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Fターム[4K070EA16]の内容

炭素鋼又は鋳鋼の製造 (7,058) | 数値の特定 (1,431) | 寸法 (289) | 角度 (53)

Fターム[4K070EA16]に分類される特許

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【課題】 転炉内の溶銑浴面に上吹きランスから酸素ガスを吹き付けて溶銑を脱炭精錬する際に、スピッティング及びスロッピングの発生を抑制してダストの発生量を低減する。
【解決手段】 上吹きランス先端に複数のラバールノズル7が配置された上吹きランス1を用いて溶銑11を脱炭精錬するに際し、上吹きランスから噴射される酸素ガス噴流によって溶銑浴面に形成される火点の凹みの体積を下記の(1)式で定義したとき、(1)式で定義される火点の凹みの体積が1.0〜2.0m3になるように予定される吹錬条件に基づいて設計された上吹きランスを用い、且つ、(1)式で定義される火点の凹みの体積が1.0〜2.0m3になるように酸素ガス供給量及びランス高さを調整して酸素ガスを前記上吹きランスから吹き付ける。但し、(1)式において、Vは火点の凹みの体積、nはノズル孔数、Lは火点深さ、Aは火点面積である。 V=n×L×A…(1) (もっと読む)


【課題】酸素上吹きランスから予備脱燐処理された溶銑に酸素を吹き付けて溶鋼を製造する際の、酸素上吹きランスへの地金・スラグの付着を効果的に防止する。
【解決手段】酸素上吹きランス1を有する転炉型精錬炉に予備脱燐処理を施された溶銑を装入し、酸素上吹きランス1から溶銑に酸素を吹き付けて溶鋼を製造する際の、酸素上吹きランスへの地金の付着を防止する方法である。先端側の地金付着が集中する部分に、0.5°以上のテーパ部1aを形成すると共に、吹錬時に転炉内に挿入する部分の外表面には、Al拡散浸透表面処理を施し、かつ、このAl拡散浸透表面処理の表面にさらにセラミックス層を形成した酸素上吹きランス1を使用する。
【効果】ダストやスピッティングの発生が激しく、地金が付着するトラブルの発生も多い予備脱燐溶銑に、酸素を吹き付けて溶鋼を製造する際の、酸素上吹きランスへの地金・スラグの付着を効果的に防止できる。 (もっと読む)


【課題】直立状態以外で転炉を一時的に停止する場合、内張り煉瓦の緩みによる迫り出しや、立ち上げ後の目地開きなど内張り煉瓦の耐用に悪影響を与える現象が発生するのを防止する稼動中の転炉の待機方法を提供する。
【解決手段】転炉の全ての部位の、互いに平行な積層面を持つ内張り煉瓦の横目地の方向x,y,zを知り、稼動中の転炉を一時的に停止し、転炉を直立以外の状態に傾斜させるとき、内張り煉瓦の横目地の方向x+a,y+a,z+aが垂直方向を向かないように転炉の傾動角度を維持する。 (もっと読む)


【課題】転炉の炉底部のみを部分的に更新する炉修を行う際に、現場での炉修作業時間を最小限に抑え、炉修による転炉の休止期間を極力短くすることができる転炉の炉修方法を提供する。
【解決手段】炉体を切断して炉胴部xから炉底部yを切り離した後、新炉底部yを炉胴部xに接合することにより、転炉の炉底部のみを更新するに際し、仮決めした切断位置やその周辺の炉体外面の3次元形状を3次元測定装置で測定し、その3次元形状測定結果が反映された新炉底部yの製作、最終的な切断位置の決定、必要に応じた新炉底部yの追加工を行う。これにより、旧炉体である炉胴部xと新炉底部yとの肌合わせ面に大きな目違いを生じることがなく、肌合わせ面の目違いを修正するための現地での追加工作業が不要になる。 (もっと読む)


【課題】転炉での脱炭処理において、スピッティングを抑制して耐火物寿命を維持しつつ高速処理を実現することができる溶鋼の製造方法を提供する。
【解決手段】予備脱りん処理後の溶銑に対し、転炉内で上吹きランスからの酸素の供給速度を溶銑1トン当たり4.0〜5.5Nm3/minとする高速脱炭処理を行うに際し、処理開始時にカルシウムフェライトを含む精錬剤(FetO/(CaO+FetO)比が57〜74質量%)を投入するとともに、上吹きランスの高さを下記(2)式または(3)式を満足するように制御する。ここで、L:酸素ジェットによる鋼浴の凹み深さ(mm)、L0:鋼浴深さ(mm)である。
L/L0≦0.04 (酸素吹付け開始〜全酸素吹付け時間の30%経過) …(2)
L/L0≧0.07 (全酸素吹付け時間の30%経過後〜酸素吹付け終了) …(3) (もっと読む)


