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溶融状態での鋼の処理 (7,585) | 処理目的 (1,164) | 成分除去 (748) | 脱ガス (358) | 脱窒を目的とするもの (39)

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【課題】転動疲労寿命の長い軸受材料を提供すると共に、該軸受材料の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】被検面積が3000mmである場合に、(長さ×幅)1/2で算出される介在物平均径が3μm以上である酸化物系非金属介在物及び硫化物含有酸化物系非金属介在物の合計の個数が、1000mmあたり100個以下、前記介在物平均径が10μm以上の酸化物系非金属介在物及び硫化物含有酸化物系非金属介在物の合計の個数が、1000mmあたり2個以下で、且つ、前記介在物平均径が3μm以上の酸化物系非金属介在物及び硫化物含有酸化物系非金属介在物の全体の90%以上が、酸化マグネシウム濃度が5質量%以下である軸受材料は、転動疲労寿命が優れている。 (もっと読む)


【課題】RH式真空脱ガス装置を用いた単一処理で短時間の脱硫剤吹き付けによって鋼中のS濃度およびN濃度を簡便に低減できる方法を提供する。
【解決手段】RH式真空脱ガス装置の真空槽内に設置した上吹きランスから、質量%で、Al濃度:0.005〜1.0%、S濃度:0.003%以下、O濃度:0.003%以下、およびN濃度:0.005%以下である溶鋼に脱硫剤を吹き付けて脱硫脱窒するに際し、前記脱硫剤として、希土類元素(REM)とCaOとの質量混合比(REM)/(CaO)が下記(1)式を満足するものを使用することを特徴とする溶鋼の高速脱硫脱窒方法。
0.02≦(REM)/(CaO)≦0.3 …(1) (もっと読む)


【課題】 転炉での脱炭精錬とVOD法のような二次精錬設備での真空精錬とを組み合わせて、クロムを9質量%以上含有する高クロム鋼を溶製するにあたり、転炉脱炭精錬末期における窒素のピックを防止し、窒素含有量の低い高クロム鋼を安定して溶製する。
【解決手段】 転炉1での脱炭精錬によって含クロム粗溶鋼8を溶製し、次いで、取鍋内に出鋼された前記含クロム粗溶鋼を二次精錬設備で真空精錬してクロムを9質量%以上含有する高クロム鋼を溶製する高クロム鋼の溶製方法において、転炉からの出鋼時の溶鋼温度が1730℃以上になるように脱炭精錬条件を調整して脱炭精錬を実施し、これにより転炉内に存在するスラグ9の滓化を促進させ、空気からの含クロム粗溶鋼への吸窒を防止する。 (もっと読む)


【課題】精錬装置用浸漬管の耐用回数を増加させる。
【解決手段】芯金の周囲を不定形耐火物とし、不定形耐火物の下方に定形耐火物を配し、両者はスタッドで結合されている。この構造により、溶鋼の影響を受けやすい浸漬管下端は耐食性の高い定形耐火物となる。 (もっと読む)


【課題】コールドクルーシブル式誘導溶解法を利用した酸化精錬技術において、少なくとも炭素およびCaを含む不純物元素を合金中から除去できる方法を明示すること、および、この酸化精錬技術を、製品鋳塊重量が例えば10kg以上となる実用規模の精錬技術にまで発展させるための方法を明示すること。
【解決手段】精錬剤は、酸化鉄とCaハライド組成フラックスとの混合物である。Caハライド組成フラックスは、例えばフッ化カルシウムに酸化カルシウムを5〜30wt%配合したCaF-CaOである。酸化鉄の添加重量を、合金溶湯プール6中の炭素およびカルシウムを含む不純物元素を全量酸化させるために算出される算出重量の0.2倍以上、4.0倍以下とする。また、合金溶湯プール6の重量に対するCaハライド組成フラックスの添加率を、0.5wt%以上、5.0wt%以下とする。精錬工程では、チャンバー内の排気状態を15分以上保持する。 (もっと読む)


