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Fターム[4K037FA05]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 鋳片(スラブ)、鋼片の加熱 (2,321) | 直送圧延 (128)

Fターム[4K037FA05]に分類される特許

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【課題】引張加工後の曲げ特性に優れた高炭素熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.2〜0.7%、Si:2%以下、Mn:2%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下、Sol.Al:0.01%以下、N:0.01%以下を含有する組成の鋼を、(Ar3変態点-20℃)以上の仕上温度で熱間圧延して熱延鋼板とする工程と、前記熱延鋼板を、60℃/秒以上120℃/秒未満の冷却速度で650℃以下の温度まで冷却する工程と、前記冷却後の熱延鋼板を、600℃以下の巻取温度で巻取る工程と、前記巻取り後の熱延鋼板を、640℃以上Ac1変態点以下の焼鈍温度で焼鈍する工程と、を有する高炭素熱延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】硬化を目的とした熱処理を行うことなく、所望の硬さを有ししかも、打抜き加工後の平坦度および端面性状に優れた冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.20%、Cr:0.05〜0.5%を含み、Si、Mn、P、Sを適正量に調整した組成を有する鋼素材に、仕上圧延の仕上圧延終了温度をAr3変態点以上とする熱間圧延と、仕上圧延終了後、8s以内に500〜650℃まで冷却し、500〜650℃で巻き取る処理とを施し、初析フェライトとパーライトと、あるいはさらにベイニティックフェライトまたはベイナイトとからなる基地を有し、かつ該基地中に存在するセメンタイトが平均で、2.0×104個/mm2以上分散した組織を有する引張強さ:440MPa以上の熱延鋼板としたのち、該熱延鋼板に好ましくは圧下率:30〜70%の冷間圧延を施し冷延鋼板とする。これにより、板面の硬さ確保を目的とした熱処理を行うことなく、所望の硬さを有ししかも、打抜き加工後の平坦度および端面性状に優れた冷延鋼板となる。 (もっと読む)


本発明は、高張力フラット鋼生成物を、少ない労力で、幾何学的寸法の広い範囲で、製造する方法に関する。このために、本発明によると、以下の組成(重量%で表示)
C: 0.08 〜 0.12%
Mn: 1.70 〜 2.00%
P: ≦ 0.030%
S: ≦ 0.004%
Si: ≦ 0.20%
Al: 0.01 〜 0.06%
N: ≦ 0.0060%
Cr: 0.20 〜 0.50%
Ti: 0.010 〜 0.050%
B: 0.0010 〜 0.0045%
残余鉄及び不可避の不純物
を有し、そして、多相組織を形成する鋼を、厚さ1〜4mmを有する鋳造ストリップへ鋳造して;
800〜1100℃の範囲にある最終熱間圧延温度、20%を超える変形度で、前記鋳造ストリップを連続圧延中にインラインで、0.5〜3.2mmの範囲にある厚さを有する熱間圧延ストリップへ熱間圧延して;
前記熱間圧延ストリップを、250〜570℃の範囲にある巻き取り温度で巻き取り;そして、
5%の最小破断伸びA80での、800MPaの最小引張強さRを有する熱間圧延ストリップを得る。 (もっと読む)


【課題】形状凍結性に優れた低降伏比高強度冷延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.25%、Si:1.00%以下、Mn:0.5〜3.5%、P:0.150%以下、S:0.0150%以下、Al:0.200%以下、N:0.0100%以下を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、金属組織が、面積率で、10〜70%の未再結晶フェライト及び1〜30%の硬質第2相からなる形状凍結性に優れた低降伏比高強度冷延鋼板。鋼片を熱間圧延し、300〜500℃の温度範囲で巻取り、酸洗後、60%以下の圧下率で冷間圧延を施した後、(Ac1[℃]−100℃)からAc1[℃]までの昇温速度を10℃/s以上、Ac1[℃]〜{Ac1[℃]+2/3×(Ac3[℃]−Ac1[℃])}の温度範囲内での滞留時間を10〜200sとして焼鈍する製造方法。 (もっと読む)


