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Fターム[4G112KA08]の内容

Fターム[4G112KA08]に分類される特許

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【課題】塩素バイパス設備からの排ガスを利用し、クリンカ製造装置における燃焼効率の向上を図ることができるクリンカ製造装置を提供する。
【解決手段】このクリンカ製造装置1は、仮焼炉21と、クリンカを焼成した後の排ガスを一部抽気し冷却後分離した粉体を系外に排出する塩素バイパス設備50とを備えている。そして、塩素バイパス設備50の排ガスを昇温させる昇温部を設け、その昇温部は仮焼炉21の外面部等に巻き付く配管24a等として設けられおり、排ガスが、この配管24a等内および仮焼炉バーナ25を介して仮焼炉21へ供給されるように構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】セメント原料中のP25量が変動した場合においても、セメントクリンカ中のP25量を所定の範囲内に保持することができるセメントの製造方法を提供する。
【解決手段】窯前4に設けられた主バーナ5からの火炎によって内部が1400℃以上の高温雰囲気下に保持されたセメントキルン1内に、窯尻部分2から内部に投入されたセメント原料を窯前4側へ送りつつ焼成してセメントクリンカを製造するセメント製造方法において、セメントキルン1内に、上記セメント原料中のP25量の変動量または製造された上記セメントクリンカに含まれるP25量の変動量を補償する量の乾燥汚泥を投入することにより、上記セメントクリンカに含まれるP25の量を0.3〜1.0重量%の範囲内に制御する。 (もっと読む)


【課題】多量の廃棄物を石灰石等の格別の剤を用いることなく、セメント製造設備で焼成することにより、セメントクリンカーを迅速に且つ経済的に製造することが可能な方法を提供する。
【解決手段】プレヒーター5と、ロータリーキルン3と、クーラー7とをそれぞれ備えている第1及び第2のセメント製造設備を用意し、第1の製造設備において、第1のセメント製造設備のプレヒーター5及びロータリーキルン3の窯尻から散水しながら第1のセメント製造設備から焼成物を得、該焼成物と別途用意されたセメント原料とを混合した混合物を、第2のセメント製造設備に導入してセメントクリンカーを得ることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 既存のポルトランドセメント用のプレヒーター付きロータリーキルンの基本構造を変更することなく、効率よく水硬率(HM)が0.4以下である焼成物を得る。
【解決手段】 プレヒーター最下段のサイクロンとロータリーキルン窯尻の間に設置された窯尻ハウジング内に散水する。これによってプレヒーター内に導入されるガス温度を効率よく低下させることができ、プレヒーターや原料の過昇温とそれに伴うトラブル(原料の流動性の低下など)を防止できる。散水は4〜12個の散水ノズルを用い、ロータリーキルンからの排ガス1Nm当たり100〜130g程度の量で行うことが好ましい。さらに、窯尻ハウジングとロータリーキルンとの接続部付近に空気などのガスをビンブロー等を用いて高圧で吹き付けることにより、原料の流れをいっそう向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】廃棄物の有効利用ができ、且つ低コストで、セメント硬化体の強度を改善することができるセメントクリンカの製造方法を提供する。
【解決手段】セメント原料を焼成してセメントクリンカを製造するセメントクリンカの製造方法において、前記セメント原料に、リチウム、銅、コバルト、ニッケル、マンガンからなる群より選択される少なくとも1以上の金属を含む金属含有廃材を混合して焼成することを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】可燃性廃棄物を効率的に燃焼させることができるセメント焼成用バーナを提供する。
【解決手段】主燃料を供給する主バーナ10と、主バーナ10の鉛直上方に設けられ、可燃性廃棄物を供給する廃棄物バーナ11とを有するセメント焼成用バーナ1であって、廃棄物バーナ11の先端部11aの径方向断面において、水平方向に最も離間した2点L1,L2間の水平方向距離をx、鉛直方向に最も離間した2点H1,H2間の鉛直方向距離をyとすると、x>yであることで、可燃性廃棄物が水平方向に広がって供給され効率的に燃焼させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】下水汚泥の脱水ケーキと廃液を混合して、圧送用の流通用ケーキを調製し、この流通用ケーキを圧送して、貯留槽に貯留した後、クリンカ原料等として用いる技術において、例えば無機系凝集剤を用いて脱水ケーキを得た場合であっても、流通用ケーキからの硫化水素、メチルメルカプタン等の臭気ガスの発生量を小さくすることができ、かつ、貯留中の流通用ケーキの膨張を抑制することができるとともに、流通用ケーキ中に塩素分や重金属を与えることがなく、しかも低コストである下水汚泥の処理方法を提供する。
【解決手段】混合槽3で、トラック1のコンテナ2に収容されていた下水汚泥の脱水ケーキと、フェノール類を含有する廃液を混合して、流通用ケーキを得る工程と、流通用ケーキを、圧送用の流通路5を介して、貯留槽6に供給する工程と、貯留槽6内の流通用ケーキを、乾燥後、クリンカ原料として用いるためにプレヒータ13に投入する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】クリンカ原料の一部に、石炭灰等の未燃カーボン含有物質を用いる場合において、セメント製造装置の排ガスから捕集される集塵ダスト中の未燃カーボンの含有率を、簡易にかつ低コストで低減させることができ、その結果、クリンカに添加する集塵ダストの量を増大させ、セメント製造装置に返送される集塵ダストの量を減少させて、外部に放出される排ガス中の水銀の濃度を低減させることのできる、セメント製造装置の排ガスの処理方法を提供する。
【解決手段】集塵機8にて排ガスから捕集した集塵ダスト中の未燃カーボンの含有率を測定し、該含有率に基づき、集塵ダストの一部を、プレヒータの700℃以上の高温領域(例えば、サイクロン3c、3dの間の管路)に供給するか否かを決定する工程と、前記高温領域に供給されるダスト以外の集塵ダストの少なくとも一部を、仕上げミル7に導き、クリンカに添加する工程を含む排ガスの処理方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、かさ密度が低く、かつ、水分量の多いバイオマス由来の原燃料を造粒することによりセメント原燃料を得ることを可能とし、セメント工場へこのようなセメント原燃料を効率的に運搬することを可能とするセメント原燃料の供給方法を提供する。
【解決手段】オンサイトでバイオマス由来の原燃料を、脱水のできる減容器によって造粒し、前記造粒されたバイオマス由来の原燃料をモバイル車両によって運搬し、前記運搬されたバイオマス由来の原燃料をセメント原燃料としてセメントキルン又はボイラーに投入することを特徴とするセメント工場へのセメント原燃料の供給方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、設備のメンテナンスを容易に行うことができ、かつ、作業効率を改善できるセメント製造用原燃料製造設備及びセメント製造用原燃料の製造方法を提供する。
【解決手段】廃棄物の投入口にホッパーが設けられており、廃棄物をゴミ収集車から前記ホッパーへ直接投入することができる発酵処理装置を備えることを特徴とするセメント製造用原燃料製造設備を提供する。また、廃棄物を発酵処理装置へ直接投入し、前記発酵処理装置にて前記投入された廃棄物を発酵処理し、前記発酵処理した発酵処理品を貯蔵倉庫に貯蔵し、前記貯蔵品をセメント製造設備に搬入し、前記セメント製造設備に搬入された発酵処理品をセメント製造用原燃料として使用することを特徴とするセメント製造用原燃料の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 ロータリーキルン外表面の適切な冷却を可能としたセメント製造装置を提供する。
【解決手段】
ロータリーキルンの冷却装置において、ロータリーキルンの回転軸よりも鉛直下方側の外表面に対して冷却空気を送風する冷却ファンを設け、冷却ファンは、鉛直軸に対し、ロータリーキルンの周方向および/または軸方向に傾斜して冷却空気を送風することとした。 (もっと読む)


