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Fターム[4M119AA15]の内容

MRAM・スピンメモリ技術 (17,699) | 目的 (2,141) | 高SN比 (97)

Fターム[4M119AA15]に分類される特許

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【課題】高いMR比を有するTMR素子を安定して得ることができるTMR素子の製造方法及び薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】強磁性層間にトンネルバリア層が挟設されてなるTMR素子の製造方法であって、トンネルバリア層を作製する工程が、強磁性層上に第1の金属材料膜を成膜し、成膜した第1の金属材料膜を不純物濃度が1E−02以下の環境下で酸化することを含む。 (もっと読む)


【課題】スピン注入型の磁気抵抗効果素子を有する磁気メモリ装置に関し、バリア層の信頼性及び出力のS/N比を向上しうる磁気メモリ装置及びその駆動方法を提供する。
【解決手段】第1の方向に磁化方向が固定された磁性層42と、磁性層42上に形成された非磁性層50と、非磁性層50上に形成され、第1の方向に磁化された第1の磁区と、第1の方向とは逆方向の第2の方向に磁化された第2の磁区とを有する磁性層52とを有する磁気抵抗効果素子54と、第2の磁性層52に第1の方向又は第2の方向の書き込み電流を流すことにより、第1の磁区と第2の磁区との間の磁壁を移動し、磁性層42と対向する部分の磁性層52の磁化方向を制御する書き込み電流印加手段とを有する。 (もっと読む)


【課題】出力ΔRAを高め、保磁力Hcとゼロ磁場からのシフト量Hinを低下させて感度を高め、抵抗半減点の磁場Huaを大きくしてピン安定性を高めた磁気抵抗効果素子を提供する。
【解決手段】下地層、固定強磁性層、非磁性金属中間層、自由強磁性層を含む積層フェリスピンバルブ構造を有し、自由強磁性層を特定組成のCoFeAlまたはCoMnAlとしたCPP型の磁気抵抗効果素子であって、下地層がアモルファス金属下層と非磁性金属上層とから成る。 (もっと読む)


【課題】MR変化率および信頼性の向上が図れる磁気抵抗効果素子,磁気ヘッド,および磁気ディスク装置を提供する。
【解決手段】磁気抵抗効果素子が,磁化方向が実質的に一方向に固着される磁化固着層と,磁化固着層上に配置され,かつ絶縁層と,この絶縁層を貫通する金属導電体と,を有するスペーサ層と,スペーサ層上に,金属導電体と対向して配置され,かつ磁化方向が外部磁界に対応して変化する磁化自由層と,を具備する。 (もっと読む)


【課題】組成式がXYZまたはX2YZで表される合金の規則化処理温度を低くできる構成を提供する。
【解決手段】MR素子4は、ピンド層43、スペーサ層44およびフリー層45が、この順番で積層された構成を有する。フリー層45は、少なくともスペーサ層44と隣接する側がホイスラー合金層で構成される。ホイスラー合金層は、組成式がXYZまたはX2YZで表される合金に対して、デバイ温度が300K以下の付加元素を添加したものである。 (もっと読む)


【課題】 スピン依存バルク散乱抵抗を高く維持したまま、保磁力を低減させた磁性膜を有する磁気抵抗効果素子を提供する。
【解決手段】 磁化方向が固定された強磁性材料を含むピンド層(5A)、非磁性導電材料からなる非磁性中間層(10A)、及び外部磁場の影響を受けて磁化方向を変化させる強磁性材料からなるフリー層(20)がこの順番に積層されてスピンバルブ膜(30)が構成される。一対の電極(2A,2B)が、スピンバルブ膜に、その積層方向の電流を流す。ピンド層及びフリー層の少なくとも一方は、強磁性を示す元素の組成比が第2の層のそれより高い第1の層(8,21)と、非磁性を示す元素の組成比が第1の層のそれよりも高い第2の層(9,22)とが交互に配置され積層部分を含む。この積層部分に、第1の層は少なくとも2層含まれ、第2の層は少なくとも1層含まれる。 (もっと読む)


