説明

Fターム[4J030BA34]の内容

Fターム[4J030BA34]に分類される特許

1 - 17 / 17


本発明において、高性能架橋ポリベンゾオキサゾール及びポリベンゾチアゾールポリマー膜、並びにこれらの膜の製造方法及び使用方法を開発した。架橋ポリベンゾオキサゾール及びポリベンゾチアゾールポリマー膜は、(1)まず、ポリマー骨格中において、複素環式イミド窒素に対してオルト位の懸垂官能基(例えば−OH又は−SH)、及び架橋性官能基を含むポリイミドポリマーを合成し;(2)これらのポリマーからポリイミド膜を製造し;(3)窒素のような不活性雰囲気下又は真空下において加熱することによって、ポリイミド膜をポリベンゾオキサゾール又はポリベンゾチアゾール膜に転化させ;そして(4)最後に、架橋処理、好ましくはUV放射によって、膜を高性能架橋ポリベンゾオキサゾール又はポリベンゾチアゾール膜に転化させる;ことによって製造される。この膜は任意の好都合な形態に作り上げることができる。本発明の高性能架橋ポリベンゾオキサゾール及びポリベンゾチアゾールポリマー膜は、種々の液体、気体、及び蒸気の分離のために好適である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、紡糸や成形時に異物や工程トラブルの原因となるゲル状異物が少ないポリベンゾアゾールを製造する為の重合原液の調製法を提供することを目的とする。
【解決手段】ポリベンゾアゾール、特に特定官能基を有する2種の芳香族ジカルボン酸基を含むポリベンゾアゾールの原料の調製において、原料を溶媒に添加し、撹拌および昇温して重合反応させた際、得られたポリベンゾアゾールがゲル状物を多く含むものとなり、これを紡糸すると断糸が多発するなど糸の生産性を悪くなることを見出した。そして、この解決方法として、重合原液を、減圧下または不活性ガス雰囲気下で高速撹拌装置を用いて分散処理した後に重合反応させることにより、得られるポリベンゾアゾール溶液中のゲル状物の発生を抑制する。 (もっと読む)


中央部に位置する空洞、空洞の周辺に存在するマクロ気孔、およびマクロ気孔の周辺に存在するメゾ気孔およびピコ気孔、を含み、ピコ気孔が三次元的に互いに連結されて三次元ネットワークを形成している構造を有する中空糸を提供する。中空糸は、ポリイミドから誘導される高分子を含み、ポリイミドは、アミン基に対してオルト位に存在する少なくとも一つの官能基を含む芳香族ジアミンおよびジアンハイドライドから製造された繰り返し単位を含む。
(もっと読む)


【課題】 リン酸根の含有量が50ppm以下であり、かつ、表面平滑性に優れた高耐熱性、高強度・高弾性率を有するポリベンザゾールフィルムを提供することを目的とする。
【解決手段】 ポリアゾメチンフィルムを加熱処理することによりポリベンザゾールフィルムを得る。本発明によれば表面あらさ(Ra、算術平均粗さ)が40nm以下であり、かつ、縦方向と横方向の引張強さの比が0.80以上であり、縦方向と横方向の引張弾性率の比が0.80以上であるポリベンザゾールフィルムが得られる。さらに、リン酸根の含有量が50ppm以下であるため電気・電子部品材料または磁気記録用フィルムとして好適である。 (もっと読む)


【課題】 リン酸根の含有量が50ppm以下であり、かつ、表面平滑性に優れた高耐熱性、高強度・高弾性率を有するポリベンザゾールフィルムを提供することを目的とする。
【解決手段】 アゾメチン基の窒素原子に接続するベンゼン環においてオルト位に置換または無置換の水酸基、チオール基またはアミノ基を有するポリアゾメチン溶液を基板上にキャストしてフィルムを形成した後、加熱処理することによりアゾール環を形成することを特徴とするポリベンザゾールフィルムを得る。本発明によれば表面あらさ(Ra、算術平均粗さ)が40nm以下であり、かつ、縦方向と横方向の引張強さの比が0.80以上であり、縦方向と横方向の引張弾性率の比が0.80以上であるポリベンザゾールフィルムが得られる。さらに、リン酸根の含有量が50ppm以下であるため電気・電子部品材料または磁気記録用フィルムとして好適である。 (もっと読む)


