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Fターム[4K046JC08]の内容

Fターム[4K046JC08]に分類される特許

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【課題】流動床内の広範囲で熱反応を行わせ、不燃物へのチャーの混入を防止できる円筒形流動床炉を提供する。
【解決手段】円筒形の炉本体10と、流動化ガスを供給する気体供給口31,32を設けた床板30と、炉本体10の軸心から偏芯して配置された不燃物排出口11と、炉本体10の軸心を挟んで不燃物排出口11と反対側にある炉壁に設けられた廃棄物供給口41とを備え、廃棄物供給口41がある側の炉壁と不燃物排出口11との間の床板30に設けられた気体供給口から噴出される流動化ガスの供給量に廃棄物供給口側と不燃物排出口側とで差を設けて不燃物排出口側の流動化速度を廃棄物供給口側の流動化速度より大きくし、廃棄物供給口側に流動媒体が沈降する移動層21を形成し、不燃物排出口側に流動媒体が上昇する流動層22を形成した。 (もっと読む)


【課題】流動層から被処理材への熱伝達が一定で安定した熱処理を行うことがきる流動層熱処理炉およびその制御方法を提供する。
【解決手段】固体粒子を気体によって流動させて流動層17を形成し、その流動層中に線材5を挿通させて熱処理を行う流動層熱処理炉1において、炉体1の下部に燃焼用気体供給管6と流動用気体供給管7が複数取付けられており、気体供給管6,7の端部は、一方は管端の開口部を閉鎖して炉体側壁に接合され、他方は炉外に設置されているそれぞれの気体供給系に接続される構成としており、気体供給管の上面には、複数の上方に延びる分配管14,15が取付けられ、前記分配管の上端部から炉内へ燃焼用気体および流動用気体を送入し、炉内で燃焼用気体と流動用気体を混合させて燃焼させるものである。 (もっと読む)


【課題】起動時における補助燃料等の燃料使用量を低減させてランニングコストを抑え、経済的な運転を可能とするとともに、溶融炉のスラグ出滓口の閉塞を発生させることなく安定した起動を可能としたガス化溶融システムの運転制御方法及び該システムを提案する。
【解決手段】流動層ガス化炉3にて廃棄物31を熱分解して熱分解ガスを発生させ、該熱分解ガス31を溶融炉6内に導入し、該溶融炉6にて前記熱分解ガス31の燃焼熱により灰分を溶融するガス化溶融システムの運転制御方法において、ガス化炉3と溶融炉6を同期させて昇温しながら、ガス化炉3の炉底から導入する燃焼空気32により流動媒体の流動化を開始し、昇温開始から所定時間経過後にガス化炉3における流動化状態を検出し、流動化が確立されていない場合には溶融炉6の昇温を停止する。 (もっと読む)


【課題】熱媒体部としての粒状物を熱風にて加熱及び流動化させて流動層とする際に、安定した流動状態の流動層を形成して均一な熱処理を実現することが可能な熱処理方法を提供する。
【解決手段】本発明の熱処理方法は、粒状物が充填された熱処理炉内に、バーナの炎によって熱風を発生する熱風炉から熱風を供給し、熱処理炉内の粒状物を加熱及び流動化させて流動層を形成して、流動層中で金属からなる被処理物を熱処理する熱処理方法であって、被処理物の熱処理中において、熱風炉に供給する燃料の量を変化させるに際し、燃料の量を変化させる前の空気の量に対して、熱風炉に供給する空気の量が95〜105体積%となるように、熱風炉に供給する前記空気の量を制御する熱処理方法。 (もっと読む)


本発明は、マイクロ波放射をマイクロ波供給源(2)から流動層反応炉(1)へ供給する、反応炉(1)における粒状固形物の熱処理方法、および対応するプラントに関するものである。エネルギーの利用およびマイクロ波放射の導入を改善するため、第1のガスまたはガス混合物を好ましい中央ガス供給管(3)を通して下方から、反応炉の混合室(7)へ導入し、ガス供給管(3)の少なくとも一部を、流動用ガスを供給することにより流動化される固定環状流動層(8)によって包囲している。マイクロ波放射は、混合室(7)へ同ガス供給管(3)を通して供給される。
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本発明は鉄鉱石及び副原料を乾燥気送する溶銑製造装置及びその溶銑製造方法に関する。このために、本発明の溶銑製造方法は、鉄鉱石及び副原料を乾燥及び混合して鉄含有混合体を提供する段階と、鉄含有混合体を順次に連結した一つ以上の気泡流動層を通過させながら還元及び焼成して還元体に変換する段階と、還元体を溶融させる熱源である石炭充填層を形成する段階と、還元体を石炭充填層に充填し、これに酸素を取入れて溶銑を製造する段階と、石炭充填層から排出される還元ガスを気泡流動層に供給する段階とを含み、鉄含有混合体を提供する段階において、気泡流動層から排出される排ガスを分岐して鉄鉱石及び副原料のうちの少なくとも一つを乾燥することを特徴とし、本発明の溶銑製造装置は、このような溶銑製造方法を使用する。このような本発明によって鉄鉱石及び副原料のうちの少なくとも一つを乾燥気送することによって、エネルギーの利用効率を高めながら装置を最小化することができる。
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本発明は、固形物を流動層反応炉(1)で約450℃ないし1500℃に加熱する、硫化鉱の熱処理方法に関するものである。エネルギー利用効率を改善するため、第1ガスまたはガス混合物を、ガス供給管(3)を通じて下方から、反応炉(1)の混合室(7)へ導入し、ガス供給管(3)は、少なくともその一部を、流動化ガスを供給することにより流動化する静止環状流動層(35)によって包囲している。第1ガスまたはガス混合物、ならびに環状流動層(35)用の流動化ガスの流速を調整して、粒子フルード数を、ガス供給管(3)においては1ないし100の間、環状流動層(35)においては0.02ないし2の間、混合室(7)においては0.3ないし30の間にする。
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【課題】機械的性質をより高め得て、生産効率向上に寄与する、析出硬化型鋳造用Al合金からなる鋳物の熱処理方法を提供すること。
【解決手段】溶体化処理と、その後の時効処理とを有し、溶体化処理における保持温度が、被処理物である鋳物を構成する鋳造用アルミニウム合金の融解温度以上の温度であるアルミニウム合金鋳物の熱処理方法の提供による。 (もっと読む)


【課題】機械的性質に優れた鋳造品を製造することが可能な鋳造品製造装置を提供する。
【解決手段】本発明の鋳造品製造装置1は、アルミニウムを含む合金を溶融して溶湯を得、得られた溶湯を鋳造して鋳造品を製造する鋳造品製造装置1であって、アルミニウムを含む合金を溶融するための溶融手段7と、得られた溶湯を鋳造して鋳造品16を得るための鋳造手段20と、得られた鋳造品16を熱処理するための熱処理手段21とを備えたものであり、溶融手段7は、それぞれ所定の温度に貯留した二つの一次溶湯11,12を混合して、鋳造に適した二次溶湯13を得ることができる。また、熱処理手段21は、炉体23と、流動層22と、加熱部24とを有し、鋳造手段20によって得られた鋳造品16を、熱処理手段21の流動層22の中で熱処理することができる。 (もっと読む)


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