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Fターム[4M114DA12]の内容

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【課題】支持構造が簡略で信頼性が高く低コスト化を実現する超電導磁石装置を提供すること。
【解決手段】超電導磁石装置は、真空容器3に収納した超電導コイル1を冷凍機8により伝導冷却するものであり、冷凍機2の冷却ステージ81と超電導コイル1とを熱的に接続する熱伝導材82Aと、超電導コイル1の周囲に設けられる輻射遮蔽層4と、超電導コイル1をその表面全体あるいはその表面の一部分に接触して支持し、超電導コイル1と輻射遮蔽層4との間の空いた空間に充填されているコイル支持体9とを具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷却能力に限りがある冷凍機を用いた伝導冷却型超電導マグネット装置にも十分適用することができる永久電流スイッチを提供すること。
【解決手段】基板18aの上に緩衝層18b(中間層)を介して平板状に形成されたY系超電導体層18cを有するテープ形状のY系線材18と、Y系線材18に対して当該Y系線材18の厚み方向に磁場を印加するための相互に対向配置された一対の永久磁石17と、一対の永久磁石17による磁場の印加・非印加を切り換える切換手段(14、15)と、を備える永久電流スイッチ13である。また、切換手段(14、15)は、Y系線材18の厚み方向からY系線材18を間に挟む位置に一対の永久磁石17を移動させる機械的切換手段とされている。 (もっと読む)


【課題】超電導体の破損を防止して信頼性を高めると共に、効率よく低コストで製造することが可能な超電導電流リード及び該超電導電流リードを用いた超電導マグネット装置を提供することを目的とする。
【解決手段】荷重支持体、及び、前記荷重支持体の両端にそれぞれ電極を有し、前記電極間を接続するように超電導体が設けられた超電導電流リードであって、前記荷重支持体は金属からなり、前記電極と前記荷重支持体とは接合されており、前記電極によって前記超電導体が支持されていることを特徴とする超電導電流リード及び該超電導電流リードを用いた超電導マグネット装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】超電導体に対し、超電導体が延在する方向に沿った軸を中心として回動する方向に力が作用したときに、超電導体の臨界電流値の低下又は超電導体の破損を防止することができる超電導電流リードを提供する。
【解決手段】超電導電流リード10において、一の方向に沿って延在する超電導体12と、各々が超電導体12の両端部12a、12bの各々に接続された2つの電極端子13、14と、各々が2つの電極端子13、14の各々を介して超電導体12の両端部12a、12bの各々を支持する2つの支持部材15、16とを有する。超電導体12の少なくとも一方の側の端部は、端部と同一側の支持部材に、一の方向に沿った軸を中心として回動可能に支持されている。 (もっと読む)


【課題】超電導マグネットの保冷性能に優れる容器支持構造を備えた極低温容器を提供すること。
【解決手段】真空容器2、輻射シールド3、ヘリウム容器4、およびこれらの容器を連結支持する支持体6を具備してなる極低温容器1である。輻射シールド3のエンドプレート14のうち第1連結材18と対向する部分は切り欠かれ、矩形状の切り欠き開口部14a(切り欠き窓)がこの部分に形成されている。そして、この切り欠き開口部14aの端に、輻射シールド3内から第1連結材18を隔離するように矩形状の熱シールド板24、25が固定されている。また、第1連結材18の内側(容器内方側)には矩形状の熱シールド板26が配置されている。熱シールド板24、25、および26で、断面コ字状の溝形の熱シールド板が形成されている。 (もっと読む)


【課題】超電導電流リードにおける超電導体が変位することによる臨界電流値の低下又は破損を防止するとともに、低温側に侵入する侵入熱量を低減することができる超電導電流リードを提供する。
【解決手段】超電導電流リード10において、一端に設けられた高温側電極端子13と、他端に設けられた低温側電極端子14と、高温側電極端子13と低温側電極端子14とを接続するように設けられ、高温側電極端子13から低温側電極端子14に向かって延在する超電導体12と、超電導体12が延在する方向と直交する方向への超電導体12の変位を規制するように設けられた変位規制部材15とを有する。 (もっと読む)


