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Fターム[4K070AB02]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 処理目的 (1,383) | 脱珪 (34)

Fターム[4K070AB02]に分類される特許

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【課題】溶銑脱硫スラグの発生をなくし、転炉スラグのフッ素レス化と脱Cスラグの脱P工程リサイクルを促進し、さら二次精錬スラグをフッ素レス化して製鋼工程内リサイクルを進め、製鋼工程から系外に排出されるスラグ量を低減するとともに、系外に排出されるスラグのフッ素レス化を実現する。
【解決手段】RH真空脱ガス装置に加えて、アーク加熱手段を有する二次精錬装置(アーク加熱二次精錬装置)を用いて溶湯の加熱昇温を行うことにより、先立つ転炉精錬でのホタル石使用を不要とするとともに二次精錬でのホタル石使用を不要とし、アーク加熱二次精錬装置で脱硫精錬を行うことによって溶銑予備脱硫を不要とするとともに二次精錬スラグの転炉リサイクルを可能にする。 (もっと読む)


【課題】脱珪処理と脱りん処理とを同一の転炉型精錬炉にて行うに際して脱珪及び脱りん処理の時間を十分に短縮しつつ精錬を行うことができるようにする。
【解決手段】溶銑を装入した後の転炉型精錬炉の空間容積を0.6〜1.5m3/tとした上で、スラグの塩基度を0.7〜1.0とし、脱珪に必要な計算必要酸素量の2.5〜4倍の酸素を固体酸素源と気体酸素とにより供給し、供給時の固体酸素源の平均酸素供給速度を1.5〜2.5kg−O/t/minとし且つ気体酸素の平均酸素供給速度を1.5〜3Nm3/t/minとした脱珪処理を1回以上行うと共に当該脱珪処理における珪素の低下量を0.5〜0.7質量%とし、脱珪処理を経ることにより脱りん処理前の溶銑の珪素濃度が0.4質量%以下になるようにし、脱珪処理終了後には転炉型精錬炉の傾動による脱珪スラグの排滓を行わずに、引き続き脱りん処理を行う。 (もっと読む)


【課題】脱珪処理と脱りん処理とを同一の転炉型精錬炉にて行うに際して脱珪及び脱りん処理の時間を十分に短縮しつつ精錬を行うことができるようにする。
【解決手段】溶銑を装入した後の転炉型精錬炉の空間容積を0.2〜0.6m3/tとした上で、スラグの塩基度を0.7〜1.0とし、脱珪に必要な計算必要酸素量の2〜3倍の酸素を固体酸素源と気体酸素とにより供給し、供給時の固体酸素源の平均酸素供給速度を0.8〜2.5kg−O/t/minとし且つ気体酸素の平均酸素供給速度を0.9〜1.4Nm3/t/minとした脱珪処理を1回以上行うと共に当該脱珪処理における珪素の低下量を0.4〜0.6質量%とし、脱珪処理を経ることにより脱りん処理前の溶銑の珪素濃度が0.4質量%以下になるようにし、脱珪処理終了後には転炉型精錬炉の傾動による脱珪スラグの排滓を行わずに、引き続き脱りん処理を行う。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用することなく中間排滓時のスラグの流動性を改善して溶鋼歩留まりの悪化やスラグの流出を防止するとともに、中間排滓によるCaO源の削減を図ることができる溶銑の脱Si脱P処理方法を提供する。
【解決手段】転炉型の炉内で溶銑の脱Si処理を行った後に中間排滓を行い、同一の炉内でさらに脱P処理を行う溶銑の脱Si脱P処理方法であり、脱P処理より後工程において発生する転炉スラグあるいは造塊スラグを脱Si処理を行う炉内に投入し、スラグ塩基度(CaO/SiO2)を0.5〜1.8の範囲に調整して脱Si処理を行う。なお、溶銑中のSi濃度が0.2%以上の状態で中間排滓を行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】転炉を用いる製鋼精錬プロセス全体として蛍石等のハロゲン化物やAl源を使用すること無く、低燐鋼を安定的に大量製造すると共に、製鋼精錬プロセスを高能率かつ高効率化する方法を提供する。
【解決手段】溶銑予備脱燐処理された溶銑を上底吹き型転炉で吹錬して低燐溶鋼を製造する際に、前記吹錬後のスラグの質量濃度をAl:3.5%以下、T.Fe:15%以上とし、さらにCaOとSiOとの質量濃度比(CaO%/SiO%)を4.0以上6.0以下とすることによって、該スラグ中のフリーCaO質量濃度を7%以上に調整した転炉スラグを同時に製造し、かつ、溶銑予備脱燐処理をされていない溶銑であってSi質量濃度が0.20%以上のものを上底吹き型転炉で溶銑予備脱燐処理する際に、前記のように製造した転炉スラグを脱燐剤の一部として用いてその脱燐処理を行う。 (もっと読む)


