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Fターム[4K070BA10]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 吹錬 (388) | 複炉式 (24)

Fターム[4K070BA10]に分類される特許

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【課題】溶銑配合率を低減し得る粉体吹込みランス、その吹込みランスを用いた溶鉄の精錬方法を提案する。
【解決手段】円形軌道に沿い間隔をおいて配列され、鉄浴型精練炉に収容された鉄浴中へ酸素ガスを吹込む複数の噴出開口を有する精錬用酸素ガス吹込みノズル5b1と、前記円形軌道の中心軸と同軸になる軸芯を有し、該精錬用酸素ガス吹込みノズルの内側にて火炎を形成するとともに、該火炎によって着熱された粉体を前記鉄浴中へ吹き込む噴出開口を有するバーナーノズル5b2とを備えた粉体吹込みランスにおいて、前記精練用酸素ガス吹込みノズル5b1の噴出開口と前記バーナーノズル5b2の噴出開口との位置関係を示す指標Fを調整することにより、精錬用酸素ガスとバーナーによる火炎の干渉が小さくなり、火炎温度が高位に保たれて粉体が効率的に加熱され、溶鉄着熱効率の向上を図る。 (もっと読む)


【課題】 溶銑を転炉で脱燐処理し、次いで、この溶銑を別の転炉で脱炭精錬を行って溶鋼を製造するにあたり、上吹きランスの流路内での発熱・燃焼を危惧することなく、高い着熱効率及び生産性で溶鋼を製造する。
【解決手段】 粉状精錬剤供給流路、燃料供給流路、燃料燃焼用ガス供給流路、脱燐精錬用ガス供給流路を、独立して有する上吹きランス3を用い、燃料供給流路から供給する燃料と燃焼用ガス供給流路から供給する酸化性ガスとにより火炎を形成させながら、粉状精錬剤供給流路から、酸化鉄、石灰系媒溶剤、可燃性物質のうちの1種以上を不活性ガスとともに供給し、且つ、脱燐精錬用ガス供給流路から酸化性ガスを供給して溶銑7を脱燐処理し、次いで、該溶銑を別の転炉に装入し、脱炭精錬用ガス供給流路を有する上吹きランスを用い、脱炭精錬用ガス供給流路から粉状の媒溶剤を脱炭精錬用酸化性ガスとともに転炉内の溶銑浴面に向けて供給して溶銑を脱炭精錬する。 (もっと読む)


【課題】固体酸素源の酸素比率、固体酸素源の供給のタイミングを適正化することにより汎用鋼を確実に溶製することができるようにする。
【解決手段】脱炭工程に先だって上底吹き転炉型精錬容器にて気体酸素及び固体酸素源を供給して溶銑の脱りん処理を行うに際し、全酸素に対する前記固体酸素源の固体酸素比率を10%以上60%以下とし、脱りん処理に際して使用する全気体酸素のうち0%以上10%未満の気体酸素を供給する間に、全固体酸素源の30%以上80%以下を投入し、残りの固体酸素源は全気体酸素のうち10%以上60%未満の気体酸素を供給する間に投入し、残りの固体酸素源を投入するときの供給速度は0.3〜1.5Nm3/min/tとし、全気体酸素のうち60%以上の気体酸素を供給するときは固体酸素源を供給しない。 (もっと読む)


【課題】P1C2操業とC3操業とを行う転炉の操業を適正化することによって、目標とする生産チャージ数を確保しつつ脱りん処理の実施比率を高められる効率の良い操業を行うことができるようにする。
【解決手段】P1C2操業の実施比率Rbが、(Na−N)÷(Na−Nb)×0.7≦Rb≦(Na−N)÷(Na−Nb)を満たすように、P1C2操業とC3操業とを組み合わせた操業を行う。Tn: 転炉工場(転炉設備)の非稼動時間 (分/日)、Ta:「C3操業」のサイクルタイム(分/ch)、Na:「C3操業」の生産能力(ch/日)、Tb:「P1C2操業」のサイクルタイム(分/ch)、Nb:「P1C2操業」の生産能力(ch/日)、Rb:「P1C2操業」の実施比率[Rb=Cb÷(Cb+Ca)]、Ca:「C3操業」の生産チャージ数(ch/日)、Cb:「P1C2操業」の生産チャージ数(ch/日)、N:目標生産チャージ数[N=Ca+Cb(ch/日)] (もっと読む)