【課題】最大引張強度(TS)が590MPa以上で穴拡げ性と成形性に優れた高強度鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.25%未満、Si2.0%以下、Mn:1.1〜3.0%、P:0.04%以下、S:0.01%以下、Al:2.0%以下、N:0.01%以下、O:0.01%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、鋼板のミクロ組織が体積分率で、40%以上のフェライトを含有し、5%以上の焼き戻しマルテンサイトを含有し、フェライトの硬度(DHTF)とマルテンサイトの硬度(DHTM)の比(DHTM/DHTF)が1.5〜3.0であり、残部組織がフェライト及びベイナイト組織よりなる穴拡げ性と成形性に優れた高強度冷延鋼板であり、必要に応じて、溶融亜鉛めっき処理又は溶融亜鉛めっき後に合金化処理を施してもよい。 (もっと読む)


【課題】加工性に優れた極軟質高炭素熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.2〜0.7 %の高炭素熱延鋼板であり、フェライト平均粒径が20μm以上、粒径10μm以下のフェライト粒の体積率が20%以下、炭化物平均粒径が0.10μm以上2.0μm未満、アスペクト比が5以上の炭化物割合が15%以下、炭化物同士が接触する割合が20%以下である組織を有する鋼板である。そして、粗圧延後、仕上圧延入り側温度が1100℃以下、最終パスの圧下率を12%以上、かつ仕上温度を(Ar3-10)℃以上とする仕上圧延を行い、次いで、仕上圧延後1.8秒以内に120℃/秒超えの冷却速度で600℃以下の冷却停止温度まで1次冷却を行い、次いで、2次冷却により600℃以下の温度に保持した後、580℃以下の温度で巻取り、酸洗後、箱型焼鈍法により、680℃以上Ac1変態点以下の温度で球状化焼鈍することで製造される。 (もっと読む)


【課題】バーリング加工性に優れた高ヤング率薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ミクロ組織が連続冷却変態組織であり、板面の{100}面+{211}面のX線ランダム強度比の平均値が2.5以上であることを特徴とするバーリング加工性に優れた高ヤング率薄鋼板および該成分を有する薄鋼板を得るための熱間圧延する際に、Nb炭化物の溶体化温度以上に加熱し、さらに粗圧延後に600mpm以上の圧延速度で、最終段とその前段の合計圧下率が25%以上かつ、Ar変態点温度以上Ar変態点温度+100℃以下の温度域で仕上げ圧延を終了し、冷却開始から巻き取るまでの温度域を20℃/sec以上の冷却速度で400℃以上600℃以下の温度域まで冷却し巻き取る。 (もっと読む)


【課題】FB加工性に優れ、さらにFB加工後の成形加工性にも優れた鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.5%、Si:0.5%以下、Mn:0.2〜1.5%、P、Sを適正範囲に調整した組成を有する鋼素材に、熱間圧延を施して熱延鋼板とするに当り、熱間圧延の仕上げ圧延が、Ar変態点〜850℃の温度域における総圧下率:25%以上、圧延終了温度:Ar変態点〜850℃、好ましくは仕上圧延終了後、50℃/s以上の平均冷却速度で冷却し、500〜700℃の温度域で冷却を停止し、巻取り温度:500〜650℃とする圧延を施す。これにより、パーライトを主体とする組織を有し、前記パーライトのパーライトコロニー平均粒径が1〜5μmで、あるいはさらにパーライトブロック全数のうちの60%以上が、パーライトコロニー数が2個以下のパーライトブロックである組織となり、FB加工性、金型寿命、およびFB加工後の加工性に優れた鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】FB加工性と、FB加工後の成形加工性に優れた鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.5%、Si:0.5%以下、Mn:0.2〜1.5%の鋼素材を加熱し、仕上圧延におけるAr点〜850℃の温度域の総圧下率を25%以上、終了温度をAr点〜950℃、仕上圧延終了後に、50℃/s以上の平均冷却速度で冷却し、500〜700℃で冷却を停止し、450〜600℃で巻取る熱間圧延を施し熱延板とし、熱延板に、圧下率:5〜30%の一次冷間圧延を施し、ついでに冷延板焼鈍、圧下率:5〜15%の二次冷間圧延を施す。フェライト平均粒径が10〜20μm未満、フェライト粒内の炭化物の平均粒径が0.3〜1.5μmである組織を有し、表面から板厚の10%までの領域の平均硬さHVsufと、板厚中央部の平均硬さHVmidの比が1.1〜1.5である鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】プレス成形性に優れ、かつ安定してBH量:30MPa以上の高い焼付硬化性を有する溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0008〜0.0025%、Nb:0.008〜0.020%を含み、Si、Mn、P、S、Al、Bの適正範囲に調整するとともに、Excess C量(%)(=C−(12/93)Nb)が−0.0005%以上となるようにC、Nbを含有する鋼素材に、熱間圧延、酸洗、冷間圧延を施し、ついで連続溶融亜鉛めっきラインで、再結晶焼鈍処理と、さらに溶融亜鉛めっき処理を施し、溶融亜鉛めっき鋼板とする。鋼素材あるいは熱延板あるいは冷延板のC、Nb分析値に基づいて算出されたExcess C量に基づき、再結晶焼鈍処理における焼鈍温度を、Excess C量が0%超えの場合には800℃以上850℃未満、Excess C量が−0.0005%以上0%以下の場合には850℃以上Ac3変態点未満とし、焼鈍後、5℃/s以上の平均冷却速度で750℃以下の温度まで冷却する。 (もっと読む)


