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Fターム[4K042CA14]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 合金成分及び鋼種 (6,105) | 合金成分を規定するもの (5,737) | 希土類金属(REM) (109)

Fターム[4K042CA14]に分類される特許

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【課題】 例えばオーステナイト系ステンレス鋼に低温浸炭を施した場合、結晶粒内にナノ寸法レベルの転位が導入・温存されるため、この転位を素材の高温耐久性に生かすよにした新規な表面改質方法と、この方法を施した金属部材を提供する。
【解決手段】 本発明は、被処理材に低温浸炭処理または浸窒処理を施し、結晶粒内に多発せしめた浸入型原子誘起転位を、炭化物または窒化物の生成核とする擬鋭敏化処理を行い、最終的に被処理材の断面表層部に、クロム炭化物またはクロム窒化物を微細且つ均一に出現させて、被処理材の表面硬化とカバリング効果を図り、被処理材の耐高温摩擦摩耗特性を向上させることを特徴とする。また擬鋭敏化処理によって不可避的に形成されるクロム欠乏層に対応する場合には、逆拡散処理またはレアアースメタルを導入する添加処理を行い耐高温酸化特性を向上させ、その結果、被処理材の高温耐久性を格段に向上させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】非調質のままで優れた靭性を示す機械構造用非調質鋼をその有利な製造方法とともに提供する。
【解決手段】C:0.35〜0.6mass%、Si:1.1mass%以下、Mn:2.0mass%以下、B:0.0005〜0.01mass%およびTi:0.1mass%以下を含み、さらにMo:1.0 mass%以下およびW:2.0mass%以下の1種又は2種を含有し、残部Feおよび不可避的不純物の成分組成を有し、析出Bが0.0005mass%未満であり、硬度がHRC18〜32であり、降伏比が0.7以上であるものとする。 (もっと読む)


【課題】従来よりも転動疲労強度を一層向上させた軸受鋼部品を提供する。
【解決手段】成分組成を規定した素材を、800〜1000℃での総加工率が80%以上となる熱間加工工程と、700〜500℃の温度域を0.2℃/s以上の冷却速度で冷却する冷却工程、さらに、該冷却工程の前に700〜800℃未満の温度域で20%以上の加工を施すか、あるいは該冷却工程の後にA1点変態点以下の温度域で20%以上の加工を施す第2加工工程を施す。その後に素材の少なくとも一部分に、昇温速度400℃/s以上かつ到達温度1000℃以下で滞留時間を5秒以下の高周波加熱を1回以上施し、焼入れ組織の旧オーステナイト粒の平均粒径を12μm以下かつ最大粒径を平均粒径の4倍以下とする。 (もっと読む)


【課題】従来に比し一層優れた耐焼割れ性を有し、かつ高い疲労強度を有するクランクシャフトについて、その製造方法に併せて提案する。
【解決手段】少なくともクランク・ピンの表面に焼入れ硬化層を有するクランクシャフトにおいて、C:0.35〜0.7mass%、Si:0.80mass%以下、Mn:0.2〜2.0mass%、Al:0.25mass%以下、Ti:0.005〜0.1mass%、Mo:0.05〜0.6mass%、B:0.0003〜0.006mass%、S:0.06mass%以下、P:0.020mass%以下およびCr:2.5mass%以下を含有し、残部はFeおよび不可避不純物の成分組成とするともに、前記クランク・ピンのボトムR部における表面圧縮残留応力を600MPa以上とする。 (もっと読む)


鋼組成、およびそれからジュアル相鋼を製造する方法について示した。少なくとも一つの実施例では、ジュアル相鋼は、重量比で、約0.05%から約0.12wt%の量の炭素と、約0.005wt%から約0.03wt%の量のニオブと、約0.005wt%から約0.02wt%の量のチタンと、約0.001wt%から約0.01wt%の量の窒素と、約0.01wt%から約0.5wt%の量の珪素と、約0.5wt%から約2.0wt%の量のマンガンと、を有し、モリブデン、クロム、バナジウムおよび銅の総量は、約0.15wt%未満である。個の鋼は、フェライトで構成された第1の相と、炭化物、パーライト、マルテンサイト、下部ベイナイト、粒ベイナイト、上部ベイナイト、および変質上部ベイナイトからなる群から選定された、1または2以上の成分を有する第2の相と、を含む。第1の相中の溶質炭素量は、0.01wt%以下である。
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【課題】ベルトCVTとして要求される摩擦係数の向上と耐摩耗性の維持の要求課題を満たすプーリを提供することを目的とする。
【解決手段】 プーリとエレメント間で動力伝達する無段変速機のプーリであって、Mnを特定量含む鋼材からなり、この鋼材表面に、Mnを特定量含む窒化層または浸炭窒化層のいずれかの表面硬化層を有し、この表面硬化層がSCr420現行材を上回る0.115以上の摩擦係数を安定して得ることができ、耐摩耗性もほぼ同等に維持あるいは改善する特性を有する。 (もっと読む)


