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Fターム[5H017EE03]の内容

電池用電極の担体又は集電体 (15,912) | 担体、集電体の材料 (3,526) | 金属、合金、金属酸化物 (2,840) |  (213) | カルシウムを含むもの (94)

Fターム[5H017EE03]に分類される特許

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【構成】 液式の鉛蓄電池は、Pb-Ca-Sn系合金の圧延シートをエキスパンド加工または打ち抜き加工した負極格子に負極活物質を充填した負極板と、正極板と、電解液と、複数の負極板の耳部が溶接されたPb-Sb系合金の負極ストラップと、正極ストラップとを備えている。複数の負極板の耳部の合計厚さL2と負極ストラップの長さL1との比L2/L1を0.22以上0.34以下とする。
【効果】 PSOC下での負極格子の耳痩せを抑制できる。 (もっと読む)


【構成】
正極格子と正極活物質とから成る正極板と、負極格子と負極活物質とから成る負極板と、電解液とを備える鉛蓄電池での、負極活物質は、化成済み負極活物質の乾燥時重量を基準として水銀圧入法で測定した全細孔容積が0.15cm3/g〜0.20cm3/gで、負極活物質の全細孔中で細孔直径が0.01μm〜1μmの細孔が占める割合が50vol%以上である。
【効果】
ハイレート充放電に対するサイクル寿命性能が向上する。 (もっと読む)


【課題】三次元網目構造を備えた新たなアルミニウム等の金属多孔体を電池用電極に効果的に利用するための構造を提供する。
【解決手段】負極にアルカリ金属、アルカリ土類金属およびアルミニウムからなる群から選ばれる1種類の金属を用い、正極活物質として酸化物または硫化物もしくはこれらの混合物を用いる二次電池であって、三次元網目構造を有するアルミニウム多孔体を正極集電体として用いた電池とした。前記アルミニウム多孔体は、三次元網目状に構成され、内部に空洞を有する略三角柱状のアルミニウム骨格であり、網目内空孔部に正極活物質を担持させると良い。 (もっと読む)


【構成】
鉛-カルシウム-錫系合金から成る正極格子と、耳部の表面に鉛-錫-X系合金層を備えている鉛-カルシウム系合金または鉛-カルシウム-錫系合金から成る負極格子とを有する鉛蓄電池。ここでXはヒ素,銀,及びセレンから成る群の少なくとも一種類の元素を表す。
【効果】
鉛蓄電池の負極耳部表面の鉛-錫系合金での、錫リッチなβ相の粗大化を抑制することにより、負極の耳痩せを抑制する。 (もっと読む)


【課題】寿命性能が顕著に向上し、減液が抑制された鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】正負極格子がPb-Ca-Sn系合金からなり、正負極接続部材がSbが5000質量ppm以下(実質的に0の場合も含む)である鉛合金からなる鉛蓄電池において、電解液中にアルミニウムイオンを0.02〜0.2mol/L添加し、かつ正極活物質、負極活物質ないしは電解液中に、Sb、Ni、Ag、Cu、Mo、Teからなる群より選ばれる1つ以上の元素またはその化合物を添加(添加量は、負極活物質質量比で、Sb元素の量が100〜1000質量ppm、Ni元素、Ag元素もしくはMo元素の量が10〜100質量ppm、Cu元素の量が20〜200質量ppm、またはTe元素の量が5〜50質量ppm、2つ以上添加する場合は、Sb換算添加量が100〜1000質量ppm)したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】正極集電耳と正極ストラップとの接合部の、特に振動による断線を抑制すること。
【解決手段】正極集電耳の正極ストラップとの接合の結晶組織において、正極集電耳の長手方向に配向した結晶組織からなる第1の領域が形成され、正極集電耳の先端部において、結晶粒の正極集電耳の厚み方向の寸法を結晶粒径とした際に、この第1の領域に連続した領域であり、かつ、第1の領域の平均結晶粒径よりも大きな平均結晶粒径を有し、かつ、正極集電耳の長手方向に配列した結晶組織からなる第2の領域とを形成し、この第2の領域に連続して、特定の方向に配向しない結晶組織からなる第3の領域とが配置される。 (もっと読む)


【課題】鉛蓄電池において、フレームアレスタとして配置した多孔質フィルタの目詰まりを抑制し、多孔質フィルタに並列に配置した圧力開放弁が安定動作する信頼性に優れた鉛蓄電池とその排気栓を提供する。
【解決手段】鉛蓄電池の液口に装着される排気栓の内部を間隙によって連通した4以上の排気室に分割し、電池側に連通する排気室から一つ以上の排気室を隔てて配置された排気室に2つの開口部を設け、一方の開口部を覆うように多孔質フィルタを配置し、他方の開口部には排気筒を形成して、その先端にキャップ状弁体が装着される。多孔質フィルタに対向する側の開口部の開口面積Sは、多孔質フィルタの底面積D未満に制限され、排気筒に対応する開口部の開口面積は、内周面積より小さく制限する。 (もっと読む)