芳香族酸のエーテルは、銅(I)または銅(II)源および銅に配位するシッフ塩基配位子を含有する反応混合物でハロゲン化芳香族酸から製造される。 (もっと読む)


【課題】 ポリベンザゾール繊維の優れた耐熱性、難燃性を維持したままで、後加工性を向上させ、さらに、製造プロセス条件を大幅に変更する必要がなく、高温での長時間熱処理などの必要もないポリベンザゾール繊維を提供する。
【解決手段】 ポリベンザゾール繊維の表層部(表面〜1μm)から得られた電子線回折図において、赤道方向プロファイルにおける結晶(200)面由来の回折ピーク面積をS1、結晶(010)面及び(-210)面由来の回折ピーク面積をS2としたとき、S2/S1が0.1〜0.8を満足するポリベンザゾール結晶の存在状態であることを特徴とするポリベンザゾール繊維。 (もっと読む)


【課題】直接型メタノール燃料電池等の燃料電池は、それに使用されている電解質膜や電極が酸化劣化するか或いはイオン伝導性基の脱離によって短時間で使用できなくなる問題点があった。
【解決手段】耐酸化劣化特性の優れたポリイミダゾール類,ポリオキサゾール類やポリチアゾール類等のポリアゾール系高分子の芳香環のカーボンにアルキレンスルホン酸基,アルキレンスルホエーテル基を導入することにより、低コストでイオン伝導性付与基が長期間安定で耐酸化劣化性の優れた電解質,電解質膜,膜電極接合体を得ることができ、モバイル用電池電源,分散用電池電源,移動体用電池電源を長時間連続使用が可能となる。 (もっと読む)


【課題】ポリベンザゾール繊維本来の優れた強度や耐熱性を有し、高温高湿度下においても強度低下が少ない、より耐久性能を向上させたポリベンザゾール繊維を提供する。
【解決手段】ポリマー末端が下記一般式(3)で示されるポリベンザゾールから製造されることを特徴とするポリベンザゾール繊維。
【化3】


式中XはS、O原子またはNH基、Ar4はベンゼン環、ナフタレン環またはピリジン環を2個以下含む2価の有機基、Ar5は芳香族、脂肪族、脂環族もしくはそれらの組合せを含む2価の有機基、もしくは元素がないことを示す。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、高強度、高弾性率、高耐熱性を有する繊維やフィルムに成形可能なポリベンザゾールの製造に使用され、高い重合能を示し、保存安定性に優れた芳香族ジアミン/芳香族ジカルボン酸塩モノマーを提供するものである。
【解決手段】 下記一般式(1)あるいは/および(2)で表され、メジアン径が5〜100μmであり、かつ白色度≧75であることを特徴とする芳香族ジアミン/芳香族ジカルボン酸塩。
【化1】


【化2】
(もっと読む)


【課題】 簡単なプロセスで製造され、トランジスタとしての特性が良好である有機半導体材料、それを用いた有機半導体膜、有機半導体デバイス及び有機薄膜トランジスタを提供することである。
【解決手段】 下記一般式(1)で表される部分構造を有する化合物を含有することを特徴とする有機半導体材料。
【化1】


(式中、Ar1〜Ar4はそれぞれチオフェン環またはチアゾール環を表し、Ar1〜Ar4が同時にチオフェン環またはチアゾール環であることはない。R1及びR2はハロゲン原子または置換基を表す。) (もっと読む)


