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Fターム[4K032CB01]の内容

鋼の加工熱処理 (38,000) | 熱間加工率 (881) | 50%未満 (251)

Fターム[4K032CB01]に分類される特許

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【課題】本発明は、TMCPでの製造を前提として、溶接入熱量300kJ/cm以上の溶接によっても溶接熱影響部の靭性が低下しない大入熱溶接用鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】鋼の成分組成が、質量%で、C、Si、Mn、P、S、Al、Ni、Nb、Ti:0.005〜0.02%、N:0.0035〜0.0070%、Ca、Bを含み、かつ、Ceq≦0.36を満たし、鋼素材を加熱後、鋼板表面温度850℃以下で累積圧下率40%以上で圧延を行い、仕上げ温度:FT(℃)を、Ti/N≦2.2の場合、FT(℃)≧790℃とし、Ti/N>2.2の場合、FT(℃)≧(1065−125×Ti/N)かつ、FT(℃)≧Ar変態点とし、その後、冷却開始温度を(Ar−30)℃以上の温度で、冷却停止温度を300〜500℃の範囲内の温度とし、加速冷却を行なうことを特徴とする大入熱溶接用鋼材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】引張強度が950MPa以上で、従来の鋼材より溶接性および耐遅れ破壊特性に優れた高張力鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.25%、Si:0.01〜0.8%、Mn:0.5〜2%、P:0.010%以下、S:0.003%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.0005〜0.008%を含有し、溶接割れ感受性指数Pcmが0.26%以下であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する鋼をAc変態点以上に加熱し、未再結晶温度域での累積圧下率を80%以下とする熱間圧延を行い、Ar変態点以上で熱間圧延を終了し、引き続きAr変態点以上から10℃/s以上の冷却速度で250℃以下の温度まで冷却後、1℃/s以上の平均昇温速度で再加熱し、最高到達温度を100〜400℃の範囲とする焼戻し処理を行うことを特徴とする溶接性および耐遅れ破壊特性に優れた引張強さ950MPa以上の高張力鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】引張強度が780MPa以上で、従来の鋼材より溶接性および耐遅れ破壊特性に優れた高張力鋼板の製造方法を提供する
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.5〜2%、P:0.03%以下、S:0.003%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.0005〜0.008%を含有し、溶接割れ感受性指数Pcmが0.24%以下であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する鋼をAc変態点以上に加熱し、未再結晶温度域での累積圧下率を70%以下とする熱間圧延を行い、Ar変態点以上で熱間圧延を終了し、引き続きAr変態点以上から10℃/s以上の冷却速度で250℃以下の温度まで冷却後、1℃/s以上の平均昇温速度で再加熱し、最高到達温度を100〜400℃の範囲とする焼戻し処理を行うことを特徴とする溶接性および耐遅れ破壊特性に優れた引張強さ780MPa以上の高張力鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】最大板厚が80mmの厚肉で、D/t=10〜20のような強曲げ加工時に、780MPa以上の高強度と90%以下の低降伏比を両立すると共に、鋼管加工後にも良好な靭性を安定して達成することができる円形鋼管用鋼板を提案する。
【解決手段】所定の化学成分組成を満たし、所定の関係式で規定される焼入れ性指数DIが8inch以上であると共に、下記(A)、(B)および(C)の要件を満足する。
(A)板厚1/4部位におけるミクロ組織において、ベイナイトが90面積%以上である、
(B)板厚1/4部位におけるミクロ組織において、方位差が15°以上の大角粒界で囲まれた領域の平均円相当直径が4μm以下である、
(C)板厚1/4部位におけるミクロ組織において、平均円相当直径が0.5〜3μmで、ビッカース硬さHvが700以上の島状マルテンサイトを3〜10面積%で含んでいる。 (もっと読む)