【課題】Mnを10質量%以上,炭素を0.1質量%以上,窒素を0.001質量%以上含有し残部鉄および不純物からなる高Mn含有溶融金属を脱炭および脱窒して,Mnが10質量%以上の高Mn含有金属を製造する。
【解決手段】溶融金属を保持する取鍋を容器内に収容し該容器ごと減圧して精錬する減圧精錬設備を用いる場合にはその取鍋に,真空槽と浸漬管を有する還流型脱ガス設備を用いる場合には取鍋に,MgOを20質量%以上含有する耐火物を用い,高Mn含有溶融金属の温度が1500〜1650℃、かつ、真空槽内の雰囲気圧力が6000〜16000Paの条件で酸素を供給して脱炭および脱窒する。高Mn含有溶融金属が,Mnおよび鉄の一部に代えて,Siを1質量%以下,Pを0.5質量%以下,Sを0.5質量%以下,Crを20質量%以下,Cuを1質量%以下およびNiを10質量%以下からなる群から選ばれた一種以上をさらに含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】空気の侵入を防止することが可能で、しかも簡単な構成でスラグや溶鋼に浸漬する部分の耐溶損性を向上でき、これによって長寿命化が図れる浸漬管を提供する。
【解決手段】筒状の芯金11の内外表面に耐火物12、13を設けた真空脱ガス設備の浸漬管10において、少なくとも浸漬管10の下端部をれんが15とし、れんが15に、芯金11が入る溝14と、芯金11の厚み方向に形成された固定穴18に連通する係止穴19とを設け、芯金11をれんが15の溝14に挿入し、固定穴18と係止穴19に固定ピン20を挿入し芯金11とれんが15とを固定した。 (もっと読む)


【課題】脱炭・脱窒素法による精錬中または精錬終了後に炉蓋を取り外し且つ炉本体を傾け、溶鋼を開口部から出鋼する際に、大気中の窒素の吸収を確実に防ぎ、窒素含有量が極低レベルの溶鋼を提供できる極低窒素鋼の精錬方法を提供する。
【解決手段】ほぼ円筒形である鉄皮3a〜3cの内側に耐火物4が貼り付けられ、炉底2a側を内外に貫通する2重管羽口10、および上端に開口部6を有する炉本体2と、該炉本体12の開口部6を精錬時に閉塞し、且つ炉内5を減圧雰囲気にするための排気孔を有する炉蓋と、を備えた精錬炉1を用い、溶鋼M中の酸素、窒素、および炭素を除去する精錬中でのサンプリング時や精錬終了後の出鋼時において、炉蓋を炉本体から取り外し、該炉本体を開口部をほぼ水平向きに傾動させ、出鋼口側に炉本体を内外に貫通して設けた上部羽口と、炉本体の炉底側を内外に貫通する2重管羽口7とからArを吹き込む、極低窒素鋼の精錬方法。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガス処理装置を用いた脱ガス処理において、処理後の溶鋼における窒素濃度を25ppm以下に簡便に低減する鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.002%以上0.4%以下、Mn:0.1%以上2%以下、Si:0.001%以上1%以下、S:0.0025%以下、Al:0.005%以上1%以下、N:0.007%以下、O:0.003%以下なる溶鋼を真空脱ガス処理装置にて脱ガス処理を行うに際し、溶鋼にLa,CeおよびNdからなる群から選ばれる一種または二種以上のランタノイドを添加し、脱ガス処理中のランタノイド濃度を合計で0.0005質量%以上とする。 (もっと読む)


【課題】工業的に容易にS,O,Nを同時に低減する溶鋼処理方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.002%以上0.4%以下,Mn:0.1%以上2%以下,Si:0.001%以上1%以下,S:0.005%以下,Al:0.005%以上1%以下,N:0.007%以下,O:0.005%以下なる溶鋼をRH式真空脱ガス処理装置にて、CaOを主体としたフラックスを溶鋼表面に吹き付けて脱硫する処理において、前記フラックス吹き付け前の溶鋼にLa,CeおよびNdからなる群から選ばれる一種または二種以上を添加し、これらの溶鋼に対する濃度を合計で0.0005質量%以上とした後、前記フラックスを溶鋼表面に吹き付けることで[N]≦25ppmが実現され、添加合計濃度を0.0005質量%以上0.008質量%以下とすれば、[S]≦10ppm,[O]≦15ppmかつ[N]≦25ppmが実現される。 (もっと読む)


