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Fターム[4L055AE03]の内容

 (82,557) | 脱墨剤(助剤を含む) (181) | 無機化合物 (51) | 珪酸ソーダ (14)

Fターム[4L055AE03]に分類される特許

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【課題】熱劣化古紙であっても高白色度で残インキ量の少ない再生パルプを得ることが可能であり、脱墨処理がフローテーション法である場合には、適度な発泡性と速やかな破泡性を併せ持つ泡を発生させることができて操業を良好に行うことができる脱墨剤及びこれを用いた脱墨方法を提供すること。
【解決手段】下記一般式(1)で表される化合物からなる(I)成分と、下記一般式(2)で表される化合物、並びに/又は、炭素数14〜20の脂肪酸及び/若しくはその塩と炭素数6〜10の1価のアルコールとの組合せ、からなる(II)成分と、を含有する、脱墨剤。
−O−(PO)−(AO)−H (1)
−COO−R (2)
[式(1)中、Rは炭素数12〜22の飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素基を示し、POはプロピレンオキシ基を示し、mは1〜12の整数を示し、AOはエチレンオキシ基又はプロピレンオキシ基を示し、nは38〜99の整数を示し、複数あるAOのうちの少なくとも1つはエチレンオキシ基であり少なくとも一つはプロピレンオキシ基であり、(m+n)は50〜100である。式(2)中、Rは炭素数13〜19の飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素基を示し、Rは炭素数6〜10の飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素基を示す。] (もっと読む)


【課題】高い印字濃度のインクジェット印刷紙を原料とし、白色度の高い再生紙を提供し得るインクジェット印刷紙のリサイクル方法、及び該リサイクル方法を用いて製造された再生紙を提供すること。
【解決手段】下記の工程(1)〜(3)を有するインクジェット印刷紙のリサイクル方法、及び該リサイクル方法を用いて製造された再生紙。
工程(1):ポリ(N−アシルアルキレンイミン)変性シリコーンを含有する表面処理剤(A)を紙の表面に付与して表面処理紙を得る工程
工程(2):アニオン性顔料粒子を含有するインク(B)をインクジェット記録方式で前記表面処理紙に付与してインクジェット印刷紙を得る工程
工程(3):前記インクジェット印刷紙からインクを剥離する剥離工程 (もっと読む)


【課題】
脱墨パルプ製造工程において、過酸化水素を含む薬品を添加する工程において、過酸化水素を分解する酵素であるカタラーゼを効果的に不活性化し、最終的な過酸化水素添加量を低減することによって漂白薬品コストの低減を課題とする。
【解決手段】
過酸化水素を含む薬品を添加する工程を有する脱墨パルプの製造工程において、過酸化水素を含む薬品とカタラーゼ抑制剤を混合して添加する。好ましくは、カタラーゼ抑制剤の添加率をパルプ絶乾重量当たり100〜1000ppmとする。 (もっと読む)


【課題】古紙を離解したパルプ懸濁液中に遊離したインク粒子に対する選択的な凝集性能を高め、かつ古紙中に填料などとして含まれる灰分の除去が優れている脱墨助剤および脱墨古紙の製造方法を提供する。
【解決手段】ベンジル基のように親油性であるカチオン性単量体あるいは前記カチオン性単量体を必須として含む単量体混合物の重合体を含有する脱墨助剤は、印刷インクなどのような油性物質と親和力が高いため選択的にインク粒子に吸着し、インクを凝集させていく。その結果、従来に較べ純度の高い脱墨古紙を製造することができる。また脱墨古紙を製造する過程においては、フローテータ内又はその上流のパルプスラリーに、前記重合体を含有する脱墨助剤を添加することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】印刷古紙を原料とする脱墨パルプの製造において、粘着異物の微細化を防ぎ、排水のCODを低下させ、かつ残留インキ量の少ない脱墨パルプを製造する。
【解決手段】印刷古紙の脱墨パルプの製造の際の脱インキ工程において結晶性層状珪酸塩の無水物、及び、pH10.5、40℃、臨界ミセル濃度(CMC)以上の濃度における静的表面張力とpH8.5、40℃、臨界ミセル濃度(CMC)以上の濃度における静的表面張力との差が0〜3.5mN/mの脱墨剤を、好ましくは絶乾パルプ質量に対して0.1〜1.5質量%添加し、pH7.0〜9.9でインキを剥離する (もっと読む)


【課題】新聞、チラシ、雑誌、複写OA古紙等の印刷古紙から再生パルプを得る際に用いられ、該再生パルプの製造工程における前記フローテーション処理(工程)において、過剰な発泡を抑え、かつ剥離インクの捕集力を向上させることにより、泡トラブルがなく高白色度で残インクの少ない再生パルプを効率よく得ることができる古紙再生用脱墨剤組成物等の提供。
【解決手段】灰分を除去する脱墨剤と、炭素数12〜18のアルコール10〜55重量%とを含有する古紙再生用脱墨剤組成物である。前記脱墨剤が、下記一般式(I)で表される態様が好ましい。
O−PO−(EO/XO)−R ・・・一般式(I)
古紙の再生に用いられる古紙再生方法であって、古紙を離解させ、洗浄し、フローテーションさせることを含み、前記古紙再生用脱墨剤組成物を用いる古紙再生方法である。 (もっと読む)


