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Fターム[4K058EB14]の内容

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Fターム[4K058EB14]に分類される特許

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【課題】 300A/m以上の高電流密度域で電着不良を抑制することができる銅の電解精製方法を提供する。
【解決手段】 銅の電解精製方法は、カソード電流密度が300A/m以上のパーマネントカソード法による銅の電解精製方法であって、電解槽(10)の電解液排出口(13)に最も近いカソード(30)下端の電解液(11)中のチオ尿素濃度が3.0mg/L以上になるように電解液(11)へのチオ尿素の添加量を調整する添加量調整ステップ、を含む。 (もっと読む)


【課題】電着不良陰極板からは電着金属の剥ぎ取りを行うことなく系外へ排除し、正常な陰極板及び形状不良陰極板からは電着金属を剥ぎ取るが、その後、形状不良陰極板は系外へ排除して電気銅板回収システム全体の生産効率のアップを図ることが可能な不良陰極板の選別排除方法及びそのシステムを提供する。
【解決手段】電着不良陰極板1a及び形状不良陰極板1bの所定箇所にそれぞれ異なる色のマーキングを付し、カメラで撮影することにより検知手段によってそれを検知し、電着不良陰極板1aは第一の移載装置35aにより系外へ排除すると共に、正常陰極板及び形状不良陰極板1b電着金属2の剥ぎ取りを行い、第二の移載装置35bにより形状不良陰極板1bは系外へ排除すると共に、正常な陰極板1はロードアウトコンベア104に移載する。 (もっと読む)


【課題】 不良の陰極板を機械的に排除し、不良の陰極板が原因となるトラバースコンベアでの搬送トラブルや剥取装置におけるトラブルを未然に防止して精製金属の回収システム全体の生産効率のアップを図ることが可能な不良陰極板の排除装置及び不良陰極板の排除方法を提供する。
【解決手段】 不良陰極板の排除装置は、陰極板1の表面に電着した精製金属を剥ぎ取る剥取機107の手前側に配置され、電解精製が終了し電解槽から引き上げられた多数の陰極板1のうち不良とされる陰極板1のクロスバー4の上部に予め配置された検出ドグ40の突出部41と接触することによりその陰極板1が不良であることを検出する検出バー30と、検出された不良の陰極板1はリジェクトコンベア26に移載して排除すると共に、それ以外の陰極板1はトラバースコンベア105に移載する移載装置20とを備えて構成されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 非鉄金属の電解精製または電解採取工程での繰り返し使用により発生したパーマネントカソードの歪を、カソード面の平滑性を損なうことなく充分に修正することが可能な歪修正装置を提供する。
【解決手段】 パーマネントカソード1の歪を修正する歪修正装置は、パーマネントカソード1を懸垂するホイストクレーン2などの懸垂手段と、懸垂した状態のパーマネントカソード1のカソード面に対して略垂直に押し込むように歪の凸部側から静荷重を加える油圧シリンダ3などの押込手段と、静荷重が加えられるカソード面の裏側から少なくとも2箇所でパーマネントカソード1を受け止める棒状部材4などの受止手段とを備えている。パーマネントカソード1および押込手段の少なくとも一方は、カソード面に対して縦方向および横方向に移動可能である。 (もっと読む)


【課題】 カソード母板の両側縁部に挿着されているエッジストリップを、簡単に且つ再利用可能な状態で取り外すことができる装置を提供する。
【解決手段】
エッジストリップの取り外し装置は、母板本体10を載置してビーム部11と直角方向に移動可能に設けた母板受け台30と、母板本体10の開口部12に挿入される母板受け台30の母板固定爪31と、カソード母板10の両側縁部に挿着されたエッジストリップ20を載置するエッジストリップ受け具33と、上下動可能又は回動可能に設けられ、エッジストリップ20を上から押さえるためのエッジストリップ押さえ具32と、ビーム部11と並行方向に移動可能に設けられ、母板本体10を跨いでビーム部11とエッジストリップ20の間に挿入されるエッジストリップズレ止め具34とを備えている。 (もっと読む)