【課題】スクラップシュートを用いて転炉内に冷鉄源を装入するに際し、スクラップシュートに積載された冷鉄源を、炉口での詰まりを生じさせることなく、転炉内に円滑に装入する。
【解決手段】スクラップシュートに冷鉄源を積載するに際し、転炉に冷鉄源を装入する際のスクラップシュートの傾きが50°未満において、スクラップシュートに積載した冷鉄源が転炉方向に滑落を開始するように、冷鉄源のうち、シート状材xをスクラップシュート内の底面に敷設し、その上に軽量屑及び/又は重量屑を積載する。シート状材が潤滑材的な機能を発揮することでスクラップシュート底部と冷鉄源との摩擦が軽減され、小さいシュート角度でスクラップシュート内の冷鉄源が滑落を開始し、円滑な装入が可能となる。 (もっと読む)


【課題】ダスト発生の抑制効果に優れる転炉の精錬方法を提供する。
【解決手段】転炉で、珪素濃度0.15質量%以上の溶銑予備処理をしない溶銑を使って精錬する方法において、吹錬の各段階でキャビティの形態に対応するランス吹精指標を用いて、ランスからの酸素吹精を調節する。ランス吹精指標とは、キャビティの表面積、およびキャビティ径とキャビティ深さとの比、のいずれかを用い、吹錬の初期と末期においては、キャビティの表面積を用い、一方、吹錬の中期においては、キャビテイ径と深さとの比を用いる。吹錬初期は、無次元化したキャビティの表面積が0.6以下となるようにランスからの酸素噴射を行い、吹錬中期は、キャビティの径Dとその深さLとの比L/Dが0.85以上になるようにランスからの酸素噴射を行い、そして、吹錬末期は、無次元化したキャビティの表面積が0.6以下となるようにランスからの酸素噴射を行う。 (もっと読む)


【課題】ランスから粉体を高速度に溶銑に吹付けなくとも粉体の集塵ロスを低減して粉体の歩留まりを向上できるランスを用いた溶銑の精錬方法を提供する。
【解決手段】転炉型精錬容器を用いて、溶銑1トンあたり4.0Nm/min以下酸素含有ガスとともにCaO含有粉体を上吹きランスから溶銑に吹付ける溶銑の精錬方法であって、前記上吹きランスは先端に複数個のノズルを有し、それらのノズルから粉体とガスを共に溶銑に向けて吹き付けるランスであり、それら粉体とガスが通る前記ランス内の流路において、最も断面積が狭くなるノズルスロートよりも上流側の全ての内壁面について、内壁面の接平面と前記ランス中心軸とのなす角度が45°以上であるランス内壁面の、前記ランス中心軸に垂直な面への投影面積Aが下記式を満たすランスであることを特徴とする、溶銑の精錬方法。
A/A0≦0.70
A0:ランス内管にて最も断面積が大きい位置における断面積 (もっと読む)


【課題】高い脱炭酸素効率を維持した状態で、炉体への地金付着を効率的に削減する。
【解決手段】ランス先端の少なくとも1つの噴射ノズル6は、その入口部にスロート7を有し、スロートの下流側に末広がり部8を有し、スロート径Dt及び末広がり部の出口径Deがノズル出口部雰囲気圧力Pe及びノズル適正膨張圧力Poに対して(1)式を満足し、且つ、末広がり部の壁面に、制御用ガスを供給する制御用ガス噴射孔9を有した上吹きランスを使用した転炉精錬方法で、制御用ガス噴射孔は、スロートからの距離LとDtとの比(L/Dt)が1.8以下または2.5以上となる位置に配置され、且つ、噴射ノズルへの酸化性ガスの供給圧力PがPo以下となる場合には、ランス高さHを(2)式の範囲内に制御する。(De/Dt)2=0.259×(Pe/Po)-5/7×[1-(Pe/Po)2/7]-1/2…(1)H≦H0×(P/Po)…(2) (もっと読む)


【課題】 高い脱炭酸素効率を維持した状態で、炉体への地金付着を効率的に削減する。
【解決手段】 ランス先端の噴射ノズル6は、スロート7、その下流側に末広がり部8を有し、スロート径Dt及び出口径Deが雰囲気圧力Pe及び適正膨張圧力Poに対して(1)式を満足し、且つ末広がり部の壁面に、制御用ガスを供給する制御用ガス噴射孔9を有した上吹きランスを使用した精錬方法であって、スロート径よりもスロートとの接続部位である末広がり部の径が大きく、スロート中心線が末広がり部中心線に対してランスの中心軸側に偏心していると共に、制御用ガス噴射孔は、スロートから制御用ガス噴射孔までの距離Lとスロート径Dtとの比(L/Dt)が2.5以上となる位置に配置され、且つ噴射ノズルへの供給圧力Pが適正膨張圧力Po以下となる場合には、ランス高さHを(2)式の範囲内に制御する。 (De/Dt)2=0.259×(Pe/Po)-5/7×[1-(Pe/Po)2/7]-1/2…(1) H≦H0×(P/Po)…(2) (もっと読む)


