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Fターム[5F004BB12]の内容

Fターム[5F004BB12]に分類される特許

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【課題】
ウエハの基板電極への吸着に対して、信頼性の高いプラズマ処理方法および装置を提供することにある。
【解決手段】
真空処理室と、被処理材を吸着するための静電吸着膜を有する基板電極と、基板電極に接続された静電吸着用直流電源および基板バイアス高周波電源と、真空処理室内にプラズマを生成させるためのプラズマ生成手段からなるプラズマ処理装置を用いた被処理材のプラズマ処理方法において、基板電極に印加されている高周波電圧Vppをモニターし、モニターされたVpp信号を元に静電吸着用直流電源の出力電圧を制御することによって、静電吸着膜にかかる電圧を所望の値に保つとともに、基板バイアス高周波電源の出力を時間的にランプ状に制御する。 (もっと読む)


【課題】高周波電力及び直流電圧を同一又は別個の電極に印加して基板を処理する際に、処理容器内のプラズマを安定化し、基板を安定してプラズマ処理する。
【解決手段】プラズマ処理装置1が、電極5、6の少なくともいずれかに高周波電力を印加する高周波電源16と、電極5、6の少なくともいずれかに直流電圧を印加する直流電源22と、高周波電力が印加された電極5及び高周波電源16の間に設けた整合器15と、高周波電源16によって電極5に高周波電力が印加された状態において、直流電源22による電極5への直流電圧の印加が開始又は終了されるタイミングで、電極に印加された高周波電力を予め調整するように高周波電源16を制御する制御装置25を有するように構成する。 (もっと読む)


【課題】大口径ウエハーに対しても均一なプラズマ処理を行うことができ、かつICPコイルが配設される天板の内壁面への反応生成物の付着を防止し、パーティクルの発生を防止できるプラズマ処理装置およびプラズマ処理方法を提供する。
【解決手段】ICPコイルを構成する複数のコイル31、32、33が、ウエハー21加工面と対向する位置に設けられたチャンバー11の天板30に配設されている。複数のコイル31、32、33の間には、隣接するコイル間で各コイルが生成する電磁界の相互干渉を軽減する空間37、38、39が設けられている。空間37、38、39に対応する天板30の外壁には、天板30を介してチャンバー11内のプラズマと容量結合するファラデーシールド電極14、15、16が配置されている。 (もっと読む)


下地の薄膜をエッチングする前にマスク層を前処理する方法が記載されている。たとえば誘電体膜のような薄膜が、弾道電子ビームによって改善されるプラズマを用いてエッチングされる。パターン画定の損失-たとえばライン端部の粗さ効果-を減少させるため、前記マスク層は、前記エッチング処理を進める前に、酸素含有プラズマ、若しくはハロゲンガス含有プラズマ、若しくは希ガス含有プラズマ、又はこれらの2種類以上の混合プラズマによって処理される。
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【課題】板状試料の表面におけるプラズマ分布に乱れ等の影響が生じる虞が無く、プラズマ密度を均一化することができ、その結果、板状試料の全面に亘って均一なプラズマ処理を施すことができる静電チャック装置を提供する。
【解決手段】本発明の静電チャック装置は、表面を板状試料を載置する載置面とするとともに静電吸着用内部電極25を内蔵した基体と、この静電吸着用内部電極25に直流電圧を印加する給電用端子とを備えた静電チャック部と、この静電チャック部に固定されて一体化され、高周波発生用電極となる金属ベース部とを備え、静電吸着用内部電極25は1つ以上の電極部29からなり、この電極部29の内部における2点間の距離のうち、基体の中心軸Aに最も近い点29aと、この中心軸Aに最も遠い点29bとを結ぶ最短距離Lにおける抵抗値が10Ω以上かつ1010Ω以下である。 (もっと読む)


【課題】プラズマ処理装置に適用した場合に、プラズマ中の電界強度の面内均一性が向上し、板状試料に対して面内均一性の高いプラズマ処理を行うことができる静電チャック装置を提供する。
【解決手段】本発明の静電チャック装置21は、上面31aが板状試料Wを載置する載置面とされた載置板31と支持板32と静電吸着用内部電極25と絶縁部材33とにより構成された静電チャック部22と、金属ベース部23と、誘電体板24とにより構成され、金属ベース部23の凹部34内には、誘電率が誘電体板24及び基体26のいずれよりも小さい絶縁性の接着・接合剤層35を介して誘電体板24が接着・固定され、この誘電体板24と静電チャック部22の支持板32も、この絶縁性の接着・接合剤層35を介して接着・接合されている。 (もっと読む)


【課題】プラズマ処理装置に適用した場合に、プラズマ中の電界強度の面内均一性が向上し、板状試料に対して面内均一性の高いプラズマ処理を行うことができる静電チャック装置を提供する。
【解決手段】本発明の静電チャック装置21は、上面31aが板状試料Wを載置する載置面とされた載置板31と支持板32と静電吸着用内部電極25と絶縁部材33とにより構成された静電チャック部22と、金属ベース部23と、誘電体板24とにより構成され、金属ベース部23の凹部34内には、体積固有抵抗が1.0×10−2Ω・cm以下の導電性の接着・接合剤層35を介して誘電体板24が接着・固定され、この誘電体板24と静電チャック部22の支持板32とは、絶縁性の接着・接合剤層36を介して接着・接合されている。 (もっと読む)


