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Fターム[4K013CA05]の内容

溶融状態での鋼の処理 (7,585) | ガス処理及びガス処理装置 (872) | 還元性ガスを使用するもの (22)

Fターム[4K013CA05]に分類される特許

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【課題】鋼中の酸化物組成をCaO−Al−MgO系に制御することで転動疲労寿命の長い高清浄度鋼を提供することに加え、その溶製方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C濃度:0.85〜1.2%、Sol.Al濃度:0.020〜0.035%、Cr濃度:0.50〜2.0%、S濃度:0.0020%以下、Total O濃度:0.0020%以下を有するとともに、連続鋳造後の鋳片から切り出したサンプルを鏡面研磨して顕微鏡観察した際に該鏡面研磨面上に存在する円相当径で1.0μm以上10μm以下の非金属介在物を有し、該非金属介在物を構成する全元素の中でのCa、Al、MgおよびOの占める割合が90atom%以上であるとともに、そのCa濃度が5atom%以上である非金属介在物の全個数のうち、その非金属介在物のCaO濃度が20〜50mass%であるものの個数比率が50%以上であることを特徴とする高清浄度軸受鋼である。 (もっと読む)


【課題】 鉄スクラップを鉄源として利用して溶融鉄を溶製する際に、鉄スクラップによって溶融鉄に持ち込まれる銅及び/または錫を短時間で効率的に除去することのできる、溶融鉄の脱銅・脱錫処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明の溶融鉄の脱銅・脱錫処理方法は、取鍋2内の溶融鉄3をRH真空脱ガス装置1の真空槽5と取鍋との間で環流させながら、前記真空槽に設置された上吹きランス13を介して真空槽内の溶融鉄に該溶融鉄に対して可溶な気体を吹き付けて該気体を溶融鉄に溶解させ、溶解した気体成分の真空槽内でのガス化を利用して溶融鉄中に含まれる銅及び/または錫を真空槽内で蒸発除去する。 (もっと読む)


【課題】 バーナー機能を有する上吹きランスを用い、バーナーで加熱したフラックスを高い歩留りで真空槽内の溶鋼に吹き付け添加すると同時に、バーナー火炎による溶鋼中Alの酸化を防止する。
【解決手段】 フラックスを搬送用ガスとともに噴出することが可能で、且つ、燃料ガス及び酸素ガスを同時に噴出してランス下方で火炎を形成することが可能な上吹きランスを真空槽に配置して火炎を形成し、該火炎で加熱したフラックスを真空槽内の溶鋼に吹き付けて溶鋼を精錬する真空精錬方法において、粉粒状のフラックスを噴射する上吹きランスの出口径をD(mm)、上吹きランスの先端から真空槽内の溶鋼湯面までの距離であるランス高さをH(mm)とすると、出口径Dとランス高さHとが下記の(1)式の関係を満足するように、出口径D及びランス高さHのうちの何れか一方または双方を調整する。
35≦H/D≦50 ……(1) (もっと読む)


【課題】 鉄スクラップを鉄源として利用して溶融鉄を溶製する際に、鉄スクラップによって溶融鉄に持ち込まれる銅及び/または錫を短時間で効率的に除去することのできる、溶融鉄の脱銅・脱錫処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明の溶融鉄の脱銅・脱錫処理方法は、RH真空脱ガス装置1の環流用ガスの全部または一部に溶融鉄3に溶解するガスを使用して取鍋内の溶融鉄をRH真空脱ガス装置の真空槽5と取鍋2との間で環流させ、溶融鉄中に含まれる銅及び/または錫を真空槽内で蒸発除去する。この場合に、溶融鉄に溶解するガスとしては、窒素ガス、水素ガス、プロパンガス、アンモニアガスのうちの1種または2種以上を使用することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】出鋼の際のステンレス溶鋼の窒素の吸収を防止できるテンレス溶鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】クロムを含有した溶銑を転炉2で脱炭する。脱炭後、ステンレス溶鋼1を転炉2から取鍋3へ出鋼する。ここで、ステンレス溶鋼1の出鋼前から出鋼完了までの間、気体または液体の炭化水素燃料を5体積%以上の酸素ガスを含有する気体または100体積%の酸素ガスを用いて燃焼させ、この燃焼の際に発生する窒素を含有しない燃焼ガス8を取鍋3内へ供給する。取鍋3内へ供給した燃焼ガス8の総量は取鍋3の内容積より多い。すなわち、燃焼ガス8の総量をV(Nm/min)とし、取鍋3の総量をT(m)とすると、V>Tとなる。 (もっと読む)