【課題】攪拌動力密度と固体酸素比率とを掛け合わせたパラメータZと、脱珪外酸素量との関係、生石灰の粒径、L/L0、溶銑温度を適正範囲にすることにより、脱りん効率を向上させることができるようにする。
【解決手段】溶銑の脱りん処理を行うに際し、処理中の底吹き攪拌動力密度をX[kw/t]と固体酸素比率Y[%]との積をパラメータZと定義し、脱珪外酸素量GO2とZとの関係を0.00065×Z2−0.12×Z+12.5≦GO2とし、生石灰の粒径を5〜40mmとし、気体酸素の吹き込みの際の溶湯の凹み深さLと浴の深さL0との比を0.01〜0.20にすると共に、脱りん処理後の溶銑温度を1280〜1340℃として脱りん処理を行う。 (もっと読む)


【課題】低りん鋼の製造と、副生する製鋼スラグの強アルカリ化と膨張の抑制を、経済的に安定に両立させる。
【解決手段】溶銑脱りんと転炉吹錬を行うプロセスにおいて、溶銑脱りん工程では脱炭滓と粒径1mm以下のCaO源を用い、その他にはCaO源を添加せずに脱りん処理を行う。溶銑の脱りん工程での塩基度を1.8以下とする。また、脱炭工程での塩基度を4.5以下とする。更に脱りん工程に用いる脱炭滓を20mm以下とする。溶銑脱りん工程に使用する以外の脱炭滓は、脱炭工程で炉内に残し、次吹錬に使用する。 (もっと読む)


【課題】 2基の転炉を用い、一方の転炉では、炭材などを熱源として大量の鉄スクラップを溶解して高炭素溶融鉄を溶製し、他方の転炉では、該高炭素溶融鉄を酸素吹錬して所定成分の溶鋼を溶製する製鋼方法において、大量の鉄スクラップを鉄源として利用する。
【解決手段】 2基の転炉を用い、一方の転炉では、炉内に鉄スクラップ及び予備処理の施されていない溶銑を装入し、更に、フェロシリコン、黒鉛、コークス及び4.0kg/(高炭素溶融鉄トン)以下の造滓剤を炉内に添加し、炉底から攪拌用ガスを供給しながら、上吹きランスから、精錬の進行に伴って供給流量が低下するようにして酸素ガスを供給し、フェロシリコン、黒鉛及びコークスの燃焼熱により鉄スクラップを溶解して炭素濃度が3質量%以上の高炭素溶融鉄を溶製し、次いで、他方の転炉で前記高炭素溶融鉄を原料として酸素吹錬し、所定の成分の溶鋼を溶製する。 (もっと読む)


【課題】脱りん処理における気体酸素と固体酸素源との供給量や供給タイミングを規定することによって、確実に所望の[P]を得られることができるようにする。
【解決手段】脱りん処理において、前記気体酸素の供給量が30%となるまでに、転炉型精錬容器の上方から添加する脱りん剤の投入を完了し、第1吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.9〜1.2Nm3/min/tとする。第2吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.5〜0.8Nm3/min/tとする。第3吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.9〜1.2Nm3/min/tとする。転炉型精錬容器の上方から添加する固体酸素源の球換算直径を1〜10mmとする。第1投入期間では、固体酸素源の平均供給速度を5〜20kg/min/tとする。第2投入期間では、固体酸素源の平均供給速度を0〜0.5kg/min/tとする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、鋼を製造しバナジウム等の高含有量の付加的元素を含むスラグを回収するための2段階プロセスであって、まず液状の銑鉄を低い温度で高品質スラグにブローし、前記スラグを取出し後に個別にさらに処理する一方、前記銑鉄を少なくとも1つの他の転炉に供給し、少なくとも1つの転炉内で前記銑鉄を高い温度でブローして鋼を形成するプロセスに関する。高品質スラグが製造され、製鋼法が短縮されることを目的とする。
【解決手段】これは、第1転炉から取り出される金属中間製品が、第2転炉に供給される前に加熱段階および/または保温段階を施されるプロセスによって達成される。
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【課題】 溶銑やスクラップの物流をスムーズにすることができ、脱りん工程や脱炭工程を含めた全体のサイクルタイムを延長することなく、溶湯クレーンとスクラップクレーンとの干渉を防止することができると共に、効率よく転炉の操業を行うことができるようにする。
【解決手段】脱りん処理及び脱炭処理を行う転炉設備1の操業方法において、最上流に配置された第1の転炉2Aを脱りん炉として採用し、最下流に配置された第3の転炉2Cを脱炭炉として採用し、第1の転炉2Aと第3の転炉2Cとの間に配置された第2の転炉2Bを脱りん処理又は脱炭処理を行う兼用炉として採用して脱りん処理及び脱炭処理を行う。 (もっと読む)


