム原子及びマンガン原子からなる群から選ばれる1種以上を含み、かつ温度80℃、相対湿度95%の条件で測定した導電率が0.15〜1S/cm、温度80℃、相対湿度30%の条件で測定した導電率が0.01〜0.2S/cmである固体高分子形燃料電池用電解質膜。 (もっと読む)


【課題】スルホン酸基を有するポリアリーレンと有機溶媒とを含む組成物から流延法によってフィルムを得るに際し、得られるフィルムの剥離傷やスジなどの不良を低減させ、外観の優れたポリアリーレン系フィルムが得られるフィルム製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明のフィルム製造方法は、スルホン酸基を含有するポリアリーレンと有機溶媒とを含む組成物を、基体に塗布して乾燥することにより塗膜を形成する工程(1)と、該塗膜中に残留する有機溶媒の含有量を低減させる工程(2)とを含み、該ポリアリーレンのスルホン酸当量が0.3meq/g以上であり、工程(2)で得られた塗膜100重量部中に残留する有機溶媒の含有量が0.5重量部以下であり、工程(2)で得られた塗膜と基体との間の剥離強度が、180度剥離試験における引っ張り速度0.7m/minの条件下で、0.05〜2N/幅25mmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高分子電解質膜のプロトン伝導性などの特性はそのままに、燃料電池としての耐久性を向上させることができる、耐ラジカル性がより向上した高分子電解質膜/電極接合体及びそれを用いた燃料電池の提供。
【解決手段】少なくとも炭化水素系プロトン伝導性ポリマーからなる高分子電解質膜を有する高分子電解質膜/電極接合体であって、(A)該炭化水素系高分子電解質膜に、亜リン酸エステル系酸化防止剤、チオエーテル系酸化防止剤、ヒンダードアミン系光安定剤からなる群より選ばれる少なくとも1種以上の化合物が含まれており、(B)かつ電極触媒層に、フェノール系酸化防止剤が含まれていることを特徴とする、高分子電解質膜/電極接合体。 (もっと読む)


【課題】プロトン交換膜としての特性を維持したままで、物理耐久性が改良されたプロトン交換膜および、それを用いた膜/電極接合体と燃料電池の提供。
【解決手段】炭素数が5〜20である脂肪族カルボン酸化合物およびその誘導体、ならびに炭素数が5〜20である脂肪族アルコール化合物およびその誘導体からなる群より選ばれる1種以上の化合物を0.1〜10重量%含むことを特徴とする燃料電池用炭化水素系プロトン交換膜。 (もっと読む)


【課題】膜形状に固定化しても良好なイオン伝導度やプロトン伝導度を発現し得るイオン伝導体、これを用いたエネルギーデバイス及び燃料電池を提供すること。
【解決手段】塩基性を示す官能基を側鎖に備えるポリマーと、カチオン成分とアニオン成分を含む電解質とが共存しているイオン伝導体である。塩基性官能基が、−NR(R:H又はアルキル基)や非共有電子対を持つヘテロ原子を含む構造である。カチオン成分及びアニオン成分が、それぞれ分子性である。塩基性官能基が、分子性カチオンから誘導される誘導体に相当する。キャリアーイオンがプロトンである。モルフラクションが、0.5超0.9以下である。
上記イオン伝導体を電極で挟持した構造部位を備えたエネルギーデバイスである。
イオン伝導体を固体電解質として用い、それを電極で挟持した燃料電池である。 (もっと読む)


