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Fターム[5H017HH08]の内容

Fターム[5H017HH08]に分類される特許

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【課題】二次電池電極用の芯材、例えば正極ではアルミニウム硬箔の表面に圧延のときの潤滑油が残留していると、芯材に塗布した合材の境界部の両端が波状に形成されて、塗布開始部に盛り上がりが生じたり、圧延工程での過剰な密度化によるキレや、合材脱落が発生して電池の性能ならびに生産性を低下させる。
【解決手段】芯材への合材の塗布工程に先駆けて、箔圧延後のアルミニウム硬箔にダメージを与えることなく表層の油分を浮遊させて分解する水または非水溶媒(例えばアルコール系、ケトン系、エーテル系、酸、アルカリ等)で間欠的に洗浄してアルミニウム硬箔を脱脂・乾燥した後に、アルミニウム硬箔の洗浄部に合材を間欠的に塗布することにより、アルミニウム硬箔への合材の塗布ムラをなくして、電池の性能および生産性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】多孔性ニッケル焼結基板の表面に、効率的かつ均一に高次コバルト酸化物を被覆して、特性の優れたアルカリ蓄電池用水酸化ニッケル正極を安定に提供する。
【解決手段】本発明のアルカリ蓄電池用ニッケル正極の製造方法は、多孔性ニッケル焼結基板を硝酸コバルト水溶液中に浸漬した後で乾燥する第1の工程と、多孔性ニッケル焼結基板をアルカリ水溶液中に浸漬することにより硝酸コバルトを水酸化コバルトにする第2の工程と、多孔性ニッケル焼結基板を炉内で所定温度に加熱することにより水酸化コバルトを酸化コバルトにする第3の工程と、多孔性ニッケル焼結基板を酸性ニッケル塩含浸液に浸漬してニッケル塩を定着させる第4の工程とを含み、第3の工程を、炉内を加熱する加熱段階と、所定温度に保ちつつ炉内を加湿する加湿段階と、所定温度に保ちつつ炉内を除湿する除湿段階と、炉内を冷却する冷却段階とから構成したことを特徴とする (もっと読む)


【課題】 優れた導電性と水蒸気バリアー性を有し、特に金属板との接着性に優れた導電性フィルム、及び金属材料と接着させ各種電池の正極板、負極板、集電体、端子などに使用した場合、金属材料に耐食性を付与し、電池の内部抵抗の増加や金属溶出による電池性能の低下を防止する導電性フィルムを提供する。
【解決手段】 熱可塑性樹脂に導電剤を混合してなる導電性樹脂層と、接着性を付与した熱可塑性樹脂に導電剤を混合してなる導電性接着層とを有する。 (もっと読む)


【課題】密度が低く、ニードルパンチを用いなくても導電性に優れた重畳導電材の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、母材用繊維を含む混合綿1から帯状のウェブ5を形成するウェブ形成工程Aと、ウェブ5を長手方向に繰り返し折畳んで面同士を重ね合わせた重畳体6とする折畳み工程Bと、重畳体6を焼成する焼成工程と、を備える重畳導電材100の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム箔の表面に付着している潤滑剤の残油を、強度を低下させることなく脱脂し、コーティング材の塗工性を向上させることにより、サイクル特性に優れたリチウムイオン二次電池を提供する。
【解決手段】電池用極板芯材等に使われるアルミニウム箔の脱脂方法として、箔圧延後のアルミニウム箔に対して100〜200℃で5〜15分間保持した低温熱処理を施すことにより脱脂する。前記低温熱処理はコイル状の箔を処理炉に連続的に通すことにより処理を施す。 (もっと読む)


【課題】負極集電体の表面構造に改良を施し、二次電池構築後の初期における自己放電を抑制して所望する出力を維持し得る二次電池を提供すること。
【解決手段】本発明により提供される二次電池は、負極集電体40の本体が金属により構成されており、負極集電体の表面部のうち負極活物質層45が形成されていない部分42には前記金属の酸化物から成る酸化物層43が形成されており、且つ、該酸化物層と同じ性状の酸化物層は前記負極集電体の負極活物質層形成部分には形成されていないことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】集電体の構成元素の活物質層への拡散を抑制する。
【解決手段】集電体と、集電体の表面に形成された中間層と、中間層の延長に形成された活物質層とを含み、集電体は、シリコンと合金を形成可能な金属を含み、活物質層は、シリコンを含む活物質を含み、中間層は、シリコンと酸素とを含み、中間層は、シリコンと合金を形成可能な金属が活物質層中に拡散するのを抑制している、リチウムイオン二次電池用負極。 (もっと読む)


