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Fターム[4K070AC14]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 原料 (1,319) | 副原料 (650) | 酸化物・水酸化物 (444) | 生石灰(CaO) (180)

Fターム[4K070AC14]に分類される特許

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【課題】従来のように、環境に有害なフッ素を含有する蛍石を使用することなく、極低Alかつ極低硫黄の含クロム溶鋼を製造できる極低硫含クロム溶鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】予備処理を施した溶銑にクロム源を添加し、吹酸処理して粗溶鋼を溶製する一次精錬を行った後、粗溶鋼が含有する成分の調整をして溶鋼を製造する二次精錬を行う含クロム溶鋼の製造方法において、二次精錬の際に、粗溶鋼及び粗溶鋼を覆うスラグ中の硫黄分の総量を、溶鋼の目標硫黄量の1.5倍以下に調整した後、スラグの組成を、CaO/SiO2:1.5以上2.2以下、Al23:12質量%を超え18質量%以下にする。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、上記のような耐火物の損耗、精錬能の低下を伴わずにCaO分の滓化不良問題を解決する精錬法を提示する。
【解決手段】 30mass%以上の2CaO・Fe23を含む精錬材を用いる精錬法において、設定塩基度が1.1以上3.5以下である場合において、処理に用いる全CaOのうち該精錬材で供給するCaOの割合λ(mass%)を、λ=50(1−1.1/(設定塩基度))+10以上とし、さらに、精錬材の投入が終了する前に、生石灰の投入が終了することを特徴とする精錬方法。 (もっと読む)


【課題】溶銑予備処理として行われる脱燐処理において、CaF等のF源を含まない媒溶剤を用いて効率的な溶銑予備脱燐を行う。
【解決手段】CaO源添加前に酸素源を添加してスラグ中の酸化鉄濃度を高めておくことにより、F源を添加しなくても脱燐反応効率が飛躍的に向上することを見出しなされたもので、溶銑にCaO源である媒溶剤を添加する前に酸素源、好ましくは気体酸素を供給することでスラグ中の酸化鉄濃度を高めておき、しかる後、CaO源である媒溶剤を添加することを特徴とし、好ましくは、媒溶剤添加前に、0.010≦B/A≦0.50(但し、A:脱燐処理に要する媒溶剤中の全CaO量[kg/T]、B:気体酸素換算の酸素供給量[Nm/T])を満足する量の酸素源を供給する。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼スラグからのフッ素の溶出を長期間にわたり抑制し、カルシウム化合物と鉄鋼スラグとが凝結することのない処理方法、およびそのように処理した改質スラグを提供する。
【解決手段】塊状に粉砕されたフッ素を含む鉄鋼スラグに、粒径が0.5mmを超え30mm未満である12CaO・7AlOまたは/および3CaO・AlOの2.5〜30質量%を添加する。これによって鉄鋼スラグから溶出するフッ素の安定化し、溶出を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 蛍石などのフッ素源を使用しなくてもCaO系媒溶剤を迅速に滓化させることができ、溶銑を効率的に且つ安価に脱燐することのできる脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】 CaO、SiO2 及び酸化鉄を主成分とし、CaO、SiO2 及び酸化鉄中のT.Feの各含有量が下記の(1)式の関係を満足し、且つCaO含有量とSiO2含有量との比が1.5〜5.0の範囲である粉粒状の脱燐用媒溶剤34を、上吹きランス5の軸心部に配置した中心孔から酸素含有ガスとともに溶銑32に吹き付けると同時に、中心孔の周囲に配置した第1の周囲孔から炭化水素系のガス燃料または液体燃料を供給して火炎を形成し、この火炎によって脱燐用媒溶剤を加熱・溶融するとともに、第1の周囲孔の外側に配置した第2の周囲孔から酸素含有ガスを溶銑に吹き付けて脱燐する。
T.Fe≧4×CaO/SiO2+4 …(1) (もっと読む)


