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Fターム[4H029DA05]の内容

炭化水素油の製造、分解及び精製 (4,260) | 多段工程 (1,984) | 抽出 (75)

Fターム[4H029DA05]に分類される特許

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【課題】発ガン性多環芳香族化合物が低減されたゴム配合油として有用な高芳香族基油と、潤滑油基油等を併せて得ることが可能な石油製品の製造方法を提供すること。
【解決手段】減圧蒸留残渣油を第1の脱れき油と第1の含れき油とに分離する第1の脱れき工程と、第1の脱れき油を第1のエキストラクトと第1のラフィネートとに分離する第1の極性溶剤抽出工程と、第1のラフィネートから潤滑油基油を、含れき油から潤滑油基油又は高芳香族基油等を得る製品化工程と、を有し、第1のエキストラクトを含む高芳香族基油、第1のラフィネートから得られる潤滑油基油、並びに含れき油から得られる潤滑油基油又は高芳香族基油等の一方又は双方と、を含み、高芳香族基油は、ベンゾ(a)ピレンの含有量が1質量ppm以下、及び特定芳香族化合物の含有量が10質量ppm以下である石油製品の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高引火点、高芳香族性、低流動点を有し、発ガン性多環芳香族化合物量が低減され、経済性に優れたゴム配合油を提供する。
【解決手段】エキストラクト(A)と潤滑油基油(B)とを含有し、(A)は、アニリン点が40〜90℃、ASTM D3238による%Cが25〜45及び%Cが5〜20、窒素分が0.01質量%以上、流動点が+30℃以下、ベンゾ(a)ピレンの含有量が1質量ppm以下、特定芳香族化合物の合計が10質量ppm以下、40℃における動粘度が650mm2/s以上であり、(B)は、流動点が-10℃以下、アニリン点が70℃以上、ASTM D3238による%Cが3~20及び%Cが15~35、窒素分が0.01質量%以下、GC蒸留における90%点が500℃以上、引火点が250℃以上、ベンゾ(a)ピレンの含有量が1質量ppm以下、特定芳香族化合物の合計が10質量ppm以下であるゴム配合油。 (もっと読む)


【課題】所望のアニリン点並びに所望の動粘度となるようにプロセス油の性状を調整する。
【解決手段】原油の減圧蒸留残油を溶剤脱れきして得られた溶剤脱れきアスファルト並びに溶剤脱れき油、上記溶剤脱れき油を溶剤抽出して得られた溶剤抽出油について、予め判別された各混合比に対するアニリン点並びに動粘度の関係に基づいて、溶剤脱れきアスファルト1.0〜20重量%に対して、上記溶剤脱れき油及び上記溶剤抽出油を混合し、所望のアニリン点並びに所望の動粘度となるようにその混合比を調整する。 (もっと読む)


【課題】所望のアニリン点並びに所望の動粘度となるように製造されたプロセス油を提供する。
【解決手段】原油の減圧蒸留残油を溶剤脱れきして得られた溶剤脱れきアスファルトに対して、上記溶剤脱れきして得られた溶剤脱れき油及び/又は上記溶剤脱れき油を溶剤抽出して得られた溶剤抽出油が、所望のアニリン点並びに所望の動粘度となるように、混合されてなり、溶剤脱れきアスファルトは、1.0〜20重量%含有され、アニリン点は、75〜90℃であり、上記動粘度は、40〜90mm/sとされている。 (もっと読む)


