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Fターム[5C033CC06]の内容

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Fターム[5C033CC06]に分類される特許

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【課題】電子線を走査して試料を観察するにあたって、高い分解能を有するとともに、電子線の走査に要する時間を短くできる試料観察装置を提供する。
【解決手段】ステージに載置された試料SMに電子線IBを照射して、試料SMからの電子線を検出することにより試料を観察する電子線検査装置に於いて、1つの電子筒体50は、試料SMに照射される複数の電子線IB及び試料SMからの電子線が通る電子線路を形成する複数の電子線照射検出系により構成される。ここで、複数の電子線照射検出系を同時に用いることで、検査の高速化を実現する。 (もっと読む)


【課題】電極保護膜を有する静電レンズにおける荷電粒子線の軸ずれの抑制、または構成部材の高精度な位置決め状態の実現、維持を可能とした静電レンズを提供する。
【解決手段】静電レンズは、貫通孔3を有する複数の電極1と、電極間に設けられて電極間の間隔を規定する絶縁スペーサ2を有する。絶縁スペーサ2は、その両面が、夫々、対向する電極1と接合されて両電極1と一体化されている。各電極1の両表面には電極保護膜4が配置され、電極保護膜4は、貫通孔3の内壁とこれから連続的に端部まで繋がった貫通孔3の周りの領域の電極1の表面に存在し、電極1と絶縁スペーサ2との界面には存在しない。 (もっと読む)


【課題】複数の電極が互いに間隔を隔てて対向して積層された構造の荷電粒子線レンズにおいて、クーロン引力による電極の変形を効果的に抑制することを可能とする技術を提供する。
【解決手段】静電型の荷電粒子線レンズにおいて、各電極2、4、8内には、荷電粒子線が通過するための複数の貫通孔の組3、5、9が少なくとも一組形成され、各対向電極2、4、8間にはスペーサとして少なくとも1本の線状の絶縁部材1、7が配置されている。線状の絶縁部材1、7は、電極2、4、8の面と平行方向に1回以上屈曲する屈曲部を有し、各電極2、4、8間の間隔を規定する。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子線を照射する対象物からの飛散物や蒸発物等がレンズの重要な部分に付着するのを抑制でき、レンズと対象物との間隔を狭くすることが可能な静電型レンズ用の電極等を提供する。
【解決手段】静電型の荷電粒子線レンズに用いる電極1は、少なくとも1つの貫通孔4を有する。貫通孔4は、第一の開口輪郭を有する第一の領域αと、第一の領域αに対して荷電粒子線の上流側に位置させられるべき第二の開口輪郭を有する第二の領域βを有する。光軸3の方向から見て第一の開口輪郭は第二の開口輪郭内に含まれる。 (もっと読む)


【課題】電極を支持する支持体の帯電状態の変動を抑制でき、電極の開口を通過する荷電粒子のビーム軌道に与える影響を抑制することができる荷電粒子線レンズを提供する。
【解決手段】荷電粒子線レンズは、1以上の開口4を有する面を含む第1の電極1と、1以上の開口4を有する面を含む第2の電極2を備え、第1の電極と第2の電極との間に、これらの電極を電気的に絶縁して支持する支持体3を有する。第1の電極と第2の電極との間で伸びる支持体3の面は、少なくとも1以上の凸部又は凹部を有する非平坦部3Aとテーパ状に構成されたテーパ部3Bを含み、テーパ部3Bと第2の電極2の開口4を有する面とのなす角度が0°より大きく90°より小さい。 (もっと読む)


【課題】 荷電粒子線露光装置内の静電型の荷電粒子線レンズは、電極を支持する支持体からのナトリウム析出により,被照射物であるシリコンウエハーが汚染され、製造したデバイスの動作不良となる場合があった。
【解決手段】 少なくとも1つの開口を有する第1の電極と、1つの開口を有する第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に、前記第1の電極と、前記第2の電極と、を電気的に分離して支持する支持体と、を含む荷電粒子線レンズにおいて、
前記支持体は無アルカリガラス又は低アルカリガラスからなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】複数の荷電粒子線を屈折させる正確さ及びサイズの小ささの両立に有利な静電レンズアレイ。
【解決手段】第1電極板及び第2電極板のそれぞれは、荷電粒子線を通過させる3つ以上の開口をそれぞれ含んで開口どうしが互いに整列している複数の開口サブセット領域を含み、絶縁性スペーサは、第1電極板及び第2電極板における複数の開口サブセット領域にそれぞれ対応し、且つ、対応する開口サブセット領域の外形より大きい外形をそれぞれ有する複数の貫通孔を含み、絶縁性スペーサは、第1電極板における複数の開口サブセット領域の間の領域において第1電極板と接触し、第2電極板における複数の開口サブセット領域の間の領域において第2電極板に接触し、且つ、複数の貫通孔のそれぞれが第1電極板及び第2電極板における対応する開口サブセット領域に整列するように、第1電極板と第2電極板との間に配置されている、ことを特徴とする静電レンズアレイ。 (もっと読む)