【課題】 精錬容器に収容された溶銑、溶鋼などの溶融鉄を精錬するに当たり、攪拌強度を大幅に変更させることのできる攪拌方法を用いて攪拌しながら精錬する精錬方法を提供する。
【解決手段】 溶銑中または溶鋼中に攪拌用ガスを吹き込んで前記溶銑12または溶鋼を攪拌しながら精錬するに際し、プラスチックを主成分とするプラスチック含有物質14を前記攪拌用ガスとともに吹き込む。この場合、前記プラスチック含有物質は、直径が1mm以下の粉粒体を50質量%以上含有していること、また、前記精錬は転炉を用いた溶銑の脱炭精錬であり、溶融鉄浴中の炭素濃度が0.5質量%以下の範囲で、前記プラスチック含有物質を攪拌用ガスとともに吹き込むことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】転炉を用いて溶鋼の脱炭精錬および/または溶銑の脱りん吹錬を行う際に1本のランスノズルを用いて、ランスノズルチップ、ランス高さ、酸化性ガス流量を変更することなく、酸化性ガス噴流を制御し、炉内付着地金溶解、2次燃焼増大による溶鋼着熱、高速吹錬を達成することができる上吹きランスノズルを提供すること。
【解決手段】入口部にスロート部11を有しかつスロート部11の下流側に末広がり部12を有するガス噴射ノズル13を1個以上配設した上吹きランス14であって、ガス噴射ノズル13は、当該ノズル14の末広がり部12の壁面に配設された制御用ガス供給孔15を有し、制御用ガス供給孔15から制御用ガスを供給することにより、当該ガス噴射ノズル13から噴射される噴流の方向および流速が制御される。 (もっと読む)


【課題】 固形含鉄冷材を原料とし溶解専用転炉と精錬専用転炉を用いて溶鋼を得るに際し、これら転炉で発生するダストを予備還元して溶鉄原料とする転炉精錬法において、溶鉄の生産速度を低下させずに予備還元ダストを用いることのできるダスト利用方法を提供する。
【解決手段】 第1溶解専用転炉1の他に予備還元ダスト溶解専用転炉(第2溶解専用転炉9)を設け、含鉄冷材は種湯の存在する第1溶解専用転炉1にて溶解し、予備還元ダストは種湯の存在する第2溶解専用転炉9にて溶解し、得られた高炭素溶鉄を原料として精錬専用転炉3で酸素精錬することにより所要成分の溶鋼を得、溶解専用転炉及び精錬専用転炉で発生するダストに炭材を内装させて塊成化し、予備還元炉8で高温加熱して内装炭材を還元材とした予備還元を行って予備還元ダストと供給することを特徴とする転炉製鋼におけるダスト利用方法である。 (もっと読む)


【課題】付着地金となるスピッティング粒鉄が炉口へ付着し難くする。
【解決手段】上底吹きの転炉で上吹きランス7から酸素を吹き込んで吹錬を行う転炉の吹錬方法において、上吹きランス7から酸素を吹き込む送酸速度を、排ガスの空塔速度に基づいて調整する。 (もっと読む)


【課題】 転炉で予備処理と脱炭を連続して行う製鋼法において、トータルコストのミニマム化を図る。
【解決手段】 転炉に、溶銑、溶銑とスクラップ、又は、溶銑とスクラップと銑鉄を主原料として主原料として装入する第一工程、脱Si・脱Pを行う脱二工程、転炉を傾動させ、第二工程で生成したスラグを排滓する第三工程、炉を直立させ、上吹きランスから酸素を供給して脱Cを行う第四工程、生成した溶鋼を出鋼する第五工程、第五工程にて生成した脱C精錬後のスラグを炉内に残留させた後に第一工程に戻り、第一工程から第五工程を繰り返し実施する転炉製鋼法において、前記第三工程でスラグを排滓する際に、スラグ排滓開始からスラグ排滓終了までの時間Tと、炉口からスラグ排滓開始から排滓終了までの転炉傾動角度の中間角度まで到達する時間T1が下記式を満足し、且つ、スラグ排滓率が40〜60%となるように転炉傾動を制御する。
1.5≦T/T1 (もっと読む)


