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Fターム[5E082BC15]の内容

Fターム[5E082BC15]に分類される特許

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【課題】 生産性に優れる温度補償型の静電容量素子を提供する。
【解決手段】 静電容量素子10は、基板20と、基板20の上に位置する第1コンデンサ30と、基板20の上に位置して第1コンデンサ30と電気的に並列接続されている第2コンデンサ40とを有し、第1コンデンサ30は、第1下部電極31と第1誘電体32と第1上部電極33とで構成され、第2コンデンサ40は、基板20側から順に第1下部電極31と異なる材料からなる第1層41xと、第1下部電極31と同じ材料からなる第2層41yとが積層されてなる第2下部電極41と、第1誘電体32と同じ組成の材料からなる第2誘電体42と、第2上部電極43とで構成され、温度が上昇する際の第1コンデンサ30の静電容量の変化量と第2コンデンサ40の静電容量の変化量とで変化の正負が異なっている。 (もっと読む)


【課題】高い電界強度下においても良好な特性を示す誘電体磁器組成物、および該誘電体磁器組成物が誘電体層に適用されたセラミック電子部品を提供すること。
【解決手段】チタン酸バリウムを、主成分として含有し、チタン酸バリウム100モルに対して、副成分を5.0モル以上含む誘電体磁器組成物である。副成分は希土類元素の酸化物を有している。誘電体磁器組成物には、誘電体粒子として、コア21aと、コアの周囲に存在し、R元素が固溶しているシェル21bと、からなるコアシェル構造を有するコアシェル構造粒子21と、R元素が誘電体粒子全体に固溶している全固溶粒子22と、が存在しており、誘電体粒子の個数100%に対して、全固溶粒子22の個数割合をx(%)としたとき、x≧10である。 (もっと読む)


【課題】比誘電率の温度特性の安定性に優れ、しかも比誘電率が高く、信頼性に優れた積層セラミックコンデンサを提供すること。
【解決手段】誘電体層が、Tiに対してZrが1〜8モル%で置換されているBTZ系誘電体磁器組成物を主成分として含み、BTZ系誘電体磁器組成物を構成する誘電体粒子がシェル構造を実質的に有さず、前記BTZ系誘電体磁器組成物のキュリー温度が、前記積層セラミックコンデンサの使用温度範囲よりも高い。 (もっと読む)


【課題】コンデンサ形計器用変圧器の電圧検出精度を向上する。
【解決手段】主コンデンサ2回路と分圧コンデンサ3回路とを直列に接続し、この直列回路1の両端が入力端に導かれ、直列回路内の接続点4が出力端に導かれたコンデンサ形計器用変圧器において、高圧側のコンデンサ(主コンデンサ2)として真空コンデンサを用い、低圧側のコンデンサ(分圧コンデンサ3)として、温度に対する静電容量変化率が正特性(温度が高くなるにつれ静電容量が増加する特性)のフィルムコンデンサと温度に対する静電容量変化率が負特性(温度が高くなるにつれ静電容量が減少する特性)のフィルムコンデンサと、を組み合わせて用いる。 (もっと読む)


【課題】高容量及び優れた信頼性を有する耐還元性誘電体組成物及びこれを含むセラミック電子部品を提供する。
【解決手段】本発明は耐還元性誘電体組成物及びこれを含むセラミック電子部品に関し、本発明による耐還元性誘電体組成物は、BaTiO系母材粉末、前記母材粉末100モルに対して、遷移金属酸化物または炭酸塩0.1から1.0モル、及びSiOを含む焼結助剤0.1から3.0モルを含む。 (もっと読む)


【課題】Y5V特性を有する積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】多数に積層された誘電体層110と該誘電体層110間に形成された内部電極120を備えるセラミック積層体130と、該内部電極120に電気的に接続され、該セラミック積層体130の外面に配設された外部電極140とを含み、該誘電体層110は、(Ba1-xCa(Ti1-zZr)O(ここで、0.03≦x≦0.07mol%、0.05≦z≦0.15mol%、1≦m≦1.05mol%を満たす)を含み、該内部電極120は、ニッケル粉末、BaTiO(BT)を含有するセラミック粉末及びキュリー温度シフタを含む導電性ペーストで形成される。 (もっと読む)


【課題】容量温度特性の絶対値が大きい場合であっても、広い温度範囲において、容量変化率を該絶対値に対し所定の範囲にすることができる誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】(Ba1−x−y SrCa(Ti1−z Zr)Oで表される主成分と、Mg酸化物と、Mn(Cr)酸化物と、希土類酸化物と、Siを含む酸化物と、Ba、SrおよびZrを含む複合酸化物と、を有し、0.20≦x≦0.40、0≦y≦0.20、0≦z≦0.30、かつ0.950≦m≦1.050であり、−25〜105℃の温度範囲において、25℃における静電容量を基準とした容量温度特性を示す傾きaを有する直線に対して、25℃を基準とした静電容量変化率が−15〜+5%の範囲内にあり、傾きaが−5500〜−1800ppm/℃である誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