【課題】マルチビームを用いた荷電粒子線装置においてビーム間の結像誤差を補正する簡便な方法を実現する。
【解決手段】複数の一次電子ビームレットの焦点を形成する粒子光学部品605に於いて、第1の多孔プレート613と第2の多孔プレート614の複数の対応する開孔が互いに整列配置されており、第1の開孔615の位置における第1の幅W1を第2の開孔615’の位置における第2の幅W2よりも少なくとも5%大きく形成する。 (もっと読む)


【課題】低コストで高精度かつ高分解能の荷電粒子ビーム用収束光学系を提供する。
【解決手段】ビーム軌道を輪帯状に制限し、電磁界をそのビーム軌道軸の中心方向に集中させる分布を作る。その結果、電子レンズの球面収差に代表される外側で大きな非線形の作用を打ち消す。具体的には、軸上に電極を置き電圧を印加すれば、容易に電界集中が発生する。また、磁界の場合は、回転方向に角度等分割した面に径方向に分布巻きしたコイルを形成すれば、磁束密度の集中を制御することができる。 (もっと読む)


【課題】 荷電粒子線レンズの設計精度が低下する。
【解決手段】 少なくとも第1の貫通孔を有する第1の導電性基板と、第2の貫通孔を有する第2の導電性基板と、を接合してなる接合電極を有する荷電粒子線レンズの製造方法であって、前記第1の導電性基板に前記第1の貫通孔を形成する工程と、前記第2の導電性基板に前記第2の貫通孔を形成する工程と、前記第1の貫通孔と前記第2の貫通孔とが連通するように前記第1の導電性基板と前記第2の導電性基板と、を位置合わせする工程と、前記第1の導電性基板と前記第2の導電性基板とを接合する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】 静電型の荷電粒子線レンズは、開口が円形の場合の真円度のような開口形状の対称性に対する非点収差が敏感であり低収差とすることが困難。
【解決手段】 静電型の荷電粒子線レンズであって、前記荷電粒子線レンズは光軸方向を法線とする第1の面と、該第1の面とは反対側の第2の面とを有する平板を含み、かつ、前記第1の面から前記第2の面に貫通する貫通孔を有する電極を有し、前記第1の面側である第1の領域における真円度と、前記第2の面側である第2の領域における真円度、が各々、前記第1の面と前記第2の面とで挟まれた前記電極の内部の領域である第3の領域における真円度よりも良い。 (もっと読む)


【課題】 静電型の荷電粒子線レンズは、開口形状の対称性に対する非点収差が敏感であり低収差とするための課題であった。
【解決手段】 荷電粒子線レンズは光軸方向を法線とする第1の面と、該第1の面とは反対側の第2の面とを有する平板を含み、前記第1の面から前記第2の面に貫通する貫通孔を有する電極を有し、前記貫通孔の前記法線に垂直な面での開口面を開口断面とし、前記開口断面の回帰分析により得られた円の直径を代表直径とするとき、前記第1の面側である第1の領域における前記開口断面の代表直径と、前記第2の面側である第2の領域における前記開口断面の代表直径と、が前記第1の面と前記第2の面とで挟まれた前記電極の内部の領域である第3の領域における前記開口断面の代表直径よりも小さい。 (もっと読む)


【課題】 静電型の荷電粒子線レンズは、開口形状の対称性に対する非点収差が敏感であり、製造工程で破損しやすい。
【解決手段】 静電型の荷電粒子線レンズであって、前記荷電粒子線レンズは光軸方向を法線とする第1の面と、該第1の面とは反対側の第2の面とを有する平板を含み、かつ、前記第1の面から前記第2の面に貫通する貫通孔を有する電極を有し、前記貫通孔の前記法線に垂直な面での開口面を開口断面とし、前記開口断面の回帰分析により得られた円の直径を代表直径とするとき、前記第1の面側である第1の領域における前記開口断面の代表直径と、
前記第2の面側である第2の領域における前記開口断面の代表直径と、が各々、前記第1の面と前記第2の面とで挟まれた前記電極の内部の領域である第3の領域における前記開口断面の代表直径よりも大きい。 (もっと読む)