【課題】一定品質かつ機械強度に優れ、イオン伝導度の高い固体電解質フィルムを連続的に製造する。
【解決手段】固体電解質と有機溶媒とを含むドープを支持バンド400で支持された支持フィルム111の上に流延して流延膜24aを形成する。流延膜24aを第1液浴槽405に送った後、支持フィルム111からフィルム410として剥ぎ取る。フィルム410をテンタ64に送り、その両側端部をクリップ64aで把持し搬送する間に幅方向に延伸し、かつ給気ダクト64bから乾燥風を供給してフィルム410を乾燥する。フィルム410を第2液浴槽420に送った後、乾燥室69へ送り、複数のローラに巻き掛けて搬送する間に乾燥する。各液65a,65bの蒸発によりフィルム410中の有機溶媒は確実に蒸発し、幅方向に延伸させて分子の配向性を高めることで、機械強度に優れる固体電解質フィルムを連続して製造することができる。 (もっと読む)


【課題】固体電解質を含み処方が互いに異なる複数のドープを連続的に流延し、一定品質かつイオン伝導性に優れた固体電解質複層フィルムを製造する。
【解決手段】固体電解質を含む第1〜第3ドープ114〜116を、フィードブロック119が備えられた流延ダイ81から走行する流延バンド82に流延する。3層構造の流延膜112を流延バンド82から固体電解質を含む3層フィルムとして剥がす。これをテンタに送り、両側端部をクリップで把持し、所定の幅となるように延伸しながら乾燥する。次に、フィルムを乾燥室に送り、複数のローラで支持しながら乾燥を進める。この方法によると、連続的に安定して固体電解質フィルムを製造することができ、かつその品質は均一であり不純物を含まず、燃料電池に用いると優れたイオン伝導性を発現する。 (もっと読む)


【課題】一定品質かつ機械強度に優れイオン伝導度が高いフィルムを、乾燥速度を向上させて連続的に製造する。
【解決手段】流延室63で、固体電解質と有機溶媒とを含むドープを支持バンド400で支持された支持フィルム111の上に流延して流延膜24aを形成する。流延膜24aを第1液浴槽405に送った後、支持フィルム111からフィルム410として剥ぎ取る。テンタ64でフィルム410を乾燥後、第2液浴槽420に送り、更に乾燥室69へ送る。乾燥室69では、複数のローラに巻き掛けて搬送する間にフィルム410を乾燥する。流延室63とテンタ64と乾燥室69とに接続した圧力制御装置210により流延膜24aとフィルム410との少なくとも一方の近傍を600hPa以下に減圧する。各液65a,65bの蒸発によりフィルム410中の有機溶媒は確実に蒸発し、減圧乾燥により有機溶媒の分圧を上げて乾燥速度を向上させる。 (もっと読む)


【課題】固体電解質を溶液製膜法により連続的にフィルム化してイオン伝導性に優れた固体電解質フィルムを製造する。
【解決手段】固体電解質及び有機溶媒を含むドープ24を流延ダイ81から走行する流延バンド82に流延する。流延バンド82に、流延バンドの走行方向に第1〜第4送風ダクト91〜94を順次設ける。送風ダクト91から乾燥風301を流延膜24aのエアー面24bに送る。流延直後から60秒経過後の流延膜24aのエアー面24b側にスキン層24cを生成する。スキン層24cは、流延膜24aの流延バンド82側と異なる表面張力を備える。乾燥後の流延膜24aをフィルム62として剥がし、延伸乾燥する。テンタ乾燥後にフィルム62を乾燥室69に送り、複数のローラ68で支持しながら乾燥を進める。流延膜24aにスキン層24cを生成することにより、平滑且つ、平面性に優れた固体電解質フィルム62が得られる。 (もっと読む)


