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Fターム[4K043GA03]の内容

ストリップ・線材の熱処理 (4,781) | 熱処理設備の細部 (320) | 雰囲気ガスの循環、供給、排気等 (53)

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【課題】 加熱室内の雰囲気制御が容易であり、圧延材処理の場合に前酸洗を省略できるとともに、圧延材及び伸線材の両処理品に対して後酸洗性の良好な処理済品を得ることができる連続式熱処理炉を提供する。
【解決手段】 一端部に前室2をそなえ不活性ガス雰囲気中で処理品の加熱を行う加熱室3の他端部に、不活性ガス雰囲気中で処理品の冷却を行う第1冷却室4と、真空パージ室5と、酸化性ガス雰囲気中で処理品の冷却を行う第2冷却室6とを、この順に連結し、前室2を経て加熱室3内に送入され加熱処理された処理品Wに対して、該処理品の種類に応じて第1冷却室4における不活性ガス雰囲気中での冷却と第2冷却室6における酸化性ガス雰囲気中での冷却の一方を選択して、前記処理品の冷却を行うように構成されている。 (もっと読む)


【課題】ストリップを連続焼鈍する際の炉内雰囲気ガスの置換が行える方法及び連続焼鈍炉の提供。
【解決手段】連続焼鈍炉の各炉帯に、炉内雰囲気置換用のパージガス吹き込み口2と炉内ガス排出口3とを設け、前記パージガス吹き込み口2から炉内へパージガスを吹き込みつつ、前記排出口3から炉内雰囲気ガスを炉外へ放散するとともに、ガスジェット冷却設備の循環ファンを運転しつつ炉内雰囲気のガス置換を行い、更に、効率良く置換を行う場合は、ガスジェット冷却設備の循環ダクト5にパージガス吹き込み口を設けて、パージガスを循環ダクトへ5吹き込む。複数の炉帯から構成され、その一部炉帯にガスジェット冷却設備を備え、各炉帯の下方に炉内雰囲気置換用のパージガス吹き込み口2を、さらに各炉帯の上方に炉内ガス排出口3とが設けられているとともに、前記ガスジェット冷却設備の循環ダクト5に、パージガス吹き込み口を設けている連続焼鈍炉。 (もっと読む)


【課題】鋼材などの材料を無酸化状態で加熱する無酸化加熱を行うに際して、設備費が安価で操炉員に労務負荷をかけない安定した無酸化加熱方法および無酸化加熱炉を提供する。
【解決手段】拡散火炎バーナー5B、6Bとラジアントバーナー(予混合バーナー)4Bとを用い、空気比1.0以下で燃焼させたラジアントバーナー4Bの燃焼ガスを鋼帯Sの表面に当てて加熱する直火型無酸化加熱を行うに際して、拡散火炎バーナー用空気予熱器8とは独立して配置されたラジアントバーナー用空気予熱器1により予熱された予熱空気を燃料と予混合することで得た、所定温度に予熱された予混合気をラジアントバーナー4Bに供給する。 (もっと読む)


【課題】鋼材などの材料を無酸化状態で加熱する無酸化加熱を行うに際して、設備費が安価で操炉員に労務負荷をかけない安定した無酸化加熱方法および無酸化加熱炉を提供する。
【解決手段】空気比1.0以下で燃焼させたラジアントバーナー4Bの燃焼ガスを鋼帯Sの表面に当てて加熱する直火型無酸化加熱を行うに際して、ラジアントバーナー4Bで用いる燃料と空気を予め混合し、その予混合気を、空気と混合させて温度調節された燃焼排ガスを用いて所定の温度(例えば、600℃)に予熱してから、ラジアントバーナー4Bに供給する。 (もっと読む)


【課題】加熱する金属帯に応じて、酸化還元を比較的自由に且つ広範囲に変更可能な金属帯の連続加熱装置及び方法を提供する。
【解決手段】直火式加熱炉2内の少なくとも下流側で使用するバーナー設備6を、燃料ガスと燃焼用空気とを予めミキシング装置7で混合した予混合ガスを、ノズル17から噴射させる構成とする。そして、ミキシング装置7に燃料ガスを供給する燃料系配管9、及びミキシング装置7に燃焼用空気を供給する空気系配管8のそれぞれに、流量検出器及び流量調節弁を設け、加熱する鋼帯に対応して設定された空気比となるように、流量調節弁を制御する。 (もっと読む)