【課題】浸炭焼入性を維持しつつ、加工性と表面性状の改善を図った浸炭焼入用鋼板とその有利な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.03〜0.10mass%、Si:0.05mass%以下、Mn:1.00〜1.80mass%、S:0.007mass%以下、Al:0.010〜0.060mass%、N:0.0060mass%以下、Cr:0.20〜0.50mass%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とする浸炭焼入用鋼板。 (もっと読む)


【課題】Si含有高強度冷延鋼板において、塗装後耐食性を改善する
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.3〜2.5%、Mn:1.5〜3.5%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Al:0.005〜0.5%、N:0.0060%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、FeSiO、FeSiO、MnSiO、MnSiOから選ばれた1種以上のシリケートと、SiOを含有しており、鋼板の厚さ方向において、前記シリケートの濃度が前記SiOの濃度より高い領域が、前記SiOの濃度が前記シリケートの濃度より高い領域より表面側に位置することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】常温非時効性を有すると共に、低温塗装焼付け処理でも高い焼付硬化性が得られ、更に深絞り性が良好な低温焼付硬化性と常温非時効性に優れた深絞り用鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.004%以下、Si:0.6%以下、Mn:0.15〜1.2%、P:0.05%以下、S:0.003〜0.03%、Al:0.015%以下、Cu:0.002〜0.6%、Cr:0.3〜2.0%、Nb:0.01%以下、Ti:0.01%以下及びN:0.002〜0.008%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる組成とし、固溶N含有量を0.001〜0.004%にすると共に固溶C含有量を0.0015%以下に規制し、更に硫化物とFeとの界面の単位体積あたりの総面積を2×10−3μm/μm以上にする。 (もっと読む)


【課題】引張強度TSが440MPa以上の高強度冷延鋼板の素材として用いるコイル内の材質ばらつきの小さい熱延鋼板とその製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.010〜0.20mass%、Si:2.0mass%以下、Mn:1.0〜3.0mass%、P:0.005〜0.1mass%、S:0.01mass%以下、Al:0.005〜0.5mass%、N:0.01mass%以下を含有し、さらに、Nb,TiおよびVのうちから選ばれる1種または2種以上をそれぞれ0.01〜0.3mass%の範囲で含有する鋼スラブを熱間圧延し、コイル巻き取り後、均熱温度を500〜750℃とする連続焼鈍を施すことを特徴とする高強度冷延鋼板用熱延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】最大引張強度(TS)が980MPa以上、延性、穴拡げ性、曲げ性及びスポット溶接性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.075〜0.1%未満、Si:0.4〜0.8%、Mn:1.9〜2.3%、Mo:0.1〜0.35%、Ti:0.014〜0.029%、B:0.0001〜0.0045、P:0.04%以下、S:0.01%以下、Al:0.1%以下、N:0.01%以下、O:0.001〜0.0045%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる高強度冷延鋼板である。 (もっと読む)


