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Fターム[5D109BB03]の内容

ディスクの回転駆動 (3,804) | 軸・軸受 (1,208) | 目的 (162) | 組立て、調整の容易化・高精度化 (45)

Fターム[5D109BB03]に分類される特許

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【課題】軸固定型の流体動圧軸受装置において、ラジアル軸受隙間を潤沢な潤滑油で満たし、ラジアル軸受部の軸受性能を長期間に亘って安定的に発揮可能とする。
【解決手段】静止部材に固定される軸部材2と、軸部材2の外周に配置され、ラジアル軸受部R1,R2によりラジアル方向に非接触支持される回転部材3とを備えた軸固定型の流体動圧軸受装置1である。軸部材2は、その下端および上端に、軸受外部に突設されて外表面が大気に接する突出部E1,E2を有しており、下側の突出部E1にモータベース6aが固定され、上側の突出部E2にモータカバー6bが固定される。軸部材2は多孔質体、例えば焼結金属の多孔質体で形成され、回転部材3は非多孔質体で形成されている。軸部材2の突出部E1,E2の内部気孔は、含浸・硬化させた封孔材21により封止されており、軸部材2の突出部E1,E2からの潤滑油漏れが可及的に防止される。 (もっと読む)


【課題】モータ回転時の振動を抑制する。
【解決手段】モータは、静止部と、回転部とを備え、前記静止部が、シャフト部と、下プレート部と、外筒部とを備え、前記回転部が、前記シャフト部が挿入され、上下方向に貫通する1つの連通孔を有するスリーブ部と、前記スリーブ部から径方向外方に広がる蓋部とを備え、前記シャフト部と前記スリーブ部との間の第1間隙、前記外筒部と前記スリーブ部との間の第2間隙および前記連通孔が、潤滑油で満たされ、前記蓋部が穴部を有し、軸方向における前記穴部の存在範囲が軸方向における前記連通孔の存在範囲と重なり、前記穴部の中心は前記中心軸および前記連通孔の中心を含む同一面上に位置し、かつ、前記中心軸に対して前記連通孔と前記穴部とが反対側に位置し、前記フランジ部の密度をσ、前記連通孔の体積をV、前記蓋部の密度をσ、前記穴部の体積をVとして、V<(σ/σ)・Vが満たされる。 (もっと読む)


【課題】シャフトに取り付けられたプレートがスリーブ側に反ることを低減する。
【解決手段】流体動圧軸受装置100は、中心軸に沿って配置されるシャフト110と、スリーブ120と、プレート130と、ロータハブ140とを備えている。シャフト110は、上から順に、小径部111と、中径部112と、大径部113とを有している。スリーブ120は、大径部113に取り付けられている。プレート130は、中径部112に配置され、大径部113の上面113bと接触する第一下面131aと、第一下面131aから径方向外側に延びる第二下面131bとを有する。ロータハブ140は、プレート130と接触する第一接触面140aを有する。大径部113の上面113bは、第一接触面140aと軸方向に重なり、プレート130を第一接触面140aとで挟む第二接触面113cを有する。 (もっと読む)


【課題】ディスク駆動装置内から気体が流出することを防止する。
【解決手段】ディスク駆動装置用のスピンドルモータ12は、静止部と、静止部に取り付けられた軸受機構と、軸受機構を介して静止部に対して中心軸周りを回転可能に支持される回転部と、を備え、静止部が、ベース部21と、ベース部に固定されたステータと、ステータのコイルから延びる配線と、を備え、ベース部がディスク駆動装置における密閉された内部空間を形成するハウジングの一部であり、配線がベース部の内部空間側の面に沿って配置され、ベース部が内部空間側に凹部23を備え、軸受機構の下部が凹部内に圧入および接着により固定され、中心軸方向において軸受機構と凹部との間の接着領域231aの幅を圧入領域231bの幅よりも広くする。 (もっと読む)