【課題】多量のエネルギを消費することなく炭素鋼からなる線材コイルに熱処理を施すことのできる線材コイルの熱処理方法と該方法に用いられる熱処理炉を提供する。
【解決手段】炭素鋼からなる線材コイルCLを熱処理炉1の台座3上に鉛直に載置して熱処理を施すに際して、台座3上に載置された線材コイルCLを台座3の周囲に配置された複数の線材コイル分割部材51により複数のコイル部に分割した状態で線材コイルCLに熱処理を施す。 (もっと読む)


【課題】炉温変更に対して高い応答性を得ることができる炉温制御装置及び炉温制御方法を提供すること。
【解決手段】炉の雰囲気ガスの循環経路として、昇温用熱交換器4aを備えた昇温用循環経路3aと降温用熱交換器4bを備えた降温用循環経路3bとをそれぞれ独立して設けると共に、昇温用循環経路3aから炉内への雰囲気ガス導入口5aと降温用循環経路3bから炉内への雰囲気ガス導入口5bとをそれぞれ独立して設け、各雰囲気ガス導入口5a,5bの近傍に開閉弁6a,6bを設け、さらに昇温用循環経路3a及び降温用循環経路3bに、雰囲気ガスを雰囲気ガス導入口5a,5bから炉内に導入することなく循環経路内で循環させるためのリターン経路7a,7bを設けた。 (もっと読む)


【課題】ラジアントチューブバーナなど、加熱帯の雰囲気を昇温させる加熱手段からの廃熱を効率よく利用することが可能な金属ストリップ連続熱処理設備の提供を目的とする。
【解決手段】空気導入系2から導入された空気雰囲気中で金属ストリップ3を予熱する予熱帯4と、金属ストリップを非酸化雰囲気中で加熱する加熱帯7と、加熱帯の非酸化雰囲気を昇温させるラジアントチューブバーナ8と、予熱帯と加熱帯との間に、予熱帯から遮断してかつ加熱帯と連通させて設けられ、非酸化雰囲気中で金属ストリップを予熱する第2予熱帯9と、ラジアントチューブバーナからの廃熱を排出する廃熱排出系10と、廃熱で第2予熱帯の非酸化雰囲気を加熱する高温側熱交換部11と、高温側熱交換部よりも下流に設けられ、廃熱で予熱帯へ導入される空気を加熱する低温側熱交換部12とを備えた。 (もっと読む)


【課題】オールラジアントチュウブ方式の溶融亜鉛めっき鋼板製造設備で不めっきのない美麗な表面外観を有しめっき密着性に優れた高Si含有溶融亜鉛めっき鋼板を製造する。
【解決手段】焼鈍炉がオールラジアントチューブ方式の溶融亜鉛めっき鋼板製造設備で鋼中Si量が0.3質量%以上2.5質量%以下の鋼板を溶融亜鉛めっきする際に、加熱炉雰囲気中のHO分圧とH分圧の分圧比(HO/H、均熱炉最上部における雰囲気中のHO分圧とH分圧の分圧比(HO/H、均熱炉最下部における雰囲気中のHO分圧とH分圧の分圧比(HO/Hと、鋼中Si%とが下式を満たすように雰囲気制御し、均熱炉で750℃以上に加熱して再結晶焼鈍した後に亜鉛めっきする。1≧(HO/H≧100.5Si−3.25、1≧(HO/H≧100.5Si−3.25、(HO/H/(HO/H≧2。 (もっと読む)


【課題】表面品質を低下させることなく、加工工程を簡略化でき、加工作業を効率的に行うことができる焼鈍方法及び焼鈍装置を提案する。
【解決手段】焼鈍装置1では線材2aにプラズマPを照射することで、線材2aの表面に残存した潤滑油を除去することができると共に、線材2aを焼鈍処理することができ、従来、別々に行われていた潤滑油を除去する洗浄工程と、焼鈍処理により線材2aを軟化させる焼鈍工程とを線材2aの表面品質を低下させることなく同時に行え、加工工程を簡略化でき、加工作業を効率的に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】比較的高いSi含有量の鋼板を用いても、既存の直火加熱方式の無酸化炉を活用しつつ、不めっきやめっき剥離を生じさせることなく、溶融亜鉛めっき鋼板を安定して製造しうる、溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】Si:0.3〜2.0質量%含有する鋼板Pを、直火加熱方式の無酸化炉2にて表面を酸化処理した後、還元炉3にて還元処理を行うに際し、無酸化炉2を通板方向に沿って複数ゾーンに分割し、該複数ゾーンのうちの一部のゾーンにて直火バーナの燃焼を行わず、かつ、直火バーナ燃焼ゾーン割合Z(%)と、空燃比Rと、鋼板の滞在時間S(秒)と、鋼板到達温度T(℃)とが、下記式を満たす条件にて酸化処理を行うことを特徴とする。
式812+700×(1.2-R)-403×Z/100+2130/S < T < 1043+700×(1.2-R)-403×Z/100+2130/S (ただし、R≧1.0, 20≦Z≦90) (もっと読む)


