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Fターム[4K014AB02]の内容

銑鉄の精製;鋳鉄の製造;転炉法以外の製鋼 (4,082) | 処理、添加剤 (1,043) | 化合物 (812) | 酸化物 (583)

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【課題】 鋳造終了後の取鍋内に残留するスラグを、リサイクル処理コストを高くすることなく、しかも、他の操業に悪影響を及ぼすことなく有効利用する。
【解決手段】 本発明の取鍋内スラグの再利用方法は、鋳造終了後の取鍋3内に残留したスラグ1を、熱間状態のまま前記取鍋を転倒させて溶銑8を収容した溶銑鍋6内に排出し、該溶銑鍋に前記スラグを残留させた状態で溶銑鍋から溶銑8を転炉脱炭精錬用の主原料として払い出し、その後、スラグを残留させた前記溶銑鍋6で高炉から出銑される溶銑10を受銑し、受銑後、受銑した溶銑10を、前記スラグを脱硫剤14の一部として脱硫処理する。 (もっと読む)


【課題】蓄積された実績データを基に、決定するフラックス投入量の設定精度を向上させて、処理後S濃度の制御精度を向上させるインペラー脱硫制御装置及び方法を提供する。
【解決手段】溶銑2中にフラックスを投入し、インペラー4を回転させて溶銑を攪拌して脱硫する際に、S濃度を目標値に制御するためのフラックス投入量を決定するインペラー脱硫制御装置であって、過去の事例毎のフラックス投入量、脱硫処理に必要とする操業条件データを蓄積して記憶する操業情報記憶手段13と、これに記憶されている事例毎に、操業条件データに対応する予測したい要求条件データと操業条件データとの距離を算出して類似度を演算する類似度演算手段12と、演算された事例毎の類似度及び操業情報記憶手段13に記憶されている各事例の操業条件データに基づいて前記要求条件データに適合するフラックス投入量を決定するフラックス投入量決定手段12とを備えている。 (もっと読む)


【課題】Mg合金の代替原料としてだけでなく、保温材としても利用できる使用済みMgO−C煉瓦の利用方法を提供する。
【解決手段】高炉から製鋼工場まで溶銑を溶銑輸送容器で輸送する際に、粉砕された使用済みMgO−C煉瓦を保温材として溶銑輸送容器に投入し、溶銑を保温する。粉砕された使用済みMgO−C煉瓦を溶銑輸送容器に投入することで、使用済みMgO−C煉瓦を焼籾あるいはペーパースラッジ等の保温材の代替原料として有効利用することができる。また、製鋼工場において、使用済みMgO−C煉瓦を排滓することなく、転炉に装入することで、高価なMg合金の代替原料として利用することができる。 (もっと読む)


【課題】溶銑予備処理や脱炭処理等により発生する製鋼スラグの処理方法において、金属酸化物から鉄や有価金属等の回収を行うとともに、f−CaOを低減させる反応を促進させ、さらに、還元剤の燃焼によるCO発生を低減させる。
【解決手段】本発明は、反応容器に装入された溶融状態の製鋼スラグにSiO含有物質および還元用物質を添加し、製鋼スラグの改質処理および還元処理を行う製鋼スラグの処理方法であって、還元用物質の一部または全部として、K値(= (H−O/2)/C)が1以上である廃プラスチックを使用する。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含まない媒溶剤を使用して効率的な脱燐処理を確保しつつ、路盤材化の可能な脱燐スラグを安定して得ることのできる溶銑脱燐スラグの製造方法を提供する。
【解決手段】転炉形式の炉を用いて溶銑に酸素源を供給しながら脱燐処理を行う際に、螢石などのハロゲン化物を用いることなく、使用する生石灰の75質量%以上を粉体状にして、気体酸素源とともに上吹きランスから溶銑浴面に吹き付けるとともに、脱燐処理後のスラグ塩基度(CaO/SiO2)を2.3〜3.5に、かつAl23含有率を5〜10質量%に制御することを特徴とする溶銑脱燐スラグの製造方法である。前記の方法において、使用する生石灰のうち、粒径が5mm以上の塊状生石灰の使用原単位を溶銑1トン当り5.2kg以下とするか、または、脱燐処理に使用するAl23源として、SiCを2質量%以上含有するAl23含有廃耐火物を用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】還元スラグを有効に活用するために、還元スラグを用いた鉄鋼製造に有用な脱リン用造滓材を提供すること、及び該脱リン用造滓材の製造方法を提供すること。
【解決手段】還元精錬時に発生する還元スラグ1を取り出し、脱硫工程200で前記還元スラグ1に水分を接触させて脱硫して脱硫還元スラグとし、混合工程250で脱硫還元スラグとFeO成分を混合し、成形工程300で前記混合物を所定形状に成形して成形物とし、固化工程400で前記成形物を二酸化炭素により固化してCO固化体からなる造滓材2とし、該造滓材2を二次精錬時の初期脱リン用造滓材として用いる。 (もっと読む)