【課題】ベースプレートとスリーブホルダーの結合構造を改善して、モーターの構造と製造コスト及び製造工程を減らすことができるモーター及びこれを用いる光ディスクドライブを提供する。
【解決手段】本発明によるモーターは、板状のベースプレート及び内部にスリーブが締結される円筒状の胴部と、ベースプレートの上部面と面接触するように胴部の下端部から外径方向に垂直に突出されて形成されるフランジ部を備えるスリーブホルダーを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ハードディスク駆動装置用のスピンドルモータの製造工程において、軸受部の接着剤の拭き残しが存在すると導電の確実性が低下する。
【解決手段】中心軸に沿って上下方向に延びるシャフトを有する回転部と、前記回転部を支持する軸受部と、前記回転部の下方に位置し、前記軸受部が固定されるベース部を有する静止部と、前記ベース部の下側にて前記軸受部と前記ベース部とに接する導電部と、を備え、前記ベース部が、前記軸受部が挿入されて接着剤5にて固定される貫通孔を有し、前記ベース部と前記軸受部との間において、前記軸受部の全周に亘って前記接着剤が連続して保持され、下方から見た場合に、前記ベース部の下面415と前記軸受部との境界416において、径方向において広い幅にて前記接着剤を保持する幅広部53と、径方向における幅が前記幅広部よりも狭い幅にて前記接着剤を保持する幅狭部54と、を有し、前記導電部が、前記幅狭部を跨ぐ。 (もっと読む)


【課題】大型化や駆動性能の低下を抑制しつつ流体動圧軸受の剛性を向上できる構造を有するディスク駆動装置を提供する。
【解決手段】ディスク駆動装置は軸受ユニットと駆動ユニットを含む。軸受ユニットは、シャフト28と当該シャフト28を軸として相対的な回転を許容するスリーブ42と、シャフト28の半径方向に突出し、当該シャフト28と一体で回転するフランジ30と、スリーブ42に連続して設けられ、フランジ30を回転自在に収納するフランジ収納空間部42bと、フランジ30の軸方向の端面と対向すると共にフランジ収納空間部42bを封止する第1面44aとその反対側の第2面44bとで構成されるカウンタープレート44とを含む。そして、フランジ30の突出寸法は、フランジ収納空間部42bを画成するフランジ周囲壁部42eのフランジの半径方向の肉厚寸法より大きく形成する。 (もっと読む)


【課題】接着強度のさらなる向上とコストダウンを可能とする。
【解決手段】プレス成形された有底のカップ状部材である軸受ハウジング3を取付孔5に嵌合させて接着固定する組み付け構造であって、軸受ハウジング3の外周面3aの接着面に、凹部内部に複数の凸部9を備え又は凹部縁部にエッジ部11を備えて接着強度を高めるアンカー凹部7を設けた組み付け構造である。接着面の界面面積をアンカー凹部7により増加させることができ、且つアンカー凹部7内の界面面積を凹部内部の複数の凸部9又は凹部縁部のエッジ部11により増加させることができる。接着剤13が固化したとき凹部内部の複数の凸部9又は凹部縁部のエッジ部11に係合させることができる。 (もっと読む)


【課題】容易にかつ短時間で潤滑剤を注入作業でき、気泡の入り込みを防止し、かつ潤滑剤の量を容易に確認できるFDBの提供、ならびにこのFDBを備えることで高速化に適したディスク駆動装置、並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】シャフト11に固定された第1のフランジ15と、第1の環状部材18との間に第1のキャピラリーシール24を備え、第2のスリーブ17と第2の環状部材19の間に第2のキャピラリーシール25を備えたFDB50を真空槽に投入し、潤滑剤23を第1、第2のキャピラリーシール24,25の開放端に塗布する。その後、真空槽に空気を送り込むことで気圧差により潤滑剤23はFDB50に流れこむ。FDB50は、第2液面27の最内周部と第2の環状部材19の開放端の内周部と結んだ直線より径方向で内側に配設されているため、潤滑剤23の液面高さを測定することが容易になる。 (もっと読む)


【課題】 流体軸受装置におけるシャフトとスリーブの製造時にはバラツキが生じており、軸受を形成する微小隙間部が設計値通りにならない。このような状態で設計の狙い目通りの動圧溝加工を行うと、軸受特性が大きくばらついてしまう可能性があった。
【解決手段】 流体軸受の動圧発生溝加工に先立って軸受部品の形状測定工程を行い、軸受隙間形状を把握する。ここで設計の狙い目からの形状偏差を算出し、この形状偏差によって生ずる軸受特性のバラツキが、動圧発生溝形状を変化させることで最小になるように動圧発生溝形状変化量を算出する。そして動圧発生溝の形状を変化させて溝加工を行うことにより、スリーブとシャフトの製造上の形状バラツキから生じる軸受特性のバラツキを最小化して許容範囲内に安定させることができる。 (もっと読む)


