説明

株式会社アキタファインブランキングにより出願された特許

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【課題】 偏平部(翼部)と、この偏平部の厚さよりも大きい太さのロッド部(軸部)とを一体に具えて成るプレス製品を能率的に製造できる新規な製造手法を提供する。
【解決手段】 本発明は、ロッド部12の太さ寸法よりは小さいが、偏平部11の厚さ寸法よりは厚いほぼ一定の板厚を有した金属板材から、その板厚よりも大きい幅寸法で打ち抜かれたブランク材を、プレス製品1(可変翼)の素形材Wとする素形材の準備工程P1と、素形材Wを一対の対向型によって挟み込み、主にロッド部12を、打抜方向にほぼ直交する方向から押圧プレスすることにより、主にロッド部12の増肉を図りながら所望の形状に形成するロッド部鍛造工程P2と、その後、この鍛造加工において製品部位からはみ出した不要部aをトリミングするロッド部トリミング工程P3とを具えて成ることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 VGSタイプのターボチャージャにおいて、可変翼を回動させるドライブリングの回動作動をシンプル化させ、構成部材の削減化や軽量化に寄与するようにした新規な排気ガイドアッセンブリを提供する。
【解決手段】 本発明の排気ガイドアッセンブリASは、可変翼1を回動自在に支持するフレーム基材2を有し、例えばこのフレーム基材2に溝部25を円周状に形成する一方、ドライブリング31にフレーム基材2側に突出するボス部34を円周状に形成し、ドライブリング31のボス部34を、フレーム基材2の溝部25に嵌め入れることによって、ドライブリング31の径方向のガイド作用を担わせるようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 排気ガイドアッセンブリをターボチャージャ本体に組み付けるにあたって、これを直接取り付けとした場合であっても、熱変形を有効に回避し、もって正確な可変翼の作動をもたらす新規な構成を提案するものである。
【解決手段】 本発明のVGSタイプターボチャージャCにおける排気ガイドアッセンブリASは、可変翼1を支持する円環状のフレーム基材2を有し、このフレーム基材2が、ターボチャージャCにおける本体ハウジングHに直接固定されて組み込まれるものであり、且つこのフレーム基材2は肉厚方向の断面形状を変化させた熱変形吸収部25を有することを特徴として成るものである。 (もっと読む)


【課題】 更なる将来への改良を目指すべく、前記可変翼の案内方向をより積極的に好適化できる可変翼の形状を提案することを技術課題としたものある。
【解決手段】 本発明のVGSタイプターボチャージャCの可変翼1は、低速回転時であってもエンジンが高出力を発揮できるようにしたVGSタイプターボチャージャCの排気ガイドアッセンブリASに組み込まれる可変翼1であって、この可変翼1は、翼部11と軸部12とを具え、軸部12の実質中心線である軸基準線に対し、翼部の実質中心面である翼基準面とが非平行状態に構成されていることを特徴として成るものである。 (もっと読む)


【課題】 VGSタイプターボチャージャに関し、外部アクチュエータからのシフト駆動を可変翼に伝達する際に、従来は必須と考えられていたドライブリングを排除できるようにした新規な可変機構と排気ガイドアッセンブリを提供する。
【解決手段】 本発明の可変機構3は、可変翼1の軸部12と固定された伝達体31を構成部材とし、外部に設けられたアクチュエータACからのシフト駆動を伝達体31に入力し、隣接する伝達体31どうしの間で順次ダイレクトに駆動を伝達して行き、複数の可変翼1を一挙に回動させるようにしたことを特徴とする。具体的には、伝達体31の外縁を互いに接するように形成し、隣接する伝達体31の間で、駆動を起こす原動側の伝達体31の回動に伴い、外縁どうしの接点を徐々にずらして行く回転すべり接触によって、駆動を受ける従動側の伝達体31をほぼ同程度回動させる手法が挙げられる。 (もっと読む)