【課題】表面品質に優れ、かつ延性亀裂伝播特性に優れた熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.02〜0.08%、Nb:0.03〜0.10%、Ti:0.005〜0.05%を含み、Si、Mn、P、S、Al、Nを適正量に調整した組成を有する鋼素材に、粗圧延工程と、仕上圧延工程と、巻取工程とを順次施すに当たり、粗圧延工程後で仕上圧延工程前に、または、仕上圧延工程中に、表層部を50℃/s以上の冷却速度でAr変態点以下の温度に達するまで急冷する加速冷却を施したのち、該加速冷却を停止し、しかる後に施す仕上圧延は1パス当たりの圧下率を、(1.1×一様伸び)%以下に限定する。これにより、表面品質に優れ、靭性、とくに延性亀裂伝播特性に優れた高張力熱延鋼板とすることができる。 (もっと読む)


【課題】フェライト中の炭素の拡散速度を強磁場を用いて抑制することで、材質制御を行う。
【解決手段】高炭素Si鋼の低温圧延の際のフェライト域脱炭を、1テスラ以上の強磁場中で、500〜Ae3変態点の温度範囲で圧延することで抑制する。 (もっと読む)


【課題】鋼の成分、仕上げ圧延時の反力比、及び仕上げ圧延後の熱処理条件を制御することにより、レールの頭部の組織を微細化し、硬度を所定の範囲に収め、レールの耐摩耗性と延性を向上させる。
【解決手段】質量%で、C:0.65〜1.20%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.05〜2.00%を含有していて残部がFeおよび不可避的不純物からなるレール圧延用鋼片に対して、少なくとも粗圧延及び仕上げ圧延を行うことにより耐摩耗性および延性に優れたパーライト系レールを製造する方法であって、前記仕上げ圧延において、レール頭部表面が900℃以下〜Ar3変態点もしくはArcm変態点以上の温度範囲で仕上げ圧延して圧延直後に生成する未再結晶オーステナイト組織の生成量を面積比率で40%以上70%以下とし、その後、仕上げ圧延後のレール頭部表面を、前記仕上げ圧延終了後150sec以内に冷却速度2〜30℃/secで少なくとも550℃まで加速冷却することを特徴とする耐摩耗性および延性に優れたパーライト系レールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】耐サワー性に優れたラインパイプ用厚肉熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.01〜0.07%、Si:0.40%以下、Mn:0.5〜1.4%、Al:0.1%以下、Nb:0.01〜0.15%、V:0.1%以下、Ti:0.03%以下、N:0.008%以下を含み、かつNb、V、Tiが、Nb+V+Ti ≦ 0.15<0.15を満足し、さらにCm0.12以下を満足する鋼素材に、加熱温度:1100〜1250℃の範囲の温度に加熱し、930℃以下の温度域における累積圧下率が40〜85%で、仕上圧延終了温度が760〜870℃である仕上圧延を施し、板厚中心温度で、平均で30〜200℃/sの冷却速度で、表面温度で500℃以下の冷却停止温度まで冷却し、冷却停止後、放冷時間:10s超えの放冷を行い、巻取温度:400〜620℃で巻取る。これにより、ベイナイト相またはベイニティックフェライト相を面積率で95%以上含む組織を有し、板厚方向の最高硬さが220HV以下で、降伏強さ:450MPa以上の高強度と高靭性とを有し、耐サワー性に優れた厚肉高強度熱延鋼板が得られる。 (もっと読む)


【課題】高耐力及び高疲労強度を兼ね備え、しかも疲労強度のばらつきが少ない鍛造用鋼、並びに、これを用いて製造される鍛造品及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】0.2≦C≦0.6mass%、0.05≦Si≦2.0mass%、0.3≦Mn≦1.1mass%、及び、0.04≦S≦0.15mass%を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる鍛造用鋼。フェライト面積率が18%以上であり、室温における0.2%耐力が700MPa以上であり、ΔSが10MPa以上である鍛造品。このような鍛造品は、上述の組成を有する鍛造用鋼をA3点以上1300℃以下の温度で加熱し、A3点以上1300℃以下の温度において8%以上の圧下率で熱間鍛造し、200℃以上650℃以下の温度において7%以上50%未満の圧下率で温間鍛造することにより得られる。 (もっと読む)


