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Fターム[4K037EA20]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 鋼の合金成分及び不純物 (28,900) | Ni 5%以下 (1,127)

Fターム[4K037EA20]に分類される特許

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【課題】本発明は、製造性や溶接性を阻害するAlやSiの過度の合金化やNb,Mo,W,希土類等の希少元素の添加に頼ることなく、微量Sn添加を活用して耐酸化性と高温強度を向上させた省合金型の高純度フェライト系ステンレス鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.03%、Si:0.01〜2%、Mn:0.01〜1.5%、P:0.005〜0.05%、S:0.0001〜0.01%、Cr:16〜30%、N:0.001〜0.03%、Al:0.8%超〜3%、Sn:0.01〜1%、残部がFeおよび不可避的不純物からなる高純度フェライト系ステンレス鋼板とする。当該鋼成分を有するステンレス鋼スラブを加熱して抽出温度を1100〜1250℃とし、熱間圧延終了後の巻取り温度を650℃以下とする。熱延板焼鈍を900〜1050℃で行い、550〜850℃の温度域を10℃/秒以下で冷却する。 (もっと読む)


【課題】低Mn化したNi節減型オーステナイト系ステンレス鋼の熱間加工性および冷延焼鈍鋼板の曲げ戻し加工性を簡便な手法にて大幅に改善する。
【解決手段】質量%で、C:0.030〜0.300%、Si:0.01〜2.00%、Mn:2.00〜3.50%、P:0.060%以下、S:0.005%以下、Ni:1.00〜5.00%、Cr:15.00〜19.00%、N:0.030〜0.300%、Cu:2.00〜3.50%、V:0.050〜0.300%、Mo:0〜2.0%、B:0〜0.010%、Ca:0〜0.010%、Al:0〜1.00%、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼の熱延焼鈍鋼板に「圧延率35%以上の冷間圧延と、1050℃以上かつオーステナイト単相温度域での焼鈍」からなる冷延焼鈍処理を2回以上実施する。 (もっと読む)


【課題】1.8GPa級のTSを有し、安定して優れた曲げ加工性が得られる高強度熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.42〜0.55%、Si:0.5%以下、Mn:0.4%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al:0.07%以下、N:0.01%以下、V:1.8〜2.3%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、マトリックス全体に占めるフェライト相の面積率が95%以上であり、前記マトリックスにはVCが分散析出しているミクロ組織を有し、前記マトリックス全体に占める前記VCの合計の体積比が0.03〜0.04であり、前記VCを円盤と仮定して求めた平均厚みtと平均直径dの間には、(t+d)/2<10nmの関係が満足されることを特徴とする曲げ加工性に優れた高強度熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】低Mn化したNi節減型オーステナイト系ステンレス鋼の熱間加工性を簡便な手法にて大幅に改善する。
【解決手段】質量%で、C:0.050〜0.300%、Si:0.01〜4.00%、Mn:0.50〜3.50%、P:0.020〜0.060%、S:0.005%以下、Ni:1.00〜5.00%、Cr:15.00〜19.00%、N:0.030〜0.300%、Cu:1.00〜3.50%好ましくは2.00〜3.50%、V:0.020〜0.300%、Mo:0〜2.0%、B:0〜0.010%、Ca:0〜0.010%、Al:0〜1.00%、残部Feおよび不可避的不純物からなり、かつP+1.5V≧0.060を満たす化学組成を有する低Niオーステナイト系ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】980MPa級のTSを有し、安定して優れた曲げ加工性が得られる高強度熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.07〜0.15%、Si:0.5%以下、Mn:1.0%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al:0.07%以下、N:0.01%以下、V:0.20〜0.70%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、マトリックス全体に占めるフェライト相の面積率が95%以上であり、前記マトリックスにはVCが分散析出しているミクロ組織を有し、かつ前記マトリックス全体に占める前記VCの合計の体積比が0.0050〜0.015であり、前記VCを円盤と仮定して求めた平均厚みtと平均直径dの間には、(t+d)/2<10nmの関係が満足されることを特徴とする曲げ加工性に優れた高強度熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】化成処理性に優れ、かつ塗装後耐食性にも優れるSi含有冷延鋼板とその有利な製造方法、ならびにそのSi含有冷延鋼板を用いた自動車部材を提供する。
【解決手段】Siを0.5〜3.0mass%含有し、好ましくはさらにC:0.01〜0.30mass%、Mn:1.0〜7.5mass%、P:0.05mass%以下、S:0.01mass%以下およびAl:0.06mass%以下を含有する冷間圧延後、連続焼鈍した冷延鋼板を、好ましくは濃度が50〜300g/Lの塩酸を用いて電解酸洗して鋼板表層のSi含有酸化物層を除去した後、さらに、非酸化性の酸で再酸洗して鋼板表面の鉄系酸化物の表面被覆率を40%以下に低減する。 (もっと読む)


