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Fターム[4K070BB08]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 吹錬ガス (351) | 粉体吹込 (89)

Fターム[4K070BB08]に分類される特許

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【課題】溶融還元炉内に粉粒物を気体燃料と支燃ガスとともに供給し、ランス先端の燃焼火炎により粉粒物を適切に予熱することができ、且つランス先端に溶融スラグが付着・凝固したり、支燃ガスが炉内ガスとの反応で消費され、気体燃料の燃焼が不完全になる等の問題を生じない粉粒物装入用バーナーランスを提供する。
【解決手段】内側から順に第1管体1a、第2管体2aおよび第3管体3aが同心円状に配置された多重管構造を有し、第1管体1a内が粉粒物流路x、第1管体1aと第2管体2a間が気体燃料流路y、第2管体2aと第3管体3a間が支燃ガス流路zをそれぞれ構成し、且つ各流路x,y,zの先端が吐出口を構成し、支燃ガス流路zのさらに外側にガス流路vを設け、ガス流路vの先端が吐出口を構成し、且つ該吐出口が第3管体3aの先端位置に設けられ、第1管体1aの先端が、第2管体2aの先端よりもバーナー内方に位置する。 (もっと読む)


【課題】蛍石等のハロゲン化物を使うことなく、高効率で、生産性の高い溶銑脱りん処理方法を提供する。
【解決手段】転炉型の溶銑予備処理炉において、脱りん処理後の目標塩基度を1.8〜2.2とし、微粉CaOの供給速度を、処理2分後に目標塩基度が1.0〜1.4、5分後に1.4〜1.8となりように制御することにより、初期のスラグの凝結を防止し、後半のスロッピングを防止する。処理前の珪素濃度が高い場合には、粒径5mm以上の転炉滓の上方添加を行っても良い。 (もっと読む)


【課題】 溶銑に酸素ガスや酸化鉄などの酸素源と、生成する燐酸化物を吸収するためのCaO系脱燐精錬剤とを供給して行う溶銑の脱燐処理において、Al23−SiC−C系耐火物などの使用済み炭素含有耐火物を造滓剤として有効活用し、これにより、溶銑の熱余裕度を従来よりも格段に高めることができると同時に、CaO系脱燐精錬剤の迅速な滓化により効率良く脱燐処理することのできる、溶銑の脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】 上記課題を解決するための本発明に係る溶銑の脱燐処理方法は、反応容器4に収容された溶銑2に、酸素源、CaO系脱燐精錬剤、及び、非酸化物系珪素化合物及び/または炭素を含有する物質を添加して溶銑に脱燐処理を施すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】脱りんを行うに際して未滓化のCaOの低減をしつつ脱りん効率を向上させる。
【解決手段】底吹きを行うことができる転炉1又は取鍋に溶銑3を装入して、当該溶銑3の脱りんを行う溶銑の脱りん方法において、溶銑3に投入する生石灰及び転炉スラグをそれぞれ大きさ毎に分け、大きさ毎に溶銑3に供給する供給量を決める。大きさ毎に分けられた生石灰及び転炉スラグの供給量に基づいて溶銑3を攪拌する底吹きの攪拌動力密度を適正化する。 (もっと読む)


【課題】蛍石に代表されるハロゲン化物を使用しない転炉型溶銑脱燐処理において、高能率で低燐濃度の溶銑を製造することと、転炉炉内の地金、スラグの付着量を低減することを両立する溶銑の脱燐方法を提供する。
【解決手段】転炉に収容された溶銑に酸素ガスを12分間以内供給し、蛍石に代表されるハロゲン化物を用いることなく、溶銑を脱燐処理する。この際、粒径が150μm以下の粉状の生石灰5kg/溶銑トン以上を、酸素ガスとともに、テーパーノズルを中心ノズルを除いて4以上12以下備える上吹きランスを介して、溶銑の表面に吹き付けて脱燐を行う。 (もっと読む)