【課題】耐疲労き裂進展特性およびHAZの低温靭性に優れた鋼材の提供
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.10%、Si:0.04〜0.60%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.015%以下、S:0.004%以下、Al:0.005〜0.07%、Ti:0.004〜0.025%、B:0.0005〜0.0040%、N:0.0040〜0.0090%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、金属組織が面積率で50%以上のベイナイト組織、5%以下のパーライト組織、残部がフェライト組織であり、表層部と板厚中心部の硬度差がビッカース硬さで50以内であり、かつ下記式(1)および(2)を満足することを特徴とする耐疲労き裂進展特性および溶接熱影響部の低温靭性に優れた鋼材。
Ti/N≦3.4・・・・・・・・・・・(1)式
0.0003≦B−10.8/14.1×(N−Ti/3.4)≦0.003・・(2)式
ただし、式中の元素記号は、各元素の含有量(質量%)を意味する。 (もっと読む)


【課題】耐圧潰性および耐サワー性能を低下させることなく、高生産性、低コストで製造できる高強度ラインパイプおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】厚鋼板からなる母材を管状に成形し、その突合せ部を2層以上の溶接によって接合した溶接鋼管であって、質量%で、C: 0.02〜0.08%、Si: 0.01〜0.50%、Mn: 0.5〜1.5%その他一定含有量のP、S、Al、Nb、
Ca、Oを含有し、さらに、一定量のCu、Ni、Cr、Moの中から選ばれる1種以上を含有し、さらに、Ceqが0.30以上、PHICが0.10以下、ACRが1.00〜6.00で、残部Feおよび不可避的不純物からなり、表層部、管厚中心部の金属組織と硬さを規定した高強度耐サワーラインパイプ及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】優れた冷間鍛造性と結晶粒粗大化抑制能を兼ね備えた肌焼鋼を提供する。
【解決手段】フェライトとパーライトの組織分率が80%以上の組織を有し、Nbを含む直径50nm未満の析出物が30個/μm2以上および、Nbを含む直径50nm以上100nm以下の析出物が3個/μm2以下であり、かつNbを含む直径50nm未満の析出物数nおよびNbを含む直径50nm以上100nm以下の析出物数nが、n−5n>30の関係を満たす。 (もっと読む)


【課題】優れた低温靭性と溶接継手破壊靭性を示す鋼板(特には、大水深域や寒冷域に建設される海洋構造物に好適に用いられる鋼板)を提供する。
【解決手段】規定の成分組成を満たし、下記(A)〜(D)の全ての条件を満たす高強度鋼板。(A)表面部、t(板厚)/4部、およびt/2部のうちの、アシキュラーフェライト分率の最低値(Amin)が50面積%以上であり、かつ、上記分率の最高値(Amax)と前記Aminの差が20面積%以下である。(B)表面部、t/4部、およびt/2部のうちの、大角結晶粒径の最高値(Mmax)が40μm以下であり、かつ、Mmaxと上記粒径の最低値(Mmin)の差が40μm未満である。(C)表面部、t/4部、およびt/2部にのうちの、硬さの最高値(Hvmax)と最低値(Hvmin)の差が50以下である。(D)JIS G 0901で規定の超音波探傷試験を、検出感度+12dBで全面探傷したときに、内部欠陥のUTエコー高さが50%以下である。 (もっと読む)


【課題】平均値のみならず最小値も優れた靭性を有する高強度厚鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.01〜0.07%、Si:0.5%以下(0%を含まない)、Mn:1〜1.7%、P:0.015%以下(0%を含まない)、S:0.006%以下(0%を含まない)、Cr:0.8〜2%、V:0.1%以下(0%を含まない)、Nb:0.005〜0.05%、B:0.005%以下(0%を含まない)、Ti:0.005〜0.02%、Al:0.2%以下(0%を含まない)、Ca:0.0035%以下(0%を含まない)、およびN:0.0030〜0.006%を夫々含有し、残部が鉄および不可避不純物であり、鋼組織の90面積%以上がベイナイトであり、且つ、旧オーステナイト粒の平均円相当直径が5μm以上、95μm以下であると共に、旧オーステナイト粒の最大円相当直径が150μm以下である。 (もっと読む)


