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Fターム[4K042DB01]の内容

物品の熱処理 (24,439) | 加熱手段 (1,239) | 電磁誘導 (722)

Fターム[4K042DB01]に分類される特許

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【課題】例えばカウンタウェイトを四箇所備えるような、形状が複雑なクランクシャフトであっても、前記高周波コイルからクランクシャフトの2番ジャーナル及び4番ジャーナルの肩部に対して充分な熱を加えることができ、低コストで焼戻し処理の精度を向上させることができる、クランクシャフトの熱処理装置、及び、クランクシャフトの熱処理方法を提供する。
【解決手段】クランクシャフトの熱処理装置に配設される高周波コイル21は、四箇所のカウンタウェイト12aを備えたクランクシャフト10が挿入された際に、クランクシャフト10の2番ジャーナル11b、及び4番ジャーナル11dのそれぞれと第二のアーム12βとの接続部に対向する箇所に、前記高周波コイル21が内側に縮径された縮径部分21aを備える。 (もっと読む)


【課題】鍛造品の表面キズを低減できる超高温熱間鍛造方法を提供すること。
【解決手段】鋼材を1250℃以上に加熱する加熱工程と、鋼材を加熱の後に熱間鍛造する荒鍛造工程とを備える超高温熱間鍛造方法において、最終鍛造工程で用いる第3の鍛造型の型温を、加熱工程における加熱温度よりも1130℃以上低くする。第3の鍛造型の型温を低温にすることで、第3の鍛造型の型面への酸化スケールの固着を抑制し、鍛造品の表面キズを低減する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、厚みを有する円板状の部材であっても、その部材の表面を均一に焼入れができる誘導加熱コイルを提供することを目的とした。
【解決手段】誘導加熱装置に備えられて円板状の処理対象物21を加熱処理する誘導加熱コイル1において、処理対象物21に誘導電流を発生させる加熱処理部11と、加熱処理部11に電流を供給する導通部12とを有している。また、加熱処理部11は、円弧状に形成された円弧状部15を3列以上有している。そして、3列以上の円弧状部15が導通部12に対して並列及び/又は直列に接続されている。 (もっと読む)


【課題】等速自在継手の接合部の割れの発生を抑制し、安定した品質の等速自在継手の外方部材を提供する。
【解決手段】複数のトラック溝が形成されたカップ部1と、カップ部1の底部に一端が連結された軸部2とを備えた等速自在継手の外方部材である。炭素量が異なる部材を接合した後、高周波焼入れすることにより、高周波焼入れによる焼入熱影響箇所と、高周波焼入れによる焼入非熱影響箇所と、接合時に発生する熱による影響を受ける接合熱影響箇所と、接合時に発生する熱による影響を受けない接合非熱影響箇所とが形成される。炭素量の高い部材の焼入非熱影響箇所であって、炭素量の低い部材との接合端面23を含む端部25における接合熱影響箇所に、マルテンサイト組織を無くした。 (もっと読む)


【課題】表面起点剥離などの表面損傷や内部起点剥離に対して長寿命になり、かつ軸端面がかしめ加工が可能な転がり軸受およびその転がり軸受を用いたローラ付きカムフォロアを提供する。
【解決手段】ローラ軸2の製造方法は、鋼からなる部材にA1点以上の浸炭窒化処理温度で浸炭窒化処理を行なうことにより窒素富化層を形成する工程と、窒素富化層が形成された上記部材をA1点よりも低い温度に冷却することにより、当該部材の内部にフェライトとセメンタイトとを生成させる工程と、内部にフェライトとセメンタイトとが生成した上記部材の表面層を高周波焼入れする工程とを備えた熱処理が実施されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】歯車と段付き軸を同時に良好に誘導加熱できる誘導加熱装置、並びに、誘導加熱方法を提供することである。
【解決手段】歯車16と段付き軸15の誘導加熱装置10であって、歯車16の周囲に環状コイル1を配置し、段付き軸15に対して軸方向にラインコイル2を対向配置し、環状コイル1とラインコイル2には各々別の周波数の交流電流を供給する。また、段付き軸15と歯車16の境界部17に、ラインコイル2の一部を対向配置し、環状コイル1による歯車16の焼入パターンと、ラインコイル2による段付き軸15の焼入パターンとをつなげる。 (もっと読む)


【課題】平板上にシャフト部と孔とが近接して設けられたワークの焼入を良好に実施できる焼入方法と焼入装置を提供することである。
【解決手段】平板9上にシャフト部8が起立しており、前記平板9のシャフト部8の近傍に孔10が開いているワーク7において、シャフト部8と孔10の内壁とを焼入れする焼入装置1であって、シャフト部8に対向する半開放鞍型の第1加熱コイル2と、孔10内に配置する螺旋形の第2加熱コイル3とを備え、第1加熱コイル2と第2加熱コイル3とでシャフト部8と孔10の内壁とを同時に誘導加熱する。 (もっと読む)