【課題】
ロータリーキルン外表面の適切な冷却を可能としたセメント製造装置を提供する。
【解決手段】
ロータリーキルンを有するセメント製造装置において、冷却ファンと、霧噴霧手段とを設け、前記冷却ファンは、前記ロータリーキルンの回転軸よりもの鉛直下方側の外表面に対して冷却空気を送風し、前記霧噴霧手段は、前記冷却空気に霧を噴霧することとした。 (もっと読む)


【課題】セメントキルン内の所定の領域で、還元性物質による還元反応を有効に生じさせ、忌避成分含有量の少ないセメントを製造する。
【解決手段】コークス粉末等の還元性物質Rの表面を、セメントキルン2の焼点温度である約1450℃より軟化点又は融点が低い耐熱ガラス粉末等の被覆素材Cで被覆する。被覆した還元性物質CRをセメントキルン内に供給すると、被覆素材の軟化点又は融点により内部の還元性物質が露出・反応する時間・温度条件等が異なるため、キルン内の所定の領域で還元揮発を有効に生じさせ、忌避成分の揮発又は不溶化を促進し、忌避成分をセメント製造工程から除去することで、忌避成分の含有量が少ないセメントを製造することができる。該被覆素材の軟化点又は/及び融点が700℃以上とし、鉛、亜鉛、六価クロムのうちの1又は2以上を除去することができる。前記還元性物質は、200μm未満の微粉を含むことができる。 (もっと読む)