【課題】極板が電解液に浸漬され、正負両極の集電体がカルシウムを含む鉛合金からなる鉛蓄電池において、負極側の集電耳とストラップとの接合部およびストラップ本体の腐食を抑制しつつ、過放電後の容量回復性を改善した鉛蓄電池を提供すること。
【解決手段】正負両極のストラップ、正極接続部品および負極接続部品は、いずれも少なくともその一部が電解液に浸漬され、正負両極のストラップ、正極接続部品をアンチモン含有量が0.01質量%以下に制限された鉛もしくは鉛合金で構成し、負極接続部品を0.5質量%以上のアンチモンを含む鉛もしくは鉛合金で構成する。本発明によれば、負極側の腐食を抑制し、かつ過放電後の容量回復性が顕著に改善される。 (もっと読む)


【課題】内側の骨が露出することなく、充填面と反対側へのペースト状活物質の、良好な充填性を持つ、鉛蓄電池用格子基板及びこの格子基板を用いた鉛蓄電池を、提供する。
【解決手段】枠骨1と、この枠骨内部に配置され、格子を形成する縦骨及び横骨とを備えた鉛蓄電池用格子基板である。前記縦骨及び/又は横骨の厚みを枠骨1の厚みより薄くし、前記縦骨及び横骨の全てを、枠骨1の厚みの範囲内とし、かつ枠骨1により形成される一方の面と離間を有して配置したものである。 (もっと読む)


【課題】サイクル寿命が顕著に向上し、減液が抑制され、負極耳痩せが抑制された鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】正および負極格子は実質的にSbを含まないPb−Ca−Sn系合金からなり、正および負極接続部材はSbが5000質量ppm以下(実質的に0の場合も含む)である鉛合金からなる鉛蓄電池において、Ni、Cu、Mo、Ag、及びTeよりなる群から選ばれる一種以上のPbよりも水素過電圧が低い元素を負極活物質中または電解液中に添加したことを特徴とする。さらに、負極活物質中にカーボンを添加することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】鉛蓄電池のポジティブグリッドの作製において使用され得、自動車の内部環境の高温腐食に抵抗し得る鉛合金を提供すること。
【解決手段】以下の組成を有するカルシウム、スズ、および銀を含む鉛ベースの合金から作製される鉛蓄電池グリッド:0.06%を超えて0.082%未満のカルシウム、1.0%を超えて1.2%未満のスズ、0.005%と0.020%との間の銀、および必要に応じて0.025%までのアルミニウムを含む。腐食抵抗性を増大し、そしてグリッドの成長を減少するために、このグリッドは、銀に相補的な合金元素として、および銀の一部の代わりとして、必要に応じて0.005%〜0.05%の銅を含み得るが、ただし、銀の含有量は0.005%を下回らず、そしてわずか微量のアルミニウムが存在する。 (もっと読む)


【課題】Pb−Ca−Sn−Ba系鉛基合金基板を用い、正極板を袋状セパレータに収納し、電槽の内壁または/及び仕切壁に3.0〜7.0mmのリブを設けることで、電解液の成層化減少を抑制することが可能であり長寿命の鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】正極にPb−Ca−Sn−Ba系鉛基合金基板を用い、負極板と袋状セパレータに収納された正極板とを交互に積層して極板群とし、前記極板群の端板の少なくとも一方を負極板とし、該極板群を電槽に収納し、前記電槽に電解液を注入して化成を施してなる鉛蓄電池において、前記電槽を構成する内壁及び仕切壁の内、少なくとも極板群の積層方向に対し水平方向に突出するリブを設け、且つ、前記リブの高さを3.0〜7.0mmとすることを特徴とする液式鉛蓄電池。 (もっと読む)