【課題】 特に、RAを小さくし、且つ抵抗変化率(ΔR/R)を大きくすることが可能なトンネル型磁気検出素子及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 酸化チタン等の絶縁酸化物で形成された絶縁障壁層5の上に形成されるフリー磁性層6のうち前記絶縁障壁層5と接する位置にエンハンス層6aが形成されている。前記絶縁障壁層5の下には固定磁性層4を構成する第2固定磁性層4cが形成される。前記第2固定磁性層4cは、膜面と平行な方向に{111}面が優先配向する面心立方構造で形成され、前記絶縁障壁層5は、ルチル型構造等で形成され、前記エンハンス層6aは、膜面と平行な方向に{110}面が優先配向する体心立方構造で形成される。これにより、RAを小さくし、且つ抵抗変化率(ΔR/R)を大きくすることが可能である。 (もっと読む)


【課題】 高いMR比による高出力の垂直通電型の磁気抵抗効果素子、およびこのような磁気抵抗効果素子を用いた磁気ヘッド、磁気再生装置を提供する。
【解決手段】 磁化固着層あるいは磁化自由層作成後、表面の酸化を行うことで酸化層を形成した後、イオンビーム照射、あるいはプラズマ照射を施すことで酸化層を薄膜化する。 (もっと読む)


【課題】CPP−GMR素子において、大きな磁気抵抗変化率とフリー層の良好な軟磁気特性とを両立させつつ、SV膜厚の低減を図る。
【解決手段】磁気抵抗効果素子は、外部磁界に対して磁化方向が固定されたピンド層7と、外部磁界に応じて磁化方向が変化するフリー9層と、ピンド層7とフリー層9とに挟まれた、銅からなるスペーサ層8とを有している。ピンド層7、スペーサ層8、およびフリー層9の各層を膜面垂直方向にセンス電流22が流れるようにされている。フリー層9は、銅を主成分とする非磁性層92a,92bと、非磁性層の両側界面に設けられたコバルト・鉄・ニッケルの三元合金層91a〜91cとを有し、三元合金層の、ニッケルおよび鉄の合計原子分率に対するニッケルの原子分率の比率xは27%≦x≦45%の範囲にある。 (もっと読む)


スピン依存トンネリング(SDT)セル(5)は、第1の材料の第1の障壁層(16)と第2の材料の第2の障壁層(18)とを備え、これらは第1の強磁性層(14)と第2の強磁性層(20)との間に挟まれている。第1および第2の障壁層(16,18)は、セル(5)のトンネリング磁気抵抗対電圧特性(24)が非ゼロ・バイアス電圧において最大値(28)を有するような合成厚みに形成される。
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【課題】垂直通電型の磁気抵抗素子において、抵抗変化量の大きい磁気抵抗効果素子、及びこれを用いた磁気ヘッド、磁気再生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】磁気抵抗効果素子の強磁性層の層中あるいはこれらと非磁性スペーサ層との界面に、酸化物あるいは窒化物からなる極薄の薄膜層を挿入することにより、この薄膜層の近傍における強磁性層のバンド構造を変調させて、電子のスピンフィルタ作用を得ることができる。 その結果として、素子抵抗を上昇させることなく、室温あるいはそれよりも昇温した温度範囲において、MR変化率の高い磁気抵抗効果素子を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】差動動作などを行う場合に、記録、読み出しの条件のばらつきの影響が少ない磁気メモリを提供する。
【解決手段】第1の方向に延在する第1の配線と、前記第1の配線の上下に形成された第1及び第2の磁気抵抗効果素子と、前記第1の配線の上側及び下側において、前記第1の方向とそれぞれ交差する方向に延在する第2及び第3の配線と、を備え、前記第1の配線に電流を流しつつ前記第2及び第3の配線の少なくともいずれかに電流を流して前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子の少なくともいずれかの記録層に対して電流磁界を印加することにより多値情報のいずれかを記録し、前記第1の配線を介して前記第1及び第2の磁気抵抗効果素子にセンス電流を流すことにより得られるこれら磁気抵抗効果素子からの出力信号の差分を検出することにより、多値情報のいずれかとして読み出す。 (もっと読む)