【課題】冷間加工を施す必要がなく、固溶化処理後に時効処理を施すだけで高強度が得られると共に、時効処理条件が広く、しかも、連続鋳造法で製造することが可能で、製造性にも優れる析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.07以下、Si:0.1〜2.5%、Mn:0.1〜2.5%、P:0.05%以下、S:0.005%以下、Ni:4.0〜10.0%、Cr:11.0〜18.0%、Mo:4.0%以下、Cu:2.0〜8.0%、Al:0.1〜2.0%、Nb:0.05〜0.80%およびN:0.05%以下を含有し、かつ、CuとAlが、Cu+4.0×Al≧6.0%を満たして含有し、マルテンサイト変態開始点が90〜160℃の範囲にあり、かつ、オーステナイト生成量が1.0〜9.0vol%の範囲にある析出硬化型マルテンサイト系ステンレス鋼。 (もっと読む)


【課題】自動車衝撃吸収部材用として好適な、高強度電縫鋼管を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.20%、Si:0.5〜2.0%、Mn:1.0〜3.0%、Al:0.01〜0.1%、N:0.005%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物かなる組成と、フェライト相とマルテンサイト相からなる二相組織で、マルテンサイト相が体積率で20〜60%である組織とを有し、引張強さTSが1180MPa以上、管軸方向の伸びElが10%以上、降伏比が90%未満で、2%歪付与−170℃×10minの塗装焼付け処理後のBH量が100MPa以上で、かつ降伏比が90%以上となる優れた衝撃吸収特性を有する。 (もっと読む)


【課題】引張強度が極めて高く曲げ性及び伸びフランジ性に優れる高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板は、質量%で、C:0.07%超0.15%以下、Si:0.001%超0.80%以下、Mn:2.1%超3.5%以下、P:0.02%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.001%以上0.40%以下、Ti:0.030%以上0.25%以下、B:0.0015%超0.010%以下およびN:0.01%以下を含有する化学組成を有し、面積%で、フェライト:20%以上60%以下および残留オーステナイト:0.5%以上3.0%以下を含有し、未再結晶フェライトが0.5%未満である鋼組織を有し、合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、引張強度(TS)が980MPa以上である機械特性を有する。 (もっと読む)


【課題】冷間割れ性に優れたフェライト系ステンレス熱延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0010%〜0.010%、Si:0.01%〜1.0%、Mn:0.01%〜2.00%、P:0.040%未満、S:0.010%以下、Cr:10.0%〜30.0%、Cu:1.0〜2.0%、Al:0.001%〜0.10%、及び、N:0.0030%〜0.0200%をそれぞれ含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼組成を有し、結晶粒内において、Cuよりなる最大径5nm以下のCuクラスタの個数密度が2×1013個/mm未満であることを特徴とする冷間割れ性に優れたフェライト系ステンレス熱延鋼板を採用する。 (もっと読む)


