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Fターム[5D108AA01]の内容

Fターム[5D108AA01]に分類される特許

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【課題】再生音場(例えば試聴室や車室)において別の音場(例えばコンサートホール)を再現するために、オーディオ信号に部屋の特性を付加して再生する場合において、演算量が少ない音響再生装置を提供する。
【解決手段】部屋のインパルス応答の残響音部分を生成する残響音生成器103と、部屋のインパルス応答の反射音部分を生成する反射音生成器106とを備え、残響音生成器103は、複数のインパルス応答のうち2つ以上のインパルス応答の残響音を生成し、反射音生成器106より前に設置され、残響音生成器103の出力が反射音生成器106に入力するようにする。 (もっと読む)


【課題】音質に与える間接音の影響を調整する場合に生じる聴取音の周波数特性の変化を抑えることを目的とする。
【解決手段】本発明の実施形態におけるスピーカ装置1は、入力されるオーディオ信号に対して補正処理を施して出力する補正処理部102を具備する。補正処理は、受音点で聴取される間接音の影響を調整する間接音調整処理と、オーディオ信号の周波数特性を調整する周波数特性調整処理とを含む。周波数特性調整処理の周波数特性は、補正処理が施されている場合の受音点におけるインパルス応答の周波数特性が、周波数特性調整処理が施されていない場合の当該周波数特性に比べて、補正処理が施されていない場合の当該周波数特性に近づくように決められている。 (もっと読む)


【課題】ステレオ信号の供給が停止することを示すイベント指令信号が与えられると奇抜な効果音を発音させる音響装置を提供すること。
【解決手段】制御部1300は通常時には、スイッチ1405、1410をオン状態として、ステレオ音源部1400の左信号および右信号のみを夫々加算部1200と1250に与えるので単なるステレオ信号のみが放音される。そして、イベント指令信号が与えられると、制御部1300は今度はスイッチ1420、1425をオン状態として、ループ遅延部1000からの信号を効果音生成部1100へ2種類交互に入力させて生成された効果音を加算部1200、1250にも加えるので、たとえステレオ音源部1400からのステレオ音信号が停止しても効果音が発生し奇抜な音響効果を得ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、エコー音を複数の位置に定位させることのできる技術を提供する。
【解決手段】エコー装置1のモノラルエコー生成部13は、入力端子11に入力された原音信号を遅延時間t1だけ遅延させて第1エコー信号を出力する。マルチタップ遅延回路14は、モノラルエコー生成部13から出力される第1エコー信号を遅延時間t21,t22,…t2nだけ遅延させて複数の第2エコー信号を出力する。遅延回路16は、マルチタップ遅延回路14から出力される複数の第2エコー信号をそれぞれ遅延時間t3だけ遅延させて第3エコー信号を出力する。ゲイン調節器173L,173Rはそれぞれ、マルチタップ遅延回路14から出力された第2エコー信号を増幅し、増幅した第2エコー信号をミキシング回路18L,18Rにそれぞれ出力する。このとき、ゲイン調節器173L,173Rはそれぞれ異なる増幅率で第2エコー信号を増幅する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、エコー音を複数の位置に定位させることのできる技術を提供する。
【解決手段】エコー装置1のマルチタップ遅延回路14は、入力端子11に入力された原音信号を遅延時間t11,t12,…,t1nずつ遅延させたエコー信号(第1エコー信号)を出力する。遅延回路16は、マルチタップ遅延回路14から出力される第1エコー信号を遅延時間t2だけ遅延させて第2エコー信号を出力する。ゲイン調節器172L,172Rはそれぞれ、マルチタップ遅延回路14から出力される第1エコー信号を増幅し、増幅した第1エコー信号をミキシング回路18L,18Rにそれぞれ出力する。このとき、ゲイン調節器172L,172Rはそれぞれ異なる増幅率で第1エコー信号を増幅する。 (もっと読む)


【課題】
適切な反射残響音効果を付与する。
【解決手段】
個別反射残響音付与部210A1において、信号SCDL,SCDSRを受けた無相関化部215が、信号SCDLに対して、信号SCDSRとの相関を除去する無相関化処理を施し、信号NCDLを生成する。引き続き、反射音信号生成部216が、信号NCDLに基づいて反射残響音信号RDALを生成する。そして、加算部212が、信号SCDSRと反射残響音信号RDALとを加算し、信号SCDSRに、信号SCDSRとは相関のない反射残響音信号RDALを重畳させ、信号SCDSRに対応するスピーカユニットへ向けて送る信号PCDSRを生成する。また、個別反射残響音付与部210A2において、個別反射残響音付与部210A1の場合と同様にして、信号SCDSLに、信号SCDSLとは相関のない反射残響音信号RDARを重畳させ、信号SCDSLに対応するスピーカユニットへ向けて送る信号PCDSLを生成する。 (もっと読む)