【課題】厚み及び重量が従来の約半分で機械的強度が弱いPC法による電気銅板1の変形や、位置ズレを起こすことなく適正な状態で搬送可能とし、さらに切断された電気銅板1aを正しい姿勢で積層することが可能な電気銅板の切断システム及び電気銅板の切断方法を提供する。
【解決手段】PC法で製造された電気銅板1の両側端部を弾性保持する保持部材が設けられた挟持部を備えた掴み装置20と、内部に収容した複数の電気銅板1aを押圧して保持する保持機構を備えた搬送ボックス40と、搬送ボックス40から取り出された電気銅板1aを積層した最上段の電気銅板1aの高さ位置を検知し、それよって台座50を上下させる高さ位置調整装置を備えてなる。 (もっと読む)


【課題】安全で運転や保守が簡便な方法で、副生塩化亜鉛から亜鉛を回収し再利用できる亜鉛還元法によるシリコン製造方法を提供する。
【解決手段】四塩化珪素ガスと亜鉛とを接触させて、シリコンと塩化亜鉛ガスとを得る還元工程S1と、還元工程で生成する塩化亜鉛ガスが塩化亜鉛水溶液として回収された後、酸性抽出剤を含み水溶液と混合しない有機溶媒と塩化亜鉛水溶液とを接触させて、亜鉛成分を有機溶媒相へ抽出する亜鉛抽出工程S2、S2‘と、亜鉛抽出工程で得た亜鉛成分を含む有機溶媒を希硫酸で逆抽出して、硫酸亜鉛水溶液を得る亜鉛逆抽出工程S3と、亜鉛逆抽出工程で得た硫酸亜鉛水溶液を電解して、亜鉛を得る電解工程S4と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 全てを湿式法により行う鉛の処理ができる方法が要望されている。
【解決手段】スルファミン酸100〜200g/Lの溶液中にPbを20〜120g/Lに溶かし込んだ溶液から電解採取により鉛をアノード側から二酸化鉛、カソード側から鉛メタルとして回収する鉛の電解方法。 (もっと読む)


【課題】2枚の銅板が180°に展開された通常の動作では分離されず未だ一枚に合体されている場合であっても、その銅板を安易な構造で確実に2枚に分離することができる析出金属板の剥離装置および剥離方法を提供する。
【解決手段】カソード電極20の上方側に、上下動可能で水平方向に延びる楔部材38と、上下動可能で楔部材よりも大径の補助押圧部材40とを設置するとともに、カソード電極20aと析出された銅板28との間に形成された隙間から楔部材38を差し込んで当該楔部材38を下方向に移動させ、さらに補助押圧部材40を隙間に差し込んで下方向に移動させ、これら楔部材38と補助押圧部材40との移動により、2枚の銅板28をカソード電極20aから剥ぎ取るようにするとともに、楔部材38と補助押圧部材40で剥離できない場合には、傾倒自在なフラップを立て起こすことにより確実に剥ぎ取るようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鉄イオンを含む酸性塩化物水溶液から電解採取法によって金属鉄を回収する際に、電解槽の槽電圧の低減を図り、電力コストが低い電解処理を行うことができる経済的な電解採取方法を提供する。
【解決手段】隔膜2で仕切られたカソード室3とアノード室4から構成される電解槽1を用いて、鉄イオンを含む酸性塩化物水溶液をカソード室3に供給し、鉄イオンの一部を電解析出させ、続いて隔膜2を通して酸素発生型の不溶性アノード6を備えたアノード室4に導き、鉄イオンを酸化させた後、アノード室4から排出させることにより、鉄を電解採取する方法において、前記電解槽1内での酸性塩化物水溶液の温度を、65〜90℃に制御するとともに、前記不溶性アノード6の表面上の電解液を、アノード表面でのアノード反応のため必要な鉄イオンの供給がなされるのに十分に、強制的に流動させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】コブや湾曲等が発生して不良とされる陰極板をトラバースコンベアへ移載する前に排除し、不良陰極板が原因となるトラバースコンベアでの搬送トラブルを事前に防止して電気銅板の回収システム全体の生産効率のアップを図ることが可能な不良陰極板の選別装置及び不良陰極板の選別方法を提供する。
【解決手段】電解製錬によって精製金属2が電着した陰極板1をトラバースコンベアによって剥取手段へ搬送し、剥取手段によって陰極板1から電着金属2を引き剥がして回収するシステム中に配置される不良陰極板の選別装置11,12であって、コブ9や湾曲等の発生により不良とされる陰極板(合板A)をトラバースコンベアへの移載前に排除することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】金属カルシウムを溶融塩電解により効率よく製造する方法および装置を提供する。
【解決手段】電解槽に塩化カルシウム溶融塩を満たし、陽極および陰極を浸漬配置して溶融塩電解を行う金属カルシウムの製造方法であって、溶融塩電解に際しては陰極を金属カルシウムの融点以下に冷却して金属カルシウムを固体状態で陰極上に析出させ、溶融塩電解終了後は陰極を加熱して析出した固体金属カルシウムを溶融させて回収する。また、この製造方法に用いる溶融塩電解装置であって、溶融塩電解装置は、電解槽と、陰極と、陽極と、陰極と陽極の間に浸漬配置した隔壁とから構成され、陰極には、陰極自身を加熱または冷却可能な熱媒または冷媒の流通可能な流路が形成されている。 (もっと読む)