【課題】ウエハ面内の温度分布を高精度制御することができ、また制御できるウエハ温度
の範囲を広くすることができるプラズマ処理装置および処理方法を供給する。
【解決手段】被処理材と電極表面との間の伝熱用ガスを独立して供給または排気する手段
を複数設け、伝熱用ガス圧の面内分布を制御するとともに、複数の独立した領域となるよ
うに静電吸着用電極を電極表面に埋め込み、各領域に印加する直流電圧をそれぞれ制御し
、ウエハ面内の温度分布を制御する。 (もっと読む)


【課題】平行平板型エッチング装置の下部電極に印加するRF電源から基板加熱ヒータを通じてRF接地部に流れるRF電流をブロックするRFブロックフィルタを提供する。
【解決手段】RFブロックフィルタ42,46は、二相AC電力供給部40,44を、抵抗性加熱要素にリアクタンス結合されたHF周波数の少なくとも2kVp−pの電力から分離すると共に、二相AC電力供給部40,44からの60Hzの数kWのAC電力をオーバーヒートなしに抵抗性加熱要素に導き、二相AC電力供給部は1対のターミナルを有し、前記抵抗性加熱要素は1対のターミナルを有する。フィルタは、1対の円筒状非伝導性エンベロープと、対の円筒状エンベロープの各々内で同軸的に重ねられた約10のオーダーの透磁率の複数の溶融鉄粉トロイドを備え、トロイドの外径は前記エンベロープの各々の内径とほぼ同一である。 (もっと読む)


【課題】酸化膜に微細かつ高アスペクト比のホールをエッチングする際に、良好なエッチング選択性および形状性を両立することができるプラズマエッチング方法を提供すること。
【解決手段】処理容器10内にエッチング対象の酸化膜、ハードマスク層、パターン化されたフォトレジストが順次形成された基板を搬入し、前記下部電極に載置する工程と、処理容器10内にC(xは3以下の整数、yは8以下の整数)、C、希ガス、Oを含む処理ガスを供給する工程と、上部電極34に第1の高周波印加手段48から高周波電力を印加して処理ガスのプラズマを生成する工程と、下部電極16に第2の高周波電力印加手段90からバイアス用の高周波電力を印加する工程と、上部電極34に直流電圧印加手段50から直流電圧を印加する工程とを有する。 (もっと読む)


弾道電子ビーム(135)を用いて基板を処理する方法及びシステムが記載されている。ビーム源の高周波(RF)出力を変調することによって、電子ビーム束の半径方向の均一性が調節される。たとえば、前記基板(125)の支持が可能な下部電極(120)と結合する第1RF出力、前記下部電極に対向する上部電極(172)と結合する第2RF出力、及び、前記弾道電子ビームを生成するため前記上部電極と結合する負の高電圧直流(DC)出力(150)を有するプラズマ処理システムが記載されている。前記第2RF出力の振幅は、前記弾道電子ビーム束の均一性の変化に影響を及ぼすように変調される。
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【課題】所定のエッチング条件がエッチング開口性が低くなるようなものである場合であっても、良好な開口性および選択性を両立することができるプラズマエッチング方法を提供すること。
【解決手段】処理容器10内にエッチング対象の酸化膜、パターン化されたフォトレジストが順次形成された半導体ウエハWを搬入し、下部電極16に載置し、処理容器10内に処理ガスとしてC、希ガス、Oを含むものを供給し、上部電極34にプラズマ生成用の高周波を印加し、下部電極16にバイアス用の高周波を印加し、処理ガスのプラズマを生成して酸化膜をエッチングするにあたり、ウエハ温度やパターン形状等のエッチング条件が、エッチング開口性が低くなるようなものである場合に、上部電極34に、良好なエッチング開口性が得られるように所定の直流電圧を印加する。 (もっと読む)


【課題】基板の処理精度を向上させるとともに、電極の低コスト化および長寿命化を図り、基板の処理面積の大型化にも対応する。
【解決手段】内部を0.001気圧以上1気圧未満に保持可能な処理容器11と、この処理容器11内に配置される導電性の基板Wに3eV以上の仕事エネルギを有する紫外線Lを照射する光源12と、基板Wと光源12との間に基板Wに対向して配置されてこの基板Wを負にバイアスさせる電極13と、処理容器11内にプロセスガスGを供給する導入口14とが備えられ、処理容器11内に配置された基板Wに、負のバイアス電圧を印加しつつ紫外線Lを照射するとともに、導入口14から処理容器11内にプロセスガスGを供給することにより基板Wを処理する基板の処理装置10であって、電極13は、板厚が0.1mm以上とされた平板の表面に多数の貫通孔が形成されて、その開口率が50%以上95以下%とされている。 (もっと読む)