【課題】同一コイル内及び異なるコイル間のいずれにおいても強度のばらつきが少ない熱延コイル及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.3%、Si:0.003〜3%、Mn:0.1〜3%、P:0%を超え0.1%以下、S:0%を超え0.03%以下、Al:0.001〜3%、N:0%を超え0.01%以下、Nb:0.001〜0.1%及びTi:0.001〜0.2%を含有すると共に、残部がFe及び不可避的不純物からなり、下記数式により表されるPCMとTieff.との比を1.2〜3とする。
(もっと読む)


【課題】比較的低温での鋼素材加熱が可能で地球環境保全に悪影響を及ぼすことなく、しかも生産性の向上が可能で安価な、自動車部品用として好適な、TS:590MPa以上、El:25%以上を有する析出強化型高強度薄鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.030〜0.070%、Si:0.5%以下、Mn:1.2〜2.0%、N:0.0049%以下、Sol.Al:0.01〜0.1%を含み、さらに、V:0.06〜0.20%を含有する組成の鋼素材に、加熱温度:1050〜1140℃に加熱し、圧延終了温度を830℃以上とする熱延を施し、熱延後、平均冷却速度:20℃/s以上で冷却し、500〜620℃で巻き取る。なお、V単独含有に代えて、V:0.04〜0.20%と、さらにNb:0.005〜0.049%またはTi:0.005〜0.080%を、V+Nb/Tiで0.05〜0.20%を満足するように複合含有してもよい。また、V:0.03〜0.20%と、さらにNb:0.005〜0.049%およびTi:0.005〜0.080%を、Nb+Tiで0.010〜0.080%、およびV+Nb+Tiで0.04〜0.20%を満足するように複合含有してもよい。 (もっと読む)


本発明は、1200MPaより大きい強度、0.75より小さいR/R比および10%より大きい破断点伸びを有する熱間圧延鋼板であって、この鋼板の組成が、重量によって以下に表される含量、0.10%≦C≦0.25%、1%≦Mn<3%、Al≧0.015%、Si≦1.985%、Mo<0.30%、Cr≦1.5%、S<0.015%、P≦0.1%、Co<1.5%、B≦0.005%を含み、1%≦Si+Al≦2%、およびCr+(3×Mo)≧0.3%であることが要求され、組成の残部が、鉄と、精錬に起因する必然的な不純物とからなり、鋼の微細構造が、少なくとも75%のベイナイトと、5%以上の量の残留オーステナイトと、2%以上の量のマルテンサイトとからなる熱間圧延鋼板に関する。 (もっと読む)


【課題】自動車用鋼板として好適な、優れたプレス成形性を有し、かつプレス成形後に、従来の焼き付け塗装温度と同程度の熱処理によって引張強さが極めて大きく上昇する、歪時効硬化特性に優れた熱延鋼板、および、歪時効硬化特性に加えて疲労特性も格段に向上する熱延鋼板、ならびに、このような熱延鋼板を安定して生産することができる製造方法を提供すること。
【解決手段】 質量%で、C:0.01〜0.2%、Si:2.0%以下、Mn:3.0%以下、P:0.1%以下、S:0.02%以下、Al:0.1%以下、N:0.02%以下を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなり、焼戻ししていないマルテンサイト相を主相とし、第2相としてフェライト相が面積率で1%以上30%以下の範囲で含まれ、かつ、該フェライト相の平均粒径が20μm以下である。 (もっと読む)


【課題】塩温水浸漬試験や複合サイクル腐食試験のような過酷な環境でも塗装後耐食性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】Si:0.8〜3.0質量%を含む鋼スラブを熱間圧延し、酸洗し、冷間圧延し、連続焼鈍した後、酸洗後アルカリ溶液に浸漬し、またはアルカリ溶液に浸漬後酸洗し、さらに、S化合物を含む水溶液を鋼板表面に接触させて、前記鋼板表面にS換算で0.1〜100mg/m2のS化合物を存在せしめる、ことを特徴とする塗装後耐食性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法。 (もっと読む)


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