【課題】 従来のポリベンザゾール繊維に比べて、圧縮強度が飛躍的に向上したポリベンザゾール繊維を提供する。
【解決手段】 ポリベンザゾールのベンザゾール骨格にメチル基、エチル基などの炭素原子数1〜6のアルキル基やハロゲン基などの側鎖を導入したポリベンザゾールポリマーからなるポリベンザゾール繊維に、分子鎖間架橋処理が施されてなる圧縮強度が0.5GPa以上であることを特徴とするポリベンザゾール繊維であり、分子鎖間架橋処理として、300〜600℃の不活性ガス下の加熱処理や不活性ガス下の活性エネルギー線照射処理を採用する。 (もっと読む)


【課題】高温での各種機能層を設置できる優れた耐熱性と光学特性とを併有するフィルム基板を提供する。
【解決手段】膜厚を20μmとしたときの400nmにおける透過率が60%以上であり、かつ、ポリベンズアゾールを含むフィルムの少なくとも片面に、少なくとも1層のガスバリア層が設けられたフィルム基板。 (もっと読む)


【課題】 従来のポリベンザゾール繊維に比べて、耐クリープ性が飛躍的に向上したポリベンザゾール繊維を提供する。
【解決手段】 ポリベンザゾールのベンザゾール骨格にメチル基、エチル基などの炭素原子数1〜6のアルキル基やハロゲン基などの側鎖を導入したポリベンザゾールポリマーからなるポリベンザゾール繊維に、分子鎖間架橋処理が施されてなる耐クリープ性に優れることを特徴とするポリベンザゾール繊維であり、分子鎖間架橋処理として、300〜600℃の不活性ガス下の加熱処理や不活性ガス下の活性エネルギー線照射処理を採用する。 (もっと読む)


【課題】 従来のポリベンザゾール繊維に比べて、耐フィブリル性が飛躍的に向上したポリベンザゾール繊維を提供する。
【解決手段】 ポリベンザゾールのベンザゾール骨格にメチル基、エチル基などの炭素原子数1〜6のアルキル基やハロゲン基などの側鎖を導入したポリベンザゾールポリマーからなるポリベンザゾール繊維に、分子鎖間架橋処理が施されてなる耐フィブリル性に優れることを特徴とするポリベンザゾール繊維であり、分子鎖間架橋処理として、300〜600℃の不活性ガス下の加熱処理や不活性ガス下の活性エネルギー線照射処理を採用する。 (もっと読む)


【課題】 優れた異方性機能と改善された物性とを有するポリベンズアゾール複合体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 ポリベンズアゾールと、物性調整材とを含む、ポリベンズアゾール複合体を提供する。ポリベンズアゾールは、下記一般式(1)〜(4)で示される繰り返し単位のうちの少なくともいずれかを有する。下記式中、Xはイオウ原子、酸素原子又はイミノ基を表し、Ar及びArは芳香族炭化水素基を表し、nは10〜500の整数である。この複合体において、ポリベンズアゾールの分子鎖は一定方向に配向されている。配向度A=(180−ΔB)/180によって求められるポリベンズアゾール分子鎖の配向度Aは0.6以上1.0未満の範囲である。ΔBは該成形体のX線回折測定によるピーク散乱角を固定して、方位角方向の0〜360°までの強度分布における半値幅を表す。
(もっと読む)


【課題】 低誘電率と高い機械強度とを併せ持つ薄膜を形成する新規な架橋ポリマーを提供し、この架橋ポリマーを用いた薄膜を提供し、そして、多官能モノマーを重合させて、ゲル化することなく、前記の薄膜を形成する方法を提供する。
【解決手段】式(1)で表される構成単位を有するポリチアゾール。


式(1)において、Aは炭素数4〜20の4価の有機基であり、Bは4価の有機基またはケイ素であり、そしてnは独立して0、1、2、または3である。
【効果】 ポリチアゾール(薄膜)は、ポリイミドやポリイミダゾールに比べて低い誘電率を示した。また、吸湿性も小さく、空気中の水分が膜に吸着して誘電率が上昇する現象が起きにくい。機械的強度や耐熱性が優れており、層間絶縁膜や保護膜などの薄膜として有用である。また、本発明の薄膜を形成する方法を用いると、ゲル化することなく多官能モノマーを重合させることができた。 (もっと読む)


1 - 17 / 17