【課題】パーマネントカソードの補修作業を行う際に、安全であり、かつ、効率がよい吊上げや移動を実現するパーマネントカソードの運搬方法および運搬装置を提供する。
【解決手段】複数のパーマネントカソード(300)を並べて載置可能な台車(200)と、パーマネントカソード(300)のクロスビーム(302)を支えて持ち上げる2つの平行なワイドフック(125)を有するキャッチ(100)とからなり、パーマネントカソード(300)を持ち上げる第1の状態と、パーマネントカソード(300)を解放する第2の状態とに変遷可能な構造を有し、かつ、第1の状態および第2の状態のそれぞれで固定可能な手段を有する。 (もっと読む)


【課題】種板のスプリングバック値を所望の一定値に維持することが可能な電解精製用種板の製造方法を提供する。
【解決手段】予め電解槽に給液する電解液の給液量と得られる種板のスプリングバック値との関係を求めておき、所望のスプリングバック値が得られるように電解液給液量を調節するものであり、前記関係が、銅濃度47±5g/l、硫酸濃度180±30g/l、膠120±60g/電着銅トン、アビトン30±15g/電着銅トン、チオ尿素60±30g/電着銅トンの電解液を用いた場合に、xを電解液級液量(l/min)と、yをスプリングバック値をYとしたときに、下記式により示されるものである。 y=1.24x +(21±5) (もっと読む)


【課題】従来有効に利用されていない炭素を多く含む石油系未利用資源中の金属を容易且つ迅速にそして高純度で回収することができ、残った金属回収済未利用資源を熱源として利用可能になる石油系未利用資源からの金属回収方法及び金属回収装置を提供する。
【解決手段】ペトロコークやオイルサンドなどの炭素を多く含む石油系未利用資源から、ニッケルなどの金属を回収する石油系未利用資源からの金属回収装置1であって、シート状を成す陰極2と、バインダを混ぜてシート状に形成した石油系未利用資源を陽極3として陰極2に対峙させる導電性を持たないセパレータ4と、電解液Lを収容する液槽5と、液槽5内の電解液Lに陰極2及びシート状の陽極3を浸けた状態で、両電極2,3間に所定の電圧を印加する電圧印加部6を備えている。 (もっと読む)