【課題】電気炉で発生したスラグを製鋼プロセスの中で有効に利用する方法を提供する。
【解決手段】転炉で溶銑の脱珪脱燐処理を行うに際し,造滓材の一部として電気炉スラグを転炉に装入することを特徴とする電気炉スラグの利用方法であり、また、該利用方法において、転炉に装入する電気炉スラグ量を,脱珪脱燐処理により発生するスラグ量に対する比率が5%以上30%未満となるように装入すること、さらに、また、電気炉スラグを、脱珪脱燐処理の開始から終了までの時間中の該開始後の70%以後から90%以前の間において転炉に装入することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】蛍石等のハロゲン化物を使うことなく、高効率で、生産性の高い溶銑脱りん処理方法を提供する。
【解決手段】転炉型の溶銑予備処理炉において、脱りん処理後の目標塩基度を1.8〜2.2とし、微粉CaOの供給速度を、処理2分後に目標塩基度が1.0〜1.4、5分後に1.4〜1.8となりように制御することにより、初期のスラグの凝結を防止し、後半のスロッピングを防止する。処理前の珪素濃度が高い場合には、粒径5mm以上の転炉滓の上方添加を行っても良い。 (もっと読む)


【課題】 以降の使用が不可能な産業廃棄物を有益なフォーミング現象鎮静剤として再生することにより、環境負担の発生を抑制することを可能とする。
【解決手段】 本発明では、銑滓または鋼滓中に投入してフォーミング現象を鎮静するための鎮静剤であって、古紙が回収されて再生される過程で発生する短繊維の再生されない製紙スラッジと、衛生陶器の製造工程で発生する衛生陶器排水汚泥とを混合した後に圧縮成形することにより得られる固形体であることを特徴とすることにより、
以降の使用が不可能な産業廃棄物を有益なフォーミング現象鎮静剤として再生し、環境負担の発生を抑制することを可能とした。 (もっと読む)


【課題】 溶銑脱りん処理において高い脱りん効率を実現する。
【解決手段】本発明の溶銑脱りん処理方法においては、上吹ランス4をハードブローとすると共に底吹撹拌動力をソフトブローとする脱珪期と、上吹ランス4をソフトブローとすると共に底吹撹拌動力をハードブローとする脱りん期との間に、上吹ランス4をソフトブローとすると共に底吹撹拌動力をソフトブローとする造滓期を設けると共に、溶銑の温度と脱りん処理後の溶銑の炭素濃度とを制御することにより、安定的かつ高精度に低りん鋼を溶製する。 (もっと読む)


【課題】転炉における脱炭処理により生成されたスラグを再利用する溶鋼の吹錬方法において、コスト増大や熱の損失などを生じることなく、脱燐処理時の新たなCaO添加に伴う未滓化CaOの発生を抑制する。
【解決手段】溶銑が装入された転炉内にCaOを含むフラックスを添加し脱珪及び脱燐を行う溶銑予備処理工程と、溶銑予備処理工程後のスラグを転炉から排出する中間排滓工程と、転炉内にCaOを含むフラックスを新たに添加し脱炭及び仕上げ脱燐を行う脱炭処理工程と、を順に繰り返し行い、nチャージ目の脱炭処理工程で生成されたスラグの全量を(n+1)チャージ目の溶銑予備処理工程のフラックスとして再利用する溶鋼の吹錬方法において、nチャージ目の脱炭処理工程では、該脱炭処理工程で生成されたスラグ中に含まれるCaO量が(n+1)チャージ目の溶銑予備処理工程で使用するCaO量を確保可能なように、CaOの添加量を決定する。 (もっと読む)


