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Fターム[5K046HH31]の内容

Fターム[5K046HH31]の下位に属するFターム

誤走対策 (2)
誤収束対策
発散対策 (34)

Fターム[5K046HH31]に分類される特許

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【課題】エコー除去装置の性能の改善を図る。
【解決手段】伝送路推定値を確定部、保留部および更新部に分ける。伝送路推定値の更新部を、伝送路推定値の確定部、保留部および更新部の全てを用いて求められるエコー推定値からの誤差により更新する。一定期間毎に、伝送路推定値の確定部および保留部を合わせた推定値が伝送路推定値の確定部単体の推定値よりも良いと判断されるか否かにより、伝送路推定値の確定部、保留部および更新部を更新する。良いと判断されるときのみ、保留部を確定部に累積加算する。更新部を保留部に代入する。また、良いと判断されるとき、確定部、保留部および更新部の全てを用いて求められるエコー推定値からの誤差を出力として選択し、良くないと判断されるとき、確定部のみを用いて求められるエコー推定値からの誤差を出力として選択する。 (もっと読む)


【課題】同一ケーブルに複数接続される通信装置におけるエコーキャンセル装置における、トレーニングモード、トラッキングモードにおける適応フィルタのフィルタ係数の安定した収束を達成する。
【解決手段】動作モード制御部により、動作モードを指令し、そのトレーニング指令を受信することにより他の通信装置からの近端漏話エコーに対応する適応フィルタのフィルタ係数の更新を停止すると共に、当該通信装置の送信エコーに対応する適応フィルタのフィルタ係数更新動作をさせ、トラッキングモード指令の受信と参照信号有りの受信の条件により各適応フィルタのフィルタ係数更新動作をさせるフィルタ制御部を備える。 (もっと読む)


【課題】高いエコー抑制比(ESR:echo supression ratio)レベルを達成する。
【解決手段】スピーカ102はスピーカ信号x(t)を受信する。マイクロフォン104は、ローカル信号s(t)とエコー信号x(t)を含むマイクロフォン信号d(t)を受け取る。エコー信号x(t)は、スピーカ信号x(t)に依存する。マイクロフォン信号d(t)は、互いに相補的なエコーキャンセレーション特性を有する第1適応フィルタ、および第2適応フィルタによって、パラレルにフィルタリング処理される。最小エコー出力e(t)は、第1適応フィルタからの出力e(t)と、第2適応フィルタからの出力e(t)か決定される。最小エコー出力のエネルギはより小さく、最小エコー出力とスピーカ信号x(t)との間の相関はより小さい。そして、マイクロフォン出力が、最小エコー出力e(t)を用いて生成される。 (もっと読む)


【課題】マルチパスやSFN中継方式において用いられる干渉波信号キャンセラは、適応フィルタによって干渉波と同一特性の信号を生成し、それを所望波信号と干渉波信号とが混在した受信信号から減ずることにより、干渉波信号の影響を除去している。しかし、受信信号には、フェージングによる変働か発生する場合もあり、干渉波信号キャンセラ側では、このような変動にも追従する必要がある。
【解決手段】適応フィルタの係数及びキャンセル誤差から、極座標系で干渉波の位相変動やレベル変動を検出し、推定変動量を直交座標系算出結果若しくは極座標系算出結果から、選択若しくは合成することによって、高速な位相変動にも追従し、かつ、振幅変動が激しいときにも追従する。 (もっと読む)


【課題】 適応アルゴリズムにおいては、導かれた収束条件の一つが実際には観測できない相関低減信号を未知系に送出したときの同定誤差で構成されている。そのような場合は、適応フィルタの係数の安定した収束を保証することができない。
【解決手段】 本願のFIR型適応フィルタの更新ベクトルは、分子ベクトルを正規化分母で除し、ステップサイズを乗ずることによって作成される。分子ベクトルは、第2ベクトルに、誤差信号ejを乗ずることによって作成され、正規化分母は、第1ベクトルと第2ベクトルとの内積であり、第1ベクトルは、参照信号ベクトルxjであり、第2ベクトルは、参照信号ベクトルxjに、参照信号ベクトルxjから相関成分を低減させた相関低減信号ベクトルx’jを加えて得られる。 (もっと読む)


【課題】 特性が未知である複数の伝搬路が組み合わされることによって構成されるマルチチャンネル系を適応フィルタを用いて同定しようとするとき、未知系が残響特性を有し、送出される信号が有色成分を示すような場合は、未知系の推定が遅延化してしまう。
【解決手段】 マルチチャンネルシステム同定装置は、各入力チャンネルから各出力チャンネルに至るインパルス応答をそれぞれ模擬するFIRフィルタを適応アルゴリズムによって更新する。この更新において、参照信号の相関成分を低減させたベクトルを用いる。 (もっと読む)


【課題】外乱の変動による影響を抑える。
【解決手段】複数の適応フィルタ(3−n)は、異なる更新量が設定されており、設定された更新量に応じて、フィルタ係数を逐次決定する。適応フィルタ評価手段5は、複数の適応フィルタ(3−n)各々について更新ベクトルの大きさを算出し、算出された更新ベクトルの大きさが所定の基準を満たしているかどうかを判定する。係数設定手段6は、適応フィルタ評価手段5による判定結果に応じて、その時点で最も適している適応フィルタ(3−n)を選択し、半固定フィルタ4に設定する。 (もっと読む)