【課題】冷間加工に続いて、焼入れ+焼き戻しを施し、縮径部を含むエアバッグアキュムレータ部品としても優れた低温バースト性能を有する、引張強度1000MPa以上のエアバッグシステム用継目無鋼管を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20%、Si:0.10〜0.50%、Mn:0.10〜1.00%、P:0.025%以下、S:0.005%以下、Al:0.005〜0.10%、Ca:0.0005〜0.005%、Nb:0.005〜0.050%、Ti:0.005〜0.050%、Cu:0.01〜0.50%、Ni:0.01〜0.50%、Cr:0.01〜0.50%、Mo:0.01%以上0.1%以下、B:0.0005〜0.0050%、残部がFeおよび不可避不純物からなり、且つ下式(1)を満たす鋼組成とする。Cu+Ni≧(Cr+Mo)+0.3・・・(1) (もっと読む)


【課題】ばね鋼若しくはばねエレメントの表面領域における材料気孔による、起こり得る臨界ノッチ応力の不都合な作用を減じる。
【解決手段】ばねワイヤ1は長手方向軸線Lに沿って延在し、横断面の座標は、X(表面からの深さ)とY(深さにわたる半径)とによって示されている。ばねワイヤ1は表面層2とコア領域3とを有し、表面層2は外側にばねワイヤ1の表面4を形成する。ばねワイヤ1は表面層2の領域において、コア領域3における硬さよりも僅かな硬さを有している。軟化された表面層2は、横断面において見て、長手方向軸線Lを中心にして全周にわたって配置されている。しかし軟化された表面層2を単に部分的に設けることもできるので、表面層2は単に部分的に周面にわたって提供することもでき、かつ/又は単に部分的に長さにわたって延在している。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入装置でワークを誘導加熱する際に、適切にワークの回転速度を検出することができるワークの回転検出機構を提供することである。
【解決手段】長尺状のワーク9を焼き入れする高周波焼入装置に設けられるワーク回転検出機構20であって、前記ワーク9の一方の端部に連結される第1回転駆動手段50と、ワーク9の他方の端部に連結される第2回転駆動手段51とを備えており、前記第2回転駆動手段51は、駆動軸12と、ワーク9の他方の端部9bに接続される第1接続部1と、回転抵抗を有する軸受部3と、第2回転駆動手段12に一体に接続される第2接続部2とを有しており、前記第1接続部1と第2接続部2とが軸受部3で連結されており、前記第1接続部1の回転数を検出する第1センサ5を設けた。 (もっと読む)


【課題】良好に高周波焼入することができるボールハウジングの誘導加熱装置を提供することである。
【解決手段】円筒の内側の側面29にボール溝11を有し、さらに円筒側壁18にボール孔12を備えたボールねじのボールハウジング10を焼入する誘導加熱装置1であって、ボール溝11は、ボールハウジング10の内側に軸方向にのびる加熱コイル28で誘導加熱され、ボールハウジング10の外側に配置された環状の外側冷却ジャケット2からボールハウジング10に向けて冷却液5が噴射供給され、ボールハウジング10の外側にボール孔12に対向するリフレクタ4を配置し、リフレクタ4がボール孔12からボールハウジング10内への冷却液5の侵入を阻止する。 (もっと読む)


【課題】コイル寿命の向上を図ることができ、しかも、焼入れ品質を低下させることなく、高品質の硬化層を形成することが可能な高周波誘導加熱装置を提供する。
【解決手段】軸部33を有する金属部品に対して、軸部33の外径面に硬化層Sを形成する高周波誘導加熱装置である。高周波電流が印加される四角形断面の角パイプからなる加熱コイル40を備える。加熱コイル40は、四半弧円状の第1上わたり部41と、第1上わたり部から軸部33の軸方向に下方に延びる第1柱部43と、第1柱部43から延びる半弧円状の下わたり部45と、下わたり部45から軸部33の軸方向に上方に延びる第2柱部44と、第2柱部44から延びる四半弧円状の第2上わたり部42とを有する。第1上わたり部41と第2上わたり部42とにおいて、下面41a、42aと内径面41b、42bとのコーナ部に面取り部50を設けた。 (もっと読む)


【課題】熱処理の際にコイルの連結部における破断等の不具合が生じないようにするとともに、被熱処理部の形状によらず均一に熱処理を行い得るようにする。
【解決手段】アルミニウムをマスタとして、電気鋳造により高周波誘導加熱用コイル1を成形する。このコイル1は管状部材3を被熱処理部の外形に沿うように、円弧部4、7、直胴部5、拡径部6が形成され、前記被加熱部を均一に加熱し得るようになっている。この各部は電気鋳造により一体となっているので、この管状部材3に熱応力が発生した場合でも、特定の箇所に応力集中が生じることなく、この管状部材3の破断等が生じにくい。 (もっと読む)