【課題】ゴムポリマーに対する浸透性に優れ、多環芳香族化合物(PCA)3質量%未満で安全性が高いゴムプロセス油を比較的容易な工程で製造する方法を提供する。
【解決手段】(A)特定のナフテン基脱瀝油(a)及び/又はナフテン基脱瀝油を水素化したナフテン基水素化脱瀝油(b)と、(B)特定のナフテン基減圧留出油(c)、ナフテン基減圧留出油を水素化したナフテン基水素化減圧留出油(d)、溶剤精製したナフテン基溶剤精製減圧留出油(e)、溶剤精製した後、水素化したナフテン基溶剤精製水素化減圧留出油(f)、及び/又は非ナフテン基減圧留出油を溶剤精製及び/又は水素化し、必要に応じ脱ろう処理した非ナフテン基精製減圧留出油とを混合する、動粘度(100℃)が10〜60mm/s、流動点が20℃以下、%Cが10〜40、かつPCA含有量が3質量%未満であるゴムプロセス油の製造方法。 (もっと読む)


【課題】触媒および酸素や過酸化水素等の酸化剤を用いて、燃料からイオウを除去する、イオウ含有燃料を精製する方法を提供する。
【解決手段】(a)約25〜約150℃の範囲の温度、及び約1〜約150気圧の範囲の圧力で燃料油を担持型外因性二元触媒及び酸素と接触させて第1の酸化混合物を得、(b)1種以上の酸化されたイオウ化合物を第1の酸化混合物から分離して精製燃料油を得ることからなる、イオウ含有燃料油を精製する方法。更に、イオウ含有燃料油を担持型外因性二元触媒及び酸素と接触させる前に脱アスファルト化する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】水溶性有機酸と酸素および空気を用いてイオウ含有燃料を精製する方法を提供する。
【解決手段】イオウ含有燃料油を精製する方法は(a)第1の反応混合物中で、イオウ含有燃料油を水溶性有機酸及び酸素と、約100〜約250℃の範囲の温度、及び約15〜約2500ポンド/平方インチの範囲の圧力で接触させて第1の酸化混合物を得、(b)水を添加して、水に富む相及び燃料油に富む相からなる二相混合物を得、(c)水に富む相を燃料油に富む相から分離して精製燃料油を得ることからなる。本方法はさらに酸化触媒および炭素質促進剤を使用してもよい。また、イオウ含有燃料油は水溶性有機酸と接触させる前に脱アスファルト化することができる。 (もっと読む)


【課題】低温粘度特性に優れ、粘度−温度特性と低温粘度特性の高水準での両立が可能な潤滑油基油及びその製造方法、並びに当該潤滑油基油を含有する潤滑油組成物を提供すること。
【解決手段】本発明の潤滑油基油は、尿素アダクト値が4〜6質量%且つ粘度指数が100以上であることを特徴とする。また、本発明の潤滑油基油の製造方法は、得られる被処理物の尿素アダクト値が4〜6質量%の範囲であり且つ粘度指数が100以上となるように、減圧蒸留留出油、減圧蒸留留出油のマイルドハイドロクラッキング処理油、脱れき油、脱れき油のマイルドハイドロクラッキング処理油又はこれらの2種以上の混合油を原料として、水素化分解触媒の存在下で水素化分解を行い、更に、脱芳香族処理及び脱ろう処理を組み合せて処理することを特徴とする。また、本発明の潤滑油組成物は、上記本発明の潤滑油基油を含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高価な触媒や水素を使用せずに、重質油から燃料に転換させる転換率を最大化させる重質油の改質装置及び溶剤脱れき装置を提供する。
【解決手段】高温高圧の重質油11aと高温高圧の水12aが供給される反応容器100と、該反応容器100で生成した重質分16aと軽質分15aとを夫々抜き出す重質分系統及び軽質分系統と、該重質分系統に接続され、前記重質分16aが供給されるアスファルテン分離槽2と、前記軽質分系統に接続され、前記軽質分15aから生成された溶剤が供給される溶剤回収器5と、該溶剤回収器5で回収された溶剤を前記アスファルテン分離槽2に供給する系統を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】経済効率が改善した高級潤滑基油供給原料の製造方法の提供。
【解決手段】常圧残渣油(AR)を第1減圧蒸留ユニット(V1)で蒸留して得た減圧ガス油(VGO)を水素化処理ユニット(HDT)に供給する段階と、HDTを通して前記減圧ガス油から不純物を除去する段階と、第1水素化分解ユニット(HDC1)によって軽質および重質の炭化水素を得る段階と、前記炭化水素を分別蒸留器(Fs)に供給してオイル製品および未転換油に分離する段階と、前記未転換油の一部を第2減圧蒸留ユニット(V2)に供給し、所定の粘度等級を持つ高級潤滑基油供給原料および残量の未転換油を得る段階と、Fsから分離された残りの未転換油およびV2から得られた未転換油を第2水素化分解ユニット(HDC2)に供給する段階と、HDC2によって得られた軽質および重質の炭化水素をFsに再循環させる段階とを含む、高級潤滑基油供給原料を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】自動車の運転性能(加速応答性)を高めることができるガソリン基材、及びそのようなガソリン基材を含有し運転性能が良好であり、安定性に優れるガソリン組成物
【解決手段】炭化水素油の接触分解又はナフサの熱分解によって得られる炭素数4の炭化水素留分を原料として用い、この原料についてジオレフィン類を除去する処理を行い、ついで該炭化水素留分中のイソブテンに重合反応を施し、該重合反応生成物を分留して得られる炭素数8のオレフィンを主成分とする留分からなるガソリン基材、及び該基材を含有するガソリン組成物である。 (もっと読む)