【課題】スラグ組成、溶鋼の昇熱処理、攪拌処理およびCa添加の適正化により、優れた耐サワー性能と清浄度を有する鋼管用高強度耐HIC鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】(1)C、Mn、Si、P、S、Ti、Al、Ca、N及びO、並びに必要に応じてCr、Ni、Cu、Mo、V、B及びNbの一種以上を所定量含有し、残部がFe及び不純物からなる鋼であって、鋼中介在物がCa、Al、O及びSを主成分とし、介在物中のCaO含有率が30〜80%、かつ、鋼中N含有率(ppm)と介在物中のCaO含有率(%)との比が下記(1)式を、介在物中のCaS含有率(%)が下記(2)式を満足する耐サワー性能に優れた鋼管用鋼である。
0.28≦[N]/(%CaO)≦2.0・・・・(1)、 (%CaS)≦25%・・・・(2)
(2)鋼中N含有率(ppm)と溶鋼中へのCa添加量WCA(kg/t)との比が下記(3)式を満足するようにCaを添加する前記(1)の鋼管用鋼の製造方法である。200≦[N]/WCA≦857・・(3) (もっと読む)


【課題】スラグ組成、溶鋼の昇熱処理、攪拌処理および取鍋蓋開口部の不活性ガスパージの適正化により、極低硫低窒素高清浄鋼を効率よく安定して溶製できる方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を下記の工程1〜3の順序により処理する極低硫高清浄鋼の溶製方法である。工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する、工程2:取鍋蓋を設置し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで蓋の内側への大気の侵入を抑制しながら攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、生成した酸化物をCaO系フラックスと混合してカバースラグを形成する、工程3:酸化性ガスの供給を停止し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで脱硫および介在物除去を行う。さらに、蓋の開口部を不活性ガスによりパージするか、工程3の後に工程4として溶鋼のRH真空脱ガス処理に際し、溶鋼中の介在物の低減および脱窒処理などを行ってもよい。 (もっと読む)


【課題】 真空再溶解を行って得られるマルエージング鋼帯中に残留する、非金属介在物の大きさを効果的に小さくした新規のマルエージング鋼を提供する。
【解決手段】 真空再溶解用の消耗電極を製造し、該消耗電極を用いて、真空再溶解を行うTiを含有するマルエージング鋼の製造方法において、前記消耗電極はCaを5ppm以上含有するマルエージング鋼の製造方法であり、少なくともCa:15ppm未満(0は含まず)、酸素:10ppm未満、窒素:15ppm未満、Ti:2.0%以下(0は含まず)を含有したマルエージング鋼であって、組織中の10μm以上の酸化物系非金属介在物の総個数に対して、前記酸化物系非金属介在物中の金属元素のうち、Alを85mass%以上含む10μm以上の酸化物系非金属介在物が70%未満であるマルエージング鋼である。 (もっと読む)


【課題】酸素昇熱を行うRH装置の鉄皮冷却方法を提供する。
【解決手段】酸素ガスを用いた昇温を行うチャージが少なくとも1チャージ以上存在する操業を実施するRH装置1の鉄皮冷却方法であって、全チャージ数に対する前記酸素ガスで昇熱を行ったチャージ数の割合を示す酸素昇熱比率と、昇熱で使用したトータルの酸素ガス量を全チャージ数で割った平均昇熱用酸素ガス量と、RH装置1の鉄皮温度と、から鉄皮12の冷却の要/不要を判断し、この判断結果に基づいて鉄皮12への冷却を行う。 (もっと読む)


【課題】形状凍結性の良い燃料電池セパレータ用素材およびその製造法、並びにそれを用いたスプリングバック変形を防止した燃料電池セパレータの製造方法および燃料電池を提供すること。
【解決手段】プレス成形に用いる燃料電池セパレータ用素材として、オーステナイト結晶粒度(JISG0551)が9〜11であり、0.2%耐力(JIS 13B号試験片、JISG4303)が400〜600N/mmである、Niが35.5〜36.5%(mass%)含有され、残部がFeおよび不可避の不純物よりなるFe−Ni基合金板を使用すること。
燃料電池セパレータの条溝部の断面形状と略相似形の断面形状を有するリブを備えた金型を用いて、Hが16体積%未満含有され残部が不活性ガスからなる還元性ガス雰囲気中において、390〜815℃の温度域で、上記Fe−Ni基合金板を加熱プレス成形して
燃料電池セパレータを製造すること。 (もっと読む)