【課題】電磁力や質量などの荷重が作用する部材数を限定する支持構造を提供することで、補強の必要な部分を最小限に抑え、超電導磁石装置の強度を維持しつつ軽量化する。
【解決手段】超電導コイル1を冷媒により冷却する超電導磁石装置において、冷媒を貯液して超電導コイルを収納および支持するとともに、超電導コイル中心孔を貫通する内壁を有する冷媒容器2と、この冷媒容器の内壁をさらに貫通する内壁を有する真空容器3と、この真空容器3の内壁と冷媒容器2の内壁との間に設けられ、真空容器3と冷媒容器2とを接続する断熱サポート4とを備え、真空容器3の内壁を真空容器脚部3bにより設置基盤Gに支持させた。 (もっと読む)


【課題】円筒形極低温容器にかかる荷重を分散支持でき、万が一1本の支持要素が荷重を支持できなくなった場合においても他の支持要素で極低温容器を支持できる超電導マグネット装置を提供することを課題とする。
【解決手段】超電導マグネット装置に用いられる真空断熱容器1が、超電導磁石が収納され極低温冷媒が充填されている円筒形の極低温容器2、真空断熱容器1最外殻の円筒形の外部真空容器3を備え、外部真空容器3の内壁面側および円筒形の極低温容器2の外周部にはバンドからなる支持要素7の両端部が板ばね10に固定して設けられ、支持要素7が円筒形の極低温容器2の円周に対して接線方向の位置となるように配置することによって、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】冷凍機が停止している際の極低温冷媒の蒸発を抑制することができる。
【解決手段】極低温冷媒槽3は、超伝導コイル2を収納し、超伝導コイル2を冷却する液体ヘリウム1を貯液している。熱シールド4は、極低温冷媒槽3を包囲して輻射熱を低減している。真空断熱槽5は、熱シールド4を包囲している。冷凍機取付シリンダ9は、一端が極低温冷媒槽3内で蒸発するヘリウムガスの雰囲気中に臨み、他端が真空断熱槽5に取付けられている。第1配管7は、一端が極低温冷媒槽3内で蒸発するヘリウムガスの雰囲気中に臨み、他端が真空断熱槽5に取付けられている。断熱材11は、冷凍機の取り外し時に冷凍機取付シリンダ9における冷凍機の挿入部15内に隙間嵌めに配接されている。第2配管16は、冷凍機取付シリンダ9と断熱材11との隙間に連通して、ヘリウムガスを排気するように配接されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は超電導コイルを支持する荷重支持体を有する超電導マグネット装置に関し、渦電流の発生を抑制すると共に超電導コイルを確実に支持することを課題とする。
【解決手段】真空容器として機能する鉄心12と、鉄心12内に装着される超電導コイル13Aと、この超電導コイル13Aを内部に装着する金属製のコイル枠22と、超電導コイル13Aが超電導状態となるよう冷却を行う冷凍機18と、超電導コイル13Aを囲繞するよう配設され超電導コイル13Aを支持する補強リング24と、鉄心12と補強リング24との間に配設され鉄心12に対して補強リング24を支持する第1の荷重支持体15Aと、補強リング24とコイル枠22との間に配設され補強リング24に対してコイル枠22を支持する第2の荷重支持体15Bとを設ける。 (もっと読む)