【課題】堆積されたスラグの粒子間に大きな隙間が形成されるので蒸気の通りが良く、堆積された中心部付近のスラグに含まれる遊離CaOの水和反応も進行し易く、斑無くエージング処理でき品質のばらつきを少なくでき、またエージング時間を短くできるので蒸気の消費量も少なくランニングコストも低減でき生産性に優れ、またポゾラン反応によってエージングによるスラグの細粒化を防止できるとともに、エージングを促進できるスラグのエージング方法を提供することを目的とする。
【解決手段】製鋼スラグに高炉徐冷スラグを混合して混合スラグを得る混合工程と、前記混合スラグを、目開き4.75mmの篩を30〜60重量%通過するような粒度分布になるように破砕して混合破砕スラグを得る混合スラグ破砕工程と、前記混合破砕スラグに蒸気を供給する蒸気処理工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 吹酸によるクロムの酸化損失を最小に抑制し、かつ還元シリコンの節減、及び転炉耐火物の損傷の防止が可能な含クロム溶鋼の精錬方法を提供する。
【解決手段】 予備処理を施した溶銑を転炉に装入し、吹酸すると共にCr源となるFe−Cr合金を添加しながら脱炭精錬を行う含クロム溶鋼の精錬方法において、Fe−Cr合金に含まれるSi成分量を、0.2質量%以上2質量%以下に調整して、溶銑に添加するので、吹酸によるクロムの酸化損失を最小に抑制し、かつ還元シリコンの節減、及び転炉耐火物の損傷を防止できる。 (もっと読む)


【課題】 転炉型容器を用い、上吹きランスから酸素ガスを供給して溶銑の脱燐処理を実施するに当たり、容器の内壁面への地金の付着を防止するのみならず、発生する排ガス中のCOガスの燃焼熱を溶銑に着熱させる。
【解決手段】 先端部と側面部とにノズル孔を有する上吹きランス2を用い、側面部のノズル孔19から酸素ガスを供給して内壁面に付着した地金5を溶解するとともに発生するガスを二次燃焼させながら、先端部のノズル孔18から酸素ガスを供給して溶銑3を脱燐処理するに際し、側面部のノズル孔を複数の高さ位置に放射状に配置するとともに、溶銑浴面に最も近い位置に配置される側面部のノズル孔の角度を下向きに30°〜70°の範囲とし、該ノズル孔よりも上方位置に配置される側面部のノズル孔の角度を下向きに0°〜50°の範囲で且つ溶銑に最も近い側面部のノズル孔の下向き角度よりも小さくする。 (もっと読む)


【課題】溶鋼に混入して転炉から取鍋に流出される転炉スラグを除去しないまま溶鋼を脱硫処理して低硫鋼を溶製するに当たり、処理工程を煩雑化することなく復燐を抑えて脱硫処理する事のできる低硫鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】溶銑段階で脱燐処理及び脱硫処理の施された溶銑を転炉で脱炭精錬して炭素含有量が0.1質量%未満の溶鋼を溶製し、この溶鋼を取鍋2に出鋼した後、取鍋内のスラグ4を除去することなく取鍋内に石灰系脱硫剤を添加し、次いで、溶鋼と石灰系脱硫剤とを攪拌して脱硫処理する。その際に、転炉における脱炭精錬では、副原料としてマンガン鉱石を使用すること、及び、脱炭精錬終了後の転炉内スラグの組成を、燐含有量が2質量%以下、MnO含有量が5質量%以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 転炉にスクラップを装入するに際し、毎チャージ確実にスクラップからの衝撃を緩和すること。
【解決手段】 転炉にスクラップを装入する方法である。スクラップの装入に先立ち、媒溶材として使用する副原料を投入する。
【効果】 スクラップを装入する側の煉瓦の溶損速度が低減され、炉体寿命の向上が図れ、耐火物コストの改善が図れる。 (もっと読む)


【課題】脱りん炉および脱炭炉により行われる転炉工程において、これらのサイクルタイムの変化に関わらず脱炭炉を効率的に稼働させる操業方法を提供する。
【解決手段】脱りん炉9の脱りん処理のサイクルタイムが脱炭処理のサイクルタイム以下の場合に、脱炭炉への溶銑装入を脱りん炉への溶銑装入開始から次の関係を満たす時間Tが経過した後に行う。
Th+Tp≦T≦Th+Tp+(T2−T1−Td+Tt)
Thは脱りん炉への溶銑装入所要時間、Tpは溶銑入り溶銑鍋の吊り上げから脱炭炉への溶銑装入までの時間、Ttは脱りん処理および調質処理に要する時間、Tdは溶銑入り溶銑鍋15の吊り上げから溶銑鍋が脱りん炉からの溶銑受け入れ可能になるまでの時間、T1は脱りん炉のサイクルタイム、T2は脱炭炉のサイクルタイムである。 (もっと読む)