【課題】転炉の炉体に実際に生じているトルクを容易且つ正確に測定する。
【解決手段】炉体10に溶銑を装入する前に、炉体10を1回転させながら炉体10に生じるトルクを測定し、測定によって得られた回転角θとトルクTとの関係を、T=sin(θ+B)+Aの曲線にフィッティングし、Aの値を炉体10に生じるトルクの初期偏差の値とする。また、炉体10のトルクの回転反力を支持するトーションバー7に、トルクを検出するトルク測定機構11を設ける。 (もっと読む)


【課題】本発明は、転炉の内壁に付着した地金の一部を過溶解させず、付着地金の厚みを円周方向で均一に減らし、常に炉内の平断面形状を均一に維持可能な上吹きランス及び転炉の操業方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 溶銑又は溶鋼を保持した転炉の上方及び炉底より酸化性ガスを吹き込む上底吹き転炉に利用され、酸化性ガスの流路を形成する水冷ジャケットと、該酸化性ガス流路の先端に複数本の該ガスを噴射させるノズルとを備えた円筒状の上吹きランスを改良した。その改良は、前記複数本のノズルとして、平面視で、該ランスの中心に対して同一距離の点対称の位置に一対の急拡大ノズルを配置し、別の少なくとも複数対の位置にストレートノズルを配置するようにしたのである。この場合、前記ノズルのそれぞれ隣接する位置が、前記ランス先端の平面視での同心円上にほぼ等しい距離で離隔しているのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 地金溶解用の専用ランスを必要とせず、また、鉄源歩留りを低下することなく、更には、転炉炉口金物を溶解することなく確実に転炉炉口の付着地金を溶解する。
【解決手段】 酸化精錬を施すための溶銑を収容した上吹き転炉または上底吹き転炉に対して、前記酸化精錬で使用する上吹きランス3を前記転炉1の上方に下記の(1)式の条件で配置し、該上吹きランスから、前記溶銑の酸化精錬に先立って転炉炉口面積1m2あたり40Nm3/分以上60Nm3/分以下の範囲内で酸素ガスを噴射して炉口の付着地金を溶解する。但し、(1)式において、hは、転炉炉口から上吹きランス先端までの鉛直方向上方への距離(m)、Dは、転炉炉口の内径(m)である。
0.7≦h/D≦0.9…(1) (もっと読む)


【課題】本発明は、内張りれんがを逆傾斜フルライニング構造とすることにより、れんがの割れ及び脱落を防止し、安定操業とすることを目的とする。
【解決手段】本発明による逆傾斜フルライニング構造は、炉(20)の底部から順に炉底(4)、下部コーナー部(5)、炉底・下部コーナー境界部(30)、直胴部(6)、絞り部(7)及び炉口(8)を有する炉(20)に形成されてなる炉の逆傾斜ライニング構造において、前記下部コーナー部(5)、直胴部(6)及び絞り部(7)の各内張りれんが(5a,6a,7a)をフル逆傾斜とすることにより、れんがの割れ及び脱落を防止する構成である。 (もっと読む)


【課題】 溶銑または溶鋼を酸化精錬するにあたり、効率的な酸化精錬が可能であると同時に転炉型精錬容器の付着地金を効率的に溶解するための上吹きランスを提供する。
【解決手段】 本発明の精錬用上吹きランス1は、上吹きランスの先端部に、鉛直下向きまたは斜め下向き方向の主孔ノズル11及び副孔ノズル12を有し、前記先端部から上方に隔離した位置の上吹きランスの側面部に、水平または斜め下向き方向の二次燃焼用ノズル13を有し、且つ、上吹きランスの内部には、固体酸素源とは異なる粉体を吹錬用の酸素含有ガスとともに前記主孔ノズルを通じて供給するか、または、吹錬用の酸素含有ガスを、前記主孔ノズルを通じて供給するための第1の供給経路と、二次燃焼用の酸素含有ガスを、前記二次燃焼用ノズルを通じて供給するための第2の供給経路と、粉体状の固体酸素源を、搬送用ガスとともに前記副孔ノズルを通じて供給するための第3の供給経路と、を有する。 (もっと読む)