【課題】溶鋼中介在物の凝集・浮上除去を促進させて精錬時間の短縮および鋼の清浄度を向上させ、清浄度の高い鋼を効率的に得ることが可能な高清浄鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】取鍋底部に設置した羽口から溶鋼中にガスを吹き込む取鍋精錬において、前記ガス流量を周期的に変化させ、その時に(1)式で求められる羽口一つ当たりの単位時間、単位溶鋼重量当たりの攪拌エネルギー密度εの最大ガス流量と最小ガス流量での値の差異ΔEcyc(J/t)が20以上であり、ガス流量の変化周期C(s)が2≦ΔEcyc/C(W/t)≦5の関係を満たしており、最小ガス流量と最大ガス流量での攪拌エネルギーの差分の積算値として溶鋼に与えられるガス流量変化の1周期当たりの攪拌エネルギーΣcyc(J/t)が50以上200以下であることを特徴とする高清浄鋼の製造方法。ε=(0.00618×Q×T/m)×[ln{1+(9.8×7000×h)/p}+(1−298/T)] …(1) (もっと読む)


取鍋又は取鍋炉内の溶融フェロアロイの復炭処理方法は、取鍋又は取鍋炉に炭素含有ポリマーを添加する工程を備える。ポリマーはフェロアロイの復炭剤として機能するのに適している。その際、ポリマーは、ポリマーが溶融フェロアロイに接触するとき、溶融フェロアロイにポリマーからの炭素の溶解を促進する構造を有することができる。
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【課題】 本発明は、設備費や処理コストの高いLF装置や真空脱ガス装置を使うことなく、また環境に悪影響を与えることなく、より簡便に、高効率でかつ安定して脱硫処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】 溶鉄を脱硫精錬するに際し、第一工程として脱硫剤を添加して脱硫を施し、第二工程として溶鉄表面を覆った第一工程で生成した脱硫スラグの一部あるいは全部を残し、水素ガスまたは水素ガスを1体積%以上含むアルゴンガスをプラズマガスとして該スラグ上面に照射する。また、脱硫剤として実質的にフッ素を含まないフラックスを使用する。さらに、発生したスラグを、再度脱硫剤として用いる。 (もっと読む)


【課題】微細分散した酸化物により鋼中水素を固定した高靱性高強度鋼材、およびその鋼材を得るためにMgを鋳片内に均一に添加し分散できる連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】(1)連続鋳造された鋳片を素材として得られる高強度鋼材であって、C、Si、Mn、P、S、Ti、N、Al、Oを規定範囲で含有するとともに、Hを0.00001〜0.0002%およびMgを0.0001〜0.005%含有し、Mg酸化物が微細分散し、Mg酸化物の周囲に水素が濃化した高強度鋼材である。(2)上記(1)の鋼材を製造するための鋳片の鋳造方法であって、タンディッシュ内の溶鋼に浸漬させた浸漬ランスまたは鋳型内の溶鋼に浸漬させた浸漬ランスを通して、Mgの蒸気および/または粒子をキャリアガスとともに該溶鋼中に供給することを特徴とする鋼の連続鋳造方法である。 (もっと読む)


【課題】 耐用性が高く、従来に比べて多数回の使用が可能であり、製造コストの削減に寄与する酸素ガス吹き込みランスを提供するとともに、該吹き込みランスを使用した溶銑の脱珪処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明の酸素ガス吹き込みランスは、溶融金属中に酸素ガスを吹き込むための酸素ガス吹き込みランス1であって、内管2及び外管3からなる2重管構造であり、内管からは酸素ガス、内管と外管との間隙からは炭化水素系ガスが吹き込まれ、ガス吐出口7の近傍の外管外周に成型煉瓦層8が設けられ、当該成型煉瓦層が設けられていない外管の外周には不定形耐火物4が被覆されている。また、本発明の脱珪処理方法は、前記酸素ガス吹き込みランスを溶銑中に浸漬させ、該吹き込みランスの内管から溶銑中に酸素ガスを吹き込むとともに、内管と外管との間隙から炭化水素系ガスを吹き込んで溶銑中の珪素を酸化除去する。 (もっと読む)