【課題】本発明は超電導コイルを支持する荷重支持体及びこれを有する超電導マグネット装置に関し、超電導コイルに対する侵入熱の低減を図ることを課題とする。
【解決手段】真空容器としても機能する鉄心12と、超電導コイル13と、超電導コイル13が超電導状態となるよう冷却を行う冷凍機18と、鉄心12と超電導コイル13との間に配設され鉄心12に対して超電導コイル13を支持する荷重支持体20とを有する超電導マグネット装置であって、荷重支持体20の端部に荷重支持球23を配設し、鉄心12及び超電導コイル13(コイル容器14)に対して荷重支持球23が点接触するようにし、荷重支持体20と鉄心12及びコイル容器14との接触面積を低減する。 (もっと読む)


【課題】本発明は励磁・減磁時に発生する渦電流による影響を低減する手段を有した超電導コイル及び超電導マグネット装置に関し、フープ力による歪みの発生と渦電流の発生を共に防止することを課題とする。
【解決手段】超電導線材が巻回されたコイル体19と、冷凍機18に接続されて冷却されると共にコイル体19の外周を囲繞するよう設けられた熱伝導部材20と、熱伝導部材20に形成されて渦電流が流れるのを抑制するスリット20Aと、熱伝導部材20,コイル体19及び絶縁部材21の全外周を囲繞するよう設けられコイル体19の変形を防止する補強部材22とを有する超電導コイルであって、熱伝導部材20と補強部材22との間に電気絶縁性を有する材料からなる絶縁部材21を設ける。 (もっと読む)


【課題】本発明は超電導コイルを冷却する冷却手段を有する超電導マグネット装置ユニットに関し、コスト上昇を伴うことなく超電導コイルの冷却効率を高めることを課題とする。
【解決手段】超電導マグネット装置10と吸熱装置20とを有する。超電導マグネット装置10は、超電導コイル13と、この超電導コイル13が超電導状態となるよう冷却を行う冷凍機18と、超電導コイル13を支持する荷重支持体15,16とを有する。また、吸熱装置20は、液体ヘリウムが収容された吸熱タンク21と、この吸熱タンク21と超電導コイル13とを熱的に接続する伝熱部材22Aと、吸熱タンク21と超電導コイル13との熱的な接続のON/OFFを行う熱スイッチ23とを有する。 (もっと読む)


【課題】サンプルを交換するなどの理由により再実験を行う場合に、超電導コイルなどの再冷却過程を経なくてもよい超電導マグネットを提供することを目的とする。
【解決手段】超電導マグネット10は、中央部を貫通する貫通ボア1を有した真空容器2と、真空容器2の内部に設けられ、外部と連通する開口部を有した液体窒素槽3と、液体窒素槽3の内部に設けられた液体ヘリウム槽4と、液体ヘリウム槽4の内部に設けられた超電導コイル5と、真空容器2を貫通するとともに、先端部が貫通ボア1に熱的に接している冷凍機6、7とを備えている。貫通ボア1は、ステンレス鋼、チタン、又はチタン合金などの電気抵抗値が高い材料からなる筒状部材1aと、筒状部材1aの外周に熱的に接するように配設され、銅(無酸素銅を含む)、銅合金、又はアルミなどの熱伝導性の高い材料からなる外層部材1bとを有している。 (もっと読む)


【課題】超電導体の周辺機器の点検や交換にかかる時間やコストを低減する。
【解決手段】超電導装置は、超電導体と、その超電導体を収納する第1真空容器と、超電導体が超電導状態となる温度を生成するコールドヘッドを備える冷却装置と、冷却装置を収納する第2真空容器とを備える。コールドヘッドと超電導体とは第1真空容器と第2真空容器とを繋ぐ第1接続孔を介して接続される。超電導体とそれを冷却するコールドヘッドが異なる区画に配置されることにより、超電導体を収納する真空断熱容器の真空破壊や昇温をせずに冷却装置の点検や交換を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】超電導装置の断熱容器内に超電導コイルを強固に支持し、揺れの発生を防止する。
【解決手段】超電導コイルを内蔵したコイルケースを断熱容器内に収容する超電導装置において、ボックス形状とした前記断熱容器の上下両側、左右両側および前後両側の対向位置に、それぞれ断熱性を有する支持材を押し込み自在に支持して取り付け、これら支持材の内端を前記コイルケースに固定し、該コイルケースを上下方向、左右方向および前後方向でそれぞれ前記支持材で挟持し、前記断熱容器の内面と隙間をあけて前記コイルケースを支持固定している。 (もっと読む)


