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Fターム[4K032AA08]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 鋼の合金成分及び不純物 (27,437) | Ca (913)

Fターム[4K032AA08]に分類される特許

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【課題】 高温強度を高める合金元素Mo、Cu、Cr、Nbの含有量を制限し、かつ、十分な耐火性能及び低温靭性を有する耐火鋼材、即ち、耐再熱脆化性及び低温靭性に優れた耐火鋼材並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.01%超、0.050%以下、Si:0.01〜0.50%、Mn:0.50〜2.00%、Mo:0.05%以上、0.20%未満、B:0.0003〜0.0030%、N:0.0010〜0.0100%、Ti:0.005〜0.030%、Al:0.002〜0.100%を含有し、Nbの含有量を、Nb:0.003%未満に制限し、更に、P、S、Oの各々の含有量を、P<0.0200%、S<0.0100%、O<0.0100%未満に制限し、残部がFe及び不可避的不純物からなることを特徴とする耐再熱脆化性及び低温靭性に優れた耐火鋼材。 (もっと読む)


【課題】大型鋼構造物に用いて好適な引張強さ(TS)が700MPa以上、板厚が75mm以上の厚肉高張力鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05%超0.12%未満、Mn:0.3〜3%、Si:0.30%以下、P:0.015%以下、S:0.005%以下、Al:0.005〜0.1%、Ni:0.5〜3%、B:0.0003〜0.003%、N:0.001〜0.008%、必要に応じて、Cu、Cr、Mo、V、Ti、およびCaのうちから選ばれる1種または2種以上を含有し、かつ、Ceq(=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5、各元素記号は含有量(質量%))≦CeqM(=−1.5C+0.89、Cは含有量(質量%))を満たし、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する鋼板。上記組成の鋼を1050℃以上に加熱し、熱間圧延を施した後、特定温度に再加熱し、その後急冷した後、焼戻し処理を施す。 (もっと読む)



【課題】橋梁、建築、造船、海洋構造物、貯蔵タンク、圧力容器、ラインパイプ等に供して好適な引張強度590MPa以上で、特に低温靭性と延性に優れた板厚12mm以上の高強度厚鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:0.05〜0.60%、Mn:0.3〜2.0%、P:0.015%以下、S:0.003%以下、Al:0.05%以下、N:0.01%以下、必要に応じてCu、Ni、Cr,Mo、Nb、V、Ti、B,REM、Ca、Mgの1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼の構成組織がポリゴナルフェライト相と上部ベイナイト相の混合組織であり,ポリゴナルフェライト相の面積分率が10〜45%、平均結晶粒径が18μm以下、結晶粒径の標準偏差が8μm以下であり、かつ上部ベイナイト相中の島状マルテンサイトの面積分率が5%以下となる厚鋼板。 (もっと読む)


【課題】時効処理や冷間コイニングに頼ることなく、高強度を確保しつつ、優れた被削性と破断分離性を確保できる熱間鍛造非調質鋼部品を提供すること
【解決手段】化学成分が、質量%でC:0.35〜0.55%、Si:0.15〜0.40%、Mn:0.50〜1.00%、P:0.100%以下、S:0.040〜0.100%、Cr:1.00%以下、V:0.20〜0.50%、Ca:0.0005〜0.0100%、N:0.0150%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなり、2Mn+5Mo+Cr≦3.1であり、C+Si/5+Mn/10+10P+5V≧1.8であり、Ceq=C+Si/7+Mn/5+Cr/9+Vが0.90〜1.10である。硬さがHV330以上であり、降伏比が0.73以上であり、組織が、ベイナイトが10%以下のフェライト・パーライト組織である。 (もっと読む)


【課題】高い強度と優れた加工性をあわせもつ引張強度628MPa以下の高張力鋼板を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.02%、Si:0.05〜0.50%、Mn:1.0〜2.5%、Al:0.01〜0.08%、Nb:0.010〜0.060%、Ti:0.005〜0.025%、B:0.0010〜0.0040%、P:0.050%以下、S:0.0050%以下、N:0.010%以下、必要に応じて、Cu:1.0%以下、Ni:2.0%以下、Cr:0.5%以下、Mo:0.5%以下、V:0.1%以下、Ca:0.0030%以下、Rem:0.02%以下、Mg:0.005%以下から選んだ少なくとも1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、下記(1)式を満たす高張力鋼板。
鋼板の表層部の硬さ+15Hv<鋼板の板厚中心部の硬さ ・・・(1) (もっと読む)


