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Fターム[5F092BB34]の内容

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Al2O3 (870)
MgO (1,047)
SiO2 (251)

Fターム[5F092BB34]に分類される特許

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磁気トンネル接合(MTJs)およびこれらを形成する方法が開示される。MTJのフリー層が、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)ビットセル中に設けられたとき、アクセストランジスタのドレインと結合できるように、ピン層がMTJ中に配列される。この構造は、MTJを使用するMRAMビットセルの書込み電流供給能力にMTJの書込み電流特性を合わせるように、書込み電流の流れ方向を変える。その結果として、MTJを平行(P)状態から反平行(AP)状態へ切り換えるために、より多くの書込み電流が供給されるようになる。ピン層の磁化を固定するために、反強磁性材料(AFM)層がピン層の上に設けられる。ピン層磁化を確保するようにAFM層を堆積するための十分な面積を設けるために、フリー層のフリー層表面積よりも大きなピン層表面積を有するピン層が設けられる。
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【課題】垂直磁気異方性を有し、かつより大きな磁気抵抗効果を発現する。
【解決手段】磁気抵抗素子10は、安定化層11と、非磁性層13と、安定化層11と非磁性層13との間に設けられ膜面に垂直な方向の磁気異方性を有するスピン分極層12と、非磁性層13に対してスピン分極層12とは反対側に設けられた磁性層14とを含む。安定化層11は、スピン分極層12より膜面内方向の格子定数が小さい。スピン分極層12は、コバルト(Co)及び鉄(Fe)からなるグループから選ばれる1つ以上の元素を含み、かつBCT(body-centered tetragonal)構造を有し、かつ膜面に垂直な方向をc軸、膜面内方向をa軸とした場合の格子定数の比c/aが1.10以上1.35以下である。 (もっと読む)


【課題】磁気記憶素子の機能低下を抑制することのできる磁気記憶装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】磁気記憶装置は、磁化状態に基づいたデータを保持可能な磁気記憶素子MMと、発生する磁界により磁気記憶素子の磁化状態を変化させることが可能なディジット線DLおよびビット線BLとを備えている。磁気記憶素子MMは、ディジット線DLとビット線BLとの交差部分において、ディジット線DLの上であってビット線BLの下に配置されている。ディジット線DLはこの交差部分において幅WDLを有しており、かつビット線BLはこの交差部分において幅WBLを有している。幅WDLは磁気記憶素子MMの幅WMM1よりも大きく、かつ幅WBLは磁気記憶素子MMの幅WMM2よりも小さい。 (もっと読む)


【課題】熱的に安定であると同時に低電流の磁化反転を可能とするスピン注入書き込み方式用の磁気抵抗素子およびそれを用いた磁気メモリを提供する。
【解決手段】下地層12と、下地層上に設けられ膜面に垂直方向に磁化容易軸を有する磁化方向が可変の第1の磁性層13と、第1の磁性層上に設けられた第1の非磁性層15と、第1の非磁性層上に設けられ膜面に垂直方向に磁化容易軸を有する磁化方向が固定された第2の磁性層17と、を備え、第1の磁性層は、DO22構造またはL1構造を有しc軸が膜面に垂直方向を向くフェリ磁性体層を含み、第1の磁性層と第1の非磁性層と第2の磁性層とを貫く双方向電流によって、第1の磁性層の磁化方向が可変となる。 (もっと読む)


【課題】電子と正孔の相互作用による、磁化方向が略平行なときの電流Iと、磁化方向が略反平行なときの電流IAPとの差の絶対値の減少を抑制することを可能にする。
【解決手段】表面にn型の半導体領域が設けられた半導体基板10と、半導体領域上に離間して設けられたソース電極30aおよびドレイン電極30bであって、ドレイン電極は半導体領域上に設けられ半導体領域の半導体よりもバンドギャップが大きくかつ価電子帯端が半導体領域の半導体の価電子帯端よりも低いエネルギーを有するn型の第1半導体層31bと、第1半導体層上に設けられた第1強磁性層34bとを有し、ソース電極は半導体領域上に設けられた第2強磁性層34aを有する、ソース電極およびドレイン電極と、ソース電極とドレイン電極との間の半導体領域に設けられたゲート電極24と、を備え、第1および第2強磁性層のうちの一方は磁化方向が不変であり、他方は磁化方向が可変である。 (もっと読む)


