説明

Fターム[4G146AD33]の内容

炭素・炭素化合物 (72,636) | 炭素、炭素化合物−構造、性質、用途 (8,971) | 吸着剤、貯蔵材 (649) | 液体の吸着・貯蔵、液体の処理 (102)

Fターム[4G146AD33]に分類される特許

101 - 102 / 102


【課題】
水道原水の処理に粉末活性炭が使用されているが、賦活化活性炭をそのまま使用した場合、処理した水のpH値が高くなりすぎること、活性炭に含まれているカルシウム分が溶出して水中の硫酸と反応して不溶性カルシウム塩が析出し、設備に障害を与える等の問題点があった。本発明では、処理した水のpH値が規格内に収まり、かつカルシウムの溶出が抑制された活性炭およびその製造方法を提供する。
【解決手段】
水溶性カルシウム化合物を含む活性炭に、そのカルシウムと反応するに必要な量の高濃度リン酸または硫酸を混合することにより、JWWA K113の「水道用粉末活性炭」の項に記載の方法に従って得られた液中に含まれるカルシウムイオンの濃度が15ppm以下であり、pH値が4〜11となるよう調製した水処理用粉末活性炭が前記課題を解決した。
なし (もっと読む)


本発明は改善された色質を有するエタノールアミンの製造方法に関するものである。この方法は、エタノールアミンをRe、Ru、Rh、Pd、Os、Ir、PtおよびAgから選択される1種もしくはそれ以上の金属を含まない活性炭と接触させることからなっている。この接触は10〜200℃の温度にて、エタノールアミンの色を減少させるのに足る時間、特にエタノールアミンのカラーインデックス(ASTM標準D1209に従って測定)が50もしくは40Pt/Coに等しく或いはそれ未満となるような時間にわたり行うことができる。接触はエタノールアミンの製造の段階に際し或いはその後に、特にエタノールアミンの精製の段階に際し或いはその後に行うことができる。更に本発明は改善された色質を有するトリエタノールアミン(TEA)の製造方法にも関するものであり、この方法はアンモニアを水性媒体中で酸化エチレンと接触させることによるTEAの合成の段階(i)と、水性媒体から粗製TEAの分離の段階(ii)と、蒸留によるTEAの精製の段階(iii)とからなっている。更にこの方法は粗製もしくは精製TEAをRe、Ru、Rh、Pd、Os、Ir、PtおよびAgから選択される1種もしくはそれ以上の金属を含まない活性炭と、分離段階(ii)の後に或いは精製段階(iii)の際およびその後に接触させることからなっている。本発明の利点は、経時的にずっと耐性である改善された色質を有すると共に、エタノールアミンを汚染することが知られた添加剤または金属触媒の不存在下に得られるエタノールアミンを提供することにある。 (もっと読む)


101 - 102 / 102