【課題】 炉内溶湯への着熱量、つまり鉱石の添加量を低下させることなく、ダスト発生量及び二酸化炭素発生量を少なくすることのできる溶融還元方法を提供する。
【解決手段】 鉄浴型溶融還元炉2に設置された酸化性ガス14を供給する上吹きランス3とは別に、粉粒状の鉱石15を前記炉内に装入する鉱石投入ランス4を設置し、該鉱石装入ランスの先端部に鉱石の流通孔を設けるとともに燃料及び酸素ガスを吹き込む噴射孔からなるバーナーを設け、前記鉱石を前記バーナーにより形成される火炎16の中を通過させて加熱し、加熱した鉱石を前記炉内に装入する溶融還元方法であって、加熱された鉱石による炉内溶湯の温度上昇を打ち消すように、上吹きランスから吹き込む酸化性ガスの供給量を減少する。 (もっと読む)


【課題】上底吹転炉を用いて溶銑を脱燐する際に、ハロゲン化カルシウムを添加しなくともCaO源の滓化を促進でき、吹錬初期のスピッチングを抑制しながら溶銑中の[P]濃度を例えば0.020%以下に低減しながら、安定かつ継続的に操業する。
【解決手段】上底吹転炉を用いて、脱燐剤に実質的にフッ素を含まない副原料のみを使用して溶銑を脱燐する方法において、吹錬前または吹錬初期に、装入塩基度が0.4以上1.5以下の範囲までは、粒径0.5mm以上30mm以下の塊状CaO源を添加し、脱燐吹錬終了時の塩基度が1.8以上2.8以下となるように粒径が60メッシュ以下の粉状CaO源を上吹きランスより溶銑へ吹き付け、スラグ中のT−Feを3%以上15%以下とし、脱燐処理後に転炉から溶銑鍋へ出湯した直後の鍋中の溶銑の温度を1320℃以上1380℃以下に制御するとともに、吹錬終了時のスラグ中(Al)濃度が3%以上10%以下となるように吹錬前または吹錬初期にAl源を装入する。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用せず、低燐鋼を効率よく製造する溶銑脱燐方法を提供する。
【解決手段】上底吹き転炉を用いて、滓化促進剤である蛍石を使用せずに酸素源およびCaO源を供給して溶銑から燐を除去する方法であって、脱燐吹錬終了後に転炉から採取したスラグを分析して得られるCaOとSiOとの質量%比が1.8以上2.4以下となる条件下において、上吹きランスから吹き付ける酸素が溶銑浴面に形成する火点面積と前記転炉内の溶銑浴表面積との比を0.15以上とする。CaO源として、粒径を3mm以下に調整した粉体CaO源を用い、上吹きランスから炉内の溶銑に吹き付けることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用せず、生産性を低下させず、しかも低P鋼を効率よく製造する。
【解決手段】蛍石を使用せずに、上底吹き転炉を用いて溶銑からりんを除去する方法である。脱りん吹錬終了後にスラグを分析して得られる実塩基度(前記スラグ中のCaO質量濃度とSiO2質量濃度との比)が1.8以上、2.6以下となるように、カルシウムフェライトを含む精錬剤を少なくとも一部に使用する。
【効果】実塩基度が1.8以上、2.6以下となるように、カルシウムフェライトを含む精錬剤を少なくとも一部に使用することで、蛍石を使用せず、かつ生産性を低下させずに、低P鋼を効率よく製造することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、精錬容器の形状を問わず、製鋼工程でのスクラップ消費量を低下させることなく、また、脱りん剤にCaF2を用いない場合でも、効率良くCaO源の滓化を促進し、安価にかつ高効率に溶銑を脱りん処理する精錬方法を提供する。
【解決手段】Si含有量0.1質量%以上の溶銑にCaO源と酸素源を添加して脱りん精錬を行うに際し、溶鋼を製造する際に発生するスラグを再利用する目的で脱りん精錬容器に予め入れ置きするおよび/または溶銑装入後に添加するスラグ中のCaO分を除き、CaO源の添加量を全精錬期間中に添加するCaO源添加量の30質量%以下(ゼロを含む)とする精練前半と、CaO源の添加量を全精錬期間中に添加するCaO源添加量の70質量%以上とする精練後半に分け、後半の開始時点は、溶銑中のSi含有量が0.1質量%未満とする。 (もっと読む)