【課題】 高い脱炭酸素効率を維持した状態で、ダスト発生量を削減することのできる精錬用上吹きランスを提供する。
【解決手段】 下端部に酸化性ガスを噴射する噴射ノズル6が設けられた精錬用上吹きランスであって、前記噴射ノズルは、その入口部にスロート7を有するともに、スロートの下流側に末広がり部8を有し、且つ、スロート径Dt及び末広がり部の出口径Deが、ノズル出口部雰囲気圧Pe及びノズル適正膨張圧Poに対して下記の(1)式の関係を満足し、スロート径よりもスロートとの接続部位である末広がり部の径の方が大きく、スロートの中心線qが末広がり部の中心線pに対して上吹きランスの中心軸側に偏心し、且つ、末広がり部の壁面に、制御用ガスを精錬中に供給するための、少なくとも1個の制御用ガス噴射孔を有する。 (De/Dt)2=0.259×(Pe/Po)-5/7×[1-(Pe/Po)2/7]-1/2 …(1) (もっと読む)


【課題】転炉を用いた溶銑脱りん法において、フラックス粉体と酸素ジェットとの干渉率を高めて、フラックスの滓化率および脱りん率を向上させる手段を提供する。
【解決手段】同一円周上に等間隔で配置された3孔以上の孔(周縁孔)および中心孔を有するランスを用いて,周縁孔から酸素含有ガスを上吹きしかつ中心孔からCaO含有粉体および不活性ガスを上吹きするに際し,前記周縁孔のそれぞれについて,ランス中心軸がz軸,周縁孔の孔出口位置がx軸上となるように定めたxyz直交座標系において,yz平面およびxz平面への周縁孔の孔軸の投影がz軸となす角度をそれぞれαおよびβとしたとき,αとβが0<tanα/tanβ<2.75の関係を満足し,かつ中心孔から噴出する不活性ガスの圧力(CaO含有粉体を上吹きしない場合の圧力)が周縁孔から噴出される酸素含有ガスの圧力よりも小さくなるようにする。 (もっと読む)


【課題】初期昇温後に転炉型精錬容器1に設けた耐火物5の剥離を確実に防止することができる。
【解決手段】内容積が200m3以上となる転炉型精錬容器1への耐火物5の施工後に初期昇温を行う転炉型精錬容器1の初期昇温方法において、転炉型精錬容器1の初期昇温を行うに際し、まず、転炉型精錬容器1の底部にコークス10を置く載置台11を設置する。底部と載置台11との間の空間部分Sを転炉型精錬容器1の全体の内容積に対して2%以上に設定する。転炉型精錬容器1に酸素を吹き込むランスの酸素流量を0.2〜1.1Nm3/min・m3の範囲とする。ランスの底部からの高さを4.1〜7.3mの範囲で上下させることで酸素によりコークス10を燃焼させる。コークス10の燃焼による発生する発熱量を1.3×10-2t−0.036MJ/分・m3以上1.1×10-2t+2.4MJ/分・m3以下にする。 (もっと読む)


【課題】円周方向の動圧変動を小さくすることができるのみならず、半径方向の動圧分布を適正化することができ、これにより、スピッティング量をさらに低減することができる溶融金属精錬用上吹きランスを提供する。
【解決手段】同円周上に等間隔で配置された3孔以上のノズル2を有する金属精錬用上吹きランス1である。ランス中心軸がZ軸、ノズルの出口位置がX軸上となるように定めたXYZ直交座標系において、YZ平面およびXZ平面へのノズル軸の投影がZ軸となす角度をそれぞれαおよびβとしたとき、0<tanα/tanβ<2.75を満足し、かつノズル中心部に設置した中心孔3の断面積がノズル総断面積に占める割合γ=(d/(d+n×d))×100が3.2以上10以下を満足する。dは中心孔の直径(mm)、dは他孔の直径(mm)、nは他孔の設置数である。他孔の直径が一定でない異径多孔ランスの場合には、中心孔を除くノズルの総断面積をSとして、(d+n×d)を(d+4S/π)で置き換える。 (もっと読む)


【課題】 上吹きランスを介して酸素ガスを上吹きして溶銑の酸化精錬を行うに当たり、精錬中におけるスピッティングの発生を抑制する。
【解決手段】 ラバールノズル形式のノズルの末広がり部の壁面に1個以上の制御用ガス供給孔10を有し、該制御用ガス供給孔を介して吹錬用酸素とは独立して流量制御の可能な制御用ガスを供給し、それにより、噴射ノズル9から噴射される酸素噴流の方向を制御することが可能なガス噴射ノズルを、その先端部の円周方向に3個以上具備する上吹きランス8を用いた転炉操業方法であって、(1)式で計算される、各ガス噴射ノズルからの噴流により形成されるキャビティの中心位置を結ぶ円の直径(DCPC)の1チャージの吹錬のなかの最小値が、1チャージの吹錬のなかの最大値の80%以上となるように制御用ガス供給孔から供給する制御用ガスの流量を調整する。
CPC=2×H×tan(θ+α)+DNPC …(1) (もっと読む)


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