【課題】設備面積および設備費用を最小限に抑えつつ、溶銑予備処理炉のサイクルタイムを増大させることなく所望の生産性を確保できる転炉製鋼工場を提供する。
【解決手段】溶銑予備処理を行う転炉形式の予備処理炉と、前記予備処理炉で処理された溶銑を脱炭吹錬する転炉形式の脱炭炉を備えた転炉製鋼工場であって、前記予備処理炉と前記脱炭炉とを同一の棟に、かつ、前記予備処理炉の出銑と前記脱炭炉の注銑が同一棟側となるように配置する。このような構成を採用することにより、従来の転炉製鋼工場と比較して、注銑鍋の移動距離を短縮でき、かつ、一方向流れとなることから、工場内の物流において、効率的な操業を行うことができ、tap−to−tap時間の短縮を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】排出口を有する転炉に収容される溶銑に不活性ガスを吹き込まなくとも、この排出口から溶銑を流出する際にこの排出口の近傍の溶銑の浴面における渦流の形成を長期間にわたって阻害して、スラグの流出量を低減する。
【解決手段】溶融金属収容容器に収容される溶融金属を、この溶融金属収容容器に設けられる排出口から排出する際に、排出口の周縁であって排出口の中心軸に対して非対称となる位置に、マグネシアカーボンを含有するとともに排出口の周方向への溶融金属の渦流を阻害するための整流部を設けておくことを特徴とする渦流の抑制方法である。 (もっと読む)


【課題】脱燐剤を酸素とともに溶銑に上吹きすることにより、高い脱燐処理能率および脱燐反応効率を得ることのできる溶銑の処理方法を提供する。
【解決手段】高炉から出銑後に脱珪処理した溶銑を転炉型脱燐炉にて脱燐処理するに際して、脱珪処理溶銑を、溶銑が収容された溶銑鍋から上記脱燐炉に装入する前に、脱珪処理で生成したスラグを除去することなく、または上記スラグの一部を除去後、脱燐炉に装入し、CaO含有粉状脱燐剤を上吹きランスから酸素をキャリアガスとして溶銑に吹き付けることにより脱燐処理を行う溶銑の処理方法である。脱珪処理は、トーピードカーから溶銑鍋への溶銑払出し時に脱珪剤を投入するなどの方法により行うのが好ましく、また、脱珪剤として、転炉脱炭スラグを用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】種湯の存在する溶解炉に還元鉄を炭材、酸素とともに供給して溶鉄を得る溶鉄の製造方法において、二次燃焼率を高位に維持しつつ着熱効率を向上する方法を提供する。
【解決手段】酸化鉄を含有する粉体に炭材を内装させて塊成化し、予備還元炉8で高温加熱して内装炭材を還元材とした予備還元を行い、生成した還元鉄を炭材、酸素とともに種湯の存在する溶解炉1に供給し、溶鉄の上に生成するスラグ組成を質量%で、Al23:12〜18%、MgO:12〜18%とするとともに、生成するスラグの塩基度Bと溶解後溶鉄温度T(K)に関する下記式のAを5未満とする。また、還元鉄は炭素含有量が2〜10質量%であり、溶解炉1に供給する全炭素と全酸素の割合(全炭素(kg)/全酸素(Nm3))を0.9〜1.5とする。 A=7×10-7・exp(−6.2143・B)×exp((20663・B+7655.1)/T) (もっと読む)