【課題】 溶銑を脱燐処理するに当たり、フッ素を含有する媒溶剤を使用しなくても、少ない石灰の使用量で、従来と同等の脱燐効率及び鉄歩留りで脱燐処理する。
【解決手段】 CaOを主体とする脱燐精錬剤を溶銑に添加して、添加したCaOを主体とする脱燐精錬剤を滓化させてスラグとなし、溶銑に対して脱燐処理を施す、溶銑の脱燐処理方法において、1つの供給系統から気体酸素源を溶銑浴面に供給し、他の1つの供給系統から固体酸素源を、気体酸素源が供給されている場所の近傍の溶銑浴面に、搬送用ガスを用いて供給する。この場合、前記気体酸素源及び固体酸素源のそれぞれの供給系統を、同一のランス内に配置することや、CaOを主体とする脱燐精錬剤を、前記気体酸素源の供給系統を通じて前記気体酸素源とともに溶銑浴面に供給することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】溶湯から受ける浮力に起因する芯金の曲がり、及び、耐火物層の亀裂や剥離を抑制することができるランスパイプを提供する。
【解決手段】ランスパイプは、ガス及び溶湯処理剤の少なくとも何れか一方を流通させる流通経路11を有する長尺管状の芯金10と、芯金10の内側面に軸長方向に沿って設けられた長尺の補強リブ2と、芯金10の外周面を被覆する耐火物層4とを具備し、補強リブ2は板状に形成され、対向する一対の側面がそれぞれ芯金10の内側面に接合されている。 (もっと読む)


【課題】実質的にフッ素を含まない脱燐剤を使用して溶銑を脱燐処理する場合であっても、効率的に脱燐を進行させ、安定した操業を可能とする溶銑の脱燐処理を行う。
【解決手段】転炉形式の炉を用いて、実質的にフッ素を含まない脱燐剤を使用して溶銑を脱燐処理する際に、脱燐処理後のCaOとSiO2の質量濃度比で定義されるスラグ塩基度を2.5、以上3.5以下にし、かつ脱燐処理後の溶銑鍋中の溶銑温度を1320℃以上、1380℃以下にするとともに、全吹錬時間の60%が経過する前から吹錬終了まで、底吹きガス流量を0.18Nm3/min/t以下に保つことにより、脱燐処理後のスラグ中のT.Fe濃度を5質量%以上に制御する。これにより、脱燐後のスラグの排滓性を向上させるとともに、炉内付着地金の成長を抑制し、安定して低燐溶銑を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】設備面積および設備費用を最小限に抑えつつ、溶銑予備処理炉のサイクルタイムを増大させることなく所望の生産性を確保できる転炉製鋼工場を提供する。
【解決手段】溶銑予備処理を行う転炉形式の予備処理炉と、前記予備処理炉で処理された溶銑を脱炭吹錬する転炉形式の脱炭炉を備えた転炉製鋼工場であって、前記予備処理炉と前記脱炭炉とを同一の棟に、かつ、前記予備処理炉の出銑と前記脱炭炉の注銑が同一棟側となるように配置する。このような構成を採用することにより、従来の転炉製鋼工場と比較して、注銑鍋の移動距離を短縮でき、かつ、一方向流れとなることから、工場内の物流において、効率的な操業を行うことができ、tap−to−tap時間の短縮を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】従来の分割精錬で達成された脱P、脱S工程能力を維持しつつ、大幅な熱裕度の向上をもたらす効果的な精錬方法を提供する。
【解決手段】溶銑から連続鋳造に供する溶鋼を製造する方法であって、高炉から出銑された溶銑をそのまま転炉に装入し、以降の精錬については、脱Si脱P処理を行った後、排滓を行い、その後同一転炉で、引き続き脱C処理を行い、溶鋼を取鍋に出鋼してアーク加熱取鍋精錬装置で昇温を施し、脱Si脱Pは、前記転炉に装入した一連の工程の中でのみ行い、脱S処理は、前記アーク加熱取鍋精錬装置でのみ行うことを特徴とする溶鋼の製造方法。好ましくは、脱C処理の吹き止め%Cを0.07%以上および吹き止め温度を1660℃以下とする。 (もっと読む)