【課題】 非イオン交換性の樹脂成形体の表面に、簡便な方法で選択的にアニオン交換基を導入することによりアニオン交換体を製造する方法を提供する。
【解決手段】 非イオン交換性樹脂成形体と、2個以上のアミノ基を有するポリアミノ化合物とを混合し、該ポリアミノ化合物の一部を該非イオン交換性樹脂成形体の表面に固定してポリアミノ化合物介在層を形成させると同時に、残量のポリアミノ化合物を、該ポリアミノ化合物介在層の表面にフリーの状態で分布させる工程;前記ポリアミノ化合物介在層の表面にフリーの状態で分布したポリアミノ化合物を、少なくとも2個のハロゲン元素を有するポリハロゲン化炭化水素を用いての架橋反応により、前記ポリアミノ化合物介在層の表面に固定してイオン交換前駆体層を形成する工程;前記イオン交換前駆体層中に存在するアミノ基を第4級アンモニウム化する工程;からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】プロトン伝導性に優れた固体電解質フィルムを連続的に製造する。
【解決手段】固体電解質及び有機溶媒を含むドープ24を支持フィルム111に流延する。支持フィルム111上に流延膜24aが形成される。この支持フィルム111と共に、流延膜24aと第1液65aとを接触させる。流延膜24aの残留溶媒量が低下する。流延膜24aを流延バンド82からフィルム62として剥がす。テンタ64において、フィルム62を延伸しながら乾燥する。テンタ乾燥後のフィルム62と第2液66aとを接触させる。フィルム62を乾燥室69に送り、複数のローラ68で支持しながら乾燥を進める。第1液65a,第2液66aによる溶媒置換が施されたフィルム62を乾燥するため、フィルム62に残留する有機溶媒を各液と共に蒸発しやすくなり、有機溶媒の除去を確実に行うことができる。プロトン伝導性に優れたフィルム62を効率よく製造することができる。 (もっと読む)


【課題】プロトン伝導性に優れた固体電解質フィルムを連続的に製造する。
【解決手段】固体電解質及び有機溶媒を含むドープ24を支持フィルム111に流延する。支持フィルム111上に流延膜24aが形成される。送風ダクト91は乾燥風を流延膜24aにあてる。流延直後から60秒以内の流延膜24aのエアー面24b側にスキン層24cが生成する。支持フィルム111と共に、流延膜24aと第1液65aとを接触させる。流延膜24aの残留溶媒量が低下する。流延膜24aを支持フィルム111からフィルム62として剥がす。テンタ64ではフィルム62を延伸しながら乾燥する。フィルム62と第2液66aとを接触させる。乾燥室69では、フィルム62の乾燥を進める。得られるフィルム62は、残留溶媒量が少なく、平滑な表面を備える。すわなち、本発明によれば、プロトン伝導性に優れたフィルム62を効率よく製造することができる。 (もっと読む)


【課題】架橋型のイオン交換膜を用いた燃料電池用隔膜において、触媒電極層との接合性が高く、両部材間のイオン伝導性に優れ、これら性状と、メタノールの非透過性や寸法安定性、耐熱性等を両立させた燃料電池用隔膜を提供する。
【解決手段】燃料電池用隔膜6は、全重合性単量体中に占める二官能以上の架橋性単量体の割合が0.5〜40モル%の単量体組成物を重合させて膜形成させた架橋型のイオン交換樹脂からなる固体高分子電解質膜の少なくとも一方の表面に、該イオン交換樹脂の有するイオン交換基とは逆極性の荷電基を有する重量平均分子量が5000〜100万の重合体が0.0001〜0.5mg/cm付着されてなる。 (もっと読む)


【課題】一定品質かつ平面性に優れ、イオン伝導度の高い固体電解質フィルムを連続的に製造する。
【解決手段】固体電解質と有機溶媒とを含むドープを支持バンド400で支持された支持フィルム111の上に流延して流延膜24aを形成する。流延膜24aを第1液浴槽405に送った後、支持フィルム111からフィルム410として剥ぎ取る。フィルム410の乾燥をテンタ64により促進させた後、第2液浴槽420に送ってから、乾燥室69で複数のローラに巻き掛けながら搬送する間に十分に乾燥する。続けて、フィルム410を、複数の温度制御ローラ200aを有する温度調整室200と、水蒸気により調湿する加湿室205とに送り込む。各液65a,65bの蒸発によりフィルム410中の有機溶媒は確実に蒸発し、加熱・加湿によりフィルム410を軟化させてフィルム変形を矯正することが出来る。 (もっと読む)


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