【課題】溶銑の脱りん吹錬において、りん濃度を適正に制御するために必要なCaO含有脱りん剤の供給量および供給期間を制御する吹錬制御方法、ならびに、該吹錬制御方法を用いた鋼の製造方法を提供すること。
【解決手段】溶銑2の浴面に、酸素を吹き付けるとともに粉状CaO含有脱りん剤8を吹き付ける、吹錬制御方法であって、吹錬期間に対する、粉状CaO含有脱りん剤の吹き付け期間の割合が、任意の下限値以上になるように、粉状CaO含有脱りん剤の供給量および供給速度を制御することを特徴とする、吹錬制御方法、ならびに、該吹錬制御方法を用いた鋼の製造方法とする。 (もっと読む)


【課題】溶融還元炉に供給する粉粒物が排ガス中に飛散しにくく、高い原料歩留まりが得られる粉粒物装入用バーナーランスを提供する。
【解決手段】内側から順に第1管体1a、第2管体2aおよび第3管体3aが同心円状に配置された多重管構造を有し、第1管体1a内が粉粒物流路x、第1管体1aと第2管体2a間の空間が気体燃料流路y、第2管体2aと第3管体3a間の空間が支燃ガス流路zをそれぞれ構成するとともに、各流路x,y,zの先端が吐出口を構成し、第1管体1aおよび第2管体2aの先端が、第3管体3aの先端よりもバーナー内方に位置し、第3管体3aの先端内径Dと、第2管体2aの先端位置における第3管体3aの内径DX0と、第1管体1aの先端内径Dが、D≦D≦DX0を満足する。ランス先端から吐出される粉粒物の流速が高まるため、粉粒物が排ガス中に飛散にくく、高い原料歩留まりが得られる。 (もっと読む)


【課題】内管の内面が耐磨耗性にすぐれ、機械的強度が大きく、しかもノズルを構成している内管の各層が使用中においても強固に固着している粉体吹き込みノズルを提供する。
【解決手段】粉体吹き込みノズルは、その内面側から順に、焼成セラミックからなる内層、緩衝材からなる中間層およびステンレス鋼もしくは一方向性形状記憶合金からなる外層が積層された三層構造を有するノズルであって、前記外層および中間層を貫通し、前記内層に穿孔されているが、前記内層の内面にまでは貫通していない取付孔に、前記外層と同一材質の取付ピンが挿入固定され、前記取付孔の深さが、外層の厚さと中間層の厚さと内層の厚さ×0.5との和以上であり、かつ外層の厚さと中間層の厚さと内層の厚さ×0.8との和以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フッ素を含まない媒溶剤を使用して効率的な脱燐処理を確保しつつ、路盤材化の可能な脱燐スラグを安定して得ることのできる溶銑脱燐スラグの製造方法を提供する。
【解決手段】転炉形式の炉を用いて溶銑に酸素源を供給しながら脱燐処理を行う際に、螢石などのハロゲン化物を用いることなく、使用する生石灰の75質量%以上を粉体状にして、気体酸素源とともに上吹きランスから溶銑浴面に吹き付けるとともに、脱燐処理後のスラグ塩基度(CaO/SiO2)を2.3〜3.5に、かつAl23含有率を5〜10質量%に制御することを特徴とする溶銑脱燐スラグの製造方法である。前記の方法において、使用する生石灰のうち、粒径が5mm以上の塊状生石灰の使用原単位を溶銑1トン当り5.2kg以下とするか、または、脱燐処理に使用するAl23源として、SiCを2質量%以上含有するAl23含有廃耐火物を用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】溶銑予備処理や脱炭処理等により発生する製鋼スラグの処理方法において、金属酸化物から鉄や有価金属等の回収を行うとともに、f−CaOを低減させる反応を促進させ、さらに、還元剤の燃焼によるCO発生を低減させる。
【解決手段】本発明は、反応容器に装入された溶融状態の製鋼スラグにSiO含有物質および還元用物質を添加し、製鋼スラグの改質処理および還元処理を行う製鋼スラグの処理方法であって、還元用物質の一部または全部として、K値(= (H−O/2)/C)が1以上である廃プラスチックを使用する。 (もっと読む)