本発明は:a)活性化ケイ酸マグネシウム;b)任意に前記活性化ケイ酸マグネシウムのための懸濁化剤;c)水;d)任意に乳化剤;e)任意に苛性ソーダを除外すること;及びf)任意に過酸化水素を除外すること、を含む組成物を提供する。本発明は更に:a)ケイ酸マグネシウム;b)任意に前記活性化ケイ酸マグネシウムのための懸濁化剤;c)水;d)任意に乳化剤;e)任意に苛性ソーダを除外すること;及びf)任意に過酸化水素を除外すること、を含む組成物も提供する。本発明は更に本明細書に記載される前記組成物を用いるセルロース性基材の脱インクのための方法も提供する。 (もっと読む)


【課題】 脱墨パルプを多量に含有する場合でも、抄紙時の紙切れや欠陥の発生などが抑えられ操業性が改善されるとともに、嵩や不透明度、剛度が維持され、かつダート(黒点、チリ等)の少ない品質に優れたオフセット印刷用紙、特にコールドオフセット印刷用の新聞用紙を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明のオフセット印刷用紙は、古紙を原料とする脱墨パルプを含有するオフセット印刷用紙であって、前記脱墨パルプが、インキ剥離工程において結晶性層状珪酸塩の無水物を添加されpH7.0〜10.5でインキ剥離処理されたものであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】脱墨パルプ製造工程におけるパルプスラリー等の灰分を、インク除去効率及びパルプ歩留りの低下を抑制しつつ、効率良く除去できる灰分除去剤等の提供。
【解決手段】灰分除去剤は、フローテーション工程においてフロスと共に灰分を除去し、カチオン性単量体、及びノニオン性単量体を共重合させて得られる共重合体を含み、前記共重合体における(A)カチオン性単量体の組成比(モル%)が20〜50%、ノニオン性単量体の組成比(モル%)が50〜80%であり、前記共重合体の重量平均分子量が、250,000〜5,000,000であり、カチオン性単量体として、少なくともジアリルメチルアンモニウムクロライド、及び下記式(I)で示されるカチオン性単量体の何れか1つを含み、ノニオン性単量体として、少なくともアクリルアミド等の何れか1つを含む。
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【課題】 古紙より剥離・分離したインクの凝集性能を高め、かつ古紙中に填料などとして含まれる灰分の除去が優れている脱墨助剤および脱墨古紙の製造方法を開発する。
【解決手段】
(メタ)アクリルアミドと(メタ)アクリロニトリルの共重合物をホフマン反応後、酸で中和するとともに加熱処理することからなる、アミジン構造繰り返し単位を有する水溶性高分子を含有する脱墨助剤によって達成できる。また前記水溶性高分子を含有する脱墨助剤組成物を脱墨古紙製造過程において、古紙原料より製造した離解古紙分散物に添加し、インキ粒子を主体とした懸濁粒子を凝集させ、該インキ‐離解古紙分散物から凝集したインキ粒子を分離することによって達成できる。
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界面活性剤と鉱物系脱墨成分とを含む組成物の使用により古紙を脱墨することができる。 (もっと読む)


【課題】 新聞古紙由来のパルプスラリーから填料を含む灰分を歩留り良く回収する。
【解決手段】 脱墨処理に際して、新聞古紙由来のパルプスラリー中に脱墨パルプ製造用添加剤を添加する脱墨パルプの製造方法において、脱墨パルプ製造用添加剤が、(A)水溶性ケイ酸塩を難溶化させる物質と、(B)水溶性高分子物質との組み合わせであり、(A)難溶化物質が無機酸類、C1〜C4の有機酸類、多価金属塩、多価金属水酸化物、多価金属塩縮合物等であり、(B)水溶性高分子物質が両性、カチオン性、アニオン性の各高分子物質であって、フローテーション工程後でパルプスラリーの脱水工程前に当該添加剤を添加する。新聞古紙由来の脱墨パルプに多く含まれる微粒化又は溶解したケイ酸塩系填料を成分(A)により再難溶化し、この難溶化物を成分(B)で円滑に凝集するため、填料を含む灰分を歩留り良く回収できる。 (もっと読む)


【課題】 全ての書類が確実に処分されたことを保証する紙材処理システム並びに紙材処理方法の提供。
【解決手段】 紙材が投入されるとともに、該紙材を液体中で撹拌し、パルプ状に溶解するパルパー槽と、パルパー槽から排出された排出液を圧搾し、パルプ成分と水成分とに分離するスクリュープレスと、スクリュープレスから排出された前記パルプ成分を外部へ搬出する搬出コンベアからなる紙材処理システムであって、前記パルパー槽に前記紙材を投入する投入装置には、該投入される紙材の重量を測定可能な第1測定装置が備えられ、前記パルパー槽には、紙材投入前のパルパー槽重量と紙材投入後のパルパー槽重量の差分を算出する第2測定装置が備えられ、前記第1測定装置の測定値と前記第2測定装置からの算出値を比較するための比較手段を備えることを特徴とする紙材処理システムである。 (もっと読む)


【課題】 古紙を原料とする脱インクパルプの製造方法を提供する。
【解決手段】 (i)古紙を水中で離解し、異物を除去し、脱水し低含水比繊維を調製する。
(ii)低含水比繊維に漂白薬品を加え、ステーターとローターからなるミキサーを用い、ステーターとローターとの間の空隙部で該繊維に該繊維を実質上損傷しない範囲の剪断力を加えて繊維を解繊し乍ら漂白薬品を混入する。
(iii)解繊工程で得られた生成物を熟成タワーで熟成する。
(iv)熟成工程で得られた生成物を、ステーターとローターからなるニーディング装置を用い、ステーターとローターとの間の空隙部で、ミキサーで加える剪断力よりも4〜400倍大きい剪断力を加えて繊維からインクを剥離させるニーディング工程、を包含する。 (もっと読む)


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