【課題】高耐食性でしかも表面硬度が高く、鏡面研磨によって金型表面を良好な鏡面状態に仕上げることができ、また熱処理による変形も小さく抑え得て、金型の形状,寸法精度を高精度となし得る析出硬化型ステンレス鋼金型を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.005〜0.06%,Si:0.10〜2.50%,Mn:0.50〜1.50%,Cu:1.0〜5.0%,Ni:4.0〜8.0%,Cr:11.0〜17.0%,Mo+0.5W:0.1〜5.0%,V :0.1〜1.0%,Co:0.1〜4.0%、残部Fe及び不可避的不純物の組成を有する析出硬化型ステンレス鋼を時効処理及び窒化処理して表面硬さがHV500以上の高表面硬度及び高耐食性を有する金型となす。 (もっと読む)


【課題】HAZの耐IGSCC性および耐水素脆化性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼材溶接部の形成方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015%未満、N:0.015%未満、Cr:10.0〜14.0%、Ni:1.0〜8.0%を含み、さらにSi、Mn、P、S、Alを適正量含み、さらに、Mo、Cu、Wのうちから選ばれた1種または2種以上、を含有するマルテンサイト系ステンレス鋼材に溶接を施して溶接部を形成するに際し、溶接後に、溶接部に、P1=(T+273)(20+log(t/3600))(ここでT:PWHT温度(℃)、t:PWHT保持時問(s))で定義されるP1が15500以上、P2=20logt+T−(A1+120)(ここで、A1:100体積%マルテンサイト組織としたのち加熱し20秒間保持したときに1体積%以上オーステナイト相が形成される下限の温度(℃))で定義されるP2が0以下を満足し、かつPWHT保持時間tが60〜1000sの範囲内であるPWHTを施す。これにより、HAZの耐IGSCC性および耐水素脆化性が顕著に向上する。 (もっと読む)


【課題】プレス成形で高い寸法精度が得られる加工性を具備し、かつ時効処理によって200HV以上の強度レベルが安定して実現できるフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.1%以下、S:0.02%以下、Cr:9〜25%、Ni:0.5〜3.0%、Al:0.4〜3.0%、Cu:0.4〜3.0%、Nb:0.1〜1.0%、N:0.03%以下であり、必要に応じてさらにTi:0.5%以下、Mo:2.0%以下の1種以上を含有し、残部実質的にFeの組成を有し、500〜800℃の雰囲気に0.3〜1h保持したのち冷却する時効処理に供したときNi−Al系化合物相とCu相が当該マトリクス中に分散析出する性質を持つフェライト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】超合金物品を補修するための固定治具及び方法を提供する。
【解決手段】本固定治具20は、補修を行う場合に物品を所定の位置に保持するのに理想的である。固定治具20と物品との間の接触面は、物品と固定治具20との間の熱伝達を可能にして、物品を区別して熱処理することができるようにする。物品の一部分は、固定治具20から延びる。固定治具20内で補修することができるか又は他の場所で補修すことができるこの物品の一部分は、物品が固定治具20内にある間に該固定治具20から延びた領域が溶体化されるように溶体化熱処理されると同時に、熱が物品から固定治具20に伝達され、それによって、固定治具20内の物品の一部分の温度がそのミクロ構造を改質するほどに上昇するのを防止する。溶体化した部分は次に、物品が固定治具20内にある間に所望に応じて熱処理してその部分を析出硬化させることができる。 (もっと読む)


【課題】高温強度と靱性に優れたCr含有鋼管を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.020%未満、Si:0.10%以上0.50%未満、Mn:2.0%未満、P:0.06%未満、S:0.008%未満、Ni:1.00%未満、Cr:12.0%以上16.0%未満、N:0.020%未満、Nb:10×([C]+[N])%以上0.80%未満、Mo:0.8%以上3.0%未満を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなるCr含有鋼管を歪取焼鈍後冷却するにあたり、冷却速度Rが下記の式(1)を満たすように冷却することを特徴とする高温強度および靱性に優れたCr含有鋼管の製造方法;50×[Nb]2≦R ・・・(1)、ただし、[C]、[N]、[Nb]は、それぞれC、N、Nbの含有量(mass%)を、Rは、500℃までの冷却速度(℃/sec)を表す。 (もっと読む)


【課題】 希土類合金粉末の配向度を改善し、残留磁束密度等の磁気特性に優れた希土類永久磁石を製造可能とする。
【解決手段】 微粉砕した希土類合金粉末を磁場中成形した後、焼結する。磁場中成形に先立って、微粉砕した希土類合金粉末を加熱処理する。加熱処理温度は600℃〜900℃とすることが好ましい。また、加熱処理した希土類合金粉末を再粉砕してもよい。加熱処理前に予め着磁してもよい。 (もっと読む)


【課題】従来よりも疲労強度を一層向上させた鋼管を提案する。
【解決手段】C:0.3〜0.1mass%、Si:3.0mass%以下およびMn:2.0mass%を含有し、残部はFeおよび不可避不純物からなり、少なくとも一部分に焼入れを施した鋼管において、該焼入れ組織を、旧オーステナイト粒の平均粒径が12μm以下かつ、最大粒径が平均粒径の4倍以下であるものとする。 (もっと読む)