【課題】組立て易く取り扱いが容易なディスク駆動装置を提供する。
【解決手段】ディスク駆動装置は、ベース部材12と、ハブ部材28、シャフト38、フランジ40と、スリーブ34と、スラスト動圧溝SB1,SB2を含みスラスト空間にスラスト方向の動圧を発生させるスラスト動圧発生部と、ラジアル動圧溝RB1,RB2を含みラジアル空間にラジアル方向の動圧を発生させるラジアル動圧発生部と、スラスト動圧発生部のスラスト空間とラジアル動圧発生部のラジアル空間とに充填された潤滑剤46と、潤滑剤46をスラスト空間及びラジアル空間に保持するキャピラリーシール部44と、スラスト動圧発生部とラジアル動圧発生部とを連通して潤滑剤を循環させる循環路47と、を備える。そして、スラスト動圧溝SB1,SB2の形成部分とラジアル動圧溝RB1,RB2の形成部分の少なくとも一方は弾性係数が20GPa以下の衝撃吸収体としている。 (もっと読む)


【課題】 曲げ剛性が小さい部材を曲げ剛性の大きい部材にレーザ溶接を行う際の部材の変形を抑制できる溶接構造を提供する。
【解決手段】 曲げ剛性が大きいスリーブ2にスラストプレート4を受ける段受け部31と嵌合段部2cを設けて、ここにスラストプレート4を嵌合した状態でレーザ40を、斜めに照射することで、溶融部7の最奥部における角部の二等分線CLを傾斜させる。これにより、スラストプレート4と溶融部7との境界線7bをスラストプレート4の平面部に対して垂直に近づけると共に、境界線7bの長さを小さくする。これによりスラストプレート4に加わる熱量を抑制すると共に、スラストプレート4に対する曲げモーメントを小さくする。 (もっと読む)


【課題】スピンドルモータの組立を容易かつ短時間で行うことを可能にする。
【解決手段】中心軸に沿って上下方向に配置されるシャフトと、中心軸の周囲に形成された略円筒形状のホルダ部311を有するベース部材31と、ホルダ部の中心軸に対する径方向内側に配置された軸受ユニット5と、を備え、ホルダ部の内周面311aと軸受ユニットの外周面との間の隙間には、導電性材料を含む接着剤37と、外的刺激性の硬化型材料及び/又は嫌気性の硬化型材料を含む接着剤36とが介在し、導電性材料を含む接着剤が、外的刺激性の硬化型材料及び/又は嫌気性の硬化型材料を含む接着剤に対して上側に位置しているスピンドルモータである。 (もっと読む)


【課題】スリーブの端面に周方向溝を形成する際に、スリーブの内周面が径方向内側へ張り出してしまうことを防止し、それにより、スリーブとシャフトとを精度よく相対回転させることができる軸受装置、スピンドルモータ、及びディスク駆動装置を提供する。
【解決手段】中心軸に沿って上下方向に配置されたシャフトと、前記シャフトの外周面に対向する内周面を有し、焼結金属からなる多孔質体に潤滑剤を含浸して構成される略円筒形状のスリーブ343と、を備え、前記スリーブは、その上面に前記中心軸を中心とする円弧状又は円環状に形成された周方向溝343dと、前記上面の内周縁に形成された面取り部343gと、を有し、前記周方向溝の軸方向の深さD1は、前記面取り部の軸方向の長さD2よりも小さい軸受装置である。 (もっと読む)