【課題】溶鋼の脱硫処理を効率よくかつ均一に行うことができ、さらに耐火物溶損の少ない溶鋼の脱硫剤およびその製造方法を提供する。
【解決手段】CaO、CaF2及びMgOの3成分を三角図の座標軸で示したとき、CaOが35〜55質量%、CaF2が25〜45質量%、MgOが7〜33質量%の範囲にあり、不純物含有量が10質量%以下である脱硫剤であり、CaO粒子表面にCaF2層が融着している脱硫剤であり、CaO粒子表面に融着しているCaF2層の厚みが0.1μm以上である脱硫剤。 (もっと読む)


【課題】 転炉における精錬において熱源として或いは回収ガス量の増大のために使用しても、また、その精錬がたとえフッ素レス精錬であったとしても、プラスチックによる脱燐反応の阻害を効果的に防止し、溶銑及び溶鋼を効率的に脱燐処理することのできるプラスチック含有精錬剤を提供するともに、このプラスチック含有精錬剤を用いた溶銑の脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】 本発明のプラスチック含有精錬剤は、プラスチックと砂鉄との混合物が、押出し成形されて製造される成形体からなることを特徴とする。その際に、前記砂鉄の粒径を125μm以下とすることが好ましい。また、本発明の溶銑の脱燐処理方法は、製鋼用転炉を用いた溶銑の脱燐処理において、前記プラスチック含有精錬剤を転炉内に投入することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡便に製造可能で、特にフッ素を含有しなくても高効率で溶融鉄の脱硫処理を可能にする、環境に悪影響のない脱硫剤の製造方法を提供する。
【解決手段】 発明の脱硫剤の製造方法は、CaOを主成分とする粉状の石灰と、Al23 及びSiO2 を主に含有し且つ予め溶融した後に固化した粉状の既溶融化物質と、を含有する脱硫剤の製造方法であって、前記粉状の石灰と前記粉状の既溶融化物質とを混合処理することを特徴とする。前記混合処理を、攪拌羽根を内蔵した高速攪拌混合機を用いて実施する、或いは、前記石灰と前記既溶融化物質とを同時に粉砕することにより行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 比較的簡便に製造可能で、特にフッ素を含有しなくても高効率で溶融鉄の脱硫処理を可能にする脱硫剤を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための脱硫剤は、CaOを主成分とする粉状の石灰と、Al23 及びSiO2 を主に含有し且つ予め溶融した後に固化した固体粉状物質と、を含有することを特徴とする。この場合に、前記固体粉状物質と前記石灰との配合質量比(固体粉体物質の配合量(質量%)/石灰の配合量(質量%))を0.05以上1.0以下とする、前記固体粉状物質の平均粒子径を15μm以下とする、前記脱硫剤の塩基度(質量%CaO/質量%SiO2)を3.5以上とすることで、より一層脱硫効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】耐火物容器内の溶銑を脱燐処理するに際して、蛍石やソーダ灰を使用することなく、これらを使用した場合と同程度もしくはそれ以上に脱燐を促進し得る溶銑の脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】(1) 耐火物容器内の溶銑を脱燐処理するに際し、この溶銑に酸素源およびCaO 系精錬剤を添加すると共に、Li2O源を添加し、脱燐処理終了後のスラグ中Li2O濃度を0.1 〜5.0 質量%に調整すると共に、脱燐処理終了後のスラグ塩基度を1.5 〜3.5 に制御することを特徴とする溶銑の脱燐処理方法、(2) 前記溶銑の脱燐処理方法においてLi2O源を脱燐処理中に連続添加あるいは分割添加するもの。 (もっと読む)