【課題】ユーザの操作を付加する音響効果に反映させることで、ユーザに対する音響効果の使用意欲の向上を図るとともに、音響効果のバリエーションを拡げることが可能な音響効果付加装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る音響効果付加装置50は、ユーザによる操作部30の操作によってインパルス応答波形に重み付けするエンベロープを生成するため、音響効果のバリエーションが飛躍的に増加することに加え、ユーザ自身によるユーザの好みにあった独自の音響効果を生成することができる。また、ユーザの操作が音響効果に反映されるため、ユーザの音響効果付加機能に対する興味が増大し、音響効果を使用する意欲の向上を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】音響反射板を専用に設けることなく、特定範囲の音場を制御する。
【解決手段】入射波を受け取り、入射波と同位相の駆動信号を生成する駆動部12と、駆動信号による駆動で入射波と同位相の出力波を出力する出力部20とを備えた。 (もっと読む)


【課題】 回路の無駄なく、高品質かつ長時間の残響音を生成する。
【解決手段】 FIRフィルタ80−1〜80−4および加算(累算)回路81を有する第1の畳み込み演算回路と、第1の畳み込み演算回路において所定の段数だけ遅延された楽音波形データを受け入れ、第1のサンプリング周波数よりも小さい第2のサンプリング周波数による、平均化された第2の楽音波形データを出力する移動平均回路82と、第2のサンプリング周波数による第2の楽音波形データを受け入れるFIRフィルタ80−5〜80−28および加算(累算)回路83を有する第2の畳み込み演算回路と、第2の畳み込み演算回路の加算回路83からの出力値を受け入れ、出力値を補間した補間値を算出し、第1のサンプリング周波数で、出力値および補間値を順次出力する補間回路84とを備え、加算回路81の出力と補間回路84の出力とがさらに加算され、残響音データとして出力される。 (もっと読む)


【課題】複数の音場を形成する際に、再生音量が小さかったり、再生音の高域特性が調整されていたりしても、設計者が意図したように音場の立体感が得られる音場形成装置を提供する。
【解決手段】音場形成装置1は、操作部67が複数の音場の生成指示を受け付けた際に、電子ボリューム51の出力音量が閾値以下であれば、出力音量に応じて効果レベル可変アンプ89に音場の効果レベルを補正させる。また、操作部67が複数の音場の生成指示を受け付けた際に、パラメトリックイコライザ47が高域特性を低下させるターゲットカーブに基づいて調整されていると、反響音生成部の各ローパスフィルタのカットオフ周波数を所定量高域側に移動させる。これにより、聴取者に、音場の広さが変化していないように感じさせたり、抜けの良い音により音場が形成されているように感じさせたりすることができる。 (もっと読む)


【課題】音響的に変化を与えずにシステムの安定やカラーレーションの低減を図る。
【解決手段】複数のマイクロフォンで収音された信号はEMR2を介してフィルタ装置FIR1〜FIR4に入力され、それぞれ反射音を生成されて、アンプamp1〜amp4を介してスピーカsp1〜sp4から放音される。フィルタ装置FIRiは、反射音の包絡線の波形がほぼ同じで、反射音の時間位置が異なる複数のFIRフィルタFIRi1〜FIRi4を備え、各フィルタの出力が供給される電圧制御増幅器VCAi1〜VCAi4の出力を加算器SUMでミキシングして出力する。各フィルタFIRi1〜FIRi4の出力が順次切換えて出力されるようにVCAi1〜VCAi4のゲインが制御されるので、FIRフィルタの周波数特性がスムージングされ、急峻なピークでのカラーレーションやハウリングが抑制される。 (もっと読む)


【課題】スピーカに定位しにくく、奥行き感のあるスピーカ再生ができる音響発生装置を提供すること。
【解決手段】音響発生装置1を動作させると、フィルタ4−1,4−2、・・・、4−9は、それぞれ設定された遅延時間と増幅率に応じて、10種の遅延効果をオーディオ信号Saに対して与えるように信号処理して、信号Sb1、Sb2、・・・、Sb9を生成し、アンプ3−1、3−2、・・・、3−9に出力する。そして、9台の異なるスピーカから、それぞれ10種の遅延効果がランダムな遅延時間で放音されることによって、スピーカへの定位感が無くなり、奥行き感を生じさせることができる。 (もっと読む)


【課題】 入力される音声信号レベルが過渡的に変化する際にも、臨場感が得られるとともに音質や明瞭度を維持した音声を提供することができる反射音付加装置を提供する。
【解決手段】 外部から入力された入力音声信号から抽出された周波数成分から所定時間ごとの入力音声レベル値を算出する入力音声レベル値算出手段212と、過去の入力音声レベル値の最大値を上限レベル値として保持する上限レベル値決定手段221と、過去の入力音声レベル値の最小値を下限レベル値として保持する下限レベル値決定手段222と、上限レベル値と下限レベル値とから立ち上がり閾値および立ち下り閾値を算出する閾値算出手段223と、入力音声レベル値と立ち上がり閾値と立ち下り閾値とから入力音声信号に付加する反射音量算出するパラメータ設定手段23と、算出された反射音量を入力音声信号に付加する反射音処理手段30とを備える。 (もっと読む)