【課題】クロスポイントメモリアレイにおける、回り込み電流に起因する読み取り障害を防止する。
【解決手段】メモリ素子100を用いてクロスポイントメモリアレイを作成する。メモリ素子100は、抵抗メモリ下部電極102、抵抗メモリ物質104、抵抗メモリ上部電極106、MSM下部電極108、半導体層110、MSM上部電極112がこの順に積層されてなる。ここで、MSM下部電極108、半導体層110、MSM上部電極112はMSMバイナリスイッチを形成する。MSMバイナリスイッチは、逆バイアス下において、高い抵抗値を示す。MSMバイナリスイッチと抵抗メモリ物質104が直列に接続された構成を有するメモリ素子100を用いて、クロスポイントメモリアレイを作成することにより、望ましくない方向に電流が流れるのを防ぐ。 (もっと読む)


磁気メモリを提供するための方法及びシステム。本方法及びシステムは、複数の磁気記憶セル、複数のワードライン及び複数のビットラインを設けることを含む。複数の磁気記憶セルの各々は、複数の磁気素子及び少なくとも1つの選択トランジスタを含む。各磁気素子は、該磁気素子を通じて駆動される書込み電流によって、スピン転移誘起スイッチングを用いてプログラム可能である。各磁気素子は、第1端及び第2端を有する。各磁気素子の第1端には、少なくとも1つの選択トランジスタが接続される。複数のワードラインは、複数の選択トランジスタに結合され、複数の選択トランジスタの一部を選択的にイネーブル状態にする。
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【課題】適当な抵抗値を有し、高感度化が可能で、かつ制御すべき磁性体層の数の少ない、実用的な磁気抵抗効果素子、それを用いた磁気ヘッド及び磁気再生装置を提供することを可能にする。
【解決手段】センス電流を膜面に対して垂直方向に流す磁気抵抗効果素子において、ピン層、フリー層あるいは非磁性中間層の少なくともいずれかに電子反射層を設ける。電子反射層は、酸化物、あるいは窒化物、あるいはフッ化物、あるいは炭化物でもよい。スピン依存散乱効果を有効に利用しながら、適当な抵抗値を有し、高感度化が可能で、かつ制御すべき磁性体層の数が少ない、実用的な磁気抵抗効果素子を提供することができる。 (もっと読む)


本発明は、トンネル障壁層を有する磁気トンネル接合部であって、スピン感度を持つ希薄磁性半導体を含む磁気トンネル接合部を提供する。本発明に係る磁気トンネル接合部は、下部電極と結合される下部導線を含む。下部電極は、希薄磁性半導体に結合される。希薄磁性半導体は、上部導線と結合される上部電極へ結合される。前記下部電極は、非磁性体である。本発明は、更に、本発明に係るトンネル接合部を利用した、様々な構成部品やコンピュータを提供する。
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単結晶MgO(001)基板11を準備し、50nm厚のエピタキシャルFe(001)下部電極(第1電極)17をMgO(001)シード層15上に室温で成長し、次いで、超高真空(2×10−8Pa)において、350℃でアニールを行う。2nm厚のMgO(001)バリア層21をFe(001)下部電極(第1電極)17上に室温でエピタキシャル成長する。この際、MgOの電子ビーム蒸着を用いた。MgO(001)バリア層21上に室温で、厚さ10nmのFe(001)上部電極(第2電極)23を形成した。連続して、10nm厚さのCo層21をFe(001)上部電極(第2電極)23上に堆積した。Co層21は、上部電極23の上部電極23の保持力を高めることによって反平行磁化配置を実現するためのものである。次いで、上記の作成試料を微細加工してFe(001)/MgO(001)/Fe(001)TMR素子を形成する。これによりMRAMの出力電圧値を高めることができる。 (もっと読む)


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