【課題】プレス成形の際に、割れ難く、かつ延性の異方性の小さい高強度鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0005%超0.10%未満、Si:1.5%以下、Mn:0.1%以上3.0%以下、P: 0.080%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.01%以上0.50%以下およびN:0.005%以下を含み、かつNb:0.20%以下およびTi:0.20%以下のうちから選んだ1種または2種を含有し、残部はFeおよび不可避不純物の組成からなり、
鋼組織を、体積分率で60%以上がフェライト相とし、
3次元結晶方位の密度関数(ODF){φ1,Φ,φ2}で、Φが0°で、φ1が0°、φ2が45°のときのODF{0°,0°,45°}の強度が3.0以下で、かつΦが35°で、φ1が0°、φ2が45°のときのODF{0°,35°,45°}の強度が2.5以上4.5以下の範囲とする。 (もっと読む)


【課題】成形後のスプリングバックや、たわみの発生を抑制できる、形状凍結性に優れた部材の製造方法を提供する。
【解決手段】時効指数AIが0.5MPa以上で、引張強さTSが400MPa以下である薄鋼板を素材とする。そして、該素材に、373〜523Kの範囲の時効温度T(K)で、時効時間(s):10−7exp(9880/T)×T×[exp((AI+6)/3.9)]−1.5 s以上の時効処理を施し、0.5%以上の降伏伸びYP-Elを有する薄鋼板とする。このような薄鋼板を成形用素材として、プレス成形を施し、所定形状の部材とする。これにより、スプリングバック、たわみ等の発生が抑制されて、形状凍結性に優れた部材となる。なお、素材である薄鋼板には、予め、調質圧延を施しておくことが、形状凍結性向上に有効である。 (もっと読む)


【課題】成形性と耐ローピング性を改善するフェライト系ステンレス鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】フェライト系ステンレス鋼板を製造するに際し、熱延板を1000℃以上、1分間以上の熱処理でオーステナイト相に変態させた後、700〜950℃、1分間以上で熱処理した鋼を、冷間圧延工程において仕上げ焼鈍前に50〜76%の冷間圧下率を付与し、700〜950℃、1分間以上の仕上げ焼鈍を施すことにより、成形時の面内異方性が小さく、成形性と耐ローピング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板を製造する。 (もっと読む)


【課題】TBF鋼を加熱下でプレス成形して高強度鋼部材に成形するにあたり、その加熱下での成形性および成形後の高強度鋼部材の機械的特性をともに改善しうる高強度鋼部材の成形方法を提供する。
【解決手段】TBF鋼板を450〜600℃の温度T℃に加熱し、その温度T℃において下記式で定義されるPt秒以下の保持時間でプレス成形する。
【数1】
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【課題】熱延コイルを展開して通板するラインにおいて材料割れの問題が安定して防止できるに足る靱性・延性を有する、厚ゲージのNb含有フェライト系ステンレス鋼熱延コイルを提供する。
【解決手段】硬さが190HV以下、25℃におけるシャルピー衝撃値が20J/cm2以上に調整されている板厚5.0〜10.0mmのNb含有フェライト系ステンレス鋼熱延コイル。この熱延コイルは、スラブを仕上圧延温度890℃以上で熱間圧延して板厚5.0〜10.0mmとしたのち、巻取前に水冷して巻取温度400℃以下で巻取ってコイルとし、巻取終了時から30分以内にコイルを水中に浸漬し、当該水中で15分以上保持する手法によって製造できる。 (もっと読む)


【課題】化成処理性に優れかつ塩温水浸漬試験や複合サイクル腐食試験のような過酷な腐食環境での塗装後耐食性にも優れる冷延鋼板の製造方法と、その方法で製造する冷延鋼板、ならびにその冷延鋼板を用いた自動車部材を提供する。
【解決手段】Siを0.5〜3.0mass%含有し、冷間圧延後、連続焼鈍した冷延鋼板を、硝酸濃度が100g/L超え200g/L以下で、硝酸濃度に対する塩酸濃度の比R(HCl/HNO)が0.01〜0.25である硝酸と塩酸を混合した酸洗液を用いて酸洗することによって、連続焼鈍により生成した鋼板表層のSi含有酸化物を除去し、かつ、酸洗により生成した鋼板表面の鉄系酸化物による表面被覆率を85%以下、好ましくは、鉄系酸化物の最大厚さを200nm以下とする。 (もっと読む)