【課題】マスキング効果を利用して情報量を減らした圧縮オーディオ信号の音質を的確に改善する。
【解決手段】 音楽等のオーディオ信号の場合、圧縮により省略される信号成分(マスキー)は、以前マスカーであったものが減衰したものが多い。そこで、伸長したオーディオ信号に残響を付与することにより、以前はマスカーであったが、今はマスキーとなっている信号成分を今の信号に取り込み、擬似的に原音のオーディオ信号を復元する。人間の聴覚マスキング特性は、周波数によって異なる。そこで、オーディオ信号を複数の周波数帯域の部分帯域信号に分割し、各周波数帯域のマスキング特性に合わせた特性の残響を付与する。 (もっと読む)


【課題】
エコーループの機能を備えた効果音生成装置において、遅延時間T1から遅延時間T1より短い遅延時間T2に切り換え、遅延時間T1のエコーループの効果音1から遅延時間T2のエコーループの効果音2にした後、遅延時間T2から遅延時間T1に戻すと、エコーループの効果音1の効果音に戻ることができるようにする。
【解決手段】
制御手段は、調整手段により効果音のレベルが予め定められたレベル以上に調整されると、読出位置設定手段により設定された読出し開始位置から読出し終了位置までのオーディオ信号を記憶手段から繰り返し読み出す制御し、当該オーディオ信号のみを出力するように制御する。 (もっと読む)


【課題】 測定環境で測定された第一閉曲面上の複数の位置のそれぞれまでに対応した伝達関数に基づき、前記測定環境とは別の環境において測定環境での音場を再現する場合において、残響感や音像定位感などの音質の調整を可能とする。
【解決手段】 前記複数の位置に配置した有指向性測定用マイクによる測定結果に基づく通常の伝達関数に対し、同じく前記複数の位置のそれぞれまでに対応して求めた別の伝達関数を指示された割合で足し合わせて生成した合成伝達関数により、再生信号を畳み込んで前記複数の位置のそれぞれに対応した再現用信号を生成する。これによって残響感や音像定位感などといった音質の調整が可能となる。 (もっと読む)


【課題】タップ長の短いFIRフィルタを用いても良好な信号処理が行われる。
【解決手段】入力端子101より入力されたディジタル音声信号は2つの信号処理系に各々供給される。一方の信号処理系に供給された信号は遅延器102に入力され一定時間遅延させた後取り出される。遅延器102より出力された信号は減衰器103により減衰された後、入力端子101より入力されたディジタル信号と加算回路104で加算され、FIRフィルタ105に供給される。ぞしてこのFIRフィルタ105に予め設定された係数を用いて、FIRフィルタ105に入力されたディジタル信号にインパルス応答を畳み込んで出力端子106より出力する。減衰器103による減衰率は、入力されたディジタル信号のインパルス応答と遅延器102からの出力のインパルス応答をつないだときに滑らかにつながるような値に設定されている。 (もっと読む)


【課題】音楽練習用防音室等の小規模空間において空間感や音の拡がり感のある音場効果を得る。
【解決手段】1〜4畳程度の防音室10において、上部で対角をなすコーナー位置に外向きにスピーカS11,S21をそれぞれ配置すると共に上部で対角をなす他のコーナー位置にマイクロホンM,Mをそれぞれ配置し、スピーカS11,S21より下方で床面から1〜1.5mの高さで対角をなすコーナー位置に内向きにスピーカS12,S22をそれぞれ配置する。スピーカS11,S12は逆相接続とし、スピーカS21,S22も同様とする。第1の信号処理チャンネルではマイクロホンMからの音信号に基づいて初期反射音信号、残響音信号等の間接音信号を形成し、スピーカS11,S12に供給する。第2の信号処理チャンネルでも同様にしてマイクロホンMからの音信号に基づいて間接音信号を形成し、スピーカS21,S22に供給する。 (もっと読む)


電子的反響システムが反響音を生じるために直接信号に加えられる複数の遅延サンプルを生じるためにプロセッサーを用いている。開示されたシステムは制御設定に基づいて生じる又は固定係数として与えられるゲイン値のペアのリストを発生させ又は使用する。プロセッサーは、反響波形のサンプルを生じるためにこれらの係数を遅延サンプルに用いること、及び、それらの振幅を合算することにより、反響サンプルを生じる。その反響波形サンプルを直接信号に加える。
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オーディオデータ処理システム(100)であって、入力オーディオデータ(102)から過渡オーディオデータ部(103)を抽出するように構成された抽出ユニット(101)と、過渡オーディオデータ部(103)を供給されるように抽出ユニット(101)に結合された、過渡オーディオデータ部(103)の残響を別に分けて発生するように構成されたリバーブレータユニット(105)とを有する、システム。
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