一般に金属の電解精錬又は電解採取に使用される電解槽用の陰極アセンブリは、導電性懸吊棒と、その上端に沿って懸吊棒に取り付けられて接合部を画定する析出板とを有する。陰極アセンブリは更に保護被覆を含む。保護被覆は外側縁を有し、懸吊棒と析出板の上端の一部とを取り囲んで接合部を実質的に包み込み、かつ懸吊棒の端部を保護被覆の外側縁の外に露出させる。保護被覆の端の各々は、保護被覆と懸吊棒との間に実質的に連続的なシールを形成し、これにより少なくとも流体が保護被覆の内部に流入することを妨げるように配置された耐食性材料を含む。電解槽用陰極アセンブリの製造方法および使用方法も記述する。
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【課題】 電解精製における電着金属を回収する一連の流れの中でパーマネントカソードのエッジストリップの位置ずれを人手に寄らず自動的且つ迅速に修正することを可能とするパーマネントカソードのエッジストリップの位置ずれ修正装置及び修正方法を提供する。
【解決手段】 吊り下げ搬送されるパーマネントカソード1の両側端近傍にそれぞれ配置され、パーマネントカソード1の両側端に嵌め込まれたエッジストリップ5を両方同時に押し込んで適正な位置に修正する押し込み板21、23と、エッジストリップ5を押し込むために両側に配置された押し込み板21、23を同期して伸展後退させる駆動装置13、15とを備えて構成されてなる。 (もっと読む)


【課題】貴金属を早期に回収しその有効利用が図れ、不純物を電解前に除去でき、粗銅粉を用いることにより銅の溶解効率が向上し得る銅溶解液の製造方法、及び硫酸を繰り返し使用でき、高品位な精製銅を極めて効率的に製造できる銅の製造方法を提供すること。
【解決手段】粗銅を粉体化処理して得た粗銅粉を酸溶媒に溶解させる銅溶解液の製造方法であって、第1槽で前記粗銅粉を溶解し、未溶解物を含む液を第2槽に投入して粗銅粉を沈殿させて、沈降濃縮した粗銅粉スラリー部分を前記第1槽に戻し、前記第2槽の上澄みスラリー部分を濾過を経由して銅溶解液とする銅溶解液の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 パーマネントカソード方式の電解精製において、陰極板の両側縁に取り付けた絶縁材の内部で銅粒などの金属粒が陰極板に電着することを抑制でき、且つ絶縁材の取り外しが容易な方法を提供する。
【解決手段】 陰極板4の両側縁に絶縁材5を取り付ける際に、絶縁材5の下端が閉塞した陰極板装着溝6内に陰極板4を挿入保持した後、陰極板4の下端と絶縁材5の下端閉塞部との間隙からシリコーン系コーキング材7を注入する。その際、絶縁材5の陰極板装着溝6の陰極板4との隙間部のうち、下端部部分にのみシリコーン系コーキング材7を充填する。 (もっと読む)


【課題】電着応力が大きな金属を含む酸性水溶液から該金属をカソード上に電着させて電解採取する際に、電解時に電着金属が自然剥離して落下することを防止し、電解後の分別作業においてカソードから電着金属を容易に剥ぎ取ることができる電解採取方法を提供する。
【解決手段】カソードと不溶性アノードを備えた電解槽を用いて、電着応力が大きな金属を含む酸性水溶液から該金属をカソード上に電着させて電解採取する方法であって、
下記(1)〜(3)の要件を満足するカソード用い、電解後に、貫通孔内部に形成された連結を切断してカソードから電着金属を分別することを特徴とする。
(1)カソード材質は、酸性水溶液中で耐食性に優れている。
(2)カソードの表面粗さが、5点標準粗さ(Rz)で表した値で10〜20μmになるように粗さ調整する。
(3)カソードの周辺部の少なくとも四隅に貫通孔を設け、電解時にカソード両面の電着金属の連結を図る。 (もっと読む)


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