【課題】3つの転炉を用いて溶銑を精錬処理するに際し,それらを効率良く稼動できる転炉精錬方法と転炉精錬設備を提供する。
【解決手段】3つの転炉2a,2b,2cを用いて溶銑を精錬処理する転炉精錬方法であって,3つの転炉2a,2b,2cは,いずれも,脱C用の転炉,脱Cと脱P兼用の転炉,脱P用の転炉の順で使用され,その後修理されて,再び,同様の順で使用および修理され,3つの転炉2a,2b,2cのいずれか一つが脱C用の転炉として使用されているときは,他の一つは脱P用の転炉として使用され,残りの一つは脱Cと脱P兼用の転炉として使用され,3つの転炉2a,2b,2cのいずれか一つが修理されているときは,他の二つは脱Cと脱P兼用の転炉として使用される。 (もっと読む)


【課題】スクラップクレーンの移動速度を向上させることなく脱炭工程間の時間間隔を短縮又は解消する。
【解決手段】1基のスクラップクレーン53に吊り下げられた1基のスクラップシュートdによって脱りん炉Pと脱炭炉Cに冷鉄源をそれぞれ装入する転炉設備1の操業方法において、脱炭炉Cには、脱りん処理を経た溶銑を装入した後に冷鉄源を装入する。 (もっと読む)


【課題】脱りん炉および脱炭炉により行われる転炉工程において、これらのサイクルタイムの変化に関わらず脱炭炉を効率的に稼働させる操業方法を提供する。
【解決手段】脱りん炉9の脱りん処理のサイクルタイムが脱炭処理のサイクルタイム以下の場合に、脱炭炉への溶銑装入を脱りん炉への溶銑装入開始から次の関係を満たす時間Tが経過した後に行う。
Th+Tp≦T≦Th+Tp+(T2−T1−Td+Tt)
Thは脱りん炉への溶銑装入所要時間、Tpは溶銑入り溶銑鍋の吊り上げから脱炭炉への溶銑装入までの時間、Ttは脱りん処理および調質処理に要する時間、Tdは溶銑入り溶銑鍋15の吊り上げから溶銑鍋が脱りん炉からの溶銑受け入れ可能になるまでの時間、T1は脱りん炉のサイクルタイム、T2は脱炭炉のサイクルタイムである。 (もっと読む)


【課題】スクラップを装入して脱りん処理や脱炭処理を行う際に、精錬温度が設定範囲内に保たれてスクラップの溶け残りもなく、脱りん処理や脱炭処理を正常に行うことができるようにする。
【解決手段】溶銑とスクラップとを脱りん用の転炉2Aに装入して脱りん処理を行った後に、脱りん処理を終了した溶銑とスクラップとを脱炭用の転炉2Bに装入し脱炭処理を行う転炉設備の操業方法において、脱りん用の転炉2Aに装入するスクラップの装入配合率Rpを[式1]を満たすように設定する。脱炭用の転炉2Bに装入するスクラップの装入配合率Rcを[式2]を満たすように設定する。 (もっと読む)


【課題】脱りん炉および脱炭炉により行われる転炉工程において、これらのサイクルタイムの変化に関わらず脱炭炉を効率的に稼働させる操業方法を提供する。
【解決手段】脱りん処理を行う脱りん炉9、および脱りん炉から出湯した溶銑を装入して脱炭処理を行う脱炭炉10を備えた転炉設備1の操業方法であって、脱炭炉への溶銑装入(#23)を、脱りん炉への溶銑装入(#7)開始より、少なくとも脱りん炉への溶銑装入の時間と脱炭炉に装入される溶銑が入った取鍋を吊り上げる(#21)時間との合計時間T遅らせて開始する。 (もっと読む)


【課題】転炉設備で製造された溶鋼を後工程に送ることができない状況下において、脱炭炉の稼働状況の低下を起こすことなく、溶鋼のリサイクルを行う。
【解決手段】脱りん炉と脱炭炉とを備えた転炉設備で、前記脱炭炉から出鋼された溶鋼の一部又は全部が収容された取鍋を、脱りん炉の炉下を通して脱炭炉の装入側へ移送し、前記取鍋内の溶鋼を再度脱炭炉に装入して吹錬を行う。 (もっと読む)


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