【課題】振動を受ける条件下で使用されても寿命低下が抑制された、長寿命の鉛蓄電池を提供すること。
【解決手段】エキスパンド格子を備えた正極板と袋状セパレータに収納された負極板とを交互に重ね合わせた極板群を具備した鉛蓄電池において、袋状セパレータの外表面の中央部に突出高さT1で、第1の縦リブを複数形成し、正極板の側部が対向する部分に、突出高さT2で第2の縦リブを形成し、T2<T1、かつT2≧0.2mm以上であり、好ましくは、0.4T1≦T2≦0.90T1とすることで、振動によっても長寿命の鉛蓄電池を得ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】自動車用鉛蓄電池は性能の問題上、電池内部からSbを完全に除去することは難しい。しかし、Sbは負極に析出して水の電気分解を促進させ、電解液の減少が増加させる。そのため、メンテナンスフリー性を維持し、電池を長寿命化にする対策が求められている。
【解決手段】正極および負極格子がPb−Ca系合金で形成された鉛蓄電池であって、Sb含有量が1.0wt%〜10wt%のPb−Sb系合金層を正極格子表面の活物質に接する面の少なくとも一部に備え、電解液中に0.5ppm〜800ppmのBiイオンが含まれていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】活物質との密着性を確保しつつ、エキスパンド加工時において格子骨の切断が生じにくいエキスパンド格子を有するペースト式鉛蓄電池を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のペースト式鉛蓄電池は、鉛−カルシウム系合金からなり、格子骨からなる略菱目状の網目部の下部に下枠骨を設けたエキスパンド格子を正極に用い、下枠骨に当接する略菱目の下部2辺を除いて、格子骨の表面の少なくとも1面にアンチモン、スズ、銀の少なくとも一つの元素を含ませたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】圧延板の基板成型加工を容易にし、鉛蓄電池における正極の性能低下に起因する寿命性能が大幅に改善しえる鉛蓄電池用基板の製造方法を提供することを目的とすることを課題とする。
【解決手段】Pb−Ca−Sn系鉛合金の鋳塊を圧延し、この鉛合金圧延シートを280℃〜前記シートの融点の間の温度で15分以上加熱処理を施した後、168時間以内にエキスパンドまたは打ち抜き法により基板の成型加工を施し、その後に時効を行うことを特徴とする鉛蓄電池用基板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】Pb−Ca合金の鉛蓄電池正極エキスパンド用圧延鉛合金シート表面にPb−Sb−Ag合金の表面層を圧延一体化により形成する際に、Pb−Sb−Ag合金の微小な剥離が発生し、エキスパンド加工時における格子骨切断やクラック発生の要因となっていた。このようなシートを用いた鉛蓄電池用正極板を使用した鉛蓄電池は、正極の劣化によって、短寿命が発生していた。
【解決手段】Pb−Ca合金シート上にPb−Sb−Ag合金シートを重ね合わせて一体化する際に、Pb−Ca合金シート1の厚みをt1、Pb−Sb−Ag合金シートの厚みをt2とし、これら2種のシートを重ね合わせた直後に行なう圧延ローラによる圧延において、この圧延ローラを通過した直後の圧延鉛合金シートの厚みをTとしたときに、比率K(=T/(t1+t2))を0.55以上、0.83以下とする。 (もっと読む)


【課題】正極活物質の利用率の向上が図れ、長期に亘って寿命性能を確保できる制御弁式鉛蓄電池を提供することを課題とする。
【解決手段】水及び希硫酸を混練してなる活物質ペーストを、カルシウム系合金からなる格子基板に充填してなる正極板と、正極板と同様にして作製した負極板とを積層する際、ガラス繊維を抄造してなるリテーナマットを介して構成する制御弁式鉛蓄電池において、前記正極板は、正極活物質に、該正極活物質に対しシリカを主成分とする平均粒径2.0〜30.0μmの造孔剤を0.1〜3.0重量%含有してなることを特徴とする制御弁式鉛蓄電池。 (もっと読む)


【課題】充放電深度の大きい充放電サイクル後でも、優れた出力特性を発揮する鉛蓄電池用電極ならびに鉛蓄電池用電極の製造方法及び鉛蓄電池を提供する。
【解決手段】鉛活物質層3aと炭素活物質層3b、及び集電体4からなる鉛蓄電池用電極であって、前記鉛活物質層と前記炭素活物質層の間に接着剤層5が存在することを特徴とする鉛蓄電池用電極である。該集電体は格子状であり、且つ該接着剤層は導電性フィラーとハロゲン系重合体及び/又はジエン系重合体を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】正極のエキスパンド格子体が腐食により上下に延びて、格子体の上枠骨部が負極板に接触することにより極板間短絡が生じるのを防ぐ。
【解決手段】エキスパンド格子体2に活物質3を充填して構成した正極板1と負極板とを備えた鉛蓄電池において、正極板1の一部に、極板の高さ方向に一定の寸法Wを有し、極板の幅方向の全長に亘って伸びる活物質未充填部100を設ける。格子体2が腐食により上下に延びようとしたときに、活物質未充填部100を収縮させて格子体の伸びを吸収し、格子体の上枠骨部202が上方に跳ね上がって負極板の耳部に接触するのを防ぐ。 (もっと読む)


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