【課題】試料の実像だけでなく、電子回折像も観察することができる光電子顕微鏡を提供すること。
【解決手段】光源からの光を試料に照射することにより前記試料から放出される光電子を対物レンズを介して結像し、拡大像を得る光電子顕微鏡において、前記対物レンズに、2以上の電極を備えさせ、2以上の前記電極を、前記光が2つの電極間を通るように設置する。このような構成をした光電子顕微鏡は、試料の実像だけでなく、電子回折像も観察することができる。 (もっと読む)


【課題】残留応力を有する薄膜を用いて電極の静電引力による変形を低減し、収差を少なくすることが可能な荷電粒子線レンズを提供する。
【解決手段】荷電粒子線レンズは、荷電粒子源から放射された荷電粒子線の光学特性を制御する。光軸方向に沿って空隙を介して複数の対向電極2A、2B、2Cが設けられ、対向電極2A、2B、2Cは、光軸方向に対向電極を貫通する少なくとも1つの荷電粒子線通過用の開口3A、3B、3Cを有すると共に、少なくとも1つの表面に薄膜4を有する。薄膜4は、光学特性を制御するための電圧を対向電極に印加することで生じる対向電極の変形を低減する残留応力を有するように形成されている。 (もっと読む)


【課題】 エネルギー幅の小さい電子ビームを造り、球面収差補正電子顕微鏡の分解能を更に向上させる。
【解決手段】 電子銃2と観察用試料11との間に電子線用プリズム3と分散角増幅用レンズ6とアパーチャ8とを設け、該プリズムによって電子線軌道のエネルギー分散を発生させ、分散角増幅用レンズによって分散角を増幅し、その後ろに設けたアパーチャを通り抜ける電子線のみを使って観察用試料の顕微鏡像を作成する。 (もっと読む)


【課題】電子顕微鏡に於いて、引出電極や加速電極の電位を固定のままでクロスオーバの位置を自由に調整できる機能を実現する。
【解決手段】光軸に添って配置された、3つの電極により構成される第1電極ユニット24の第1電極4と第3電極9を所定の第1電位、第2電極8を可変の第2電位とし、更に3つの電極より構成される第2電極ユニット26を備え、第5電極16を可変の第3電位とする。また、第1加速装置17と第2加速装置18を、それぞれ第4、第5の電位に設定する。 (もっと読む)


【課題】収差補正器で使用する多数の電源のノイズの影響を低減し、安定した高分解能観察の可能な荷電粒子線装置を提供する。
【解決手段】電子線を試料18上に照射し、走査させるSEMカラム101と、前記試料を載置する試料ステージ80が格納される試料室と、前記電子線の走査により発生する2次電子を検出する検出器73と、前記検出器の出力信号をSEM画像として表示する表示手段と、前記SEMカラム、前記試料室、前記表示手段を含む各構成部品を制御するための制御ユニット103とを備えた荷電粒子線装置において、前記SEMカラムは、一対の静電レンズ91、92と、前記一対の静電レンズの間に置かれた前記電子線の収差を補正する収差補正器10とを有し、前記一対の加速電極に高電圧を印加して、前記収差補正器を通過する間の前記電子線を加速せしめる構成とする。 (もっと読む)


【課題】透過型電子顕微鏡法における位相コントラスト結像のための新しい方法を提供すること。
【解決手段】本方法は、結像電子ビーム自体を使用して、事実上の位相板として使用するための無孔薄膜を調整し、場合によっては、孔をその場以外で製作する必要をなくし、ZPPハードウェアの精度に対する要件を低減させる。ZPPハードウェアの電子光学的特性は、電子ビームを使用して孔を開けること、及び/又は1次ビームによって引き起こされる帯電によって電気光学的特性を修正することという2つの方法で主に修正される。さらに、ZPPハードウェアから下流のレンズによってサンプルに集束させる方法が開示される。対物レンズの後側焦点面を選択領域の開口面及び対物レンズの後側焦点面と共役の任意の平面へ移動させる方法も提供される。 (もっと読む)


【課題】 エンハンストインテグリティー投影レンズアセンブリを提供することである。
【解決手段】 本発明は下流方向に位置づけられる画像平面上へ多数の荷電粒子ビームレットを導くための投影レンズアセンブリモジュール、および、このような投影レンズアセンブリを組立てる方法に関する。特に、本発明は、エンハンスト構造的完全性を有し、および/または、その最も下流の電極の配置精度を増加させたモジュラ投影レンズアセンブリを開示する。 (もっと読む)


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