【課題】高濃度のクロムを含有する鋼を製造する場合でも、処理後のスラグが資源化しやすいフラックスを用いて効率良く脱硫を行い、低硫黄濃度の含クロム鋼を安定して製造する方法を提供する。
【解決手段】クロムを10質量%以上、炭素を2.5質量%以上含有する含クロム溶鉄を脱硫精錬するに際し、(1)式を満足するように溶鉄中炭素濃度C(質量%)を調整する第1の工程と、脱硫精錬後のスラグ中SiO2濃度が10質量%未満となるように脱硫前精錬炉からのスラグ混入量を抑制して取鍋に出湯する第2の工程と、F濃度が1質量%以下の脱硫フラックスを使用して取鍋内で脱硫する第3の工程を有する。
C≧0.11×CR+15000/(T+273)−6.16 (1) (もっと読む)


【課題】フッ素を含有する転炉スラグを用いて高強度な水和硬化体を製造するとともに、この水和硬化体を再粉砕及び整粒して路盤材等として使用する場合におけるフッ素の溶出を安価かつ確実に抑制する。
【解決手段】フッ素を含む転炉スラグ83%以上と、17%以下の潜在水硬性を有するSiO含有物質とからなる混合物に、消石灰、生石灰又はセメントから選ばれた1種以上と、水とを加えてから混練する際に、パラメータS=W(CaO)+0.13W(2CaO・SiO2)−0.22W(F)−15.4の値を60以上130以下とすることにより、スラグからのフッ素の溶出を防止する。 (もっと読む)


【課題】 電気炉での操業負荷を軽減し、スラグ発生量を低減してその確実な有効利用を可能にする効率的なステンレス溶銑の製造方法を提供する。
【解決手段】 電気炉でステンレス原料を溶解して溶湯にし、電気炉生成スラグの組成を塩基度が1.0〜1.5、(F)≦0.40重量%にし、溶湯と電気炉生成スラグとを取鍋に出銑し、電気炉生成スラグを除滓する(a1〜a3)。除滓後に溶湯を炉外脱硫処理し、Cr=9〜22重量%、S<0.015重量%を含むステンレス溶銑にする(a5)。炉外脱硫には、石灰(CaO)または(CaO)≧35重量%、(F)≦1.5重量%を含む石灰系脱硫剤を使用する。スラグ処理した(a4)電気炉生成スラグおよび炉外脱硫生成スラグは、リサイクル用途に有効利用される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、既存の上添加設備を用いても、従来の上添加方法と同程度の脱硫効率を発揮する溶銑への脱硫剤の投入方法を提供することを目的としている。
【解決手段】機械撹拌手段を備えた溶銑鍋に保持した溶銑の浴面上に、該溶銑鍋の上方に配置したホッパーからシュートを介して脱硫剤を添加し、該溶銑を撹拌して脱硫処理する方法を改良した。その方法は、前記脱硫処理の開始当初より予定量の添加が終了するまでの間、前記脱硫剤を0.4〜1.5kg/steel−t/minの範囲の一定速度で連続的に添加するものである。 (もっと読む)