【課題】耐用性が高く、従来に比べて多数回の使用が可能であり、製造コストの削減に寄与する酸素ガス吹き込みランスを提供するとともに、該吹き込みランスを使用した溶銑の脱珪処理方法を提供する。
【解決手段】酸素ガス吹き込みランスは、溶融金属中に酸素ガスを吹き込むための酸素ガス吹き込みランス1であって、内管2及び外管3からなる2重管構造であり、内管からは酸素ガスが吹き込まれ、内管と外管との間隙からは炭化水素系ガスが吹き込まれ、外管の外周にはMgOを10〜50質量%、Cを1〜10質量%含有するAl23 −MgO−C系耐火物が被覆されている。また、脱珪処理方法は、前記酸素ガス吹き込みランスを溶銑中に浸漬させ、該吹き込みランスの内管から溶銑中に酸素ガスを吹き込むとともに、内管と外管との間隙から炭化水素系ガスを吹き込んで溶銑中の珪素を酸化除去する。 (もっと読む)


【課題】 安価に製造可能で且つ高効率の脱硫処理を可能とする、溶鉄との濡れ性を向上させたCaO系脱硫剤を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するためのCaO系脱硫剤は、主成分がCaO粒子であるCaO系脱硫剤において、平均粒径が5μm以下である、主成分を炭素とする炭素質粒子を、前記CaO粒子と混合させたものである。また、前記炭素質粒子の平均粒径を1μm以下とする、前記CaO粒子の平均粒径を10μm以上とする、前記炭素質粒子の配合率を1質量%以上とすることで、脱硫効率を一層向上させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】真空脱ガスを行なう際の溶鋼のフォーミングを防止し、高清浄度鋼の生産性向上を達成できる溶製方法を提供する。
【解決手段】転炉で溶鋼の脱炭処理を行なった後、取鍋に収容した溶鋼に可溶性ガスを溶解させ、次いで溶鋼を真空脱ガス槽に収容し、真空脱ガス槽内を2.7〜13.3kPa/分(=20〜100torr/分)の割合で減圧して所定の真空度に到達させ、引き続き真空脱ガス槽内を所定の真空度に維持しつつ真空脱ガス処理を行なう。 (もっと読む)


【課題】 耐用性が高く、従来に比べて多数回の使用が可能であり、製造コストの削減に寄与する酸素ガス吹き込みランスを提供するとともに、該吹き込みランスを使用した溶銑の脱珪処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明の精錬用酸素ガス吹き込みランスは、溶融金属中に酸素ガスを吹き込むための酸素ガス吹き込みランス1であって、内管2及び外管3からなる2重管構造であり、内管からは酸素ガスが吹き込まれ、内管と外管との間隙からは炭化水素系ガスが吹き込まれ、外管の外周にはMgOを5〜30質量%含有するAl23 −MgO系不定形耐火物が被覆されている。また、本発明の溶銑の脱珪処理方法は、前記精錬用酸素ガス吹き込みランスを溶銑中に浸漬させ、該吹き込みランスから溶銑中に酸素ガスを吹き込んで溶銑中の珪素を酸化除去する。 (もっと読む)


【課題】 多量の酸素ガスのみの吹込みであっても、従来に比べて多数回の使用が可能であり、製造コストの削減に寄与する精錬用吹き込みランス設備を提供する。
【解決手段】 上記課題は、耐火物被覆層7が形成され、溶融金属14の浴面に対して傾斜して浸漬されるランス4と、ランスを保持する保持部3と、保持部を昇降させる昇降装置2とを備え、溶融金属中に酸素ガスを吹き込むための精錬用吹き込みランス設備1であって、吹き込みランスの先端部には、吹き込みランス外径の0.5倍〜2.0倍相当の長さを有する水平部7が備えられ、吹き込みランスの上端部には、鉄製羽根板10の形成する平面と溶融金属浴面とのなす角度が吹き込みランスの溶融金属浴面に対する傾斜角度と同一である鉄製羽根板が備えられ、昇降装置には、鉄製羽根板を挟持して案内するための鉄製羽根板受11が備えられた精錬用吹き込みランス設備1により解決される。 (もっと読む)