【課題】高温でのクリープ強度に優れたオーステナイト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】
本実施の形態によるオーステナイト系ステンレス鋼は、質量%で、Cr:17〜19%、Ni:30〜32%、Nb:3.0〜3.6%を含有し、残部はFe及び不純物からなる。本実施の形態によるオーステナイト系ステンレス鋼では、700℃以上の高温域で時効処において、結晶粒30の粒内にNiNbないしはFeNb40が析出し、粒界10にFeNb20が析出する。これらの金属間化合物(NiNb及びFeNb)により、700℃以上の高温域におけるクリープ強度が向上する。 (もっと読む)


【課題】靱性、溶接性に優れており、かつ低YRであるラインパイプ用鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.06〜0.09%、Si:0.26%を超えて0.60%以下、Mn:1.3〜1.9%、Cr:0.01〜0.60%、V:0.001〜0.09%、Nb:0.001〜0.09%、Ti:0.005〜0.024%及びsol.Al:0.005〜0.060%を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、不純物としてのP:0.020%以下、S:0.004%以下、Cu:0.05%以下、Ni:0.05%以下、Mo:0.05%以下、B:0.0005%以下、N:0.007%以下及びO:0.005%以下であり、下記(1)式から求められるPn値が0.140以下である化学組成を有することを特徴とするラインパイプ用鋼材。
Pn=C−Si/2+Mn/20+Cr/20+Nb/2+V/10・・・・(1)式
ここで、(1)式中の元素記号は、それぞれの元素の鋼中含有量(質量%)を意味する。 (もっと読む)


【課題】600℃において、母材部がそれぞれ高い降伏強度を示すと共に溶接熱影響部が高い延性を有し、母材部及び溶接熱影響部の靭性に優れる耐火鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.005%以上0.050%以下、Si:0.01%以上0.50%以下、Mn:0.50%以上2.00%以下、Cr:0.50%以上2.00%以下、Ti:0.001%以上0.030%以下、Al:0.005%以上0.10%以下、N:0.001%以上0.006%以下、を含有し、Mo:0.01%未満、V:0.03%未満、B0.0003%以下、P:0.02%未満、S:0.01%未満、O:0.01%未満、残部Feおよび不可避的不純物からなり、鋼材組織面積率で80%以上が、ベイナイト組織、マルテンサイト組織、またはEBSP法により測定した円相当粒径が20μm以下のフェライト組織のいずれか1種以上、残部がフェライトもしくはMA組織及び不可避的相である耐火鋼材を採用する。 (もっと読む)