【課題】TS:655MPa以上を有する低降伏比高強度電縫鋼管の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.38〜0.45%、Si:0.15〜0.25%、Mn:1.0〜1.8%、P:0.03%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.01〜0.07%、N:0.005%以下を含む組成を有する鋼素材に、仕上圧延開始温度を950℃以下、仕上圧延終了温度が820〜920℃の範囲の温度となる仕上圧延を施し熱延鋼帯とし、該熱延鋼帯を、仕上圧延終了後、巻取温度を650〜800℃の範囲の温度としてコイル状に巻き取る。コイル状に巻き取られた熱延鋼帯を、払い出し、成形、電縫溶接からなる造管工程を、加熱することなく室温で行い、電縫鋼管とする。これにより、管長手方向の材質ばらつきがΔTS:20MPa未満と少なく、降伏比:80%以下の低降伏比と、降伏強さYS:379〜552MPa、引張強さTS:655MPa以上の高強度とを有する電縫鋼管となる。 (もっと読む)


【課題】化成処理性に優れかつ塩温水浸漬試験や複合サイクル腐食試験のような過酷な腐食環境での塗装後耐食性にも優れる冷延鋼板の製造方法と、その方法で製造する冷延鋼板、ならびにその鋼板を用いた自動車部材を提供する。
【解決手段】好ましくはSiを0.5〜3.0mass%含有し、冷間圧延後、連続焼鈍した冷延鋼板を酸洗して鋼板表層のSi含有酸化物層を除去した後、さらに再酸洗することによって、鋼板表面の鉄系酸化物の表面被覆率を40%以下、より好ましくは鉄系酸化物の最大厚さを150nm以下とする。 (もっと読む)


【課題】Si、Mnを含有する鋼板を下地鋼板とし、めっき外観および耐食性に優れる溶融Al−Zn系めっき鋼板を提供する。
【解決手段】Al−Zn系めっき層中のAl含有量が20〜95mass%である。そして、前記Al−Zn系めっき層中のCa含有量が0.01〜10mass%である。または、CaおよびMgの合計含有量が0.01〜10mass%である。さらに、Al−Zn系めっき層の直下の、下地鋼板表面から100μm以内の鋼板表層部には、Fe、Si、Mn、Al、P、B、Nb、Ti、Cr、Mo、Cu、Niのうちから選ばれる少なくとも1種の酸化物が合計で片面あたり0.06〜1.0g/m存在する。 (もっと読む)


【課題】590MPa以上という高い引張強度と、プロジェクション溶接した場合における良好な溶接部強度とを兼ね備え、プロジェクション溶接が使用される自動車部品の素材として好適な抵抗溶接用冷延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20%、Si+Al:0.4〜1.6%、Mn:0.1〜3.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、N:0.01%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、(1)式;固溶Si濃度=TSi-OSiおよび(2)式;固溶Al濃度=TAl-OAlにより規定される鋼板表層部の固溶Si濃度および固溶Al濃度の合計が0.20質量%以上であり、鋼板表面のクラックの最大深さが5μm以下であり、かつ、幅6μm以下で深さ2μm以上のクラックの数密度が10個/50μm以下であり、引張強度590MPa以上である機械特性を有する抵抗溶接用冷延鋼板である。TSiおよびTAlは、それぞれ鋼板表面から30nm深さ位置までの鋼板表層部におけるSiおよびAlの全体の濃度(単位:質量%)であり、OSiおよびOAlは、それぞれ鋼板表層部において酸化物を形成しているSiおよびAlの濃度(単位:質量%)である。 (もっと読む)


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