加熱された炉雰囲気を有する冶金炉内に位置した溶融物中へ酸素を噴射する方法であって、抑制された流れ状態で収束−拡大形状の通路を有する1個以上のノズル中へ酸素と燃料とが噴射され、前記通路から排出される超音速のジェットを生成する。燃料と酸素の混合物を含有する外周領域と基本的に酸素を含有する中央領域とを有する構造を排出されつつあるジェットに対して付与するように燃料が前記通路の内周方向位置へ噴射される。そのような構造化されたジェットは排出されると炉の雰囲気と相互作用して外周層が加熱された炉雰囲気と混合する外側のせん断−混合ゾーンを創り出し、かつ自動点火して酸素の超音速ジェットを囲繞する炎外被を生成する。酸素のジェットと炎の外被とは酸素を溶融物中へ噴射するために冶金炉内に入っている溶融物に対して向けることができる。
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【課題】 転炉製鋼法で、脱炭後のリサイクルするスラグ量を制御し、その量を過不足なく、あるいは精度良く把握し、脱P精錬の制御性を悪化させることなくリサイクルする方法を提供する。
【解決手段】 転炉に主原料を装入する第一工程、脱Si・脱Pを行う脱二工程、転炉を傾動させ第二工程で生成したスラグを排滓する第三工程、炉を直立させ上吹きランスから酸素を供給して脱Cせしめる第四工程、生成した溶鋼を出鋼する第五工程、第五工程にて生成した脱C精錬後のスラグを炉内に残留させた後に第一工程に戻り、第一工程から第五工程を繰り返し実施する転炉製鋼法において、前記第五工程の後に転炉を傾動して炉内に残留している生成スラグの一部を排滓するにあたり、転炉傾動角を制御することにより炉内に残留させるスラグ量を制御することを特徴とする転炉製鋼法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、真空脱ガス処理の撹拌ガス又は環流ガスにアルゴン・ガスを用いても、従来より窒素歩留りを高くして窒素含有量が90質量%以上の溶鋼を安定して製造可能な高窒素含有鋼の溶製方法を提供することを目的としている。
【解決手段】溶銑予備処理脱硫を経て精錬容器に保持した溶銑を酸素ガスで脱炭し、その炭素含有量が一定範囲にまで低下した時期に窒素ガスを吹き込み、一旦目標値より高窒素含有量の溶鋼として前記精錬容器から出鋼し、引き続き、該溶鋼を真空脱ガス装置で攪拌ガス又は還流ガスにアルゴン・ガスを使用して脱ガス処理する高窒素含有鋼の溶製方法を改良した。具体的には、前記脱ガス処理中の溶鋼に、含硫黄物質を添加して該溶鋼の硫黄含有量及び窒素含有量を調整するものである。この場合、前記溶鋼の硫黄含有量を、0.012質量%〜許容値上限としたり、あるいは前記含硫黄物質にFeSを使用するのが良い。 (もっと読む)


【課題】脱燐剤を酸素とともに溶銑に上吹きすることにより、高い脱燐処理能率および脱燐反応効率を得ることのできる溶銑の処理方法を提供する。
【解決手段】高炉から出銑後に脱珪処理した溶銑を転炉型脱燐炉にて脱燐処理するに際して、脱珪処理溶銑を、溶銑が収容された溶銑鍋から上記脱燐炉に装入する前に、脱珪処理で生成したスラグを除去することなく、または上記スラグの一部を除去後、脱燐炉に装入し、CaO含有粉状脱燐剤を上吹きランスから酸素をキャリアガスとして溶銑に吹き付けることにより脱燐処理を行う溶銑の処理方法である。脱珪処理は、トーピードカーから溶銑鍋への溶銑払出し時に脱珪剤を投入するなどの方法により行うのが好ましく、また、脱珪剤として、転炉脱炭スラグを用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 転炉で予備処理と脱炭を連続して行う製鋼法において、トータルコストのミニマム化を図る。
【解決手段】 転炉に、溶銑、溶銑とスクラップ、又は、溶銑とスクラップと銑鉄を主原料として主原料として装入する第一工程、脱Si・脱Pを行う脱二工程、転炉を傾動させ、第二工程で生成したスラグを排滓する第三工程、炉を直立させ、上吹きランスから酸素を供給して脱Cを行う第四工程、生成した溶鋼を出鋼する第五工程、第五工程にて生成した脱C精錬後のスラグを炉内に残留させた後に第一工程に戻り、第一工程から第五工程を繰り返し実施する転炉製鋼法において、前記第三工程でスラグを排滓する際に、スラグ排滓開始からスラグ排滓終了までの時間Tと、炉口からスラグ排滓開始から排滓終了までの転炉傾動角度の中間角度まで到達する時間T1が下記式を満足し、且つ、スラグ排滓率が40〜60%となるように転炉傾動を制御する。
1.5≦T/T1 (もっと読む)


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