【課題】ゴムポリマーに対する浸透性に優れ、DMSO抽出分3質量%未満で安全性が高いとともに、作業性を改善したプロセス油及びその製造方法を提供する。
【解決手段】減圧蒸留残渣油の脱瀝油を溶剤抽出して得られたDMSO抽出分が3質量%未満のエキストラクトと、減圧蒸留留分を溶剤精製して得られたラフィネートであって、DMSO抽出分が3質量%未満の鉱油系基油、又は減圧蒸留留分を溶剤精製して得られたラフィネートを水素化精製及び/又は脱ロウ処理することにより得られたDMSO抽出分が3質量%未満の鉱油系基油とを質量比95/5〜5/95の割合で混合した、100℃の動粘度が32mm2/s未満、%Cが15〜30、アニリン点が100℃以下、蒸発質量変化率が0.5%以下、かつ変異原性指数が1未満であるプロセス油及びその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】自動車の運転性能(加速応答性)を高めることができるガソリン基材、及びそのようなガソリン基材を含有し運転性能が良好であり、安定性に優れるガソリン組成物を提供すること。
【解決手段】炭化水素油の接触分解又はナフサの熱分解によって得られる炭素数4の炭化水素留分を原料として用い、この原料についてジオレフィン類を除去する処理を行い、かつ該炭素数4の炭化水素留分中のイソブテンに重合反応を施し、該重合反応生成物を分留して得られる炭素数8のオレフィン留分をさらに水素化し、該オレフィンの少なくとも一部をイソパラフィンに変換した留分からなるガソリン基材、及び該基材を含有するガソリン組成物である。 (もっと読む)


【課題】少なくとも90重量%の飽和物含量及び少なくとも105の粘度指数を有する潤滑油基油の製造方法を提供すること。
【解決手段】溶剤抽出域からのラフィネートを、2段階の水素転化域とそれに続く水素化仕上げ域で選択的に水素転化する。 (もっと読む)


【課題】自動車の運転性能(加速応答性)を高めることができるガソリン基材、及びそのようなガソリン基材を含有し運転性能が良好であり、安定性に優れるガソリン組成物を提供すること。
【解決手段】炭化水素油の接触分解又はナフサの熱分解によって得られる炭素数4の炭化水素留分を原料として用い、この原料についてジエン類を除去する処理を行い、ついで該炭素数4の炭化水素留分中のイソブテンに重合反応を施し、該重合反応生成物を分留して得られる炭素数8のモノオレフィン及び炭素数12のオレフィンを主成分とする留分からなるガソリン基材、及び該基材を含有するガソリン組成物である。 (もっと読む)