【課題】高い放電容量を有しながら充放電を繰り返しても集電体であるCu箔またはCu合金箔から活物質が剥離、脱落することなく、サイクル特性に優れたリチウムイオン二次電池用負極の製造方法を提供する。
【解決手段】Cu箔またはCu合金箔からなる負極集電体2の表面にSnめっきを施した後、所定の熱処理を施してSnめっきをCu−Sn合金化することにより、Cu−Sn合金層3を形成してリチウムイオン二次電池用負極1を製造する方法において、負極集電体2の表面にSnめっきを施す前に、その表面にプラズマ処理を施す方法である。 (もっと読む)


【課題】二次電池を効率良く加熱して、二次電池の出力特性を向上させることができる二次電池システムを提供する。
【解決手段】本発明の二次電池システム200は、二次電池100と、二次電池100の第1近接部110bを加熱する第1発熱体210と、第2近接部110cを加熱する第2発熱体220と、第1近接部110bの温度に応じた第1近接部温度信号を出力する第1温度検知素子230と、第2近接部110cの温度に応じた第2近接部温度信号を出力する第2温度検知素子240と、第1近接部温度信号と第2近接部温度信号とに基づいて、第1発熱体210及び第2発熱体220による加熱を制御し、第1近接部110bと第2近接部110cの温度差を小さくする制御装置250とを備えている。 (もっと読む)


【課題】二次電池において充放電を繰り返しても、良好な高レート特性を維持することができるリチウム二次電池用負極材を提供する。
【解決手段】多孔質構造を有する多孔質支持体3,13と、多孔質支持体3,13に担持される、リチウムを含む負極活物質5とを備える。上記構成により、負極表面積が増大して電池内部抵抗が減少し、高率放電特性が向上する。また多孔質支持体の材料・構成の最適化によりサイクル放電特性・耐熱性等の向上が図れる。電解質は液体電解質・固体電解質いずれも適用可能である。 (もっと読む)


【課題】 外部短絡時の安全性に優れた非水電解液電池を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の非水電解質電池は、外装材と、非水電解質と、正極層と、正極集
電体と、正極集電体の一部が延出した正極タブと、一端が正極タブに接続され、他端が外
装材の外に延出した正極リードと、リチウム吸蔵・放出電位が0.4V(vs Li/Li+)より貴
である負極活物質を含む負極層と、負極集電体と、負極集電体の一部が延出した負極タブ
と、一端が負極タブに接続され、他端が外装材の外に延出した負極リードと、を具備し、
正負極のタブおよびリードは、夫々、アルミニウムもしくはアルミニウム合金で形成され
、正極タブの総断面積は、正極リードの最小断面積より大きく、負極タブの総断面積は、
負極リードの最小断面積より大きいことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】導電性多孔質セラミックスの製造法において、製膜原液中に添加される珪素化チタンTiSi2粉末粒子の平均粒子径が大きいものが用いられる場合にあってもあるいは珪素化チタンTiSi2粉末の充填濃度が高い場合にあっても、製膜原液中のこの珪素化チタン粉末の分散性が改善され、その結果得られる導電性多孔質セラミックス、特に中空糸膜状導電性多孔質セラミックスのハンドリング強度をさらに改善せしめる方法を提供する。
【解決手段】珪素化チタンTiSi2粉末を高分子物質および塩基性高分子型分散剤の有機溶媒溶液中に高充填した製膜原液から複合膜を製膜し、得られた複合膜を焼成し、その際少くとも400℃以上の加熱温度範囲では真空または不活性雰囲気環境下で焼成することによって、珪素化チタンTiSiを主成分として形成される導電性多孔質セラミックスを製造する。導電性多孔質セラミックスは、好ましくは中空糸膜状として形成される。 (もっと読む)


【課題】高い充放電容量、良好な充放電サイクル特性を持ち、高エネルギー密度を有する非水二次電池を提供する。
【解決手段】リチウム含有遷移金属酸化物である正極活物質と、リチウムを吸蔵・放出可能な複合酸化物または複合カルコゲン負極材料とリチウム金属塩を含む非水電解質よりなるシリンダー型非水二次電池において、該正極活物質が塗布された集電体シート(正極シート)と該負極材料が塗布された集電体シート(負極シート)およびセパレーターが渦巻き状に巻回された巻回群中にリチウムを主体とした金属箔があらかじめ貼付することにより高い放電容量、良好な充電サイクル特性を得る。 (もっと読む)