【課題】
大きなエネルギー消費を伴うことなくセメントやセメント系固化材を製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
太陽熱を用いた焼成であって、クリンカ中の間隙質成分がボーグ式で、7質量%以下となるように調合したセメント原料を用いることを特徴とするセメントクリンカの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】セメントキルンの主バーナに用いる燃料中の硫黄分が変動した場合においても、セメントクリンカ中のSO3量を所定の範囲内に保持することができるセメントの製造方法を提供する。
【解決手段】窯前4に設けられた主バーナ5からの火炎によって内部が高温雰囲気下に保持されたセメントキルン1内に、窯尻4から内部に投入されたセメント原料を窯前4側へ送りつつ焼成してセメントクリンカを製造するセメント製造方法において、セメントキルン1の窯前4側から、セメントキルン1内の1400℃以上の高温雰囲気中に、少なくとも主バーナの燃料中の硫黄分14の変動量または製造されたセメントクリンカに含まれるSO3量15の変動量を補償する量の石膏を投入することにより、セメントクリンカに含まれるSO3の量を1〜3重量%の範囲内に制御する。 (もっと読む)


【課題】電気集塵機の爆発や、ダイオキシン類のような有害物質の発生を回避しながら、セメント製造工程から鉛等の重金属類を効率よく回収すると同時に、塩回収量の増加を図る。
【解決手段】セメントキルン2の中間からプレヒータの最下段サイクロンまでの区間に、固定炭素を含む物質と、塩素分を含む物質とを混合して造粒したペレットPを供給するベルトフィーダ7と、キルンの窯尻2aからキルン燃焼ガスの一部を抽気する抽気プローブ4と、抽気ガスG1より塩素分を除去する乾式塩素バイパス設備8と、乾式塩素バイパス設備で得られた塩素バイパスダストD2に硫化剤を添加した後脱水する脱水機12と、脱水機によって脱水して得られたケークCから重金属類を回収する浮選装置18と、脱水機によって脱水して得られたろ液L1から塩類を回収するスプレードライヤ16とを備えるセメント製造装置1等。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素の排出抑制及び熱効率の両面において優れた溶融物の製造装置及び製造方法を提供する。
【解決手段】
酸水素OHを生成する酸水素製造装置4と、供給された原料Rに、酸水素製造装置4からの酸水素OHを燃焼させて生じた火炎を接触させて溶融させる加熱炉2と、加熱炉2の排ガスを用いて発電し、発電した電力を酸水素製造装置4に供給する発電装置11とを備える溶融物の製造装置1。また、発電装置11が、加熱炉2の溶融物出口側の高温領域2Hから排出される排ガスG1を用いて発電することができ、さらに、加熱炉2が、溶融物出口側の高温領域2Hと原料入口側の低温領域2Lとの間に設けられた隔壁2eを備えることができる。 (もっと読む)


【課題】
耐火物が剥離や落下を起こすことなく耐火物を確実に保持するためのセメント製造装置の耐火構造およびその使用方法を提供する。
【解決手段】
セメント製造装置の高温雰囲気となる箇所の内壁面に一端が固定され、他端が高温雰囲気に向かって延出したスタッドと、前記内壁面に沿って断熱ボードが敷設された断熱層と、
前記断熱ボート層に接して耐火物が敷設された耐火層と、を備えるセメント製造装置の耐火構造であって、前記断熱層の層厚は25〜50mmの範囲であり、前記耐火層の層厚は200〜300mmの範囲であり、前記スタッドは前記断熱層と前記耐火層に没入され、前記断熱ボードと前記耐火物を保持する構造である。 (もっと読む)


【課題】セメント製造設備において、セメントキルン運転に支障を与えることなく、しかも実用可能なシステムでセメントキルンの表面から発生する放散熱を回収し、これを有効に利用する。
【解決手段】セメント製造設備において、セメントキルン上方に、セメントキルン長手方向に熱電変換素子を備えた受熱板を非接触状態で設置するとともに、熱電発電により、セメントキルン放散熱を電気エネルギーとして回収し、工場内で利用される。受熱板はセメントキルン表面温度が200℃以上の領域に、セメントキルンの形状にそって設置される。さらに、受熱板の放熱側に冷却水用配管が敷設され、得られた温水は工場内で有効利用される。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、耐火物が剥離や落下を起こすことなく耐火物を確実に保持するための耐火物の施工方法およびその耐火物が施工された加熱炉を提供する。
【解決手段】
スタッドを加熱炉の内壁面に固定し、加熱炉の壁面に開口部を設け、開口部から加熱炉内に向かってアンカーレンガを挿入し、アンカーレンガは加熱炉の内部に向かって延出する延出部と、延出部に設けられ延出方向に交差する方向に突出したアンカー部を有しており、アンカーレンガの先端部を前記開口部で固定し、加熱炉内に耐火物を敷設するための型枠を設けた後に型枠に耐火物を敷設し、その後型枠を除去することにより、スタッドとアンカーレンガにより耐火物を保持することを特徴とする加熱炉への耐火物の施工方法。 (もっと読む)


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