【課題】種々の寸法要求に対応できる流体動圧軸受の製造方法を提供することにある。
【解決手段】ワーク16の中心軸に沿う第1加工方向と直交する第2加工方向に微小交番駆動するバイトによりシャフト収納孔部44の内周面に形成する動圧溝38の周方向幅に相当する長さの線条溝40を第1加工方向と直交する面の周方向に沿って形成する線条溝形成工程と、ワーク16とバイトの相対位置を第1加工方向に変位させて線条溝40を第1加工方向に連続形成して当該第1加工方向に延びる動圧溝38を延設する延設工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】流体動圧を利用する流体動圧機構において潤滑油の界面の位置を正確かつ容易に確認する。
【解決手段】記録ディスク駆動装置に用いられるモータ1の軸受機構4は、シャフト部41、ロータ本体の一部である軸受部42、および、シール部材43a,43bを備え、潤滑油10がシャフト部41と軸受部42との間に充填される。シャフト部41の環状部材411の外側傾斜面4112とシール部材43の内側面4321との間には開口側に向かって漸次幅が広がるテーパ間隙45が形成される。外側傾斜面4112および内側面4321の径は開口側に向かって漸次小さくなり、テーパ間隙45内には潤滑油10の界面11が形成される。シール部材43は透光性を有し、これにより、径方向外側から潤滑油10の界面11の位置を正確かつ容易に確認することができる。 (もっと読む)


【課題】スリーブと軸受ハウジングとの間から未硬化の接着剤が漏れ出すことを防止することができる軸受装置、スピンドルモータ、ディスク駆動装置、および軸受装置の製造方法を提供する。
【解決手段】接着剤の最下部と、スリーブの外周面である円筒面の下端部との間の軸方向の距離を、軸受ハウジングの開口縁部の軸方向の長さよりも大きくする。接着剤の最下部を、スリーブの下端部から引き離したことにより、未硬化の接着剤がスリーブと軸受ハウジングとの間から下方へ漏れ出すことが防止される。また、軸受ハウジングにスリーブを挿入するときには、軸受ハウジングの上部の開口にスリーブの下端部を挿入した後に、接着剤が軸受ハウジングに接触することとなるため、接着剤を周方向に均一に分布させることができる。 (もっと読む)


【課題】軸受を組み立てる際に、連通路を確実に確保すると共に、被接着部材間で十分な接着強度を確保してかつ充填された潤滑流体が接着領域内に入り込んで行くことを確実に防止できる流体軸受装置を提供する。
【解決手段】軸方向連通路6を軸方向から見た断面形状は、円周方向に扁平であり、かつ連通路の断面中心部から円周方向両端に近づくにつれ断面積が徐々に狭くなるよう形成して接着剤流入部2fを構成し、スリーブ2とカバー部材7を接着剤で接着する際、接着剤を接着剤流入部2fに積極的に流入させる。 (もっと読む)


【課題】流体動圧軸受装置の組立を容易かつ短時間で行うことができる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】スリーブ12の下面12aの一部12aaに当接するように、スリーブハウジング11は、スリーブハウジング11から径方向内方に突出したフランジ部50を設ける構成としたことにより、スリーブ12を軸方向で保持することができるので、治具にてスリーブ12を保持することなく流体動圧軸受装置3の組み立てが容易になる。また、スリーブ12の下方に位置するスリーブスラスト軸受面に設けられた複数の下スラスト動圧発生溝45bを、スリーブ12の下面12aの径方向外側端部まで伸びた構成にしたことにより、本来のスラスト動圧軸受部の機能に加えて、潤滑オイル19の循環溝としての役割を持たせることができるため、新たに流路となる循環用溝を加工する必要がない。 (もっと読む)


【課題】軸受機構においてシャフトの中心軸方向の移動を許容する間隙を簡易な方法で正確に形成する。
【解決手段】記録ディスク駆動装置に用いられるモータの軸受機構4の製造では、まず、スリーブハウジング43の底部432の凹部4321の深さよりも高さが高い樹脂部材47が凹部4321内に取り付けられ、樹脂部材47上にスラスト部材45が取り付けられる。次に、シャフト41、スリーブ42およびシール部材44がスリーブハウジング43内に挿入され、シャフト41の先端がスラスト部材45に当接する。その後、スリーブハウジング43の底部432が加熱され、シャフト41の上端部413が下方に押圧されることにより、樹脂部材47が塑性変形し、スリーブ42の下面421と抜止部材412の上面4121との間にシャフト41が中心軸J1方向に移動可能なアキシャル間隙46が形成される。 (もっと読む)


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