【課題】 低温処理材だけでなく高温処理材の連続熱処理をおこなうことができるとともに、炉長が短くて済む金属ストリップ連続熱処理炉を提供する。
【解決手段】 加熱帯52とこれに続く冷却帯3をそなえた金属ストリップ連続熱処理炉において、加熱帯52の全域にわたって、金属ストリップSに熱風を吹付けて加熱する熱風吹付装置20を設け、熱風吹付装置20の熱風循環ファン22を、少なくともインペラがC/Cコンポジット又はセラミックからなる熱風循環ファン22で構成した。 (もっと読む)


【課題】熱処理装置の、炉心管内の温度変化を減少させ、炉心管及び枝管、ガス導入管のメンテナンスが容易な炉心管構造を提供。
【解決手段】金属線材3が通過可能にされ炉心管10と加熱装置13と断熱材16とこれらを収容する筒状の隔壁部2cを有する金属線材の熱処理装置1において、炉心管の長手方向中央部で接続されたガス導入管11を炉心管に沿わせながらガス導入管の継手部40を炉心管の開口部10aに隣接して設け、継手部で軸直角方向に延出する外部ガス導入管52に接続する。熱処理室2の一部を分割・分離可能にし、開口部10aと継手部を露出可能にする。炉心管及びガス導入管を出入り可能に保護筒51,61を設ける。金属製のガス導入管に非金属製の内管55を挿入する。 (もっと読む)


【課題】鋼板の連続焼鈍炉の冷却帯にガス吹き付け冷却方式を適用した場合、ブロワー起動時、回転数変化時に冷却帯の炉圧が変動する問題を解決する。
【解決手段】一つ以上の冷却帯10(14,15,17)とその冷却制御を行う制御装置9を含む鋼板1の連続焼鈍炉であって、冷却帯10は雰囲気ガスを冷却して鋼板1に噴きつけてガスを循環させるガス吹き付け式冷却装置1、炉内に非酸化性ガスを導入する第一、第二の雰囲気導入配管系統6,7を有し、第一の雰囲気導入配管系統6は非酸化性ガスの導入を恒常的に行う機能を有し、第二の雰囲気導入配管系統7は非酸化性ガスの冷却帯10への導入を制御する第二雰囲気導入バルブ8を有し、制御装置9はガス吹き付け式冷却装置2のブロワー回転数が増加し始める際に第二雰囲気導入バルブ8を開き、ブロワー回転数の増加後の定常状態に第二雰囲気導入バルブ8を閉じる制御機能を有する。 (もっと読む)


【課題】容器用薄鋼板表面の肌荒れの発生を防止するとともに圧延ロールの表面荒れも回避して鋼板の品質向上および圧延ロール原単位悪化を回避することができる容器用薄鋼板の製造方法および設備を提供する。
【解決手段】連続焼鈍炉出側の水スプレー設備2および/またはウォータークェンチ設備3内部の雰囲気中の酸素濃度を、1000ppm以下に制御して通板する。また連続焼鈍炉出側の水スプレー設備2および/またはウォータークェンチ設備3にて使用される冷却水の溶存酸素濃度を2ppm以下とする。これにより連続焼鈍炉1の出側における鋼板の酸化が抑制され、肌荒れと呼ばれる鋼板表面の肌荒れを防止できる。 (もっと読む)