【課題】外乱に対する安定性の低下を抑え、更に入力信号が有色であっても収束速度が低下しない適応フィルタの制御装置及び制御方法を提供する。
【解決手段】フィルタ部20の希望応答とする信号或いはその希望応答に外乱の重畳された信号である希望応答信号「d(t)」と同フィルタの出力信号「y(t)」との偏差「e(t)」に基づいてフィルタ係数「w(t)」を周期的に更新する適応フィルタ10の制御装置30として、フィルタ部20の入力信号「x(t)」に基づきそれぞれ生成されたP個のベクトルを要素とするベクトル系列を生成して出力するベクトル系列出力部31と、過去P点の偏差「e(t)」の非線形変換値のそれぞれを要素とするスカラ系列を生成して出力するスカラ系列出力部32と、ベクトル系列及びスカラ系列に基づき更新量を算出してフィルタ係数「w*(t)」の更新を行うフィルタ係数更新部33と、を備える。 (もっと読む)


【課題】その時点で最も適している適応フィルタの係数を用いる。
【解決手段】複数の適応フィルタ(3−n)は、異なる更新量が設定されており、設定された更新量に応じて、フィルタ係数を逐次決定する。更新量が大きい適応フィルタ(3−n)は、フィルタ係数の収束が速いがフィルタ係数は崩れやすく、更新量の小さい適応フィルタ(3−n)は、フィルタ係数が崩れにくいが収束は遅いという特徴がある。適応フィルタ判定手段5は、複数の適応フィルタ(3−n)各々についてエコー消去量を算出し、算出されたエコー消去量が所定の基準を満たしているかどうかを判定する。係数設定手段6は、適応フィルタ判定手段5による判定結果に応じて、その時点で最も適している適応フィルタ(3−n)を選択し、半固定フィルタ4に設定する。これにより、その時点で最も適したフィルタ係数が選択される。 (もっと読む)


【課題】適切に適応フィルタに適応動作を行わせる「車載オーディオ処理装置」を提供する。
【解決手段】状態情報入力インタフェース46がナビゲーション装置12やECU11やセンサ10から収集した自動車の状態情報に基づいて、SN比推定部45はマイク出力信号に含まれるオーディオ機器出力音y(j)の成分とノイズ音n(j)の成分のパワーの比のレベルをSN比レベルとして推定し、伝達関数変動量推定部44はオーディオ機器出力音信号伝達系の伝達関数の変動量のレベルを推定する。そして、適応特性制御部43は、SN比レベルと伝達関数の変動量のレベルに応じて、適応フィルタ41の係数更新部412が実行するFIRフィルタ411のタップ係数の係数更新動作の特性、すなわち、適応フィルタ41の適応(学習)特性を制御する。 (もっと読む)


【課題】適応フィルタ7の適応速度が急速であると、エコー・キャンセラ動作が誤適応しやすく、エコーが大きくなった場合、有害なエコー信号と有効な受話信号の区別がつかず、ブロッキング現象が発生する。その現象によりエコーを受話信号と誤認し、再適応動作が進行しなくなり動作不安定となる。適応速度を緩やかにすると、動作は安定にはなるが、適応動作の収束までに時間がかかる。短時間に安定に適応動作の収束を得ること。
【解決手段】適応フィルタ7の適応収束速度を減速と加速に分け、適応動作の初期においては適応速度を加速して急速にし、収束するにしたがい適応速度を減速して緩やかに収束するように制御した。再適応動作の初期には適応速度を加速し、送話有音の継続時間が長くなるのに応じて、結合量推定値を徐々に大きくし、適応計算の最適値に近づけるように制御することにした。
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【課題】サンプリングから次のサンプリングまでに複数回の学習処理を行う際に、遅延の少ない部分のリファレンス信号と、遅延の多い部分のリファレンス信号を同じ頻度で使用すると、音響空間の伝達特性が変化しているので、遅延の多い部分のリファレンス信号に基づく伝達特性に近づけても、実際に動作している伝達特性と差が起こり、不安定性になりやすい。
【解決手段】リファレンス信号蓄積部6の遅延の少ない部分と遅延の多い部分を、遅延にのリファレンス信号を同じ頻度で使用するのではなく、更新頻度制御部10でリファレンス信号の遅延の大きさに応じてフィルタ係数蓄積部6のフィルタ係数をフィルタ係数更新部で更新することにより、最新の音響空間の伝達特性を反映することができ、実際の音響空間の伝達特性と近いフィルタの伝達特性が得られ、エコー消去量が大きく、安定した音響エコーキャンセラが得られる。 (もっと読む)


エコーキャンセラー回路(10)のダウンリンクアクティビティ及びダブルトーク発生確率検出器、及び方法によって、エコーキャンセラー適応フィルタ(300)の安定性を向上させ、かつポストエコーキャンセラーアップリンクデータ(388)の減衰を改善する。エコーキャンセラー回路(10)は、ダウンリンクアクティビティ及びダブルトーク発生確率データ生成器(30)と、そしてエコーキャンセラー部(20)と、を備える。ダウンリンクアクティビティ及びダブルトーク発生確率データ生成器(30)は、プリエコーキャンセラーアップリンクデータ(40)及びダウンリンクデータ(50)を受信し、それに従ってダブルトーク発生確率データ(60)及びダウンリンクアクティビティデータ(70)を生成する。エコーキャンセラー部(20)は、ダウンリンクデータ(50)、プリエコーキャンセラーアップリンクデータ(40)、ダブルトーク発生確率データ(60)、及びダウンリンクアクティビティデータ(70)を受信し、それに従ってアップリンクデータ(80)を生成する。
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