【課題】底吹き転炉もしくは上底吹き転炉に設置され、気体ないし固気二相流体を転炉底の複数の羽口に均分することが可能な転炉底吹きガスの分配装置を提供する。
【解決手段】上部に外筒と内筒を具備したガス旋回室を配置し、その下部に羽口ごとに区画された複数の隔室を配置してなる転炉底吹きガスの分配装置において、外筒の側壁に流入管を接続する外筒開口部が設けられ、内筒の上端が外筒内に開口しその下端が複数の隔室に接続され、外筒開口部の上端から内筒の上端までの最小軸方向距離aが、外筒開口部の軸方向寸法bの0.25倍以上である。 (もっと読む)


【課題】フッ素含有物質を用いずに、CaO含有粉体を上吹きしつつ、且つ脱炭スラグを有効にリサイクル使用し、高い効率で脱燐できる溶銑脱燐方法を提供する。
【解決手段】上底吹き機能を有する転炉形式の炉を用いて、フッ素含有物質を用いずにCaO含有粉体を上吹き酸素とともに溶銑浴面へ吹き付けて脱燐する方法において、脱燐吹錬前および脱燐吹錬の前半のうちのいずれか一方または両方において、脱炭スラグ粉の全量をサブランスから溶銑浴面へ吹き付けて添加する溶銑の脱燐方法である。前記脱燐方法において、脱燐吹錬後の溶銑温度を1350℃〜1400℃とし、脱燐後のスラグのCaOとSiO2との質量含有率の比により表される塩基度を2.2〜3.0とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】低スラグ塩基度でありながら高い脱燐効率を得ることができとともに、スピッティングやダストの発生を抑制して鉄歩留まりの低下も抑えることができる溶銑の脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】転炉型容器内の溶銑に対して、CaO源を主体とする精錬剤を添加し、上吹きランスから溶銑浴面に気体酸素の吹き付けを行う脱燐処理方法において、上吹きランスからの気体酸素の供給速度を1.5〜5.0Nm/min/溶銑tonとするとともに、処理後のスラグ塩基度(%CaO/%SiO)が1.0以上2.5未満となるように処理を行い、好ましくは、上吹きランスから粉粒状の固体酸素源を溶銑浴面に吹き付ける。 (もっと読む)


少なくとも1種の卑金属と少なくとも1種の付加的な合金成分とを含有する金属溶融物を溶融容器の内部で前記金属溶融物を覆うスラグの存在下に溶製する方法。金属溶融物の合金成分を富化するために、合金成分を5〜10重量%、溶融冶金上無害な揮発性成分を5〜10重量%、硫黄を5重量%以下、及びその他の合金成分とスラグ生成材との少なくとも一方を含有する合金成分含有添加材料を前記金属溶融物に供給する。この添加材料は鉱石からの浸出処理と沈殿により水酸化物及び/又は炭酸塩の形態で得られる。本発明は更に係る添加材料にも関する。
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【課題】 酸素含有ガスの供給経路と酸化鉄の供給経路とが分離された上吹きランスにおいて、酸化鉄との接触などによる損耗によって酸化鉄供給経路を形成する鋼管に破孔が生じても、酸素含有ガス供給経路への酸化鉄の混入を防止することのできる精錬用上吹きランスを提供する。
【解決手段】 上記課題は、酸化鉄を搬送用ガスとともに供給するための酸化鉄供給経路(最内管8の内部)と、この酸化鉄供給経路の周囲に設けられた、空気、還元性ガス、炭酸ガス、非酸化性ガス、希ガスのうちの何れか1種または2種以上のガスが存在する緩衝空間(内管7と最内管8との間隙)と、この緩衝空間の周囲に設けられた酸素含有ガスを供給するための酸素含有ガス供給経路(中管6と内管7との間隙)と、を備える上吹きランス1によって解決される。 (もっと読む)


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