【課題】不活性ガス(通常は窒素)および水素の混合物が存在する雰囲気内にある連続金属細長片熱処理ラインにおいて、爆発性雰囲気が形成される危険性を低減する。
【解決手段】連続金属細長片加熱処理ラインの炉内に爆発的雰囲気が形成される危険性を制限するためのシステムであって、該ラインの区間は、不活性ガスと水素の混合物からなる雰囲気下にあり、該雰囲気の水素含有量は、5〜100容量%であり、該システムは、急速誘導加熱区間および急速冷却区間を備えており、以下を含むシステムとする。
炉の急速加熱区間の入口および急速冷却区間の出口に設けられており、不活性ガス下で保持され、炉の加熱が正常に作動しているとき、チャンバー内部の圧力が大気圧より高いチャンバー;金属細長片が大気からチャンバーに入るときに通る入口装置;金属細長片が不活性ガス下のチャンバーから炉の加熱区間に入るときに通る、ガステイクオフに装着された大気分離入口装置;金属細長片が炉の急速冷却区間を出るときに通る、ガステイクオフに装着された大気分離出口装置;および金属細長片がチャンバーを出て大気中に行くときに通る出口装置。 (もっと読む)


【課題】2種以上の鋼帯の熱処理を行うために、加熱機能と冷却機能をあわせ持つ連続熱処理設備において、加熱装置や冷却装置の熱による変形や損傷が少なく、かつ、十分な冷却能力を有する熱処理設備を提供することで、上記従来技術の問題点を解消することを課題とする。
【解決手段】鋼帯の熱処理を行なう連続熱処理ラインに用いられる熱処理設備であって、熱処理設備内を通過する鋼帯を加熱する加熱装置と、熱処理設備の壁部に設けられた雰囲気ガスの吸引口と、熱処理設備内部に設けられた雰囲気ガスの吹込みダクトと、前記吸引口から熱処理設備内の雰囲気ガスを吸引し、吹込みダクトに吐出するガス循環装置と、熱処理設備から吸引された雰囲気ガスを吹込みダクトに吐出す前に冷却するガス冷却設備とを備え、加熱と冷却を併用する熱処理設備とした。 (もっと読む)


【課題】 高力鋼のストリップを液体金属の浴中で熱浸漬被覆する目的のためにそれを連続的に焼なまし及び下準備するための方法を提供する。
【解決手段】 鋼ストリップは少なくとも二つのセクション内で処理され、それらは、ストリップの進行方向で考えると連続して加熱及び温度維持セクションと冷却及び移動セクションを含み、加熱及び温度維持セクション内でストリップは加熱され、次いで酸化性雰囲気で所定の焼なまし温度に維持され、冷却及び移動セクション内で焼なましされたストリップは還元性雰囲気で少なくとも冷却されかつ先行セクション内で形成された酸化物層内に存在する酸化鉄の完全な還元を受ける。このとき酸化性雰囲気は還元性雰囲気から分離され、制御された酸素含有量が加熱及び温度維持セクション内で50〜1000ppmに維持され、かつ制御された水素含有量が冷却及び移動セクション内で4%未満、好ましくは0.5%未満の値に維持される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、めっき性が良好で耐食性に優れた高Siを含有する高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造装置ならびに高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】Si:0.4〜2.0質量%を含む高強度鋼板に連続溶融亜鉛めっきを施す際に、鋼板を予熱し、次いで、直火還元炉で直火還元バーナーの空気比を0.6以上0.9未満とした還元雰囲気で鋼板を還元し、その後、水素還元を行う間接加熱炉で水分圧と水素分圧の対数log(PH2O/PH2)が下式(1)を満たす雰囲気で鋼板を還元し、間接加熱炉からめっき設備入側のスナウト部まで間では下式(2)を満たす雰囲気として還元及び冷却を行い、連続溶融亜鉛めっきを施す高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。また、溶融亜鉛めっき後に合金化処理を行う。
−1.6≦log(PH2O/PH2)≦−0.5 ・・・ (1)
log(PH2O/PH2)≦−1.5 ・・・ (2) (もっと読む)


【課題】めっき性不良の発生を防止できる高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でSi:0.2〜3%及びMn:1〜3%のうちの1種以上を含有する鋼板1を、直火加熱方式の直火帯2で加熱し、さらに還元帯3において還元雰囲気中で表面の還元と焼鈍を行ったのち、溶融亜鉛めっき浴に浸漬させて亜鉛めっきを行う高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法において、直火帯2と還元帯3の連接部またはその近傍から炉内のガスを排気する。 (もっと読む)


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