【課題】ハブ本体9の中間部外周面に高周波焼き入れにより硬化層を形成するのに伴って、この硬化層よりも径方向内側に存在する内径側部分に発生する残留引っ張り応力の値を小さく抑えられる製造方法を実現する。
【解決手段】高周波焼き入れにより上記硬化層を形成した後、上記ハブ9本体の外端面中央部に設けた凹部12の内面を、この凹部12内に配置した高周波誘導加熱コイル17への通電により加熱し、焼鈍する。この焼鈍の為の温度上昇に伴って上記内径側部分が軟化し、残留引っ張り応力に基づいて上記内径側部分の金属組織が移動する。この結果、この内径側部分の残留引っ張り応力が緩和する。 (もっと読む)


【課題】軽量・コンパクト化を図りつつ、加締加工に伴う加締部の亀裂発生を抑えると共に、加締部の強度を高めてハブ輪の耐久性を向上させた車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】小径段部2bを径方向外方に塑性変形させて形成した加締部2cによりハブ輪2に対して内輪3が軸方向に固定された車輪用軸受装置において、ハブ輪2が、Cが0.50〜0.70wt%、Mnが0.1〜2.0wt%、Crが1.0wt%以下、Sが0.02wt%以下、Siが0.2wt%以下を含有し、残部がFeおよび不可避不純物を有する中高炭素鋼で形成され、フェライト結晶粒の粒度番号が3以上に設定されると共に、小径段部2cの加締前における内輪3の大端面からの突出量をLa、加締部2cの高さをLbとした時、加締加工による圧下率(La−Lb)/Laが0.55以下に設定されている。 (もっと読む)


【課題】コイルの構成部品の接合強度を確保しつつ、かつその接合作業を容易に行い得るようにする。
【解決手段】複数の樋状部材7と、この樋状部材7の開口部を覆う蓋8とで構成されるコイル1において、この隣り合う樋状部材7、7同士の接続箇所、及び、樋状部材7への蓋8の嵌め込み箇所に電子ビーム9を走査しつつ照射し、この照射によってこの接続箇所等を溶接する。この溶接によって、樋状部材7と蓋8が一体化して、その溶接部において高い強度を得ることができる。また、この電子ビーム9による溶接作業は、ロウ材を用いないで行うので、その作業が簡便となって作業者の熟練度も必要としない。このため、この作業コストの抑制を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】ハブ本体9の中間部外周面に高周波焼き入れにより硬化層を形成するのに伴って、この硬化層よりも径方向内側に存在する内径側部分に発生する残留引っ張り応力の値を小さく抑えられる製造方法を実現する。
【解決手段】上記ハブ本体9の軸方向外端面に設けた凹部12の底部に凹孔17を、上記硬化層を形成した後に形成する。この凹孔17を形成する事により、上記硬化層の内径側部分に存在する残留引っ張り応力の応力線の一部を切断し、この内径側部分に作用する残留引っ張り応力の値を低くできる。 (もっと読む)


【課題】浸炭焼入れ処理によって表面に微細な炭化物を多量に生成させ得、表面高硬度,高強度の浸炭部品を得ることのできる浸炭部品の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.15〜0.25%,Si:0.90〜1.30%,Mn:0.70〜1.10%,P:0.030%以下,S:0.100%以下,Cu:0.01〜0.50%,Ni:0.01〜0.50%,Cr:0.20〜0.50%,Mo:0.50%以下,Al:0.30%以下,N:0.05%以下で且つ下記式(1)の条件を満たし、
[Si]+[Ni]+[Cu]−[Cr]>0.5・・・式(1)
残部Fe及び不可避的不純物の組成を有する鋼を表面炭素濃度が0.9〜1.5%の範囲内となるように真空浸炭処理を行った後、空冷して表層の組織をパーライトとなし、しかる後高周波焼入れを行ってセメンタイトを分断させることで1μm以下の炭化物が90%以上を占める微細炭化物を生ぜしめる。 (もっと読む)


【課題】必要な部分のみ高周波焼入れされたねじ軸及びナットの少なくとも一方を有するボールねじを提供する。
【解決手段】ねじ軸の外周面には、ボールが転走する螺旋状のボール転走溝1aが形成される。ボール転走溝1aの表面には、ボール転走溝1aの底部16を挟んでねじ軸の軸線方向の一方側の有効硬化層10と他方側の有効硬化層10とが高周波焼入れによって形成される。深さが零になる一方側の有効硬化層10の端部10aと深さが零になる他方側の有効硬化層10の端部10aとが、ねじ軸1の軸線方向に零より大きい距離γ1を持って離れる。 (もっと読む)


【課題】ハブ本体9の中間部外周面に高周波焼き入れにより硬化層15を形成するのに伴って、この硬化層15よりも径方向内側に存在する内径側部分に発生する残留引っ張り応力の値を小さく抑えたり、更にはこの内径側部分の残留応力を圧縮応力にする。
【解決手段】上記硬化層15を形成する為に上記ハブ本体9の中間部外周面を高周波加熱する際に、凹部12の内面に冷却水を接触させる。そして、上記ハブ本体9のうちで上記硬化層15よりも径方向内側に存在する内径側部分の、上記高周波加熱に基づく温度上昇を抑える。 (もっと読む)


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