【課題】板厚50mm以上の極厚鋼板の隅肉継手で疲労特性に優れた隅肉溶接継手を提供する。
【解決手段】板厚50mm以上の板厚方向の耐疲労特性に優れた厚鋼板の隅肉継手を、入熱30kJ/cm以下、3層6パス以下の積層で溶接し、前記厚鋼板は、少なくとも、鋼板の圧延面の両側または片側から板厚方向に2mmの位置から板厚の3/10位置までの範囲において、板面に平行な(110)面のX線強度比が2.0以上、板面に平行な(100)面のX線強度比が1.1以下の集合組織を有し、更に、板厚方向圧縮残留応力の平均値が、160MPa以上で、もしくは、鋼板の圧延面の両側または片側から板厚方向に4mmまでの範囲において、板厚方向と直角方向の圧縮残留応力が100MPa以上とする。 (もっと読む)


【課題】多層溶接部の低温靭性(CTOD特性)に優れた高張力鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.12%、Si:0.01〜0.30%、Mn:0.5〜1.95%、P:0.008%以下、S:0.005%以下、Al:0.015〜0.06%、Nb:0.011〜0.05%、Ti:0.005〜0.02%、N:0.001〜0.006%、Ca:0.0005〜0.003%、必要に応じて、Cr、Mo、V、Cu、Niの1種または2種以上を含有し、Ceq:0.44以下、Ti/N=1.5〜3.5、鋼中の硫化物形態と中心偏析度を制御するため特定元素からなるパラメータ式を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、更に、鋼板の中心偏析部の硬さを規定した高張力鋼板。 (もっと読む)


【課題】優れた冷間加工性、被削性および焼入れ性を兼備した、高炭素電縫鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.25〜0.60%、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.2〜3.0%、Al:0.001〜0.1%、P:0.001〜0.05%、S:0.02%以下、N:0.0010〜0.0100%、B:0.0003〜0.0050%、Ca:0.0001〜0.0050%を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する高炭素鋼管を素材鋼管とし、Ac変態点以上に加熱・均熱したのち、圧延終了温度:900℃〜(Ac変態点)、900℃以下の温度域で累積縮径率:30〜70%の縮径圧延を施す。これにより、球状化焼鈍を行うことなく、フェライト相中に、平均粒径d:0.1μm以上0.5μm未満の、セメンタイト粒子が分散した組織とすることができ、とくに被削性が顕著に改善する。 (もっと読む)


【課題】一つの部品内に、十分な降伏強度および延性が付与された部分(高強度化させる部分)と、切削加工性を向上させるために降伏強度が抑えられた部分(低強度化させる部分)とを、非調質で形成させた鍛造部品の製造方法を提供することにある。
【解決手段】被加工材について、TNbCとなるように加熱する加熱処理工程と、前記被加工材を、1050℃以上として、熱間鍛造を行い、当該熱間鍛造により前記被加工材の真歪量を0.3以上とする熱間鍛造工程と、前記被加工材の高強度化させる部分について、急冷停止温度までの平均冷却速度が、3.0℃/s以上となり、急冷停止温度から400℃までの平均冷却速度が、0.1℃/s以上、1.5℃/s以下となり、前記被加工材の低強度化させる部分について、600℃までの平均冷却速度が、1.0℃/s以下となるように、前記被加工材を冷却する冷却工程と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】400〜600℃の温間成形後の材質低下の小さい高張力厚鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.06〜0.10%、Si:0.03〜0.35%、Mn:1.0〜1.6%、Al:0.005〜0.060%、N:0.0040%以下、Mo:0.20〜0.50%、Nb:0.005〜0.030%、V:0.015〜0.080%を、(Mo+4.9V+5.8Nb):0.40〜0.80、および、Mo/V:4.0〜16.0を満足するように含有する組成と、鋼板表裏面から5mmの範囲の表層部を除いた領域が、面積率で80%以上のベイナイト相を主相とし、該ベイナイト相内の方位差15゜以上の大角境界で囲まれた領域の公称粒径が4〜40μmである組織を有する厚鋼板とする。この厚鋼板は、引張強さ:570MPa以上で、vTrs:−25℃以下の特性を有し、400〜600℃の範囲で温間加工しても、材質の低下が少ない。この厚鋼板は、温間で造管して容易に、降伏強さ:500〜620MPa、引張強さ:570MPa以上で、降伏比:90%以下、vTrs:−20℃以下の特性を有する円形鋼管とすることができる。 (もっと読む)


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