【課題】軽質化の難しい重質熱分解油及びエキストラクトを、コークスを発生させること無く分解する方法を提供する。
【解決手段】重質熱分解油及びエキストラクトから選択される少なくとも一種の炭化水素油と水とを、該炭化水素油の水に対するモル比(原料炭化水素油/水)が0.01〜100の割合で均一に混合し、該炭化水素油と水との混合物を温度280〜580℃、圧力22.1〜50.0MPaの水の超臨界状態で分解反応させることを特徴とする炭化水素油の分解方法である。 (もっと読む)


【課題】従来、重油基材として利用されてきた、常圧蒸留残渣、減圧蒸留残渣、プロパン脱れきアスファルト、あるいはFCC装置から得られるLCOなどを灯油組成物の原料基材として用いてなる、貯蔵安定性に優れる灯油組成物を提供する。
【解決手段】(a)原油の常圧蒸留残渣、(b)前記常圧蒸留残渣を減圧蒸留処理して得られた減圧蒸留残渣、(c)前記減圧蒸留残渣をプロパン脱れき処理して得られたプロパン脱れきアスファルト及び(d)流動接触分解装置のボトム留分の中から選ばれる少なくとも1種を熱分解処理して得られた軽質留分(A)と、流動接触分解装置から得られるライトサイクルオイル(B)とを、容量比100:0〜50:50の割合で含む混合基材を脱硫及び脱窒素処理して得られた、煙点が25mm以上の灯油留分からなることを特徴とする灯油組成物である。 (もっと読む)


【課題】ゴム特性において従来のアロマオイルと同等の特性を発揮することができ、かつ、発癌性の問題もなく、安全性にも優れたゴム用プロセスオイルを提供すること、及び副生する潤滑油基油の製造工程を変更しなくとも製造できるゴム用プロセスオイルを提供すること。
【解決手段】パラフィン系原油から得られる1容量%留出温度が380℃以上の減圧蒸留残渣油を脱れきして得られた脱れき油を原料とし、第1の溶剤抽出を行ってラフィネート及びエキストラクトを得、次いで、(A1)該ラフィネートをさらに第2の溶剤抽出を行って得られたエキストラクト,及び/又は(A2)前記第1の溶剤抽出によって得られたエキストラクトをさらに第2の溶剤抽出を行って得られたラフィネート、からなるゴム用プロセスオイルであって、特定の性状を有するゴム用プロセスオイルである。 (もっと読む)


【課題】炭素数5〜10の炭化水素成分に含まれるジエン化合物を選択水添してオレフィン類を製造する際に水添触媒の被毒物質となる、および/または、この選択水添した炭化水素成分をガソリン基材として使用する場合に品質阻害物質となる、水溶性の不純物を低減してオレフィン類を製造する方法を提供すること。
【解決手段】上記オレフィン類の製造方法は、炭素数5〜10の炭化水素成分に含まれるジエン化合物をモノオレフィン類に選択水添するオレフィン類の製造方法において、前記炭化水素成分を水で洗浄して水溶性不純物を除去する工程を含むことを特徴とし、前記炭化水素成分を水で洗浄した後、選択水添する。 (もっと読む)


【解決課題】環境に優しい輸送機関用燃料の製油所ブレンド成分及びその調製方法を提供する。
【解決手段】天然石油由来混合物を含む有機供給原料を低沸点有機物部分と高沸点有機物部分とに分留して、低沸点有機物部分を触媒金属源含有可溶性触媒系を含有する液体反応媒体中で気体状二酸素源と接触させて、炭化水素類、酸素添加有機化合物、反応水及び酸性副産物を含む不混和性相混合物を形成し、不混和性相混合物から第1の低密度有機液体と第2の高密度液体とを分離し、分離された有機液体を中和剤と接触させて低含量の酸性副産物含有低沸点酸素添加生成物を回収する。輸送機関用燃料の酸素含有量は、約0.2wt%〜約10wt%の範囲にある。 (もっと読む)


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