コンデンサにおいて、次の構成要素すなわち第1の加熱部材(1)と第1のコンデンサ領域(2)とを含んでおり、該コンデンサ領域は、誘電性層(3)と、それぞれの誘電性層(3)の間に配置された内部電極(4)とを含んでおり、第1の加熱部材と第1のコンデンサ領域(2)は熱伝導式に相互に結合されている。
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【課題】 高誘電率でありかつ静電容量の温度特性に優れるとともに、高温負荷試験での寿命特性が高い積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】 誘電体層5を構成する誘電体磁器が、チタン酸バリウムを構成するバリウム100モルに対して、バナジウムをV換算で0.05〜0.3モル、イットリウム,ジスプロシウム,ホルミウムおよびエルビウムから選ばれる1種の希土類元素(RE)をRE換算で0.5〜1.5モル含有するとともに、その誘電体磁器を構成する結晶粒子はカルシウムの濃度が0.2原子%以上の結晶粒子から構成されており、前記誘電体磁器のX線回折チャートにおいて、正方晶系のチタン酸バリウムを示す(004)面の回折強度が、立方晶系のチタン酸バリウムを示す(400)面の回折強度よりも大きく、かつキュリー温度が100〜120℃である。 (もっと読む)


【課題】 還元雰囲気中での焼成後において高い絶縁抵抗を有し、高誘電率かつ容量温度特性に優れた積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】 誘電体層5が、バナジウムおよび希土類元素を含み、厚みが1〜3μmであるとともに、結晶粒子の平均粒径が0.15〜0.4μmであり、かつ、コンデンサ本体を酸素分圧で10−8〜10−16気圧中、1200℃、2時間の条件にて熱処理後、コンデンサ本体の一部を研磨して得られた前記導体材料と前記結晶粒子とが接している試料についてEELS分析を行ったとき、導体材料と結晶粒子1との界面から結晶粒子1側に向けた10〜50nmの範囲におけるチタンの価数が4価である。 (もっと読む)


【課題】 高誘電率かつ比誘電率の温度特性に優れた誘電体磁器と、それを用いた積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】 チタン酸バリウムを構成するバリウム100モルに対して、バナジウムをV換算で0.05〜0.3モル、イットリウム,ジスプロシウム,ホルミウムおよびエルビウムから選ばれる1種の希土類元素(RE)をRE換算で0.5〜1.5モル含有するとともに、X線回折チャートにおいて、正方晶系のチタン酸バリウムを示す(004)面の回折強度が、立方晶系のチタン酸バリウムを示す(400)面の回折強度よりも大きく、かつキュリー温度が100〜120℃である。 (もっと読む)


【課題】
高誘電率かつ安定な比誘電率の温度特性を示す誘電体磁器と、それを用いたコンデンサを提供する。
【解決手段】
チタン酸バリウムを主成分とする結晶粒子と、該結晶粒子間に形成された粒界相とを有する誘電体磁器であって、前記チタン酸バリウムを構成するバリウム1モルに対してマグネシウム、ガドリニウム,テルビウム,ディスプロシウム,ホルミウムおよびエルビウムから選ばれる少なくとも1種の希土類元素(RE)、マンガンを酸化物換算で所定の割合で含有するとともに、チタン酸バリウム100質量部に対して、イッテルビウムを酸化物換算で所定の割合で含有し、結晶粒子の平均粒径が0.05〜0.2μmである。また、上記誘電体磁器を誘電体層として適用することにより、高容量かつ容量温度特性の安定なコンデンサを形成できる。 (もっと読む)