【課題】 長手方向の張力印加と同等の効果が期待できる熱処理用治具、およびその治具を用いた熱処理方法を提供する。
【解決手段】 合金薄帯を巻き回したコアへ熱処理中に応力をかけるための治具であって、前記治具は、前記合金薄帯よりも高い熱膨張率を有する高熱膨張部材が前記コアの内周側に配置された構造、もしくは、前記合金薄帯よりも低い熱膨張率を有する低熱膨張部材でかつ前記コアを取り囲むよう配置される固定部材を具備することを特徴。 (もっと読む)


【課題】高い疲労強度を有する鋼材を安定して提供する。
【解決手段】C:0.35〜0.7 mass%、Si: 1.1mass%以下、Mn:0.1 〜2.0 mass%、Al:0.25mass%以下、Ti:0.005 〜0.1 mass%、Mo:0.05〜0.6 mass%、B:0.0003〜0.006 mass%、S:0.10mass%以下、P:0.03mass%以下およびCr:0.2 mass%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になり、母材組織が、ベイナイト組織および/またはマルテンサイト組織を有し、かつこれらベイナイト組織とマルテンサイト組織の合計の組織分率が10%以上であり、さらに高周波焼入れ後の硬化層の旧オーステナイト粒界について、粒界長さの合計値Le(μm)と、隣り合う粒界3重点同士を結ぶ直線の長さの合計値L(μm)とから求められる粒界凹凸度Aの値を所定範囲とする。 (もっと読む)


【課題】高い疲労強度を有する鋼材を安定して提供する。
【解決手段】C:0.35〜0.7 mass%、Si:1.1 mass%以下、Mn:0.1 〜2.0 mass%、Al:0.25mass%以下、Ti:0.005 〜0.1 mass%、Mo:0.05〜0.6 mass%、B:0.0003〜0.006 mass%、S:0.10mass%以下、P:0.03mass%以下およびCr:0.2 mass%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になり、母材組織が、ベイナイト組織および/またはマルテンサイト組織を有し、かつこれらベイナイト組織とマルテンサイト組織の合計の組織分率が10%以上であり、さらに高周波焼入れ後の硬化層の旧オーステナイト粒界について、ひとつの旧オーステナイト粒あたりの粒界の3重点以外で粒界の曲率の符号が変わる回数の平均値が5以上であり、該硬化層の厚みが2mm以上であることとする。 (もっと読む)


【課題】加熱温度や加工率に依らず、引張強度:600MPa以上であって、強度−延性バランスに優れると共に耐衝撃特性にも優れた鋼製高強度加工品を提供する。
【解決手段】C:0.1〜0.7%、Si:1.5%以下(0%を含まない)、Mn:0.5〜3%、Al:0.2〜1.5%、Nb、TiおよびVよりなる群から選択される1種以上:合計で0.01〜0.1%、P:0.05%以下(0%を含まない)、S:0.02%以下(0%を含まない)を満たし、残部が鉄および不可避的不純物からなるものであり、金属組織が、フェライト:50%以上を含み、第2相組織が残留オーステナイト、並びにベイナイト及び/又はマルテンサイトからなるものであって、残留オーステナイト:10〜30%、マルテンサイト:5%以下(0%を含む)を満たすことを特徴とする耐衝撃特性と強度−延性バランスに優れた鋼製高強度加工品。 (もっと読む)


【課題】高い疲労強度を有する鋼材の提供。
【解決手段】C:0.35〜0.7 mass%、Si:1.1 mass%以下、Mn:0.1 〜2.0 mass%、Al:0.25mass%以下、Ti:0.005 〜0.1 mass%、Mo:0.05〜0.6 mass%、B:0.0003〜0.006 mass%、S:0.10mass%以下、P:0.03mass%以下及びCr:0.2 mass%以下を含有し、残部はFe及び不可避的不純物の組成になり、母材組織が、ベイナイト組織及び/またはマルテンサイト組織を有し、かつこれらベイナイト組織とマルテンサイト組織の合計の組織分率が10%以上であり、さらに高周波焼入れ後の硬化層の旧オーステナイト粒界の凹凸度が0.05以上であり、該硬化層の厚みを2mm以上とする。 (もっと読む)


【課題】高温・高圧環境下で使用する長時間クリープ破断特性および高温強度特性に優れた熱処理簡略型高強度低合金ボイラ用鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C :0.03〜0.15%、Si:0.10〜0.80%、Mn:0.10〜1.50%、P :0.030%以下、S :0.010%以下、O :0.020%以下、N :0.001〜0.01%、Al:0.01%以下、Cr:0.30〜0.80%、Mo:0.01%以上0.50%未満を基本成分として含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなり、好ましくはフェライト分率が10%以上90%以下の金属組織を有し、さらに焼きならしままで用いることを特徴とする熱処理簡略型高強度低合金ボイラ用鋼管。 (もっと読む)


【課題】従来よりも疲労強度を一層向上させた冷延鋼板を用いた鋼部品を提供する。
【解決手段】冷延鋼板を用いて製造された鋼部品において、少なくとも一部分に焼入れによる硬化組織を有し、該硬化組織の旧オーステナイト粒径を12μm以下とする。 (もっと読む)


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