コヒーレント・ジェットを有する真空容器の作動方法であって、容器内は真空状態に確立されており、亜音速の燃料及び酸化剤から得られる定着又は固着した火炎エンベロープが少なくとも1つの超音速ガス流の周囲に形成される。本発明の他の態様は、容器内にコヒーレント・ガス・ジェットを形成し維持する方法であって、ガスをガス流に超音速で噴射デバイスから真空状態が確立される容器内に噴射すること、燃料及び酸化剤を亜音速で容器内に前記ガス流の周囲に供給すること、及び前記燃料及び酸化剤を燃焼して前記ガス流の周囲に火炎エンベロープを形成し、前記ガス流をコヒーレント・ガス・ジェットとして形成し維持することを含む。
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冶金における液体金属の製造と製法に関する。スリーブを内蔵し耐熱性の材料からなる入子ブロックと、少なくとも一つの中央作用通路と少なくとも一つの環状作用通路を備え液体金属へ導入する側に配置され液体金属へガス媒体を供給する入口へ別々に接続される複数の同軸金属管により形成される。同軸金属管は、異なった直径を有する2つの相互接続する部分から構成される。第一の部分は小さい直径を有し液体金属へガス媒体を供給する。第二の部分は大きい直径を有し前記第一の部分の複数の作用通路へガス媒体を別々に供給するガス供給口へ接続する。第二の部分は別の金属管と複数の環状作用通路のみを備える。第二の部分の内部管は両端が閉塞して耐熱性材料が充填され、羽口の環状作用通路の隙間は液体金属のための毛細管を形成する。本発明は作用通路を通じた金属の漏出の防止を実現する。
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【課題】 高温溶融金属を精錬する精錬容器内にガスを吹き込むための羽口において、ガス吹き込み流量を増大させても、羽口の損耗速度を抑制することのできるガス吹き込み羽口を提供する。
【解決手段】 上記課題は、溶融金属を精錬する精錬容器9に設けられ、ガスを精錬容器内へ吹き込むガス吹き込み羽口において、該羽口1は、羽口の精錬容器内側の先端部が、管状部5と該管状部の内側に設けられる軸心部2との間隙からガスを噴出する構造であって、前記管状部の内径が40mm以上であることを特徴とするガス吹き込み羽口によって解決することができる。 (もっと読む)


【課題】 環状羽口の管状部の内径が40mm以上と大きい場合であっても、少ない冷却用ガス流量で管状部を構成する羽口金物を効率良く冷却する。
【解決手段】 溶融金属を精錬する精錬容器に設けられ、ガスを精錬容器内へ吹き込むガス吹き込み羽口において、該底吹き羽口1は、羽口の精錬容器内側の先端部が、管状部5と該管状部の内側に設けられる軸心部2との間隙6からガスを噴出する構造であって、前記管状部の内径が40mm以上であり、且つ、該管状部の周囲に冷却用ガスを流すための複数本の細管8或いはポーラス煉瓦部が配置されている。 (もっと読む)


【課題】 精錬容器にガスを吹き込むために設置される環状羽口の管状部の内径が40mm以上と大きい場合であっても、管状部を構成する羽口金物の溶損の恐れがなく、長期間安定して使用することのできるガス吹き込み羽口を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するためのガス吹き込み羽口1は、溶融金属を精錬する精錬容器9に設けられ、ガスを精錬容器内へ吹き込むガス吹き込み羽口において、該羽口は、羽口の精錬容器内側の先端部が、管状部5と該管状部の内側に設けられる軸心部2との間隙からガスを噴出する構造であって、前記管状部の内径が40mm以上であり、且つ、吹き込まれるガスが不活性ガスと炭化水素ガスとの混合ガスである。 (もっと読む)


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