【課題】 転炉での脱炭精錬によって得た溶鋼を、真空脱ガス設備の大気圧よりも低い減圧下において脱炭精錬して極低炭素鋼を溶製するに当たり、減圧下での脱炭精錬を迅速に行うことができると同時に、炭素濃度の極めて低い溶鋼を溶製することのできる極低炭素鋼の溶製方法を提供する。
【解決手段】 転炉における脱炭精錬によって得た溶鋼を、真空脱ガス設備の大気圧よりも低い減圧下において脱炭精錬して極低炭素鋼を溶製するに際し、前記真空脱ガス設備における脱炭精錬開始前の溶鋼の炭素濃度が0.02〜0.06質量%の範囲で、溶鋼の溶存酸素濃度が0.04質量%以上であり、且つ、該溶存酸素濃度と前記炭素濃度との比(溶存酸素濃度/炭素濃度)が1.34以上になるように予め溶鋼の成分を調整するとともに、真空脱ガス設備では減圧下の溶鋼に酸素ガスを供給せずに脱炭精錬する。 (もっと読む)


【課題】 製鉄所内の設備を用いて安価で、かつ、確実にフッ素含有製鋼スラグを処理して、フッ素の溶出抑制を工業的レベルで実行可能なものとするフッ素含有製鋼スラグの処理方法を提供する。
【解決手段】 フッ素含有製鋼スラグと石炭灰を溶融状態の高炉滓に同時に添加して溶解した後、冷却固化して、フッ素濃度が2.5質量%以下の高炉滓とすることを特徴とするフッ素含有製鋼スラグの処理方法であり、好ましくは、前記フッ素含有製鋼スラグの粒径が0.2mm以下で、該フッ素含有製鋼スラグと石炭灰を20mm以下の造粒物として前記溶融状態の高炉滓に添加する。 (もっと読む)


【課題】 溶銑を脱燐処理して低燐溶銑を製造するに当たり、多量の蛍石を使用することなく、少ない石灰系脱燐用フラックスで効率良く脱燐処理する。
【解決手段】 溶銑16を保持した容器2内に酸素源18と石灰系の脱燐用フラックス17とを添加して、溶銑に脱燐処理を施すことにより低燐溶銑を製造する方法において、上吹きランス4を通じて酸素ガスと少なくとも一部の石灰系脱燐用フラックス17とを溶銑浴面に吹き付けるとともに、搬送用ガスとともに溶銑中に吹き込んだ固体酸素源18を、前記酸素ガスの吹き付けによって生じる火点Rの近傍へ供給する。その際に、上吹きランスから供給される石灰系脱燐用フラックスのうちの少なくとも一部を火点に吹き付けること、また、固体酸素源の吹き込み速度を0.03〜1kg/分・溶銑tonとすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 酸素含有ガス並びに粉体の精錬剤を上吹きランスから溶銑に吹き付けて溶銑を酸化精錬するに当たり、精錬剤の散逸を抑制して精錬剤を反応領域の火点へ効率的に添加する。
【解決手段】 ラバールノズル形状の複数個の主孔4を備えた上吹きランス1を用い、該上吹きランスから酸素含有ガス及び粉体状の精錬剤を溶銑の浴面に吹き付けて溶銑を酸化精錬する転炉吹錬方法であって、隣り合う主孔同士の干渉率を下記の(1)式によって定義したときに、隣り合った主孔の平均干渉率が30〜60%の範囲内である上吹きランスを用いて酸化精錬する。但し、(1)式において、γ:干渉率(%)、D:火点の直径(m)、d:隣り合う火点の中心間距離(m)である。
γ=(D-d)×100/D…(1) (もっと読む)


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