【課題】 VGSタイプターボチャージャの排気ガイドアッセブリに関し、特に可変翼が両軸タイプのものである場合に、可変翼を回動自在に保持する軸受部のうち排気ガスの出口側に連通する軸受部から排気ガスがリークすることを、新設部材を設けることなく防止できるようにした新規な手法を提供する。
【解決手段】 本発明は、可変翼1の軸部12を受け入れるタービンフレーム2の軸受部25を、翼部11の両側に形成し、この軸受部25に可変翼1の両軸部12a、12bを差し込んで可変翼1を回動自在に保持するものであり、このうち貫通状態に形成すると排気ガスGの出口側に連通する軸受部25bを、例えばプレスによる打ち抜きを途中で止める半抜き加工によって、非貫通状態に形成するようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 VGSタイプターボチャージャに組み込まれ、可変翼を一斉に回動させる可変機構のドライブリングにおいて、特に別部材を後付けすることなく、外部アクチュエータからシフト駆動が入力される入力部の耐摩耗性を部分的に向上させるようにした新規な手法を提供する。
【解決手段】 本発明は、可変翼1の軸部12が接続されるドライブリング31を、ほぼ一定厚の金属素材から打ち抜いたブランク材Bから形成するものであり、ブランク取りの際には、ドライブリング31の実製品部位以外に、余剰の補強部36bkを併せ持つブランク取りを行い、この補強部36bkを適宜折り返してアクチュエータACからシフト駆動が入力される入力部36の厚さを部分的に増し、入力部36の耐摩耗性を向上させるようにしたことに加えて本願実施にあたって材種/板厚/形状因子を特定したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 例えばオーステナイト系ステンレス鋼に低温浸炭を施した場合、結晶粒内にナノ寸法レベルの転位が導入・温存されるため、この転位を素材の高温耐久性に生かすよにした新規な表面改質方法と、この方法を施した金属部材を提供する。
【解決手段】 本発明は、被処理材に低温浸炭処理または浸窒処理を施し、結晶粒内に多発せしめた浸入型原子誘起転位を、炭化物または窒化物の生成核とする擬鋭敏化処理を行い、最終的に被処理材の断面表層部に、クロム炭化物またはクロム窒化物を微細且つ均一に出現させて、被処理材の表面硬化とカバリング効果を図り、被処理材の耐高温摩擦摩耗特性を向上させることを特徴とする。また擬鋭敏化処理によって不可避的に形成されるクロム欠乏層に対応する場合には、逆拡散処理またはレアアースメタルを導入する添加処理を行い耐高温酸化特性を向上させ、その結果、被処理材の高温耐久性を格段に向上させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 クロマイズ処理によって耐熱部品の表面に形成されるクロム拡散浸透層の表面のザラツキを抑えた新規な製造手法を提供する。
【解決手段】 本発明は、SUS等の被処理材を、クロム粉末と担持剤と活性剤とを具えて成る拡散浸透処理剤中に埋設してクロマイズ処理を施し、被処理材の表面にクロム拡散浸透層を形成して被処理材の耐熱性を向上させる方法であり、活性剤は、拡散浸透処理剤の0.1〜1.0重量%の塩化物と、拡散浸透処理剤の0.1〜1.0重量%のフッ化物とを含んで成り、またクロマイズ処理後の被処理材の表面粗さRyを6.3μm以下に抑え得ることを特徴とする。これによりクロマイズ処理後、被処理材を研摩することなく、そのまま摺動面に適用でき、特にVGSターボチャージャにおける可変翼1やこれを回動自在に保持するタービンフレーム2等の構成部材の製造に好適である。 (もっと読む)


【課題】VGSタイプターボチャージャの可変翼を回動自在に保持するタービンフレームにおいて、従来、存在しなかった新たな性能を付加することを技術課題とする。
【解決手段】本発明は、VGSタイプターボチャージャの排気ガイドアッセンブリASにおいて可変翼1を回動自在に保持するタービンフレーム2に係るものであり、材種、厚さ、表面改質処理、熱処理、形状のうち少なくとも一つを異ならせた異種仕様のフレーム要素を、複数、組み合わせて、上記タービンフレーム2を形成するものであり、これにより新規な性能を有したタービンフレーム2を現実に量産化レベルで具現化できるようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


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