【課題】500kJ/cmを超える大入熱溶接を施した場合に、溶接熱影響部の靭性に優れる、引張強度が590MPa級以上の溶接構造用として好適な鋼板を提供する。
【解決手段】鋼組成が、質量%で、C:0.025〜0.050%、Si:0.6%以下、Mn:0.9〜2.3%、Cr:1.0〜4.9%、Al:0.05%以下、Ti:0.005〜0.050%、Nb:0.01〜0.07%、Ni:2.0%以下(0%を含む)、必要に応じてV:0.09%以下、Ca:0.005%以下の一種または二種、(1)〜(3)式を満足し、残部鉄および不可避不純物からなる鋼板。5.5≦Mn+0.7Ni+14Nb+Cr+4Si≦7.0・・・(1)、Mn+0.7Ni+14Nb≧1.0・・・(2)、Cr+4Si≧2.9・・・(3)各式において、Mn、Cr、Ni、Nb,Siは、それぞれの元素の含有量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】600℃において高い降伏強度を有し、同時に溶接熱影響部において火災時の再熱脆化が抑制され、更に母材及び溶接継手の靭性に優れる耐火鋼材を提供する。
【解決手段】C:0.005〜0.050%、Si:0.01%〜0.50%、Mn:0.50〜2.00%、Cr:0.50〜2.00%、N:0.001〜0.006%、Ti:0.001〜0.030%、Al:0.005〜0.10%を含有し、Mo:0.01%未満、B:0.0003%未満、P:0.02%未満、S:0.01%未満、O:0.01%未満に制限した残部Feおよび不可避的不純物からなり、室温引張り強さが400〜610MPaであり、室温引張り強さが400〜489MPaの場合は600℃における降伏応力が157MPa以上であり、室温引張り強さが490〜610MPaの場合は600℃における降伏応力が217MPa以上であり、溶接熱影響部の600℃破断絞り値が20%以上である高温強度及び溶接熱影響部の低温靭性及び耐再熱脆化性に優れた耐火鋼材を採用する。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造などの冷間加工性や被削性とともに、疲労強度、衝撃強度などの部品特性を向上させた、摩擦圧接に適した機械構造用の低炭素鋼材および摩擦圧接部品を提供することを目的とする。
【解決手段】素材低炭素鋼材の鋼中のNを化合物Nとして予め存在させるとともに、固溶Nとしての存在量を規制し、一定のサイズの伸長した形状のMnSを増加させることによって、冷間加工性や被削性を向上させると同時に、摩擦圧接の際の摩擦熱によって、前記低炭素鋼材における熱影響部の鋼中の化合物Nを分解させて固溶N量を増量させ、この固溶Nによる動的ひずみ時効によって、前記熱影響部のフェライトあるいはオーステナイト(セメンタイト)を固溶強化するとともに、MnSを細かく分断し、摩擦圧接後の接合強度を向上させる。 (もっと読む)


【課題】-50℃のシャルピー衝撃値が100J/cm2以上である靱性に優れた高耐食性フェライト系ステンレス熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.06%以下、S:0.01%以下、Cr:18.0〜24.0%、Mo:0.3%以下、Nb:0.15〜0.40%、Ti:0.015%以下、N:0.020%以下、Al:0.20〜0.40%を含有し、かつ下記式(A)および(B)を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするフェライト系ステンレス熱延鋼板;
Ti×N≦8.0×10-5・・・(A)
10×(C+N)≦Nb≦0.25+(C/12+N/14)×93・・・(B)
ここで、各元素記号は鋼中の成分含有量(質量%)を表す。 (もっと読む)


【課題】X65グレード以上の高強度電縫鋼管用素材として好適な、低温靭性に優れた厚肉高張力熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.25%、Mn:0.3〜2.3%、Nb:0.03〜0.25%、Ti:0.001〜0.10%を含み、かつ(Ti+Nb/2)/C<4を満足するように含有する鋼素材に、粗圧延、仕上圧延からなる熱間圧延を施し、仕上圧延終了後に、熱延板表面が20℃/s以上マルテンサイト生成臨界冷却速度未満の平均冷却速度で加速冷却する第一の冷却工程と、板厚中心が350℃以上600℃未満の温度域の温度になるまで急冷する第二の冷却工程、板厚中心の温度で350℃以上600℃未満の温度域の巻取温度でコイル状に巻取り、350〜600℃の温度域で30min以上保持または滞留する冷却を施す第三の冷却工程を施す。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性と低温靭性とを兼備した耐摩耗鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.05〜0.45%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.020%以下、S:0.005%以下、W:0.10〜1.40%、B:0.0003〜0.0020%を含み、さらにTi:0.005〜0.1%および/またはAl:0.035〜0.1%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成とし、焼入れまま状態で90体積%以上のマルテンサイト相を有し、あるいはさらに旧オーステナイト粒の平均粒径が30μm以下である組織とする。これにより、高い表層部分の硬さを有し耐摩耗性に優れるとともに、優れた低温靭性を有する。 (もっと読む)