【課題】未塗布部に端子部材を超音波溶接するときの粉塵の発生を抑えること。
【解決手段】リチウムイオン電池1を製造するには、第1工程で、長尺な正極集電体11の表面の巾方向の一部に正極活物質を含有する正極合剤層12等を長尺方向に連続塗工し、巾方向残部に長尺方向に延びる未塗布部7を残した帯状素材13を形成する。第2工程で、帯状素材13にスリット14を形成する。第3工程で、二分割した帯状素材13Aの長尺方向に張りを与えながら合剤層12と共に集電体11の両面を圧縮して正極を形成し、帯状素材13Aを圧縮した直後には未塗布部7を200℃以上の温度で焼鈍する。第4工程で、正極及び負極をセパレータを介して捲いて捲回電極16を形成する。第5工程で、捲回電極16の未塗布部7,8に端子部材4,5を超音波溶接により容易して電極体2を形成する。第6工程で、電極体2をケースに収容し、そのケースに電解液を注入する。 (もっと読む)


【課題】正極集電体や正極リードにアルミニウム材を用いた場合でも、これらの腐食に起因する電解質組成物の漏れや、サイクル維持率の低下を防止することができ、高温特性に優れた電池を提供すること。
【解決手段】リチウムを電気化学的にドープ脱ドープ可能な正極及び負極と、これら正極及び負極の間に介在する電解質と、これらを収容するフィルム状の外装部材を備えた電池において、正極リード及び正極集電体の少なくとも一方を、240℃以上、望ましくは260〜480℃の温度において、0.1時間以上、望ましくは0.5時間以上の熱処理を施したアルミニウム材から成るものとする。 (もっと読む)


【課題】 曲率を有する成膜ドラムを用いてリチウムを吸蔵・放出する活物質の薄膜を集電体上に成膜させて作製されるリチウム二次電池用電極の製造方法において、良好な充放電サイクル特性及び高体積エネルギー密度化を実現させるリチウム二次電池用電極の製造方法を提供する。
【解決手段】 図1に示されるような装置を用い、成膜後に100℃以上400℃以下の温度雰囲気下で当該電極に成膜時と逆方向の曲率を持たせ、当該電極に応力緩和処理を施すことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】安価で、確実に、優れたニッケル多孔質焼結体と芯体である鋼板との密着性が得られる二次電池電極用芯体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】穿孔された鋼板と、前記鋼板上に形成されたNiまたはNi-Fe合金からなるめっき層と、前記めっき層上に形成された導電性の炭素繊維層と、から構成された二次電池電極用芯体。 (もっと読む)


【課題】内部抵抗が低く、大容量である全固体電池を得るための製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の固体電池の製造方法は、活物質スラリーを得る工程と、固体電解質スラリーを得る工程と、集電体スラリーを得る工程と、活物質グリーンシートおよび固体電解質グリーンシートをそれぞれ形成する工程と、活物質グリーンシートの一方の面に固体電解質グリーンシートを積層して第1グリーンシート群を得、活物質グリーンシートの他方の面に、集電体スラリーを用いて、集電体グリーンシート層を形成して第2グリーンシート群を得る、グリーンシート群作製工程と、第2グリーンシート群を、酸化雰囲気中、200℃以上400℃以下で加熱する加熱工程と、加熱工程で加熱した第2グリーンシート群を、低酸素雰囲気中、加熱工程の加熱温度よりも高い焼成温度で焼成して、積層体を得る焼成工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】繰り返して行なわれる充放電サイクルによる内部抵抗の増大が少なく、サイクル特性に優れた偏平状の巻回電極体を有する非水電解質二次電池を提供すること。
【解決手段】銅箔からなる負極芯体に負極活物質合剤が設けられた負極板と正極板とをセパレータを介して巻回した偏平状の巻回電極体を有する非水電解質二次電池において、負極芯体として、銅箔を幅30cm、長さ60cmに切断し、水平な台上に静置したときの反りが生じている対向する2辺の反り上がり量の平均値Hが5mm以上の銅箔を用い、巻回電極体製造時の巻回方向を前記銅箔の反り方向に沿って巻回する。 (もっと読む)


【課題】 ケイ素及び/又はケイ素合金を含む負極活物質粒子とバインダーとを含む負極合剤層が負極集電体の表面に形成された負極を用いたリチウム二次電池において、負極合剤層を負極集電体に充分に密着させて、充放電サイクル特性を向上させる。
【解決手段】 正極1と負極2と非水電解質とを備えたリチウム二次電池において、その負極として、ケイ素及び/又はケイ素合金を含む負極活物質粒子とバインダーとを含む負極合剤層が負極集電体の表面に焼成により形成され、負極集電体の近傍におけるバインダーの割合が負極集電体から離れた位置におけるバインダーの割合の2.5倍以上になった負極を用いた。 (もっと読む)


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