【課題】有効な磁場の分布を変えることによって膜の堆積/エッチング特性を変えるための磁気フィルタ装置を備えたプラズマ・システムを提供すること。
【解決手段】磁気フィルタ装置が磁石または磁石群とターゲット(通常では半導体ウェハ)の間に配置され、望ましい処理結果を得るために磁場を変えるために選択され、構成される。堆積ごとに、この磁気フィルタはより均一な堆積を供給するように、後に続くエッチングまたは研磨処理におけるウェハのエッジでの増大したエッチング速度を補償するためにウェハのエッジまたは隣接部で増大した堆積速度を供給するように選択される。アニール処理とドーピングに関して、磁場はウェハ全域にわたってより均一で同等のアニール処理またはドーピングを供給するように変える。様々な応用が開示される。 (もっと読む)


【課題】電気的に絶縁されている電極からポリマーを除去することができるプラズマ処理装置を提供する。
【解決手段】プラズマ処理装置10は、処理空間Sを有する基板処理室11と、該基板処理室11内に配置され且つ高周波電源20等が接続されたサセプタ12と、処理空間Sに露出する下面を有し且つ基板処理室11の壁部やサセプタ12から電気的に絶縁されている上部電極板38と、該上部電極板38に接続された直流電源49と、制御部52とを備え、該制御部52は実行するRIE処理の処理条件に応じて上部電極板38に印加する負の直流電圧の値を決定する。 (もっと読む)


【課題】温度変化による電極板の抵抗率の変化を抑えることでプラズマの電子密度のドリフトを抑制し、これにより基板間の処理のばらつきを低減することのできるプラズマ処理用の電極板及びプラズマ処理装置を提供すること。
【解決手段】プラズマ処理される基板に対向して設けられるプラズマ処理装置用の電極板において、その抵抗率が0.01mΩcm〜2Ωcmであるように構成する。また基板が載置される下部電極をその内部に備えた処理容器と、前記下部電極に接続されたプラズマ発生用の高周波電源と、前記下部電極に対向し、処理雰囲気に接するように設けられた抵抗率が0.01mΩcm〜2Ωcmである電極板を備えた上部電極と、前記処理容器内に処理ガスを供給する処理ガス供給部と、処理容器内を真空排気する排気手段と、を備えるようにプラズマ処理装置を構成してプラズマの電子密度のドリフトを抑える。 (もっと読む)


【課題】異常放電の発生及び金属汚染の発生を防止することができる基板処理装置を提供する。
【解決手段】基板処理装置10は、チャンバ11の側壁42において、サセプタ12及びガス導入シャワーヘッド34の間の処理空間Sに対向する側壁部品としてのデポシールド43を備え、デポシールド43は、上部電極層44と、下部電極層45と、上部電極層44及び下部電極層45を包むように成形されたイットリアからなる絶縁部46と、上部電極層44に接続された上部直流電源47と、下部電極層45に接続された下部直流電源48とを有し、絶縁部46はイットリアの溶射によって形成される。 (もっと読む)


【課題】容量結合型の片側電極(特に下部電極)に周波数の異なる2つの高周波を印加する方式において両高周波のそれぞれの作用または働きを同時に最適化できるようにする。
【解決手段】下部電極と基板保持台を兼ねるサセプタ14は、上下に2分割された上部サセプタ電極16および下部サセプタ電極18を有している。第1高周波電源22より出力されるたとえば2MHzの第1高周波は、整合器24、給電棒26および円筒給電体20を通って上部サセプタ電極16に供給され、上部サセプタ電極16の主面(上面)より上方のプラズマ空間PSに向けて放出される。第2高周波電源34より出力されるたとえば40MHzの第2高周波は、整合器36および給電棒38を通って下部サセプタ電極18に供給され、下部サセプタ電極18の主面(上面)より上方のプラズマ空間PSに向けて放出される。 (もっと読む)


【課題】誘電体の表面に形成される凹凸の形状および配置を最適化すること。
【解決手段】マイクロ波プラズマ処理装置100は,導波管22にマイクロ波を伝播させ,T字型のスロット23aから漏れ出したマイクロ波を誘電体24に透過させ,マイクロ波の電界エネルギーにより処理ガスをプラズマ化させて,基板Wをプラズマ処理する。マイクロ波を透過させる誘電体24には,処理容器10の天上部に露出した表面にて一定のピッチでシリンダ形状の凹部24aが周期的に形成される。発明者らがシミュレーションした結果,電界の広がりを効果的に抑制するためには,ピッチを30×ε1/2以下にすればよいことがわかった。すなわち,上記ピッチで凹部24aを誘電体24の下面に設けることにより,定在波の電界のバラツキを抑止して,プラズマをより均一に生成させることができる。 (もっと読む)


【課題】被エッチング基板を静電チャックから取り出して搬送工程に移る前に被エッチング基板に対する残留吸着を除去し、被エッチング基板の破損を防止するドライエッチング方法およびその装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】被エッチング基板1の端部を微小突出させ、被エッチング基板1の一部を浮かせてプラズマ処理を行うため、残留電荷が除去され、被エッチング基板1の残留吸着力を低減させる構成とする。 (もっと読む)


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