【課題】スピンMOSFETのソース/ドレイン領域におけるMTJの強磁性体に垂直磁化膜を用いても、隣接トランジスタへの漏れ磁界による影響を抑制し、シフト調整を可能にし、チャネル領域中のスピン緩和を抑制することを可能にする。
【解決手段】半導体基板61上に設けられた磁化の向きが膜面に略垂直でかつ不変な第1強磁性層72と、第1強磁性層上に設けられたチャネルとなる半導体層74と、半導体層上に設けられた、磁化の向きが膜面に略垂直でかつ可変な第2強磁性層78と、第2強磁性層上に設けられた第1トンネルバリア80と、第1トンネルバリア80上に設けられた、非磁性膜をはさんで反強磁性結合する2層の強磁性膜からなる積層構造を有する第3強磁性層82と、半導体層の側面に設けられたゲート絶縁膜90aと、ゲート絶縁膜に対して半導体層と反対側に設けられたゲート電極76と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】電流誘起磁壁移動現象を書き込み方法に採用したMRAMにおいて、磁壁移動の起こる磁性層に容易に磁壁を導入可能とする。
【解決手段】磁気メモリ素子70は、磁化自由層10と非磁性層20とリファレンス層30と磁化固定層群40と導電層50とを具備する。磁化自由層10は、垂直磁気異方性を有する強磁性体により構成され、第1磁化固定領域11aと、第2磁化固定領域11bと、第1磁化固定領域と第2磁化固定領域とに隣接した磁化自由領域12とを備える。第1磁化固定領域11a及び第2磁化固定領域11bは、互いに反平行方向に固定された磁化を有する。磁化固定層群40は、第1磁化固定領域11aと磁気的に結合した第1磁化固定層群40aと、第2磁化固定領域11bと磁気的に結合した第2磁化固定層群40bとを備える。導電層50は、第1磁化固定層群40aに隣接する。 (もっと読む)


【課題】低消費電力で、多入力信号の加算処理に優れた信号処理デバイスおよび信号処理方法を提供することを可能にする。
【解決手段】少なくとも1層以上の磁性層を含む連続膜10と、連続膜上に、連続膜に直接に接触するかまたは絶縁層を介して接触するように設けられ、前記連続膜との接触面の形状はドット形状であり、入力信号を受けることにより、連続膜との接触面直下の、連続膜の磁性層の領域にスピン波を発生させる複数のスピン波発生部20〜20と、連続膜上に設けられ、スピン波発生部によって発生されられて連続膜を伝播するスピン波を電気信号として検出する少なくとも1個の信号検出部30と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】信頼性の高い磁気抵抗素子を提供する。
【解決手段】
磁気抵抗素子は、下層磁性層と、下層磁性層上に設けられたバリア層と、バリア層上に設けられた上層磁性層とを具備する。ここで、バリア層における下層磁性層の上面と接する第1面、及び、上層磁性層におけるバリア層の上面と接する第2面は、いずれも下層磁性層の上面の面積よりも広い。 (もっと読む)


【課題】磁壁移動型の磁気記憶装置に使用する磁気細線の製造時に、磁気細線のフリー層とバリア層の境界部に発生するラフネスを低減して読出し素子の出力を増大する。
【解決手段】強磁性材料からなるデータ記録用の磁気細線1に、データ読出部と、データ書込部を配置した磁気記憶デバイスを製造する際に、シード層11、ホウ素を添加したフリー層12、バリア層13、及びピンド層14をこの順に積層し、この状態で熱処理を行ってフリー層12に添加されたホウ素を拡散除去することによって磁気細線1を形成し、形成した磁気細線1の上にデータ読出部とデータ書込部を形成して磁気記憶デバイスを製造する方法である。このデバイスを複数個並列に接続すれば磁気記憶装置となる。 (もっと読む)


多状態スピン注入磁気ランダムアクセスメモリ(STTMRAM)は、膜上に形成され、第1の固定層と、第1のサブ磁気トンネル接合(サブMTJ)層と、第1の遊離層とを有する第1の磁気トンネル接合(MTJ)を含む。第1の固定層および第1の遊離層はそれぞれ、第1の磁気異方性を有する。STTMRAMは、第1のMTJ層の上面に形成される非磁性間隔層と、非磁性間隔層の上面に形成される第2のMTJ層とをさらに含む。第2のMTJ層は、第2の固定層と、第2のサブMTJ層と、第2の遊離層とを有する。第2の固定および第2の遊離層はそれぞれ、第2の磁気異方性を有し、第1または第2の磁気異方性のうちの少なくとも1つは、膜の平面と垂直である。
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磁気トンネル接合セルとも称される、磁気スピントルクメモリセルは、関連した強磁性層についての、ウェハ平面に垂直に揃えられた、または「面外」の磁気異方性(すなわち、ゼロ磁場およびゼロ電流における磁化方向)を有する。メモリまたは磁気接合セルは、強磁性自由層と、第1の固定基準層と、第2の固定基準層を有し、各々は、基板に対して垂直な磁気異方性を有する。自由層は、スピントルクによって、第1の方向から反対の第2の方向へ切換可能な、基板に垂直な磁化方向を有する。
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【課題】 量産に適した、コンタミの少ない、組成制御された、ち密で、欠陥、粒界の極めて少ない、深さ方向に構造制御された、良好な絶縁特性を持つ絶縁膜の提供。
【解決手段】 O、N及びFから選ばれた少なくとも1種を含む気体状分子を該基板表面に供給し、吸着させた後排気する第1の工程の後に、Al、Si、Ta、又はTiを含む気体状分子を基板表面に供給し、吸着させた後排気する第2の工程を行い、その後にArを導入した後排気する第3の工程を行い、前記第1〜第3の工程を1つのサイクルとして、このサイクルを複数回行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】用途に応じて検出範囲および検出感度を自在に変化させることができる磁界検出装置を提供する。
【解決手段】磁気抵抗効果素子2には、バイアス磁界Hbおよび外部磁界Hexが印加される。バイアス磁界Hbおよび外部磁界Hexは、同一直線上に生じるので、バイアス磁界Hbは、磁気抵抗効果素子2へ印加される外部磁界Hexを妨げるように機能する。そのため、磁気抵抗効果素子2における自由層の磁化が抑制され、磁化ベクトル42の回転角度も減少する。したがって、外部磁界Hexに対する磁気抵抗効果素子2の抵抗値の特性は、バイアス磁界Hbだけシフトする。 (もっと読む)