【課題】本発明は、既存の電気炉及び脱ガス装置を用い、COの大気放出量の削減を図りながら低コストで低窒素鋼を溶製可能とする「溶鋼の脱窒方法」を提供することを目的としている。
【解決手段】電気炉で鉄スクラップを主鉄源として溶鋼を溶製し、別の精錬容器に出鋼,保持した後、該溶鋼の浴面上に、加炭することなくCaOを投入してから、Al含有物資を添加し、当該溶鋼に酸素含有ガスを供給する。その際、前記精錬容器に出鋼する溶鋼の炭素含有量を0.01〜0.05質量%としたり、前記Al含有物資及びCaOの投入量は、スラグのCaO/Alが0.8〜1.2となるように、Al量で3〜20kg/steel−トン及びCaO量で1〜50kg/steel−トンとするのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】鋼中の酸素、窒素およびイオウの含有量を画期的に低減した、高度に清浄な鋼の製造を可能にする、製鋼用のフラックスを提供する。
【解決手段】重量で、CaO:30〜57%、Al23:35〜64%およびMgO:5〜17%からなり、図1に示したMgO−CaO−Al23系ダイアグラムにおける、下記の諸点A〜Eを結ぶ範囲内の組成を有し、アルミナ活量の値が10−2以下である領域の組成を有する合成フラックス。
(もっと読む)


【課題】 RH法における空気侵入による鋼中窒素濃度の上昇を抑制する。
【解決手段】 真空槽3の下部に設置された2本の浸漬管2を取鍋5内の溶鋼4中に浸漬し、一方の浸漬管2からガスを吹き込むことで、真空槽3と取鍋5間で溶鋼4を循環させて脱ガスを行うことにより極低窒素鋼を製造するに際し、脱ガス処理中、浸漬管2の周りに不活性ガスをパージするガス吹き込みノズル11である。ガス吹き込みノズル11のガス噴出口11aに、水平板12aと、水平板の外周端から垂下させた垂直板12bとで形成される整流板12を設ける。脱ガス処理中、浸漬管2の周りに不活性ガスをパージする。
【効果】 RH法における鋼中窒素濃度の上昇を抑制でき、極低窒素鋼の安定した精錬を安価に行える。 (もっと読む)


【課題】 耐火物内の空気の吸引効率を従来よりも向上させ、溶鋼中への窒素の混入を抑制して、低窒素鋼、更には極低窒素鋼の製造を容易にする真空脱炭精錬の大気リーク防止方法を提供する。
【解決手段】 芯金10の周囲に耐火物11が配設された浸漬管12の下端部を鍋13内の溶鋼14に浸漬させ、浸漬管12の内部を減圧して溶鋼14の真空脱炭精錬を行う際に、浸漬管12の外部から内部へ流入する空気が溶鋼14内へ混入することを抑制する大気リーク防止方法において、浸漬管12の芯金10内側に配設される耐火物15と芯金10との間、又は芯金10内側に配設される耐火物15の内部に通気路16を設けて、通気路16内を減圧する。 (もっと読む)


【課題】 マルエージング鋼製スクラップを溶解原料として用いても、従来方法で製造されるマルエージング鋼と遜色のないマルエージング鋼を、効率的に経済的に製造する方法を提供する。
【解決手段】 スクラップ材料を用いたマルエージング鋼の製造方法であって、一部または全部をスクラップ材料としたマルエージング鋼の溶解原料を、酸化雰囲気中にて孤光式電気炉で溶解して溶鋼とし、該溶鋼を真空処理装置に受け、真空処理装置にて真空精錬を行い、且つ前記真空精錬の途中、真空精錬前、真空精錬後の何れかにおいて成分調整を行い、窒素を25ppm以下のマルエージング鋼塊とするでマルエージング鋼の製造方法ある。好ましくは、上述の真空処理装置は真空誘導加熱炉であり、更に好ましくは、孤光式電気炉で溶解して溶鋼とした後に酸化精錬を行うマルエージング鋼の製造方法である。 (もっと読む)


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