【課題】低温靭性に優れた厚肉高張力熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.25%、Mn:0.3〜2.3%、Nb:0.03〜0.25%、Ti:0.001〜0.10%を含み、かつ(Ti+Nb/2)/C<4を満足する鋼素材に、熱間圧延を施し、仕上圧延終了後、30℃/s以上の表面冷却速度で500℃以下まで加速冷却する第一工程、第一工程後10s以内空冷する第二工程、10℃/s以上の板厚中心平均冷却速度で、板厚中心が350〜600℃未満まで加速冷却する第三工程を、冷却時間合計で60s以下に調整し、350℃〜600℃未満で巻き取る。これにより、引張強さ:535MPa以上で、表層が50%を超えるマルテンサイト相を含有し、結晶粒界に析出する粒界セメンタイト量が全粒界長さに対する粒界セメンタイト長さの比率で10%以下である組織を有する、低温靭性に優れた厚肉高張力熱延鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】 レーザ・アークハイブリッド溶接により溶接される、主たる組織がマルテンサイトである引張強さが1100MPa以上の超高張力鋼板において、鋼板、継手の良好な靭性を確保し、かつ、溶接熱影響部の軟化を抑制して、継手の引張強さも合わせて1100MPa以上を確保できる高張力鋼板の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 各元素の成分範囲を適正化し、かつ、鋼板の変態組織を確実にマルテンサイト組織とするために炭素当量を0.45〜1.2%とし、さらに、溶接熱影響部の軟化を抑制するために、析出強化元素に係わるNb当量を0.09〜0.80%とした鋼片を用いて、再加熱焼入や加工熱処理工程によって鋼板を製造するに際して、特に溶接熱影響部軟化抑制のために、550℃超〜Ac1変態点未満で焼戻しを行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】優れた耐食性、耐脆化性、鋳造性及び熱間加工性を有するスーパー二相ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】重量%で、Cr:21.0%〜38.0%、Ni:3.0%〜12.0%、Mo:1.5%〜6.5%、W:0〜6.5%、Si:3.0%以下、Al:1.0%以下、Mn:8.0%以下、N:0.2%〜0.7%、C:0.1%以下;及びB:0.1%以下、Cu:3.0%以下、Co:3.0%以下の少なくとも一種;並びにMM及び/またはYを総量で0.0001〜1.0%含有し、そして、残りは鉄と不可避的不純物からなり、耐食性及び機械的性質を劣化させる金属間化合物、例えばシグマ(σ)相及びカイ(χ)相の形成を抑制する。 (もっと読む)


【課題】 環境に悪影響を与える重金属(Pb、Bi、Se、Te)を使用しないで、介在物の制御により、鍛造性に優れたオーステナイト系ステンレス快削鋼を提供することで、これまで切削加工のみで行われてきた部品加工の歩留を鍛造加工との組み合わせにより向上させる。
【解決手段】質量%で、C≦0.150%、Si:0.1〜2.0%、Mn0.1〜3.0%、P≦0.05%、S:0.01%〜0.15%、Ni:6.0〜25.0%、Cr:14.0〜26.0%、N≦0.250%、Al:0.002〜0.010%、Ca:0.001〜0.010%、O:0.001%〜0.025%、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼で、かつ質量比で0.25≦Ca/Al≦2.50および0.10≦Ca/O≦0.30の条件を満たすことにより、低軟化点を有するCaO−SiO2−Al23系の酸化物と(Mn,Cr)Sの硫化物との複合介在物を形成することを特徴とする鍛造性に優れるオーステナイト系ステンレス快削鋼線材。 (もっと読む)


【課題】Niを積極的に添加することなく、熱間圧延中の赤熱脆性を防止し、YP:295MPa以上、TS:490MPa以上の強度を備え構造用鋼として好適なCu含有高強度鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼組成が、質量%で、C:0.01〜0.25%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.025%以下、S:0.025%以下、Al:0.001〜0.1%、Cu:0.1〜2.0%、Ni:0.05%以下、Cr、Mo、W、V、Nb、B、Ti、Ca、REM、Mg、Zrの1種または2種以上、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼片を、1000〜1100℃間を平均昇温速度50℃/h以上で昇温し、1200〜1350℃で且つ該温度範囲で1h以上保持後、1000℃以上の温度域での累積圧下率を50%以上、圧延仕上温度700℃以上で熱間圧延を行い、その後、空冷または1〜80℃/sの平均冷却速度で500〜650℃の温度範囲まで加速冷却する。 (もっと読む)


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