磁場の強度を判定するための磁場感知デバイスは、ブリッジ(200)として構成された4つの磁気トンネル接合素子または素子アレイ(100)を備える。電流源は、時間的に離れた第1および第2の電流を選択的に供給するために、4つの磁気トンネル接合素子(100)の各々の付近に配置された電流線(116)に結合されている。電流源に結合されているサンプリング回路(412,414)は、第1および第2の電流の期間にブリッジ出力をサンプリングし、第1および第2の値の差から磁場の値を判定する。
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【課題】磁気抵抗効果素子の信頼性の向上と素子の微細化を両立する。
【解決手段】本発明の例に関わる磁気抵抗効果素子は、下部電極20上に設けられる第1の強磁性層11と、強磁性層11上に設けられるトンネルバリア層12と、トンネルバリア層12上に設けられる第2の強磁性層13と、強磁性層13上に設けられる上部電極21と、具備し、上部電極21は六角形状の断面形状を有し、上部電極21の最大寸法Waが、トンネルバリア層12の寸法Wcよりも大きい。 (もっと読む)


【課題】 特に、フリー磁性層内にTa層を挿入した形態に比べて、上下シールド層間のギャップ長(GL)を小さくしつつ抵抗変化率(ΔR/R)を増大させることが可能なトンネル型磁気検出素子を提供することを目的としている。
【解決手段】 フリー磁性層6は、例えば、Mg−Ti−Oから成る絶縁障壁層5上に、下から、エンハンス層12、第1軟磁性層13、非磁性金属層14、第2軟磁性層15の順に積層されている。前記エンハンス層12は例えばCo−Feで、第1軟磁性層13及び第2軟磁性層15は例えばNi−Feで、非磁性金属層14は例えばTiで形成される。前記エンハンス層12の平均膜厚と前記第1軟磁性層13の平均膜厚を足した総合膜厚T5は19Å以上28Å以下で形成される。これにより従来に比べて安定して高い抵抗変化率(ΔR/R)を得ることが出来る。 (もっと読む)


【課題】磁気メモリ装置のメモリセルを縮小化する。
【解決手段】MTJ素子と選択トランジスタとが直列接続された1T1MTJメモリセルでは、MTJ素子に流す電流の向きによって選択トランジスタの電流駆動能力が異なることに鑑み、電流駆動能力の低い方でMTJ素子に流される書き込み電流が、電流駆動能力の高い方でMTJ素子に流される書き込み電流より小さくなるように、MTJ素子の特性を調整することで、より小さなサイズの選択トランジスタが使用できるようにする。 (もっと読む)


【課題】垂直磁化型の記録層における磁化容易軸をより確実に垂直方向に向かせ得る構成、構造を有する不揮発性磁気メモリ装置を提供する。
【解決手段】不揮発性磁気メモリ装置は、(A)磁化容易軸が垂直方向を向いている記録層53を有する積層構造体50、(B)積層構造体50の下部に電気的に接続された第1の配線41、並びに、(C)積層構造体50の上部に電気的に接続された第2の配線42から成る磁気抵抗効果素子を備えており、積層構造体50の側面に近接して、記録層53を構成する材料のヤング率よりも高い値のヤング率を有する高ヤング率領域171が配置されている。 (もっと読む)


【課題】低保磁力、低磁歪および低RA値を確保しつつ、高いTMR比を得る。
【解決手段】フリー層18は、トンネルバリア層17の側から第1の強磁性層、挿入層および第2の強磁性層が順に積層された複合構造を有する。第1の強磁性層は、CoFe合金、または、そのCoFe合金にNiなどを添加してなる合金を含み、かつ、正の磁歪定数を有する。挿入層は、Fe,CoおよびNiから選択される少なくとも一種の磁性元素と、Ta,Ti,W,Zr,Hf,Nb,Mo,V,MgおよびCrから選択される少なくとも一種の非磁性元素とを含む。第2の強磁性層は、CoFeやNiFeなどからなり、負の磁歪定数を有する。 (もっと読む)


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