【課題】超電導コイルの両端電圧を測定して、簡便かつ安全に超電導コイルの異常を検出する。
【解決手段】超電導コイル装置1は、超電導コイル2と、電圧計測部6と、電流制御部7と、ヒータ8とを備える。超電導コイル2の異常を検知する場合には、ヒータ8によって超電導コイル2を加熱し、電流制御部7から超電導コイル2に電流を通電する。電圧計測部6は、超電導コイル2の両端電圧が所定の閾値を超えると、超電導コイル2が異常であると判断する。 (もっと読む)


【課題】磁性体シムの磁化率の変化を少なくすることができ、超電導電磁石の磁場均一度の悪化を抑制できる超電導電磁石装置を得ることを目的とする。
【解決手段】液体ヘリウム4を封入した低温容器1と、低温容器1内に配置された複数の超電導コイル3と、低温容器1が収納された真空断熱容器2と、真空断熱容器2と低温容器1との間で低温容器1を取り囲むように配置された輻射熱シールド5と、真空断熱容器2の内周側外壁面に取り付け内側空間6の中心部近傍に超電導コイル3によって作られる均一磁場空間の磁場均一度を向上させる複数個の磁性体シム8と、磁性体シム8の内周側に配置され画像処理のためのパルス磁場を発生させる傾斜磁場コイル7と、磁性体シム8と傾斜磁場コイル7との間に配置された複数層に巻かれたスーパーインシュレーション11とを備えたものとする。 (もっと読む)


【課題】磁性蓄冷材を有する蓄冷型膨張機を具備した蓄冷型冷凍機において、冷凍機の冷凍能力を低下させることなく、磁性蓄冷材による磁界変化をシールドすることのできる蓄冷型膨張機を提供する。
【解決手段】冷媒ガスの膨張時の冷熱を蓄冷する蓄冷管1、2と、蓄冷管1、2の低温端側と連通され、蓄冷管1、2を通して冷媒ガスの圧縮、膨張を繰り返して冷熱を発生するシリンダ3、4と、蓄冷管1、2の内部に充填され、磁性体よりなり、冷媒ガスと接触して冷熱を蓄冷する磁性蓄冷材23と、磁性蓄冷材23を囲繞して設けられた磁気シールド部材27と、を有する蓄冷型膨張機10において、磁気シールド部材27は、常温での電気抵抗率が50μΩcm以下であることを特徴とする蓄冷型膨張機10、パルス管冷凍機、磁気共鳴イメージング装置、核磁気共鳴装置、超伝導量子干渉素子磁束計及び蓄冷型膨張機の磁気シールド方法。 (もっと読む)


【課題】クライオジェン容器内ガス圧力及びクライオジェン容器からのガスの流れ制御において、受動的過大圧力および過小圧力を防ぐ。
【解決手段】クライオジェン容器(12)内に超電導磁石(10)を備えるMRI画像形成のための磁石システムにおいて、クライオジェン容器からのクライオジェンガスの流出を制御するための装置は、上記クライオジェン容器の内部をガス排出経路に接続する制御弁(42)と、上記弁を制御するようになされたコントローラ(30)とを備える。上記弁は、ガス排出経路内のガス圧力を超えるクライオジェン容器内のガス圧力が上記弁に作用して弁を開き、クライオジェンガスの通気を可能にするようになされる。上記弁はまた、ガス排出経路内のガス圧力より低いクライオジェン容器内のガス圧力が上記弁に作用してこの弁を閉じさせ、それによってクライオジェン容器内へのガスの流入を制約するようになされる。 (もっと読む)


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