【課題】脱硫効率を高位に安定させることができ、しかも製造する各種製品に適した脱硫処理を行って擬似溶銑を製造できる擬似溶銑の製造方法を提供する。
【解決手段】電気加熱装置が設けられた処理炉10に装入され一旦貯留された溶銑の温度制御を行う溶銑保持工程と、最終的に成分調整された溶銑を精錬炉11に装入して脱炭処理を行う脱炭精錬工程との間に、溶銑の脱硫処理を行う脱硫処理工程を設け、溶銑保持工程と脱硫処理工程により溶銑から成分調整された溶銑を製造する。 (もっと読む)


【課題】溶銑の機械攪拌式脱硫処理において、CaF2を使用せずに溶銑の脱硫精錬を効果的に実施するための脱硫精錬剤を提供する。
【解決手段】溶銑の機械攪拌脱硫処理に用いる脱硫精錬剤において、精錬剤中の粒鉄量が1.5質量%以上且5.0質量%以下,FeO濃度が2質量%以上且つ7質量%以下、CaO濃度が80質量%以上である。生石灰あるいは生石灰に製鋼スラグを配合したものを主原料とし、該主原料に製鋼スラグ磁選粉を加えることによって上記脱硫精錬剤とすることができる。また、この脱硫精錬剤を用いることを特徴とした溶銑の機械攪拌脱硫方法である。脱硫精錬剤中に粒鉄を含有するので密度が高く、脱硫処理の初期から溶銑に巻き込まれて脱硫反応に寄与し、CaF2を含有しないにもかかわらず格段に高い脱硫率を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】 溶銑を脱燐処理するに当たり、フッ素を含有する媒溶剤を使用しなくても、少ない石灰の使用量で、従来と同等の脱燐効率及び鉄歩留りで脱燐処理する。
【解決手段】 CaOを主体とする脱燐精錬剤を溶銑に添加して、添加したCaOを主体とする脱燐精錬剤を滓化させてスラグとなし、溶銑に対して脱燐処理を施す、溶銑の脱燐処理方法において、1つの供給系統から気体酸素源を溶銑浴面に供給し、他の1つの供給系統から固体酸素源を、気体酸素源が供給されている場所の近傍の溶銑浴面に、搬送用ガスを用いて供給する。この場合、前記気体酸素源及び固体酸素源のそれぞれの供給系統を、同一のランス内に配置することや、CaOを主体とする脱燐精錬剤を、前記気体酸素源の供給系統を通じて前記気体酸素源とともに溶銑浴面に供給することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】溶銑を脱硫処理するに際し、脱硫剤としてフッ素系の脱硫剤を使用せず、溶銑の温度が比較的低温であっても、脱硫処理後の溶銑中の硫黄濃度を大幅に低下できるようにした溶銑の脱硫方法の提供
【解決手段】この発明の脱硫処理は第1工程と第2工程の2つの工程からなる。第1工程では、溶銑を機械攪拌するとともに、その溶銑中にCaO系フラックスを添加して脱硫処理を行う。第2工程は、第1工程が終了した溶銑中に、CaO系フラックスと、金属Mg及び/またはMgOとを混合した、粒状及び/または粉状の脱硫剤ワイヤを投入して脱硫処理を行う。 (もっと読む)


【課題】スラグからのフッ素溶出を効果的に抑制することができ、かつpHの上昇も抑えることができるスラグ処理方法を提供する。
【解決手段】製鋼スラグまたは高炉水砕スラグにリン酸成分を含有する水溶液を散布し、このリン酸成分とスラグ中のフッ素及びカルシウムにより難溶性化合物を生成させることで、スラグからのフッ素及びカルシウムの溶出が抑制されるようにする。難溶性化合物を生成させるためのカルシウム成分として、スラグに元々含まれるカルシウムを利用するので、処理後のスラグには溶出可能なカルシウム量が少なくなる。このため、フッ素溶出が抑制されるだけでなく、カルシウムの溶出による水や土壌のpH上昇も効果的に抑えられる。 (もっと読む)


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