【課題】静電容量の容量変化率(ΔC/C)が広い温度域において小さく、比誘電率が大きく、誘電損失が小さい、鉛を含有しないニオブ酸系の誘電体磁器組成物、その製造方法、及びその誘電体磁器組成物を用いたコンデンサを提供する。
【解決手段】一般式[Na1−x1−yLi[Nb1−zTa]O(但し、x、y、zは、0≦x≦1.0、0≦y≦0.30、0≦z≦0.40)で示される主成分と、副成分として、主成分に対するモル%で1.0〜8.0モル%のNb、1.0〜8.0モル%のMgO、3.0〜16.0%のRO(但しRはCa、Sr、Baの内、少なくとも1種)を含む誘電体磁器組成物である。また、同様の組成の粉末を焼成することによる誘電体磁器組成物の製造方法であり、その誘電体磁器組成物よりなる誘電体を有する誘電体磁器コンデンサである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、セラミック多層デバイスの電子デバイスレベルにおける誘電率の温度特性向上と機械的強度向上とを同時に満たすことが課題であった。
【解決手段】セラミック誘電体層1の材料として希土類及び酸化チタンの少なくとも一方を用いることでセラミック誘電体層1の誘電率の温度特性を向上させ、またセラミック誘電体層の主表面部4に圧縮応力を導入することで機械的強度を向上させているので、機械的強度向上と誘電率の温度特性向上の2つを同時に満たすことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 X8R特性を満足する温度特性を有しかつ150℃付近の高温環境下における絶縁抵抗値がセラミック誘電体層の比抵抗に換算して100MΩ・μmまたはそれよりも高い積層セラミックコンデンサを得ること。
【解決手段】 セラミック誘電体3は、X8R特性を満足する温度特性を有するセラミック誘電体で形成された第一のセラミック誘電体層3aと、この第一のセラミック誘電体層3aよりも高い絶縁抵抗値を有するセラミック誘電体で形成された第二のセラミック誘電体層3bで構成されている。第二のセラミック誘電体層3b一層につき内部電極4一層が埋設されている。そして内部電極4が埋設された第二のセラミック誘電体層3bと、第一のセラミック誘電体層3aとが交互に積層されて、セラミック積層体2が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 結晶粒子の平均粒径が0.5μmよりも小さくしても高誘電率であり、また、比誘電率の温度変化率が小さく、かつ高温負荷寿命を向上できる積層セラミックコンデンサおよびその製法を提供する。
【解決手段】 誘電体層5が、チタン酸バリウム100モル部に対して、MgをMgO換算で0.5〜2モル部、MnをMnO換算で0.2〜0.5モル部、Ho、Y、Er、Tm、YbおよびLuから選ばれる1種の第1希土類元素と、Sm、Eu、Gd、TbおよびDyから選ばれる1種の第2希土類元素とを含み、前記誘電体層5を構成する結晶粒子の平均結晶粒径が0.15〜0.3μmであり、かつ第1希土類元素の結晶粒子の粒界から中心部への濃度勾配が−0.005〜−0.05原子%/nmであり、かつ第2希土類元素の結晶粒子の粒界から中心部への濃度勾配が−0.0005〜−0.005原子%/nmである。 (もっと読む)


【課題】 X8R特性を満足する温度特性を有しかつ高温環境下における比抵抗の高い積層セラミックコンデンサおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 誘電体セラミックスを形成する誘電体セラミック組成物が、BaTiO+aMgO+bMO+cReO3/2+dSiOで表記したとき、BaTiO 100molに対して0.4 ≦a≦ 3.0mol、0.05≦b≦ 4.0mol、6.0 ≦c≦16.5mol、3.0 ≦d≦ 5.0mol、2.0≦c/d≦3.3の範囲であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】還元雰囲気下において1080℃以下での焼結が可能であり、誘電率が2000以上であり、温度特性がX7R特性またはX8R特性であり、寿命特性の良好な積層セラミックコンデンサを得る。
【解決手段】内部電極はCuまたはCu合金で構成されており、誘電体セラミックスは断面で見たときの径の平均値が400nm以下のグレイン8と粒界とで構成されており、前記グレイン8はドメインパターン11を有する誘電体9と該誘電体の表面に形成された殻10とで構成され、断面で見たときの前記グレインの径の平均値をD、前記殻の厚さの平均値をtとしたとき、t/Dが2%〜10%である。 (もっと読む)


純粋な成分A及びBの2つの相の混合物を含むセラミックの混合システムが、提案される。相Aは、BiNbOの立方晶−正方晶変態をベースとし、相Bは、Bi(Zn2/3Nb4/3)Oの単斜晶パイロクロア変態をベースとする。これからなるセラミック体の電気的特性は、コンデンサ及びインダクタが集積化された多層構造を有する部品に適した材料をなす。これは、データ処理又は信号処理に使用され得る。 (もっと読む)


【課題】従来から、周囲の温度が高くなってもリーク特性が劣化せず十分なリーク特性を有する薄膜コンデンサ素子が求められている。そこで、本発明では、高温環境下でも比誘電率が高く、且つリーク特性が良好で、さらに製造容易な薄膜誘電体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る薄膜誘電体は、組成式が(Sr1−xCaTiOで表されるチタン酸ストロンチウムカルシウムを含む薄膜誘電体であって、前記組成式中のx、yを0.2≦x≦0.6で且つ0.97≦y≦1.10としたことを特徴とする。 (もっと読む)


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